フルノシステムズ、Wi-Fiの新規格 「IEEE802.11ah」 認可に伴う国内初の技術基準適合証明を取得、製品開発を本格始動
[22/09/29]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
株式会社フルノシステムズ(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:中谷聡志、古野電気(株)関連会社)は、2022(令和4)年9月5日に総務省より公布・告示された「無線設備規則の一部を改正する省令」を受け、Wi-Fiの新たな通信規格「IEEE802.11ah 」に対応する無線LANアクセスポイントの製品化に向けた技術基準適合証明を、9月13日に業界に先駆けて取得いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4012/116/resize/d4012-116-9467f26b6651c6348f95-0.jpg ]
■ 国内初の技術基準適合証明を取得
総務省の無線設備規則の一部を改正する省令により、日本国内における920MHz帯でのIEEE802.11ah の利用が可能になりました。IEEE802.11ah は920MHz帯の周波数帯域を利用する通信手段のひとつで、特にIoT (モノのインターネット)の通信システムとして活用が期待されている新しいWi-Fi規格です。
IEEE802.11ah は、半径約1キロメートルの長距離でも通信できることが大きな特徴です。広範囲の通信以外にも、IP(インターネットプロトコル)通信ができることや、既存のIoT通信規格と比べて高速通信が可能で映像の伝送ができること、従来のWi-Fiと同様にアクセスポイントなどの機器を購入してネットワークを構築できるといった特徴があり、次世代のIoT通信基盤として将来的な普及拡大が見込まれています。
現在、IEEE802.11ah の実用化と将来の普及促進を見込み、農園や漁場、工場、自治体の河川見守りなどでの実証実験が進んでいます。フルノシステムズを含む通信に携わる各社が協力し、 IEEE802.11ah が社会の中でどのように使われ普及していくかというテーマでさまざまな検証を行っています。フルノシステムズは開発中の機器を提供するかたちで、それらの実証実験に参加しています。
■ 製品開発に向けた取組みが本格始動
フルノシステムズでは、このたびの IEEE802.11ah の技術基準適合証明取得を受け、同社の主力製品であるネットワーク機器「ACERA(アセラ)シリーズ」として製品開発を進めています。2022年度内の製品化を見込んでいます。
「ACERA」は、オフィスや学校、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で、タブレット端末やノートPCなどの各種ICT機器を無線接続してお使いいただくための業務用無線LANアクセスポイントとネットワーク関連機器のブランド名です。当社は IEEE802.11ah の製品化を通して、より多くの業種・活用シーンでお客様が快適に通信していただくことのできる無線LAN/Wi-Fi製品を提供し、通信の分野で広く社会に貢献していく所存です。
■ IEEE802.11ah に関する各種情報
・総務省の無線設備規則の一部を改正する省令(令和4年総務省令第60号)に関する情報はこちら
https://www.soumu.go.jp/menu_hourei/s_shourei.html
・フルノシステムズのIEEE802.11ah の取り組みに関する情報はこちら
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/20210128-1644379/?trflg=1
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/shitte_tokusuru_musen-1/
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/shitte_tokusuru_musen-2/
・802.11ah ご導入ガイドはこちら
(フルノシステムズが加入している802.11ah推進協議会のホームページより)
https://www.11ahpc.org/pdf/11ah_guide.pdf
【参考】 2022年9月の省令により拡大したWi-Fiの無線帯域
2022年9月に公布・告示された総務省の省令により、920MHz帯の周波数帯域を利用する「IEEE802.11ah」とともに、「IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E)」や、規格化が進められている「IEEE802.11be(Wi-Fi 7)」において6GHz帯が利用できるようになり、国内におけるWi-Fi規格で利用可能な周波数帯域が拡大されました。
※既存の高速通信規格「IEEE802.11ax(別名:Wi-Fi 6)」は 2.4GHz帯および5GHz帯を利用する通信規格です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4012/116/resize/d4012-116-5427dff7d2012420f1b0-1.jpg ]
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/4012/116/resize/d4012-116-9467f26b6651c6348f95-0.jpg ]
■ 国内初の技術基準適合証明を取得
総務省の無線設備規則の一部を改正する省令により、日本国内における920MHz帯でのIEEE802.11ah の利用が可能になりました。IEEE802.11ah は920MHz帯の周波数帯域を利用する通信手段のひとつで、特にIoT (モノのインターネット)の通信システムとして活用が期待されている新しいWi-Fi規格です。
IEEE802.11ah は、半径約1キロメートルの長距離でも通信できることが大きな特徴です。広範囲の通信以外にも、IP(インターネットプロトコル)通信ができることや、既存のIoT通信規格と比べて高速通信が可能で映像の伝送ができること、従来のWi-Fiと同様にアクセスポイントなどの機器を購入してネットワークを構築できるといった特徴があり、次世代のIoT通信基盤として将来的な普及拡大が見込まれています。
現在、IEEE802.11ah の実用化と将来の普及促進を見込み、農園や漁場、工場、自治体の河川見守りなどでの実証実験が進んでいます。フルノシステムズを含む通信に携わる各社が協力し、 IEEE802.11ah が社会の中でどのように使われ普及していくかというテーマでさまざまな検証を行っています。フルノシステムズは開発中の機器を提供するかたちで、それらの実証実験に参加しています。
■ 製品開発に向けた取組みが本格始動
フルノシステムズでは、このたびの IEEE802.11ah の技術基準適合証明取得を受け、同社の主力製品であるネットワーク機器「ACERA(アセラ)シリーズ」として製品開発を進めています。2022年度内の製品化を見込んでいます。
「ACERA」は、オフィスや学校、公共施設、商業施設などのあらゆる場所で、タブレット端末やノートPCなどの各種ICT機器を無線接続してお使いいただくための業務用無線LANアクセスポイントとネットワーク関連機器のブランド名です。当社は IEEE802.11ah の製品化を通して、より多くの業種・活用シーンでお客様が快適に通信していただくことのできる無線LAN/Wi-Fi製品を提供し、通信の分野で広く社会に貢献していく所存です。
■ IEEE802.11ah に関する各種情報
・総務省の無線設備規則の一部を改正する省令(令和4年総務省令第60号)に関する情報はこちら
https://www.soumu.go.jp/menu_hourei/s_shourei.html
・フルノシステムズのIEEE802.11ah の取り組みに関する情報はこちら
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/20210128-1644379/?trflg=1
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/shitte_tokusuru_musen-1/
https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/shitte_tokusuru_musen-2/
・802.11ah ご導入ガイドはこちら
(フルノシステムズが加入している802.11ah推進協議会のホームページより)
https://www.11ahpc.org/pdf/11ah_guide.pdf
【参考】 2022年9月の省令により拡大したWi-Fiの無線帯域
2022年9月に公布・告示された総務省の省令により、920MHz帯の周波数帯域を利用する「IEEE802.11ah」とともに、「IEEE802.11ax (Wi-Fi 6E)」や、規格化が進められている「IEEE802.11be(Wi-Fi 7)」において6GHz帯が利用できるようになり、国内におけるWi-Fi規格で利用可能な周波数帯域が拡大されました。
※既存の高速通信規格「IEEE802.11ax(別名:Wi-Fi 6)」は 2.4GHz帯および5GHz帯を利用する通信規格です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4012/116/resize/d4012-116-5427dff7d2012420f1b0-1.jpg ]
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
【フルノシステムズについて】
フルノシステムズは、無線LANシステム分野のリーディングカンパニーです。無線ハンディターミナルをはじめ、無線LAN構築には欠かせないモバイル&ワイヤレスソリューションを提供しています。無線ネットワーク管理システム『UNIFAS(ユニファス)』およびネットワーク機器『ACERA(アセラ)シリーズ』は、国内メーカーである高い品質と技術、充実したアフターサービスが評価され、オフィスや学校、公共施設においてシェアが拡大しています。
■ホームページ https://www.furunosystems.co.jp/