『企業のクラウド化に関する実態調査』〜固定資産を持たないことがカギに。クラウドサービス活用で「コスト削減」、「業務の効率化」に期待〜
[14/07/08]
提供元:PRTIMES
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アプリ&システムのクラウド化が進む!クラウドサービス利用意向は約70%。一方で、進んでいない電話システムのクラウド化も、高いニーズが明らかに
企業におけるクラウドサービスの利用実態について
◆クラウドサービスは定着が進む。約70%がクラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討。
◆固定資産を持たないことがカギに。クラウドサービス活用で「コスト削減」、「業務の効率化」を期待。
◆メールなど、誰もが行うオフィス業務はクラウド化を導入。一方、電話システムのクラウド化は進んでいない。
電話システムのクラウド化について
◆経営層に比べて高い、現場のクラウド化に対するニーズ意識。
情報システム・総務担当者で高い、PBX/ビジネスホン(=電話交換機)のクラウド化意向。
◆PBX/ビジネスホンのクラウド化で、コストメリット他、ロケーションフリーの内線構築を期待。
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、2014年6月12日〜14日に『企業のクラウド化について』のアンケート調査を実施いたしました。
調査対象は、企業におけるITシステム/通信整備管理・調達に携わる経営者と、情報システム・総務担当者、全国の20代〜50代男女から、計300件の回答を集めました。
当社では、本調査の様なビジネス向けの内容など、幅広いテーマ・対象のリサーチサービスをご提供しています。
調査結果サマリー
第1章:企業におけるクラウドサービスの利用実態について
◆クラウドサービスは定着が進む。約70%がクラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討。
・全体の約70%が、クラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討している。
・全体の約70%が、今後クラウドサービスを導入することに対して、興味・関心があると回答し、企業におけるクラウドサービスの活用が定着してきている。
◆固定資産を持たないことがカギに。クラウドサービス活用で「コスト削減」、「業務の効率化」を期待。
・クラウドサービスの導入を通して、「固定資産の削減」、「運用メンテナンスコスト」の削減を期待。
・クラウドサービス活用による「業務効率化」もクラウドサービスの導入時のモチベーションとなっている。
◆メールなど、誰もが行うオフィス業務はクラウド化を導入。
一方、電話システムのクラウド化は進んでいない。
・「ストレージ」「メール」「グループウェア」が、クラウドサービスとして主に導入されている。
・企業ジャンルを問わず誰もが行うオフィス業務は、クラウド化されている一方で、オフィスに必須の「電
話」システムについては、わずか7.3%しかクラウド化されていない。
第2章:電話システムのクラウド化について
◆経営層に比べて高い、現場のクラウド化に対するニーズ意識。
情報システム・総務担当者で高い、PBX/ビジネスホン(=電話交換機)のクラウド化意向。
・PBX/ビジネスホンをクラウド化する意向は、経営層にくらべて、情報システム・総務担当者の方が高い。
・情報システム・総務担当者の利用意向は約60%にのぼる。
◆PBX/ビジネスホンのクラウド化で、コストメリット他、ロケーションフリーの内線構築を期待。
・PBX/ビジネスホンのクラウド化のメリットとしては、導入費用、運用費用などコスト的メリットの
他、ロケーションフリーの内線構築がメリットとして感じられている。
・クラウドサービス全般の中ではあまり注目されていないPBX/ビジネスホンのクラウド化にも、実際は高いニーズがあった。
調査結果
〜第1章:企業におけるクラウドサービスの実態について〜
■企業におけるクラウドサービスの利用実態と利用意向について
企業におけるクラウドサービスの利用実態について聞いたところ、「利用している」企業が約半数の45.7%、「利用していないが、利用を検討している」企業が22.3%となりました。さらに今後、クラウドを導入することに対しての興味・関心を聞いたところ、「とてもそう思う(29.0%)」、「ややそう思う(42.0%)」と回答した人が71.0%と、過半数を占める結果になりました。今回調査の対象である経営者、情報システム・総務担当者は、企業におけるクラウドサービスの利用に対して、総じて前向きに捉えており、クラウドサービスを企業として活用していくことが定着しつつあることがうかがえます。
■クラウドサービスのメリットと懸念点について
クラウドサービスを導入している人を対象に、クラウドサービスを導入した際に期待したメリットを聞いたところ、「ハードウェアのコスト(固定資産)の削減(62.8%)」、「運用・メンテナンスコストの削減(51.8%)」、そして「業務効率の向上(45.3%)」が多くあがりました。クラウドサービスを導入し、「コスト削減」と「業務の効率化」の2点が、クラウドサービスを導入する際のモチベーションとなっていることがうかがえます。
また、クラウド導入によって実際に得られた効果について、「資産維持・監理コストの削減(63.5%)」が最も高く実感されており、導入時に期待したメリットを、実際に効果として実感している人が多いことがうかがえます。
その一方で、クラウド化していない人を対象に、クラウド化していない理由を聞いたところ、「セキュリティが心配(60.7%)」「導入・維持コストが高い(39.9%)」「データの破損・損失が怖い(31.3%)」という点が懸念となっているようです。
クラウドサービスの導入によって、コスト的メリットを実感している人も多い一方で、「導入・維持コストが高い」というイメージもあるようです。また、クラウド化におけるセキュリティの脆弱さのイメージが先行し、導入のハードルになっているケースもあることが推測されます。
■オフィスに必要なクラウドサービスについて
クラウドサービスを導入している人を対象に、業務における具体的なクラウドサービスの導入項目について聞いたところ、「ストレージ(57.7%)」、「メール(54.7%)」、そして「グループウェア(49.6%)」が多く導入されている結果となりました。企業ジャンル問わず、これら誰もが行うオフィスの業務項目において、クラウドサービスが導入されていることがうかがえます。
一方で、ストレージやメール、グループウェアと同様に、オフィスで誰もが使う「電話」については、導入実態がわずか7.3%にとどまりました。
さらに、今後クラウド化したい業務項目について聞いたところ、クラウド導入実態と同様、「電話」以外のオフィスで誰もが使う業務項目で、導入意向が高い結果となりました。 システムやサーバー、アプリケーションなどのクラウド化の必要性については認識しているものの、PBXなどの「電話システム」のクラウド化については、注目されていないことが推測されます。
〜第2章:電話システムのクラウド化について〜
■電話システムのクラウド化について
PBX/ビジネスホンのクラウド化意向を聞いたところ、経営層と、情報システム・総務担当者の間で傾向に大きな違いが見られました。情報システム・総務担当者の人に関しては、過半数となる58.9%の人がPBX/ビジネスホンをクラウド化する意向があると回答したのに対し、経営層に関しては46.6%と、情報システム・総務担当者に比べて低い結果となりました。 PBX/ビジネスホンのクラウド化について、経営層と比べて、情報システム・総務担当者の現場のニーズが高いことがわかりました。
■電話システムのクラウド化メリットについて
PBX/ビジネスホンをクラウド化するメリットについて聞いたところ、「PBX等の保守・メンテナンス(設定変更等)費用の削減(63.1%)」「PBX等の導入費用の削減(62.2%)」そして「ロケーションにとらわれない内線構築が可能(40.5%)」という点がメリットとして捉えられていることが明らかになりました。クラウドサービス全般の導入に伴うメリット同様、導入費用や保守・メンテナンスにおけるコスト的なメリットはもちろん、ロケーションフリーで内線環境を構築ができる点も、メリットとしてあげられています。PBX/ビジネスホンをクラウド化によってロケーションフリーの内線電話を実現し、シームレスなオフィス環境を整備するニーズが高いことがうかがえます。
また電話システムに関する要望について聞いたところ、「ロケーションにとらわれない内線構築(社員の内線電話が、外出先やフリーデスクでも使用可能になる)をしたい(56.0%)」「外出時の社員同士や社員⇔会社間の通話料を、無料にしたい(77.0%)」と感じている人が多く、電話システムへのニーズは、電話システムをクラウド化することで実現することが多いと言えそうです。クラウドサービス全般の中ではあまり注目さていないPBX/ビジネスホンといった「電話システム」のクラウド化にも、実際は高いニーズがあるものの、見落とされていると推測されます。
調査概要
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2014年6月12日〜6月14日
【回答者数】
《全体》 全国の20〜50代男女300名
《内訳》 企業におけるITシステム/通信整備管理・調達に携わる、経営者150名、情報システム・総務担当者150名
<本件リリース調査結果およびマイボイスコムに関するお問い合わせ先>
マイボイスコム株式会社 松野・山下
(TEL・FAX)03-5217-1911・03-5217-1913
(Email)otoiawase@myvoice.co.jp
【会社概要】
マイボイスコム株式会社
代表者名 :代表取締役社長 高井和久
設立 : 1999年7月1日
所在地 :東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル
ホームページ: http://www.myvoice.co.jp/
【事業内容】
ネットリサーチ、行動付随調査、従来型調査、アンケートデータベース 等
マイボイスコム(株)は102万人のモニター組織を運営し、調査設計から、調査票作成、回収、集計分析、
レポート作成と報告までをトータルに提供する、ネットリサーチを中心としたリサーチ会社です。
企業におけるクラウドサービスの利用実態について
◆クラウドサービスは定着が進む。約70%がクラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討。
◆固定資産を持たないことがカギに。クラウドサービス活用で「コスト削減」、「業務の効率化」を期待。
◆メールなど、誰もが行うオフィス業務はクラウド化を導入。一方、電話システムのクラウド化は進んでいない。
電話システムのクラウド化について
◆経営層に比べて高い、現場のクラウド化に対するニーズ意識。
情報システム・総務担当者で高い、PBX/ビジネスホン(=電話交換機)のクラウド化意向。
◆PBX/ビジネスホンのクラウド化で、コストメリット他、ロケーションフリーの内線構築を期待。
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、2014年6月12日〜14日に『企業のクラウド化について』のアンケート調査を実施いたしました。
調査対象は、企業におけるITシステム/通信整備管理・調達に携わる経営者と、情報システム・総務担当者、全国の20代〜50代男女から、計300件の回答を集めました。
当社では、本調査の様なビジネス向けの内容など、幅広いテーマ・対象のリサーチサービスをご提供しています。
調査結果サマリー
第1章:企業におけるクラウドサービスの利用実態について
◆クラウドサービスは定着が進む。約70%がクラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討。
・全体の約70%が、クラウドサービスを利用、もしくは今後の利用を検討している。
・全体の約70%が、今後クラウドサービスを導入することに対して、興味・関心があると回答し、企業におけるクラウドサービスの活用が定着してきている。
◆固定資産を持たないことがカギに。クラウドサービス活用で「コスト削減」、「業務の効率化」を期待。
・クラウドサービスの導入を通して、「固定資産の削減」、「運用メンテナンスコスト」の削減を期待。
・クラウドサービス活用による「業務効率化」もクラウドサービスの導入時のモチベーションとなっている。
◆メールなど、誰もが行うオフィス業務はクラウド化を導入。
一方、電話システムのクラウド化は進んでいない。
・「ストレージ」「メール」「グループウェア」が、クラウドサービスとして主に導入されている。
・企業ジャンルを問わず誰もが行うオフィス業務は、クラウド化されている一方で、オフィスに必須の「電
話」システムについては、わずか7.3%しかクラウド化されていない。
第2章:電話システムのクラウド化について
◆経営層に比べて高い、現場のクラウド化に対するニーズ意識。
情報システム・総務担当者で高い、PBX/ビジネスホン(=電話交換機)のクラウド化意向。
・PBX/ビジネスホンをクラウド化する意向は、経営層にくらべて、情報システム・総務担当者の方が高い。
・情報システム・総務担当者の利用意向は約60%にのぼる。
◆PBX/ビジネスホンのクラウド化で、コストメリット他、ロケーションフリーの内線構築を期待。
・PBX/ビジネスホンのクラウド化のメリットとしては、導入費用、運用費用などコスト的メリットの
他、ロケーションフリーの内線構築がメリットとして感じられている。
・クラウドサービス全般の中ではあまり注目されていないPBX/ビジネスホンのクラウド化にも、実際は高いニーズがあった。
調査結果
〜第1章:企業におけるクラウドサービスの実態について〜
■企業におけるクラウドサービスの利用実態と利用意向について
企業におけるクラウドサービスの利用実態について聞いたところ、「利用している」企業が約半数の45.7%、「利用していないが、利用を検討している」企業が22.3%となりました。さらに今後、クラウドを導入することに対しての興味・関心を聞いたところ、「とてもそう思う(29.0%)」、「ややそう思う(42.0%)」と回答した人が71.0%と、過半数を占める結果になりました。今回調査の対象である経営者、情報システム・総務担当者は、企業におけるクラウドサービスの利用に対して、総じて前向きに捉えており、クラウドサービスを企業として活用していくことが定着しつつあることがうかがえます。
■クラウドサービスのメリットと懸念点について
クラウドサービスを導入している人を対象に、クラウドサービスを導入した際に期待したメリットを聞いたところ、「ハードウェアのコスト(固定資産)の削減(62.8%)」、「運用・メンテナンスコストの削減(51.8%)」、そして「業務効率の向上(45.3%)」が多くあがりました。クラウドサービスを導入し、「コスト削減」と「業務の効率化」の2点が、クラウドサービスを導入する際のモチベーションとなっていることがうかがえます。
また、クラウド導入によって実際に得られた効果について、「資産維持・監理コストの削減(63.5%)」が最も高く実感されており、導入時に期待したメリットを、実際に効果として実感している人が多いことがうかがえます。
その一方で、クラウド化していない人を対象に、クラウド化していない理由を聞いたところ、「セキュリティが心配(60.7%)」「導入・維持コストが高い(39.9%)」「データの破損・損失が怖い(31.3%)」という点が懸念となっているようです。
クラウドサービスの導入によって、コスト的メリットを実感している人も多い一方で、「導入・維持コストが高い」というイメージもあるようです。また、クラウド化におけるセキュリティの脆弱さのイメージが先行し、導入のハードルになっているケースもあることが推測されます。
■オフィスに必要なクラウドサービスについて
クラウドサービスを導入している人を対象に、業務における具体的なクラウドサービスの導入項目について聞いたところ、「ストレージ(57.7%)」、「メール(54.7%)」、そして「グループウェア(49.6%)」が多く導入されている結果となりました。企業ジャンル問わず、これら誰もが行うオフィスの業務項目において、クラウドサービスが導入されていることがうかがえます。
一方で、ストレージやメール、グループウェアと同様に、オフィスで誰もが使う「電話」については、導入実態がわずか7.3%にとどまりました。
さらに、今後クラウド化したい業務項目について聞いたところ、クラウド導入実態と同様、「電話」以外のオフィスで誰もが使う業務項目で、導入意向が高い結果となりました。 システムやサーバー、アプリケーションなどのクラウド化の必要性については認識しているものの、PBXなどの「電話システム」のクラウド化については、注目されていないことが推測されます。
〜第2章:電話システムのクラウド化について〜
■電話システムのクラウド化について
PBX/ビジネスホンのクラウド化意向を聞いたところ、経営層と、情報システム・総務担当者の間で傾向に大きな違いが見られました。情報システム・総務担当者の人に関しては、過半数となる58.9%の人がPBX/ビジネスホンをクラウド化する意向があると回答したのに対し、経営層に関しては46.6%と、情報システム・総務担当者に比べて低い結果となりました。 PBX/ビジネスホンのクラウド化について、経営層と比べて、情報システム・総務担当者の現場のニーズが高いことがわかりました。
■電話システムのクラウド化メリットについて
PBX/ビジネスホンをクラウド化するメリットについて聞いたところ、「PBX等の保守・メンテナンス(設定変更等)費用の削減(63.1%)」「PBX等の導入費用の削減(62.2%)」そして「ロケーションにとらわれない内線構築が可能(40.5%)」という点がメリットとして捉えられていることが明らかになりました。クラウドサービス全般の導入に伴うメリット同様、導入費用や保守・メンテナンスにおけるコスト的なメリットはもちろん、ロケーションフリーで内線環境を構築ができる点も、メリットとしてあげられています。PBX/ビジネスホンをクラウド化によってロケーションフリーの内線電話を実現し、シームレスなオフィス環境を整備するニーズが高いことがうかがえます。
また電話システムに関する要望について聞いたところ、「ロケーションにとらわれない内線構築(社員の内線電話が、外出先やフリーデスクでも使用可能になる)をしたい(56.0%)」「外出時の社員同士や社員⇔会社間の通話料を、無料にしたい(77.0%)」と感じている人が多く、電話システムへのニーズは、電話システムをクラウド化することで実現することが多いと言えそうです。クラウドサービス全般の中ではあまり注目さていないPBX/ビジネスホンといった「電話システム」のクラウド化にも、実際は高いニーズがあるものの、見落とされていると推測されます。
調査概要
【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
【調査時期】2014年6月12日〜6月14日
【回答者数】
《全体》 全国の20〜50代男女300名
《内訳》 企業におけるITシステム/通信整備管理・調達に携わる、経営者150名、情報システム・総務担当者150名
<本件リリース調査結果およびマイボイスコムに関するお問い合わせ先>
マイボイスコム株式会社 松野・山下
(TEL・FAX)03-5217-1911・03-5217-1913
(Email)otoiawase@myvoice.co.jp
【会社概要】
マイボイスコム株式会社
代表者名 :代表取締役社長 高井和久
設立 : 1999年7月1日
所在地 :東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル
ホームページ: http://www.myvoice.co.jp/
【事業内容】
ネットリサーチ、行動付随調査、従来型調査、アンケートデータベース 等
マイボイスコム(株)は102万人のモニター組織を運営し、調査設計から、調査票作成、回収、集計分析、
レポート作成と報告までをトータルに提供する、ネットリサーチを中心としたリサーチ会社です。