OiDE ファンド 4号案件 目標達成のお知らせ
[22/09/20]
提供元:PRTIMES
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iPS細胞由来インスリン産生細胞におけるオープンイノベーション研究
三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長:坂本信介、本社:東京都中央区、以下「三菱UFJキャピタル」)は、第一三共株式会社(以下、「第一三共」)、国立大学法人東京工業大学(以下、「東京工業大学」)と2019年1月1日から開始したオープンイノベーション研究(以下「本研究」)について目標を達成したことを、お知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76057/143/resize/d76057-143-b2f05572da8824da684f-0.png ]
iPS細胞由来インスリン産生細胞の作製に関する研究
東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の粂(くめ)・白木研究室が開発したヒトiPS細胞から膵β(すいベータ)細胞(インスリンを分泌する膵臓にある細胞)を高率に作製する手法と第一三共の技術を融合させることにより、生体内の膵β細胞に匹敵するiPS細胞由来インスリン産生能を有する細胞の作製を目指しました。本研究ではiPS細胞由来のインスリン産生細胞の更なる性能の向上及び作製法の改良を行い、従来のインスリン治療では血糖コントロールが困難でアンメットメディカルニーズが高い、重症1型糖尿病*1に対する革新的な治療法として、実用化に向けた検討を進めました。
出資背景
本研究を行うためにOiDE BetaRevive株式会社(オイデ ベータリバイブ)(本社:東京都中央区、以下「BetaRevive」)を設立し、三菱UFJキャピタルが運営するOiDE ファンド投資事業有限責任組合(以下「OiDE ファンド*2」)から共同研究等に必要な資金を全額出資していました。
研究目標の達成
今回の共同研究にて実用化に向けた細胞作製方法の検証およびin vivo評価の検討等が行われ、その結果、目標を達成したと評価されたことで、第一三共はBetaReviveの株式を全て買い取り、三菱UFJキャピタルが運営するOiDEファンドは、当該取得対価を受け取りました。今後は、第一三共が自らのプロジェクトとして開発に向けた研究を進めます。
OiDEファンド運用成績
OiDEファンドは、今回の株式売却により、2号案件であるOiDE Adjubilee株式会社(オイデ アジュビリー)の株式売却に次いで、2件目のエグジットを達成。OiDEファンドのファンド総額に対し、回収金額が上回ったことをお知らせします。
*1 重症1型糖尿病
1型糖尿病は、インスリンを産生する膵臓のβ細胞が何らかの原因で破壊されることで発症します。1型糖尿病では、治療にインスリン製剤を使用します。しかし、一部の患者さんでは、内因性インスリン分泌能が著しく低下しているために、十分な血糖コントロールが達成できず、重症低血糖発作を繰り返すことで、QOLの低下や生命予後の悪化につながる恐れがあります。そのような場合、膵島移植が効果的な治療法とされていますが、ドナー不足が問題となっており、新たな治療法が望まれています。
*2 OiDE(Open innovation for the Development of Emerging technologies)ファンドについて
三菱UFJキャピタルと第一三共が2013年に共同で始めたファンド(三菱UFJキャピタルが運営)
【OiDEファンド概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/76057/table/143_1_7606f12d2f1e608babeb5be42bb5bf33.jpg ]
【スキーム図】
[画像2: https://prtimes.jp/i/76057/143/resize/d76057-143-870af84c06c31c73e745-1.png ]
【三菱UFJキャピタル 会社概要】
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設 立:1974年8月1日
U R L :https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
三菱UFJキャピタル株式会社(代表取締役社長:坂本信介、本社:東京都中央区、以下「三菱UFJキャピタル」)は、第一三共株式会社(以下、「第一三共」)、国立大学法人東京工業大学(以下、「東京工業大学」)と2019年1月1日から開始したオープンイノベーション研究(以下「本研究」)について目標を達成したことを、お知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/76057/143/resize/d76057-143-b2f05572da8824da684f-0.png ]
iPS細胞由来インスリン産生細胞の作製に関する研究
東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系の粂(くめ)・白木研究室が開発したヒトiPS細胞から膵β(すいベータ)細胞(インスリンを分泌する膵臓にある細胞)を高率に作製する手法と第一三共の技術を融合させることにより、生体内の膵β細胞に匹敵するiPS細胞由来インスリン産生能を有する細胞の作製を目指しました。本研究ではiPS細胞由来のインスリン産生細胞の更なる性能の向上及び作製法の改良を行い、従来のインスリン治療では血糖コントロールが困難でアンメットメディカルニーズが高い、重症1型糖尿病*1に対する革新的な治療法として、実用化に向けた検討を進めました。
出資背景
本研究を行うためにOiDE BetaRevive株式会社(オイデ ベータリバイブ)(本社:東京都中央区、以下「BetaRevive」)を設立し、三菱UFJキャピタルが運営するOiDE ファンド投資事業有限責任組合(以下「OiDE ファンド*2」)から共同研究等に必要な資金を全額出資していました。
研究目標の達成
今回の共同研究にて実用化に向けた細胞作製方法の検証およびin vivo評価の検討等が行われ、その結果、目標を達成したと評価されたことで、第一三共はBetaReviveの株式を全て買い取り、三菱UFJキャピタルが運営するOiDEファンドは、当該取得対価を受け取りました。今後は、第一三共が自らのプロジェクトとして開発に向けた研究を進めます。
OiDEファンド運用成績
OiDEファンドは、今回の株式売却により、2号案件であるOiDE Adjubilee株式会社(オイデ アジュビリー)の株式売却に次いで、2件目のエグジットを達成。OiDEファンドのファンド総額に対し、回収金額が上回ったことをお知らせします。
*1 重症1型糖尿病
1型糖尿病は、インスリンを産生する膵臓のβ細胞が何らかの原因で破壊されることで発症します。1型糖尿病では、治療にインスリン製剤を使用します。しかし、一部の患者さんでは、内因性インスリン分泌能が著しく低下しているために、十分な血糖コントロールが達成できず、重症低血糖発作を繰り返すことで、QOLの低下や生命予後の悪化につながる恐れがあります。そのような場合、膵島移植が効果的な治療法とされていますが、ドナー不足が問題となっており、新たな治療法が望まれています。
*2 OiDE(Open innovation for the Development of Emerging technologies)ファンドについて
三菱UFJキャピタルと第一三共が2013年に共同で始めたファンド(三菱UFJキャピタルが運営)
【OiDEファンド概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/76057/table/143_1_7606f12d2f1e608babeb5be42bb5bf33.jpg ]
【スキーム図】
[画像2: https://prtimes.jp/i/76057/143/resize/d76057-143-870af84c06c31c73e745-1.png ]
【三菱UFJキャピタル 会社概要】
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設 立:1974年8月1日
U R L :https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業