【映画館の利用動向調査】分析結果を発表 オリコン顧客満足度(R)調査
[20/06/23]
提供元:PRTIMES
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“見えない満足を可視化する”をコンセプトに、第三者の立場で顧客満足度調査を実施する株式会社oricon ME(読み:オリコン エムイー、本社:東京都港区、代表取締役社長:小池恒)は、今回初となる「映画館」の満足度調査を実施。(※調査結果は6月1日に発表)過去1年以内に映画館で映画、またはODS(ライブ・スポーツ中継・演劇など、映画以外のコンテンツを映画館で上映すること)を1回以上鑑賞した男女6955名から得た、回答者の「利用動向」に関する分析結果をオウンドメディア「ミチタリ by オリコン顧客満足度」にて公開いたしました。⇒https://cs.oricon.co.jp/michitari/article/161/
《TOPICS》
映画館、ポイントは「上映作品の充実さ」「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」
ネットからのチケット購入がコロナ禍のサービスのカギに
映画館内の飲食店の利用は約5割 カップルはグッズを買わない傾向
視聴ジャンルは「アニメ」がトップ 50・60代は「SF」
1.選ばれる映画館、ポイントは「上映作品の充実さ」「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」
映画館を選定する際(利用前)に重要視したポイントを調べると、「上映作品の充実さ」が最も高く、次いで、「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」「上映回数の多さ」「座席の座り心地の良さ」が続く(下図)。オリコン顧客満足度調査では、6月1日に全国7地域別の「映画館」ランキング(リンクを設置)を発表したが、各エリアで1位を獲得した映画館はすべてシネコンであり、その豊富なスクリーン数から「上映作品の充実さ」の要望を満たしている。「立地・アクセスの良さ」において、北海道・東北エリア1位の札幌シネマフロンティア、近畿エリア1位の大阪ステーションシティシネマの2館は、駅直結のシネコンであり、「立地・アクセス」の評価が高い。また、年代別に見ると年代が高くなるほどに「座席の座り心地の良さ」への欲求が高くなり、設備の充実さも重要であることがうかがえる 。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-343273-0.png ]
2.ネットからのチケット購入がコロナ禍のサービスのカギに
前述の重視点でもTOP3の中に挙げられた「チケット購入のしやすさ」について、その手段を調べると4割以上の人が「ネット購入」をしているという結果に(下図)。今回の調査時期は、2020年1月8日〜23日と新型肺炎の流行が起こる直前だった。今後、対面での接客リスクを鑑みると、さらにネット購入の需要が増えることが予想され、それは顧客の満足度の評価に影響する可能性も考えられる。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-274000-1.png ]
3.映画館内の飲食店の利用は約5割 カップルはグッズを買わない傾向
映画館内に併設されたショップの利用状況では、約5割の人が「館内の飲食店に行きドリンクやフードを注文」しており、映画館の顧客単価を上げるために重要な要素であることがわかる。利用者別に見ると、「ファミリー」では、ドリンクやフードを注文した人が、全体に比べ10pt以上高い。子どもと映画に行った際などにポップコーンやドリンク類を買う傾向はより強いと思われる。1人で映画を観に行く際に買うことは少ないが、子どもと行くときには、財布の紐が緩む傾向にあるのかもしれない。ちなみに、カップルは全体に比べ「映画館内のグッズ販売店に行って、商品を購入した」が8pt低く、「グッズ」にまで目が行かない傾向があるように映る。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-931721-5.png ]
4.視聴ジャンルは「アニメ」がトップ 50・60代は「SF」
視聴ジャンルの問いでは、「アニメ」が最も高く、次いで「SF」「アクション」「コメディ」「ファンタジー」の順であった。年代別に見ると、「アニメ」は50・60代以上になると視聴数が低くなり、代わりに最も視聴数が多かったのは「SF」。世代間で視聴ジャンルの嗜好性が変移しているように見受けられる。一方、10代特有の傾向は、「恋愛(ラブロマンス)」が高い点である。思春期真っ盛りの年代にとって、恋愛は非常に重要な要素であり、視聴するジャンルにも影響していることがうかがえる 。
[画像4: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-725341-3.png ]
【調査概要】
●期間:2020年1月8日〜1月23日
●地域:全国
●方法:インターネット調査
●回答者:過去1年以内に、映画館で映画またはODSを1回以上鑑賞した(無料で鑑賞した人は除く)15歳以上の男女6955名
<回答者属性>
[男女比]男性:40.3%、女性:59.7%
[年代比]10・20代:23.5%、30代:14.8%、40代:24.0%、50代:21.1%、60代:16.7%
■オウンドメディア「ミチタリ by オリコン顧客満足度」
https://cs.oricon.co.jp/michitari/
▽本記事の掲載ページ
https://cs.oricon.co.jp/michitari/article/161/
■6/1発表『映画館』ランキング ※全7地域ごとに発表
(「北海道・東北」「関東」「甲信越・北陸」「東海」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」)
https://life.oricon.co.jp/rank-movie-theater/
■調査データ・販売のお問い合わせ
https://cs.oricon.co.jp/data/report/category/leisure/
■オリコン顧客満足度(R)公式サイト
https://life.oricon.co.jp/
【オリコン顧客満足度(R)調査とは】
オリコンは音楽ランキングを通じて、目に見えない「人気」という指標を目に見えるかたちで提供してきました。そのグループ事業として、2006年より商品やサービスの満足度を可視化する「顧客満足度(CS)調査」を行っています。 当調査では実際にサービスを利用したことのあるユーザーのみを対象とした、大規模なアンケート調査を実施し、その結果をランキングとして発表。現在、さまざまな業種・業態における184のランキングを公開しています。消費者側にも企業側にも属さない第三者の中立的な立場で、「満足を可視化」=指標化し、公開することで、消費者には「生活満足度」の向上、企業には消費者に提供する「サービス価値」の向上に、役立つことを目指しています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-330186-4.jpg ]
《TOPICS》
映画館、ポイントは「上映作品の充実さ」「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」
ネットからのチケット購入がコロナ禍のサービスのカギに
映画館内の飲食店の利用は約5割 カップルはグッズを買わない傾向
視聴ジャンルは「アニメ」がトップ 50・60代は「SF」
1.選ばれる映画館、ポイントは「上映作品の充実さ」「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」
映画館を選定する際(利用前)に重要視したポイントを調べると、「上映作品の充実さ」が最も高く、次いで、「立地・アクセスの良さ」「チケット購入のしやすさ」「上映回数の多さ」「座席の座り心地の良さ」が続く(下図)。オリコン顧客満足度調査では、6月1日に全国7地域別の「映画館」ランキング(リンクを設置)を発表したが、各エリアで1位を獲得した映画館はすべてシネコンであり、その豊富なスクリーン数から「上映作品の充実さ」の要望を満たしている。「立地・アクセスの良さ」において、北海道・東北エリア1位の札幌シネマフロンティア、近畿エリア1位の大阪ステーションシティシネマの2館は、駅直結のシネコンであり、「立地・アクセス」の評価が高い。また、年代別に見ると年代が高くなるほどに「座席の座り心地の良さ」への欲求が高くなり、設備の充実さも重要であることがうかがえる 。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-343273-0.png ]
2.ネットからのチケット購入がコロナ禍のサービスのカギに
前述の重視点でもTOP3の中に挙げられた「チケット購入のしやすさ」について、その手段を調べると4割以上の人が「ネット購入」をしているという結果に(下図)。今回の調査時期は、2020年1月8日〜23日と新型肺炎の流行が起こる直前だった。今後、対面での接客リスクを鑑みると、さらにネット購入の需要が増えることが予想され、それは顧客の満足度の評価に影響する可能性も考えられる。
[画像2: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-274000-1.png ]
3.映画館内の飲食店の利用は約5割 カップルはグッズを買わない傾向
映画館内に併設されたショップの利用状況では、約5割の人が「館内の飲食店に行きドリンクやフードを注文」しており、映画館の顧客単価を上げるために重要な要素であることがわかる。利用者別に見ると、「ファミリー」では、ドリンクやフードを注文した人が、全体に比べ10pt以上高い。子どもと映画に行った際などにポップコーンやドリンク類を買う傾向はより強いと思われる。1人で映画を観に行く際に買うことは少ないが、子どもと行くときには、財布の紐が緩む傾向にあるのかもしれない。ちなみに、カップルは全体に比べ「映画館内のグッズ販売店に行って、商品を購入した」が8pt低く、「グッズ」にまで目が行かない傾向があるように映る。
[画像3: https://prtimes.jp/i/34467/124/resize/d34467-124-931721-5.png ]
4.視聴ジャンルは「アニメ」がトップ 50・60代は「SF」
視聴ジャンルの問いでは、「アニメ」が最も高く、次いで「SF」「アクション」「コメディ」「ファンタジー」の順であった。年代別に見ると、「アニメ」は50・60代以上になると視聴数が低くなり、代わりに最も視聴数が多かったのは「SF」。世代間で視聴ジャンルの嗜好性が変移しているように見受けられる。一方、10代特有の傾向は、「恋愛(ラブロマンス)」が高い点である。思春期真っ盛りの年代にとって、恋愛は非常に重要な要素であり、視聴するジャンルにも影響していることがうかがえる 。
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【調査概要】
●期間:2020年1月8日〜1月23日
●地域:全国
●方法:インターネット調査
●回答者:過去1年以内に、映画館で映画またはODSを1回以上鑑賞した(無料で鑑賞した人は除く)15歳以上の男女6955名
<回答者属性>
[男女比]男性:40.3%、女性:59.7%
[年代比]10・20代:23.5%、30代:14.8%、40代:24.0%、50代:21.1%、60代:16.7%
■オウンドメディア「ミチタリ by オリコン顧客満足度」
https://cs.oricon.co.jp/michitari/
▽本記事の掲載ページ
https://cs.oricon.co.jp/michitari/article/161/
■6/1発表『映画館』ランキング ※全7地域ごとに発表
(「北海道・東北」「関東」「甲信越・北陸」「東海」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」)
https://life.oricon.co.jp/rank-movie-theater/
■調査データ・販売のお問い合わせ
https://cs.oricon.co.jp/data/report/category/leisure/
■オリコン顧客満足度(R)公式サイト
https://life.oricon.co.jp/
【オリコン顧客満足度(R)調査とは】
オリコンは音楽ランキングを通じて、目に見えない「人気」という指標を目に見えるかたちで提供してきました。そのグループ事業として、2006年より商品やサービスの満足度を可視化する「顧客満足度(CS)調査」を行っています。 当調査では実際にサービスを利用したことのあるユーザーのみを対象とした、大規模なアンケート調査を実施し、その結果をランキングとして発表。現在、さまざまな業種・業態における184のランキングを公開しています。消費者側にも企業側にも属さない第三者の中立的な立場で、「満足を可視化」=指標化し、公開することで、消費者には「生活満足度」の向上、企業には消費者に提供する「サービス価値」の向上に、役立つことを目指しています。
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