クラウドファンディングを活用した市民参加型研究「みんなのミドリムシプロジェクト2020」を開始します
[20/06/25]
提供元:PRTIMES
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株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充、以下、「ユーグレナ社」)は、クラウドファンディングを活用し、日本全国の『ご当地ミドリムシ』を収集して研究する市民参加型研究「みんなのミドリムシプロジェクト2020」を、2020年6月25日(木)から開始することをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-216979-0.jpg ]
ユーグレナ社は、2018年4月1日から国立研究開発法人理化学研究所(以下、「理化学研究所」)と共同研究チームを設置し※1、微細藻類のバイオ燃料増産のための革新的生産介入技術の開発を進めてきました。本チームでの研究の一環として、2019年4月から「みんなのミドリムシプロジェクト」にて、さまざまな形質を持つミドリムシ(以下、「新規形質株」)の収集と、集められた新規形質株の産業利用の可能性発見に向けた研究を実施しています※2。2019年度には理化学研究所が主催するクラウドファンディングシステム※3によりプロジェクト実行のための寄附金を募集し、さらに、全国の高校生の協力のもと、日本全国の湖沼におけるミドリムシのサンプリングを実施し、『ご当地ミドリムシ』を収集しました※4。現在は、集まった『ご当地ミドリムシ』の各種解析を行いながら、ヘルスケア領域や燃料分野における活用可能性を検討しています。
※1 「産業界との融合的連携研究制度」による共同微細藻類生産制御技術研究チーム(2018年4月〜2023年3月予定)
※2 2019年4月3日のリリース https://www.euglena.jp/news/20190403/
※3 理化学研究所が『未来を共につくる研究課題』の募集として、あらかじめ研究テーマ・プロジェクトなどの使途を特定し、寄付金による支援を募集するシステム
※4 2019年度の活動報告の詳細はこちら
[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-593194-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-761934-2.jpg ]
このたび、2019年度の「みんなのミドリムシプロジェクト」で得た成果・手法を発展させることも目的に、「みんなのミドリムシプロジェクト2020」をユーグレナ社主催で実施することとなりました。より広い地域で多くのミドリムシを回収し、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指します。
詳細は以下のとおりです。
「みんなのミドリムシプロジェクト2020」について
■目的
「みんなのミドリムシプロジェクト2020」では、日本全国の『ご当地ミドリムシ』の収集と、収集した『ご当地ミドリムシ』の解析等の研究を実施し、産業利用の可能性を検討します。また、「みんなのミドリムシプロジェクト2020」を通して、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指します。
■実施内容
本プロジェクトではacademist※5のクラウドファンディングシステムを利用し、プロジェクトに対する支援金(募集額50万円)を寄付型クラウドファンディングにて募集します。集まった支援金の一部で作成したミドリムシ収集のための採水キットを本プロジェクトの研究に参加を希望するサポーター※6に配布し、日本全国の湖沼における『ご当地ミドリムシ』のサンプリングを依頼します。
※5 academistは、日本で初めての研究費獲得に特化したクラウドファンディング・プラットフォームです
※6 2019年度に実施した「みんなのミドリムシプロジェクト」ではサンプリングを高校単位で募集しましたが、2020年度は新型コロナウイルスの影響を鑑みて、家族単位での募集とさせていただきます
[画像4: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-301838-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-202740-4.png ]
収集された『ご当地ミドリムシ』は、ユーグレナ社と理化学研究所の共同研究チームにて、新規形質株の特定とライブラリ化、ならびに分子系統解析、形質解析、遺伝子発現解析を実施し、解析結果を用いてバイオ燃料やヘルスケアなどの研究開発への活用を検討します。なお、クラウドファンディングにて支援いただくサポーターには、ミドリムシを収集する採水キットの提供の他に、支援金額に応じて缶バッジ、Tシャツなどのノベルティーの配布、最終報告の送付、クラウドシステムによる研究結果の提供、講演会への招待などをクラウドファンディングのリターンとして提供予定です。
■参加方法
academistのクラウドファンディングシステムで「みんなのミドリムシプロジェクト2020」に対する支援をいただくことで、本プロジェクトへの参加が可能です。参加者のうち、ミドリムシの収集を希望される方には採水キットが送付され、ミドリムシの実際の収集に参加いただけます。ミドリムシの収集に参加せず、ノベルティーのみをご希望される方も参加可能です。
当企画および参加に関する詳細は、以下academistのHP をご覧ください。
https://academist-cf.com/projects/180
■スケジュール(予定)
・2020年6月25日〜7月30日:クラウドファンディングによる資金募集
・2020年8月:『ご当地ミドリムシ』獲得のための水サンプル収集
・2020年9月〜2021年2月:ミドリムシの獲得・各種解析
・2021年3月:サポーターへの最終報告書のご送付、学会等における発表
<ユーグレナ(和名:ミドリムシ)について>
石垣島ユーグレナは、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、動物と植物の両方の特徴を持っており、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。なお、ユーグレナ特有の成分でβ-グルカンの一種であるパラミロンは、近年機能性についての研究が進み、食品や化粧品などのヘルスケア分野などでの活用が期待されています。当社は、「栄養不足」「心身の疲労」「免疫力低下」の相互関係の事実をとらえ、健康の基盤を妨げる複合的要因に着目しています。健康の基盤を妨げる要因に左右されずに、からだが本来持つ“つくる・はたらく・まもる”のサイクルを保ち、よりよい状態へ高めることで、一時的ではなく、持続的な健康を叶えることが大切であると考えています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-216979-0.jpg ]
ユーグレナ社は、2018年4月1日から国立研究開発法人理化学研究所(以下、「理化学研究所」)と共同研究チームを設置し※1、微細藻類のバイオ燃料増産のための革新的生産介入技術の開発を進めてきました。本チームでの研究の一環として、2019年4月から「みんなのミドリムシプロジェクト」にて、さまざまな形質を持つミドリムシ(以下、「新規形質株」)の収集と、集められた新規形質株の産業利用の可能性発見に向けた研究を実施しています※2。2019年度には理化学研究所が主催するクラウドファンディングシステム※3によりプロジェクト実行のための寄附金を募集し、さらに、全国の高校生の協力のもと、日本全国の湖沼におけるミドリムシのサンプリングを実施し、『ご当地ミドリムシ』を収集しました※4。現在は、集まった『ご当地ミドリムシ』の各種解析を行いながら、ヘルスケア領域や燃料分野における活用可能性を検討しています。
※1 「産業界との融合的連携研究制度」による共同微細藻類生産制御技術研究チーム(2018年4月〜2023年3月予定)
※2 2019年4月3日のリリース https://www.euglena.jp/news/20190403/
※3 理化学研究所が『未来を共につくる研究課題』の募集として、あらかじめ研究テーマ・プロジェクトなどの使途を特定し、寄付金による支援を募集するシステム
※4 2019年度の活動報告の詳細はこちら
[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-593194-1.png ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-761934-2.jpg ]
このたび、2019年度の「みんなのミドリムシプロジェクト」で得た成果・手法を発展させることも目的に、「みんなのミドリムシプロジェクト2020」をユーグレナ社主催で実施することとなりました。より広い地域で多くのミドリムシを回収し、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指します。
詳細は以下のとおりです。
「みんなのミドリムシプロジェクト2020」について
■目的
「みんなのミドリムシプロジェクト2020」では、日本全国の『ご当地ミドリムシ』の収集と、収集した『ご当地ミドリムシ』の解析等の研究を実施し、産業利用の可能性を検討します。また、「みんなのミドリムシプロジェクト2020」を通して、より多くの方に生物に触れる楽しさや研究に関わる機会の提供を目指します。
■実施内容
本プロジェクトではacademist※5のクラウドファンディングシステムを利用し、プロジェクトに対する支援金(募集額50万円)を寄付型クラウドファンディングにて募集します。集まった支援金の一部で作成したミドリムシ収集のための採水キットを本プロジェクトの研究に参加を希望するサポーター※6に配布し、日本全国の湖沼における『ご当地ミドリムシ』のサンプリングを依頼します。
※5 academistは、日本で初めての研究費獲得に特化したクラウドファンディング・プラットフォームです
※6 2019年度に実施した「みんなのミドリムシプロジェクト」ではサンプリングを高校単位で募集しましたが、2020年度は新型コロナウイルスの影響を鑑みて、家族単位での募集とさせていただきます
[画像4: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-301838-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/36462/108/resize/d36462-108-202740-4.png ]
収集された『ご当地ミドリムシ』は、ユーグレナ社と理化学研究所の共同研究チームにて、新規形質株の特定とライブラリ化、ならびに分子系統解析、形質解析、遺伝子発現解析を実施し、解析結果を用いてバイオ燃料やヘルスケアなどの研究開発への活用を検討します。なお、クラウドファンディングにて支援いただくサポーターには、ミドリムシを収集する採水キットの提供の他に、支援金額に応じて缶バッジ、Tシャツなどのノベルティーの配布、最終報告の送付、クラウドシステムによる研究結果の提供、講演会への招待などをクラウドファンディングのリターンとして提供予定です。
■参加方法
academistのクラウドファンディングシステムで「みんなのミドリムシプロジェクト2020」に対する支援をいただくことで、本プロジェクトへの参加が可能です。参加者のうち、ミドリムシの収集を希望される方には採水キットが送付され、ミドリムシの実際の収集に参加いただけます。ミドリムシの収集に参加せず、ノベルティーのみをご希望される方も参加可能です。
当企画および参加に関する詳細は、以下academistのHP をご覧ください。
https://academist-cf.com/projects/180
■スケジュール(予定)
・2020年6月25日〜7月30日:クラウドファンディングによる資金募集
・2020年8月:『ご当地ミドリムシ』獲得のための水サンプル収集
・2020年9月〜2021年2月:ミドリムシの獲得・各種解析
・2021年3月:サポーターへの最終報告書のご送付、学会等における発表
<ユーグレナ(和名:ミドリムシ)について>
石垣島ユーグレナは、ワカメや昆布、クロレラと同じ藻の一種で、動物と植物の両方の特徴を持っており、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸など59種類の栄養素をバランスよく含んでいます。なお、ユーグレナ特有の成分でβ-グルカンの一種であるパラミロンは、近年機能性についての研究が進み、食品や化粧品などのヘルスケア分野などでの活用が期待されています。当社は、「栄養不足」「心身の疲労」「免疫力低下」の相互関係の事実をとらえ、健康の基盤を妨げる複合的要因に着目しています。健康の基盤を妨げる要因に左右されずに、からだが本来持つ“つくる・はたらく・まもる”のサイクルを保ち、よりよい状態へ高めることで、一時的ではなく、持続的な健康を叶えることが大切であると考えています。