「ぼくは目が見えない。でももう子供じゃないんだ」ストレーガ・チルドレン賞受賞、世界が注目するイタリア児童文学の傑作『飛ぶための百歩』発売!
[19/08/29]
提供元:PRTIMES
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株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、盲目の少年の葛藤と成長を描き、2018年ストレーガ・チルドレン賞を受賞したイタリアの児童文学『飛ぶための百歩』を、2019年8月13日に発売しました。
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[画像2: https://prtimes.jp/i/35751/137/resize/d35751-137-922304-3.png ]
◆ストーリー
○目の見えない少年ルーチョの葛藤と成長を描く物語
主人公のルーチョは、中学を卒業したての14歳の少年。
視神経の病気で5歳の時に失明していたが、
見えていたころの視覚的な記憶をもとに、
あらゆることにうまく立ち向かう方法を身に付けていた。
運動も、音楽も、おしゃべりも、本を読むこともできる。
とりわけ好きなのは、山の中を歩くこと。
でも、「目が見えない」からって、
人から手を差し伸べられるのが、
どうしても好きになれなくて――。
「ぼくは目が見えない。でももう子供じゃないんだ」
周りの目が気になり、素直になれないルーチョだったが、
山小屋で無口な少女キアーラと出会い、大切な何かに気付いていく。
大人への一歩を踏み出す、少年少女の成長物語。
◎2018年ストレーガ・チルドレン賞受賞、世界が注目するイタリア児童文学
誰もが感じたことのある、思春期特有の「自意識」を、山登りで出会った仲間とともに乗り越えてゆくルーチョの姿が清々しく描かれた物語。ルーチョを通して、目の見えない人の、目の見える人とは異なる日常の豊かさに、はっとさせられます。10代から大人まで読んでもらいたい、現代イタリア児童文学の傑作です。
★ストレーガ・チルドレン賞とは
年1度、イタリアの作家による小説に対して贈られるイタリア児童文学界最高の賞。本作は2018年に受賞。
◎作者ジュゼッペ・フェスタからのメッセージ
目の見えない人に接する中で、想像以上の発見がありました。さわったり聞いたり、山のにおいをかいだり、五感を働かせることによって、私たちの生きている現実が、イメージの力によってどれほど支配されているかと気付かされます。視覚以外の感覚をうまく使えるひとは少なくなってきています。感覚を大切にすることは、個人的な自分の豊かな世界、歴史的な驚きに満ちた世界を教えてくれるはずです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/137/resize/d35751-137-954047-1.jpg ]
◆書籍情報
書名:飛ぶための百歩
作者:ジュゼッペ・フェスタ・作/杉本あり・訳
定価:本体1,400円+税
判型:四六判/160頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-86029-6
対象年齢:小学校高学年〜一般
発売日:2019年8月13日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2L87Xkk
◎Amazon https://amzn.to/3280NmS
◆作者紹介
作:ジュゼッペ・フェスタ
イタリアの作家。自然科学の学位を持ち、環境教育に従事。音楽家でもある。自然についてのルポルタージュ制作、ドキュメンタリー映画への出演など、多方面で活躍している。著書に『Il passaggio dell’ orso(クマの歩いた道)』(2013)、『La luna è dei lupi(月はオオカミ)』(2016)などがあり、すべて外国で翻訳されている。
動物と山を愛する盲目の少年との出会いから生まれた今作が、日本初邦訳となる。
訳:杉本あり(すぎもと・あり)
出版社勤務を経て、イタリアへ留学。現在は文芸翻訳、字幕翻訳、映像翻訳などの分野で活動。訳書に『赤ちゃんは魔女』『ローラとわたし』(徳間書店)、『りっぱな兵士になりたかった男の話』(講談社)、『コミック密売人』(岩波書店)がある。
装画:まめふく
児童書の装画・挿絵で活躍中のイラストレーター。
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◆ストーリー
○目の見えない少年ルーチョの葛藤と成長を描く物語
主人公のルーチョは、中学を卒業したての14歳の少年。
視神経の病気で5歳の時に失明していたが、
見えていたころの視覚的な記憶をもとに、
あらゆることにうまく立ち向かう方法を身に付けていた。
運動も、音楽も、おしゃべりも、本を読むこともできる。
とりわけ好きなのは、山の中を歩くこと。
でも、「目が見えない」からって、
人から手を差し伸べられるのが、
どうしても好きになれなくて――。
「ぼくは目が見えない。でももう子供じゃないんだ」
周りの目が気になり、素直になれないルーチョだったが、
山小屋で無口な少女キアーラと出会い、大切な何かに気付いていく。
大人への一歩を踏み出す、少年少女の成長物語。
◎2018年ストレーガ・チルドレン賞受賞、世界が注目するイタリア児童文学
誰もが感じたことのある、思春期特有の「自意識」を、山登りで出会った仲間とともに乗り越えてゆくルーチョの姿が清々しく描かれた物語。ルーチョを通して、目の見えない人の、目の見える人とは異なる日常の豊かさに、はっとさせられます。10代から大人まで読んでもらいたい、現代イタリア児童文学の傑作です。
★ストレーガ・チルドレン賞とは
年1度、イタリアの作家による小説に対して贈られるイタリア児童文学界最高の賞。本作は2018年に受賞。
◎作者ジュゼッペ・フェスタからのメッセージ
目の見えない人に接する中で、想像以上の発見がありました。さわったり聞いたり、山のにおいをかいだり、五感を働かせることによって、私たちの生きている現実が、イメージの力によってどれほど支配されているかと気付かされます。視覚以外の感覚をうまく使えるひとは少なくなってきています。感覚を大切にすることは、個人的な自分の豊かな世界、歴史的な驚きに満ちた世界を教えてくれるはずです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35751/137/resize/d35751-137-954047-1.jpg ]
◆書籍情報
書名:飛ぶための百歩
作者:ジュゼッペ・フェスタ・作/杉本あり・訳
定価:本体1,400円+税
判型:四六判/160頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-86029-6
対象年齢:小学校高学年〜一般
発売日:2019年8月13日
◎岩崎書店HP https://bit.ly/2L87Xkk
◎Amazon https://amzn.to/3280NmS
◆作者紹介
作:ジュゼッペ・フェスタ
イタリアの作家。自然科学の学位を持ち、環境教育に従事。音楽家でもある。自然についてのルポルタージュ制作、ドキュメンタリー映画への出演など、多方面で活躍している。著書に『Il passaggio dell’ orso(クマの歩いた道)』(2013)、『La luna è dei lupi(月はオオカミ)』(2016)などがあり、すべて外国で翻訳されている。
動物と山を愛する盲目の少年との出会いから生まれた今作が、日本初邦訳となる。
訳:杉本あり(すぎもと・あり)
出版社勤務を経て、イタリアへ留学。現在は文芸翻訳、字幕翻訳、映像翻訳などの分野で活動。訳書に『赤ちゃんは魔女』『ローラとわたし』(徳間書店)、『りっぱな兵士になりたかった男の話』(講談社)、『コミック密売人』(岩波書店)がある。
装画:まめふく
児童書の装画・挿絵で活躍中のイラストレーター。