アルテラのFPGA、CNNアルゴリズムを用いたクラウド・データセンター・アクセラレーションにおいて、卓越した1ワットあたり性能を達成
[15/02/25]
提供元:PRTIMES
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ハード・フローティング・ポイントDSPブロックを備えたアルテラのハイエンドFPGA、性能および電力効率の著しい向上に寄与
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間2月23日 (日本時間:2月24日)、マイクロソフトがアルテラのArria(R) 10 FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を使用して、CNNアルゴリズム(Convolutional Neural Network)を利用したデータセンター・アクセラレーションにおいて、卓越した1ワットあたり性能を達成したことを発表しました。
これらのアルゴリズムは、画像分類、画像認識、および自然言語処理においてよく使用されています。アルテラは、今週開催される業界の主要イベントである、「FPGA 2015 ACM / SIGDA」(2月23日開催、カリフォルニア州モンタレー)と「Lineley Group Data Cener」(2月25日、カリフォルニア州サンノゼ)において、FPGAのデータセンター・アクセラレーションへの貢献について紹介します。
マイクロソフトの研究者は、クラウド技術の発展に取り組んでおり、Arria 10 Developer KitとArria 10 FPGAのエンジニアリング・サンプルを使用して、1ワットあたり最大40ギガフロップという業界最高水準のデータセンター性能を達成したことを実証しました。
また、このFPGAの性能は、GPGPUと比較した場合、CNNプラットフォームに3倍以上の性能対電力における利点をもたらします。この性能は、OpenCLとして知られるオープンなソフトウェア開発言語を使用して、Arria 10 FPGAのコーディングとそのIEEE754ハード・フローティング・ポイントDSP(デジタル・シグナル・プロセッシング)ブロックのコーディングを行ったことで達成されています。
マイクロソフト・リサーチ Client & Apps, DirectorのDoug Burger氏は、「我々はArria 10のエンジニアリング・サンプルにより、CNN性能および電力効率の大幅な向上を遂げることができました。Arria 10内の高精度ハード・フローティング・ポイント演算子は、我々の研究に素晴らしい成果をもたらした一因です」と述べています。
上記のBurger氏は、マイクロソフトのブログへの投稿の中で、インフラ・レベルにおいてデータセンターが直面するいくつかの課題について、またマイクロソフトが従来のCPUをリプログラマブルFPGAに置き換えることで、いかにこれらの課題を解決したかについて説明しています。
アルテラ Director of the Computer and Storage Business Unit, Michael Stricklandは、「FPGAは、柔軟なデータ・パスにより、コンボリューションおよびプーリングを非常に効率的に行うことができるため、多くのOpenCLカーネル同士が外部メモリを介さず、データを直接、受け渡すことができるという、ニューラル・アルゴリズムに向けた設計上の利点を持っています。またArria 10 FPGAは、乗算および加算向けのハード・フローティング・ポイント演算子をサポートするという別の設計上の利点も備えています。このハード・フローティング・ポイント演算子により、従来のFPGA製品より多くのロジック数と高速なクロック速度を実現します」と述べています。
アルテラは、マイクロソフトがアルテラのStratix V FPGAを使って、昨年後半にBingのデータセンターのサーバに導入された革新的なCatapultボード上で検索性能を高速化させたことをすでに発表しています。
アルテラ・コーポレーションについてアルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。
プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーであるアルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人:東京都新宿区、代表取締役社長:ハンス・チュアン、NASDAQ:ALTR 以下、アルテラ)は、米国時間2月23日 (日本時間:2月24日)、マイクロソフトがアルテラのArria(R) 10 FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を使用して、CNNアルゴリズム(Convolutional Neural Network)を利用したデータセンター・アクセラレーションにおいて、卓越した1ワットあたり性能を達成したことを発表しました。
これらのアルゴリズムは、画像分類、画像認識、および自然言語処理においてよく使用されています。アルテラは、今週開催される業界の主要イベントである、「FPGA 2015 ACM / SIGDA」(2月23日開催、カリフォルニア州モンタレー)と「Lineley Group Data Cener」(2月25日、カリフォルニア州サンノゼ)において、FPGAのデータセンター・アクセラレーションへの貢献について紹介します。
マイクロソフトの研究者は、クラウド技術の発展に取り組んでおり、Arria 10 Developer KitとArria 10 FPGAのエンジニアリング・サンプルを使用して、1ワットあたり最大40ギガフロップという業界最高水準のデータセンター性能を達成したことを実証しました。
また、このFPGAの性能は、GPGPUと比較した場合、CNNプラットフォームに3倍以上の性能対電力における利点をもたらします。この性能は、OpenCLとして知られるオープンなソフトウェア開発言語を使用して、Arria 10 FPGAのコーディングとそのIEEE754ハード・フローティング・ポイントDSP(デジタル・シグナル・プロセッシング)ブロックのコーディングを行ったことで達成されています。
マイクロソフト・リサーチ Client & Apps, DirectorのDoug Burger氏は、「我々はArria 10のエンジニアリング・サンプルにより、CNN性能および電力効率の大幅な向上を遂げることができました。Arria 10内の高精度ハード・フローティング・ポイント演算子は、我々の研究に素晴らしい成果をもたらした一因です」と述べています。
上記のBurger氏は、マイクロソフトのブログへの投稿の中で、インフラ・レベルにおいてデータセンターが直面するいくつかの課題について、またマイクロソフトが従来のCPUをリプログラマブルFPGAに置き換えることで、いかにこれらの課題を解決したかについて説明しています。
アルテラ Director of the Computer and Storage Business Unit, Michael Stricklandは、「FPGAは、柔軟なデータ・パスにより、コンボリューションおよびプーリングを非常に効率的に行うことができるため、多くのOpenCLカーネル同士が外部メモリを介さず、データを直接、受け渡すことができるという、ニューラル・アルゴリズムに向けた設計上の利点を持っています。またArria 10 FPGAは、乗算および加算向けのハード・フローティング・ポイント演算子をサポートするという別の設計上の利点も備えています。このハード・フローティング・ポイント演算子により、従来のFPGA製品より多くのロジック数と高速なクロック速度を実現します」と述べています。
アルテラは、マイクロソフトがアルテラのStratix V FPGAを使って、昨年後半にBingのデータセンターのサーバに導入された革新的なCatapultボード上で検索性能を高速化させたことをすでに発表しています。
アルテラ・コーポレーションについてアルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983 年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988 年に NASDAQ に上場しました。FPGA、SoC、CPLD、ASIC および電源をはじめとする関連技術を提供し、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジ・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は 1990 年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
ALTERA, ARRIA, CYCLONE, ENPIRION, MAX, MEGACORE、NIOS, QUARTUS, STRATIX の製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、http://www.altera.com/legal に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。