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関節リウマチの主観的症状と医師と患者さんのコミュニケーションに関する調査結果

日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市中央区、代表取締役社長:パトリック・ジョンソン以下「日本イーライリリー」)は、2017年7月7日〜8月9日、医療機関で関節リウマチと診断され、現在リウマチ専門医に通院している公益社団法人 日本リウマチ友の会に登録されている関節リウマチ患者さんを対象に、関節リウマチの主観的症状と医師と患者さんのコミュニケーションに関する調査を実施しました。900名へ郵送調査を配布し、総回収数は565名、有効回収数は461名となります。

関節リウマチは、日本での患者数が70〜80万人*2と推定され、特に、仕事や家庭など、人生のライフステージにおける重要期にある、40歳以上の女性に多くみられる疾患です。

近年、関節リウマチ治療は大きく進展し、「寛解」や「低疾患活動性」を目指し、関節破壊の抑制を介して患者さんの長期予後を改善することができる時代となりました。しかし、痛みや倦怠感、朝のこわばりといった主観的症状の改善など、生活の質(QOL)を向上するために重要なニーズが満たされていない患者さんが未だ多くいらっしゃいます。

そこで今回、日本イーライリリーでは、関節リウマチ患者さんの主観的症状の改善に対するアンメットニーズ及び医師と患者さんのコミュニケーションの現状と課題を把握し、解決策を検討することを目的として、調査を行いました。その結果、多くの患者さんが「痛み」や「倦怠感」、「こわばり」などの主観的症状を感じていること、その主観的症状が、患者さんの「社会生活全般」や「心理状態」へ影響を及ぼしていることも分かりました。また、主観的症状に関する医師と患者さんの間でのコミュニケーションや理解に課題があることが示されました。

本調査の監修を行った慶應義塾大学医学部 リウマチ・膠原病内科 講師の金子 祐子先生は、「今回の調査結果から、リウマチ患者さんの主観的症状に関するアンメットニーズと医師と患者さんのコミュニケーションに関する新たな知見が示されました。医師はより患者さんに質問し、患者さんもより主体的に医師に相談するといった、双方からの働きかけが重要となるとともに、医師と患者さんのコミュニケーションを改善していくことが、治療だけでなく、日常生活や社会生活全般に対する満足度の向上のために重要です」と述べています。

今回の調査の主な結果は以下の通りです。なお、本文並びにグラフ中に記載されています、回答者割合は、小数点以下第3位まで、平均値は小数点以下第5位までの算出を基本としています。

調査結果はコチラ↓をご参照ください。
https://www.lilly.co.jp/_Assets/pdf/pressrelease/2017/17-62_co.jp.pdf
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