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『ミズモシャトル』、4月30日(火)より2度目の実証運行開始

〜4月29日(月・祝)から予約開始。観光二次交通における課題解決を目指す〜

秋田県南の中央東部に位置し、オリジナル品種のホライトラベンダー「美郷雪華」や全国名水百選に選ばれた「六郷湧水群」をはじめ、多数の観光コンテンツを有する秋田県美郷町(町長:松田知己)と、移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)は、近隣主要交通ターミナル(JR大曲駅)から町内の観光地・観光施設への新たな二次交通の確保による利便性向上を目指した実証事業を昨年に引き続き実施します。そして実施事業として、観光シェアタクシー『ミズモシャトル』を4月30日(火)から8月30日(金)まで運行します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/31733/130/resize/d31733-130-5cc883ec9e16208bda30-0.png ]

実施の背景


昨年「美郷町への移動をもっと自由に」をコンセプトとして、タクシーを利用者同士がシェアするニアミー独自のAIを活用した観光シェアタクシー『ミズモシャトル』の実証事業では、美郷町が日本に誇るオリジナル品種のホワイトラベンダー「美郷雪華」など、約2万株のラベンダーが咲き誇る「美郷町ラベンダーまつり」を中心に、観光二次交通のサポートを行いました。
「美郷町ラベンダーまつり」には、県内外から町の総人口の約4倍となる約7万人もの観光客が訪れる人気の観光コンテンツですが、その一方で、公共交通機関で「美郷町ラベンダーまつり」を体験される方にとっては決して利便性が高くなく、アクセス方法について一定数のお問い合わせがあるものの、複雑かつ高額な交通費のご案内となるため、来町を諦めてしまう観光客も存在しました。
 昨年の実証事業では、JR大曲駅を起点とし、ラベンダー園をはじめ、町内の主要観光地・観光施設を繋ぐルートをリーズナブルな価格で提供し、Webアプリによるシンプルな予約導線、フレキシブルな予約時間の指定、クレジットカードによる事前決済など、インバウンド需要も含めて多くの方々にスムーズにご利用いただくことができました。さらには、運行を担っていただいたタクシー事業者も業務のDX化が進み、美郷町を訪れる方だけでなく、美郷町を訪れる方の移動をサポートする事業者側にとっても効率的な事業運営につながる結果を得ることができました。
 今年の実証事業では、公共交通機関の起点となる「JR大曲駅」と美郷町の代表的な3つの観光コンテンツである「ラベンダー園」「名水市場湧太郎」「道の駅美郷」の周遊をスムーズな移動でお楽しみいただくことを目指し、朝10時から16時の間で、2時間に1本の定期運行としました。
『ミズモシャトル』運行概要


[表: https://prtimes.jp/data/corp/31733/table/130_1_8dbdfee0157b7d341f69dde47befa671.jpg ]

<二次元バーコード>
[画像2: https://prtimes.jp/i/31733/130/resize/d31733-130-bd900b7ea870893a9f81-1.png ]

<運行マップ>
[画像3: https://prtimes.jp/i/31733/130/resize/d31733-130-4392e16636c9d61cdb9b-2.png ]

美郷町商工観光交流課 課長 高橋晋一 コメント


昨年度実施した観光二次交通「ミズモシャトル」の実証実験では、首都圏からの誘客PRに力を入れたことも相まって、例年約7万人のラベンダーまつりの来園者は、令和5年度は10万人を超える結果となりました。今年度は、昨年度の課題を踏まえ、時刻表による運行や観光モデルルートの設定などを行うことにより、より利便性を高めた運用を目指しています。
また、運行期間を昨年度の約2カ月間から、今年度は、4月下旬から8月下旬までの4カ月間に拡大して運行します。ラベンダーまつりはもちろんのこと、六郷湧水群や道の駅美郷などへも「ミズモシャトル」を利用し訪問していただき、より多くの方々に美郷町の魅力を体感していただけることを願っています。
『ミズモシャトル』の運行を担う運行事業者様よりコメント


美郷町内には、ラベンダーや清水などの素晴らしい観光コンテンツがありますが、車を持たない、運転しない観光客にとっては、移動手段が限られること、費用負担が大きいことなどの課題がありました。これらの課題解決に向けて、令和5年度にはミズモシャトルの実証事業を行い、観光乗合タクシーに対するニーズを把握することができました。特に、少人数の観光客にとっては、1人当たりの運賃が低く設定されている観光乗合タクシーは魅力的に感じてもらえているようです。
令和6年度の実証事業においては、更なる乗合率の向上につなげるため、時刻表による運行にチャレンジすることにしました。タクシー事業者としても、今回の取り組みを通じて、運行の効率化につながるとともに、より多くの方々に利用してもらうことを期待しています。
・合資会社黒銀タクシー 代表社員 黒丸 剛志様
・千屋タクシー株式会社 代表取締役 坂本 明様
・美郷観光タクシー有限会社 取締役 佐藤 千晶様
株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント


今年も美郷町様と継続してお取り組みをさせていただける機会をいただけたことに大変感謝しています。日本には美郷町のような、魅力的な観光コンテンツがあるにも関わらず、なかなかその体験の価値を提供しづらい環境にある場所が多く存在しています。また、今年は実証事業の期間も昨年のおよそ2倍となる約4カ月にわたって実施します。「ラベンダーまつり」はもちろん、全国名水百選の一つである「六郷湧水群」など、『ミズモシャトル』の運行を通じて、美郷町が持つ様々な観光コンテンツの魅力を発信するサポートをしていきたいと考えています。
「NearMe」について


「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ約70万人※1以上の方々にご利用いただいています。 現在は、全国16の空港※2(羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、旭川空港、帯広空港、青森空港、仙台空港、静岡空港、南紀白浜空港、徳島空港、北九州空港)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※3など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 2024年4月時点。※2 2024年4月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港は貸切送迎サービスのみ。※3 実証事業は終了しています。
会社概要


[画像4: https://prtimes.jp/i/31733/130/resize/d31733-130-8130f9f4df13d4d4fb65-3.png ]

会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4
THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立  :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、地域の社会課題を解決するプラットフォームになるべく、まずはシェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を発展。この技術を活用し、オーバーツーリズムなどの観光課題や日常における移動課題、ドライバー不足に対応できる仕組みづくりを目指し、様々なサービスを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」では、447.8%の収益(売上高)成長を記録して9位を受賞。
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