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骨髄移植推進キャンペーンミュージカル『明日への扉』に総勢98名の高校生・先生・保護者様をご招待しました




骨髄移植推進キャンペーンミュージカル『明日への扉』の東京公演が、2024年1月26日(金)、27日(土)の2日間、江戸川区総合文化センター(東京都江戸川区中央)で行われました。その初回公演に、「骨髄移植を受ける患者の看護」を学ぶ授業の一環として、茨城県立岩瀬高等学校の普通科・衛生看護科の3年生をご招待いたしました。当日は生徒・先生・保護者様の総勢98名がご観覧され、ミュージカルを通じて骨髄移植、骨髄バンク事業、ドナー登録の現状などを知っていただきました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/41195/121/resize/d41195-121-2e8ca1acaafbe293939f-2.jpg ]

看護学生たちの声


「生きることの素晴らしさを伝えたい」と表現する学生たちを目の当たりにし、茨城県立岩瀬高等学校の生徒たちはとても刺激を受けたようです…!看護学生の3名に感想をお聞きしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41195/121/resize/d41195-121-922066ef0f520a46ce21-1.jpg ]

――ミュージカル『明日への扉』をご覧になっていかがでしたか?

永堀さん:ミュージカル鑑賞は初めてだったのですが、あまりに素晴らしく、とても感動しました。舞台で表現するキャストはもちろん、音楽や音響、照明なども相まって、全身で楽しむことができました。『明日への扉』と出会うことができて、嬉しかったです。
工藤さん:自分たちと同世代の方々が観客を感動させていることに刺激を受けました。特に印象に残ったところは、ダンスの稽古をする場面です。ワンシーンではありますが、舞台を作り上げるためにそれまでも自分の余暇を削ってたくさん練習してきたんだろうと想像して、全力で取り組むことの大切さを教えてもらいました。

――衛生看護科に通われる学生目線から、印象的なシーンはありましたか?
金子さん:主人公を助けるために「ドナー登録をしよう!」とみんなで奮い立った時、1人の女性が「麻酔事故もあるから怖い」と断ろうとし、みんなで立ち止まって考える場面が心に残っています。骨髄バンクを登録する人は偉い、しない人は悪い、ではなく、ちゃんと知識を得た上で自分の中で答えを出すことが大事なのだと改めて気づかされました。

――『明日への扉』からどんなことを学びましたか?
永堀さん:『明日への扉』を通じて人に意思や想いを伝えることの大切さを学んだので、将来は患者さんとその家族に寄り添った看護ができるように頑張っていきたいです。
工藤さん:何かを達成するために自分自身を追い込んで頑張ることってすごく素敵だなと思ったので、看護学生として大切な国家試験に合格するためにまずは日々のテストなど、目の前の勉強を頑張っていきたいと思います。
金子さん:『明日への扉』の中では奇跡的にドナーが見つかりましたが、そうではない患者さんもたくさんいると思います。将来、私が看護師になった時に、その方々とどのようなコミュニケーションをとっていくか、精神的苦痛を和らげたり寄り添っていく方法を模索したいと思いました。

『明日への扉』にご招待させていただいた背景


茨城県立岩瀬高等学校は普通科と看護科が併設されており、県内では看護科が設置されている県立高校唯一の学校です。高校1年生(16歳)から20歳までの5年間で看護の勉強をすることができ、他の看護学生と比べて1年、大学よりは2年以上も早く国家資格を受けられるのが特徴です。ミュージカル『明日への扉』をご鑑賞いただくことになった経緯を、木代さおり先生に伺いました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41195/121/resize/d41195-121-af3339b47530f2fcbb62-2.jpg ]

教頭の鈴木先生(左)と衛生看護科の3年生を受け持つ木代先生(右)

――ミュージカル『明日への扉』を知ったきっかけは?
木代先生:骨髄移植は医療技術が進歩した今でも人の力が必要です。生きた人の力がないと治らない病気・治療の現実そのものを、生徒に伝えたかったんです。ただ、患者さん側とドナーさん側の双方の心身の状態は、生徒たちにはイメージしづらい単元です。未知の世界である生徒たちに何か視覚的に発信できるものはないかと、骨髄バンク関連のホームページを見ていたところ、『明日への扉』に出会いました。このミュージカルは知識の習得にとどまらず、看護学を学ぶ生徒たちにとって音楽をとおして豊かな感性や人間性を育む一助となる有り難い機会となりました。

――鑑賞前に普通科も含めて事前学習を行ったそうですね。印象に残ったことはありますか?
非血縁者間での骨髄移植の適合率が数百人から数万人に一人であることや、ドナーからの骨髄液採取は、全身麻酔下で腸骨を何度も穿刺するということを知って、生徒たちは驚いていました。しかし、このような現状を知る勉強の機会をいただけたからこそ、治療の背景にある様々な想い、骨髄移植を受ける患者、ドナー、その家族の気持ちを慮ることができるようになるのではないかと思います。

――生徒たちと『明日への扉』を鑑賞して、感じたことは?
骨髄移植に関わる方々が抱く、治療への期待や葛藤などの機微が、演じている方々の声や表情、音楽をとおして鑑賞している全ての人の心に届く、感動的な舞台でした。また、生徒と同年代の貴学生の皆さんが創り上げる本作品をとおして、生徒たちは、物事に立ち向かう情熱や覚悟、芸術の深さや素晴らしさを体感することができました。貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

茨城県立岩瀬高等学校 概要


〒309-1294 茨城県桜川市岩瀬1511-1
TEL 0296-75-2475/FAX 0296-75-4906
公式サイト:https://www.iwase-h.ibk.ed.jp/

骨髄移植推進キャンペーンミュージカル『明日への扉』 開催概要


◆2023年度 第177・178・179回 東京公演
https://www.jikeigroup.net/news/52608/

◆2024年度東京公演 開演予定日
2024 年12 月 13日(金)開場 12:30/開演 13:00
2024 年 12 月 13日(金)開場 17:30/開演 18:00
2024 年 12 月 14日(土)開場 13:30/開演 14:00
※開場・開演時刻が変更になる場合がございます。予めご了承ください。

会 場:江戸川区総合文化センター 大ホール
料 金:中高生、教諭、中高生の保護者、留学生 無料(通常一般 ¥8,000-)

※20 名以上でお申込の場合、ご指定の場所と会場の無料往復送迎バスを運行いたします。
ご観覧をご希望の方は以下にご連絡お願いいたします。

ミュージカル明日への扉実行委員会
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
担当:草野(クサノ)
メール:naru.k@tsm.ac.jp
電話:03-3688-6195
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