三井ホームグループ、アカマイのEAA導入でゼロトラスト型のアクセス制御システムを構築
[21/10/25]
提供元:PRTIMES
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5,000人以上、パソコン約4,000台、タブレット及びスマートフォン約3,500台のリモートアクセスを実現
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:山野 修、以下「アカマイ」)は、三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池田 明、以下「三井ホーム」)がアカマイのクラウド型のID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access (EAA)」を採用し、場所に依存しないゼロトラスト型のアクセス制御システムを実現したことを発表しました。
三井ホーム株式会社:https://www.mitsuihome.co.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/31697/124/resize/d31697-124-6fb98cea8eaa36536327-0.jpg ]
三井ホームは、三井不動産グループの中核企業に位置し、ハウスメーカーとしてオーダーメイドの注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォームなどを手掛けています。不動産業界は住宅情報の主流が紙媒体からインターネット経由の情報サービスに移り変わって以降、積極的にICTの活用に取り組んできました。同社も、デジタル技術の活用と柔軟で先進的なシステムを運用する中で、オンプレミスからクラウドへのフルクラウド化へ大きくシフトしました。新型コロナウイルス感染症対策では、人と接する機会を避けながらもICTを活用して人と人とのコミュニケーションを大事にする手法を展開しています。
もともと同社におけるゼロトラスト・セキュリティの取り組みは、リモートアクセスシステムの更新から始まりました。以前は、業務で必要な300人ほどの社員だけにリモートアクセス環境を提供していました。しかし、夏の世界的な大規模スポーツイベント開催時の働き方を検討したことをきっかけに、全社的なリモートワークを模索することになりました。約2,000人規模の運用を想定していましたが、VPNの拡張では運用負荷とセキュリティ的な脆弱性が懸念されたため、クラウドベースで厳格な認証と認可を行うゼロトラスト型のアクセス制御システムを検討していました。比較・検討した4製品から選ばれたのが、アカマイのEnterprise Application Access(EAA)でした。最終的には、ゼロトラスト・セキュリティが持つ、場所に依存しないという考えに基づき、リモートアクセスに限定せずに社内外を含む全ネットワークに展開されています。
2019年9月の本契約以降、2年が経過し、EAAを経由する業務システムは開発環境や教育環境向けのものまで含めると約80にのぼります。アカウントは当初の約2,000人からグループ会社や外部のベンダーを含めて約5,000人に大幅増加し、パソコンは約4,000台、タブレットとスマートフォンはそれぞれ約3,500台がEAAを利用しています。なお、新型コロナウイルス感染症の蔓延前にEAAによって全社員がリモートワーク可能な環境を構築していたことで、緊急事態宣言以降に在宅勤務が主流となっても、社員への説明は最低限で済ませることができました。
EAAが評価されている点:
● 利用人数の拡張のしやすさ
?LDAP連携機能により、ワークフローを利用したアカウント作成で、利用人数増加に容易に対応できた。
● アプリケーションの場所を問わず接続可能
?追加コスト不要で何台でも起動可能なEAAコネクター(仮想アプライアンス)を使って、簡単にかつ安全にインターネット経由のアクセスができる。
● EAAがブラウザのみで利用できる点
?VPNのようなクライアントソフトの配布と管理は不要なので運用が効率化される。ユーザーは何も意識せず、そのままWebブラウザのみで業務システムを利用することができる。
● アカマイのバックボーン
?CDNで実績のあるソリューションということで、十分なキャパシティと安定したサービスが期待できる。パフォーマンスへの不安感がない。
三井ホームコンポーネント株式会社 経営企画部長(事例取材当時、三井ホーム ICTイノベーション部システムグループ長)池澤仁志氏は、「稟議書などの決裁も、ワークフローシステムにアクセスしてスマートフォンで決裁できます。これまで1週間かかっていた決裁は、早ければ1日で終わります。また、管理者側の我々からすると、本来は外部からのリモートアクセスに恐怖感がありますが、EAAのゼロトラスト型セキュリティがあるおかげで安心です」と語っています。
さらに、三井ホームのDX推進部長(事例取材当時、三井ホーム ICTイノベーション部システムグループ長)である原 康之氏は「すでにフルクラウドにシフトしているわけですから、さらにクラウドの活用を推進していくためにもネットワークとセキュリティの機能を包括的にクラウドから提供するSASEには当社の未来を感じています。その際には、SASEの分野で多数の知見を蓄積しているアカマイのサポートに期待しています」とコメントしています。
アカマイ 社長の山野修は、「国内の不動産業界をリードする三井ホーム様にEAAをご採用いただいたことを大変うれしく思います。働き方が大きく変革する中で、私たちのゼロトラスト・ソリューションは、お客様に強固なセキュリティを提供するだけでなく、お客様のビジネス成長をサポートすることもできると考えています。インターネットの安全、スピード、信頼性を支えるアカマイのソリューションは、ますます重要な役割を担うことになるでしょう。アカマイは、より速く、より安全かつ安定したインターネットソリューションを提供することにより、なお一層お客様に貢献してまいります」と語っています。
Enterprise Application Access 製品概要:
https://www.akamai.com/ja/products/enterprise-application-access
アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、<www.akamai.com/jp/ja/>、<blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。
アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約650社が当社サービスを利用しています。
※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに組織名は、各社の商標または登録商標です
※本プレスリリースの内容は、個別の事例に基づくものであり、個々の状況により変動しうるものです
アカマイ・テクノロジーズ合同会社(本社:東京都中央区、職務執行者社長:山野 修、以下「アカマイ」)は、三井ホーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:池田 明、以下「三井ホーム」)がアカマイのクラウド型のID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access (EAA)」を採用し、場所に依存しないゼロトラスト型のアクセス制御システムを実現したことを発表しました。
三井ホーム株式会社:https://www.mitsuihome.co.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/31697/124/resize/d31697-124-6fb98cea8eaa36536327-0.jpg ]
三井ホームは、三井不動産グループの中核企業に位置し、ハウスメーカーとしてオーダーメイドの注文住宅、賃貸・土地活用、医院・施設建築、リフォームなどを手掛けています。不動産業界は住宅情報の主流が紙媒体からインターネット経由の情報サービスに移り変わって以降、積極的にICTの活用に取り組んできました。同社も、デジタル技術の活用と柔軟で先進的なシステムを運用する中で、オンプレミスからクラウドへのフルクラウド化へ大きくシフトしました。新型コロナウイルス感染症対策では、人と接する機会を避けながらもICTを活用して人と人とのコミュニケーションを大事にする手法を展開しています。
もともと同社におけるゼロトラスト・セキュリティの取り組みは、リモートアクセスシステムの更新から始まりました。以前は、業務で必要な300人ほどの社員だけにリモートアクセス環境を提供していました。しかし、夏の世界的な大規模スポーツイベント開催時の働き方を検討したことをきっかけに、全社的なリモートワークを模索することになりました。約2,000人規模の運用を想定していましたが、VPNの拡張では運用負荷とセキュリティ的な脆弱性が懸念されたため、クラウドベースで厳格な認証と認可を行うゼロトラスト型のアクセス制御システムを検討していました。比較・検討した4製品から選ばれたのが、アカマイのEnterprise Application Access(EAA)でした。最終的には、ゼロトラスト・セキュリティが持つ、場所に依存しないという考えに基づき、リモートアクセスに限定せずに社内外を含む全ネットワークに展開されています。
2019年9月の本契約以降、2年が経過し、EAAを経由する業務システムは開発環境や教育環境向けのものまで含めると約80にのぼります。アカウントは当初の約2,000人からグループ会社や外部のベンダーを含めて約5,000人に大幅増加し、パソコンは約4,000台、タブレットとスマートフォンはそれぞれ約3,500台がEAAを利用しています。なお、新型コロナウイルス感染症の蔓延前にEAAによって全社員がリモートワーク可能な環境を構築していたことで、緊急事態宣言以降に在宅勤務が主流となっても、社員への説明は最低限で済ませることができました。
EAAが評価されている点:
● 利用人数の拡張のしやすさ
?LDAP連携機能により、ワークフローを利用したアカウント作成で、利用人数増加に容易に対応できた。
● アプリケーションの場所を問わず接続可能
?追加コスト不要で何台でも起動可能なEAAコネクター(仮想アプライアンス)を使って、簡単にかつ安全にインターネット経由のアクセスができる。
● EAAがブラウザのみで利用できる点
?VPNのようなクライアントソフトの配布と管理は不要なので運用が効率化される。ユーザーは何も意識せず、そのままWebブラウザのみで業務システムを利用することができる。
● アカマイのバックボーン
?CDNで実績のあるソリューションということで、十分なキャパシティと安定したサービスが期待できる。パフォーマンスへの不安感がない。
三井ホームコンポーネント株式会社 経営企画部長(事例取材当時、三井ホーム ICTイノベーション部システムグループ長)池澤仁志氏は、「稟議書などの決裁も、ワークフローシステムにアクセスしてスマートフォンで決裁できます。これまで1週間かかっていた決裁は、早ければ1日で終わります。また、管理者側の我々からすると、本来は外部からのリモートアクセスに恐怖感がありますが、EAAのゼロトラスト型セキュリティがあるおかげで安心です」と語っています。
さらに、三井ホームのDX推進部長(事例取材当時、三井ホーム ICTイノベーション部システムグループ長)である原 康之氏は「すでにフルクラウドにシフトしているわけですから、さらにクラウドの活用を推進していくためにもネットワークとセキュリティの機能を包括的にクラウドから提供するSASEには当社の未来を感じています。その際には、SASEの分野で多数の知見を蓄積しているアカマイのサポートに期待しています」とコメントしています。
アカマイ 社長の山野修は、「国内の不動産業界をリードする三井ホーム様にEAAをご採用いただいたことを大変うれしく思います。働き方が大きく変革する中で、私たちのゼロトラスト・ソリューションは、お客様に強固なセキュリティを提供するだけでなく、お客様のビジネス成長をサポートすることもできると考えています。インターネットの安全、スピード、信頼性を支えるアカマイのソリューションは、ますます重要な役割を担うことになるでしょう。アカマイは、より速く、より安全かつ安定したインターネットソリューションを提供することにより、なお一層お客様に貢献してまいります」と語っています。
Enterprise Application Access 製品概要:
https://www.akamai.com/ja/products/enterprise-application-access
アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamai のインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、<www.akamai.com/jp/ja/>、<blogs.akamai.com/jp/>およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。
アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約650社が当社サービスを利用しています。
※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに組織名は、各社の商標または登録商標です
※本プレスリリースの内容は、個別の事例に基づくものであり、個々の状況により変動しうるものです