須賀敦子の自筆詩篇原稿発見!没後20年記念、「須賀敦子詩集」発売
[18/03/08]
提供元:PRTIMES
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『主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』
須賀文学の本質を表すともいえる貴重な未発表の自筆詩稿44篇の発見をうけ、没後20年に際し、単行本『主よ 一羽の鳩のために──須賀敦子詩集』を発売いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-620377-0.jpg ]
このたび須賀文学の本質を表すともいえる貴重な未発表自筆詩稿44篇の発見をうけ、没後20年に際し、単行本『主よ 一羽の鳩のために──須賀敦子詩集』を河出書房新社(東京都渋谷区・代表取締役社長小野寺優)より刊行することになりました。
この原稿は、プライベートな遺品として保管され長らく人の目に触れることのなかった資料を、旧知の弊社編集者が整理する中で発見したものです。和紙やタイプ用紙などに主に鉛筆で書かれており、記された日付から、須賀敦子がローマ留学中の1959年1月から12月までのものと判明しました。
まだ将来夫となるペッピーノにもコルシア書店にも出会っていない、須賀30歳の一年間。自身の内面に静かに深く問いかけつづける真摯な求道の姿が、平易でやわらかな表現の奥に感じられる美しい詩篇です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-446747-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-574022-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-474114-4.jpg ]
また、上の詩作と同時期に訳したと思われる、コルシア書店の創設者で詩人としても名高いダヴィデ・マリア・トゥロルドの作品の翻訳原稿も新発見。須賀の翻訳者としての卓越した才能が存分に発揮されたすばらしい訳稿です。この原稿は、今年6月より刊行開始の海外文学コレクション「須賀敦子の本棚 全9巻」に収録予定です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-671404-3.jpg ]
没後20年という節目にあたり、須賀敦子の新たな作品世界にぜひご注目ください。
[画像6: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-342587-5.jpg ]
【書籍情報】
『主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』
須賀敦子著
解説・池澤夏樹
※巻頭口絵にて手書き原稿収録
ISBN: 978-4-309-02656-5
本体価格:1800円(税別)
46変形判/144頁/2018/3/16発売
[内容紹介]
没後20年にして新発見された40数篇の詩を収録。
30歳の頃に綴られた魂の言葉は詩人としての類い稀な才能を証し、須賀文学の核心を明らかにする。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026565/
●新発見翻訳原稿が収録される「須賀敦子の本棚【全9巻】」の詳細は特設ページをご参照ください。
http://web.kawade.co.jp/bungei/1911/
【著者略歴】
須賀敦子(1929〜1998)
兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。1953年よりパリ、ローマに留学、その後ミラノに在住。多くの日本文学をイタリア語に訳して紹介する。71年帰国後、慶應義塾大学で文学博士号取得、上智大学比較文化学部教授を務める。91年、『ミラノ 霧の風景』で講談社エッセイ賞、女流文学賞を受賞。著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』など。訳書に『ウンベルト・サバ詩集』、N・ギンズブルグ『ある家族の会話』『マンゾーニ家の人々』、A・タブッキ『インド夜想曲』、I・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』など。没後、『須賀敦子全集』(全8巻・別巻1)刊行。
須賀文学の本質を表すともいえる貴重な未発表の自筆詩稿44篇の発見をうけ、没後20年に際し、単行本『主よ 一羽の鳩のために──須賀敦子詩集』を発売いたします。
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このたび須賀文学の本質を表すともいえる貴重な未発表自筆詩稿44篇の発見をうけ、没後20年に際し、単行本『主よ 一羽の鳩のために──須賀敦子詩集』を河出書房新社(東京都渋谷区・代表取締役社長小野寺優)より刊行することになりました。
この原稿は、プライベートな遺品として保管され長らく人の目に触れることのなかった資料を、旧知の弊社編集者が整理する中で発見したものです。和紙やタイプ用紙などに主に鉛筆で書かれており、記された日付から、須賀敦子がローマ留学中の1959年1月から12月までのものと判明しました。
まだ将来夫となるペッピーノにもコルシア書店にも出会っていない、須賀30歳の一年間。自身の内面に静かに深く問いかけつづける真摯な求道の姿が、平易でやわらかな表現の奥に感じられる美しい詩篇です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-446747-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-574022-2.jpg ]
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また、上の詩作と同時期に訳したと思われる、コルシア書店の創設者で詩人としても名高いダヴィデ・マリア・トゥロルドの作品の翻訳原稿も新発見。須賀の翻訳者としての卓越した才能が存分に発揮されたすばらしい訳稿です。この原稿は、今年6月より刊行開始の海外文学コレクション「須賀敦子の本棚 全9巻」に収録予定です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-671404-3.jpg ]
没後20年という節目にあたり、須賀敦子の新たな作品世界にぜひご注目ください。
[画像6: https://prtimes.jp/i/12754/151/resize/d12754-151-342587-5.jpg ]
【書籍情報】
『主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集』
須賀敦子著
解説・池澤夏樹
※巻頭口絵にて手書き原稿収録
ISBN: 978-4-309-02656-5
本体価格:1800円(税別)
46変形判/144頁/2018/3/16発売
[内容紹介]
没後20年にして新発見された40数篇の詩を収録。
30歳の頃に綴られた魂の言葉は詩人としての類い稀な才能を証し、須賀文学の核心を明らかにする。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309026565/
●新発見翻訳原稿が収録される「須賀敦子の本棚【全9巻】」の詳細は特設ページをご参照ください。
http://web.kawade.co.jp/bungei/1911/
【著者略歴】
須賀敦子(1929〜1998)
兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。1953年よりパリ、ローマに留学、その後ミラノに在住。多くの日本文学をイタリア語に訳して紹介する。71年帰国後、慶應義塾大学で文学博士号取得、上智大学比較文化学部教授を務める。91年、『ミラノ 霧の風景』で講談社エッセイ賞、女流文学賞を受賞。著書に『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』など。訳書に『ウンベルト・サバ詩集』、N・ギンズブルグ『ある家族の会話』『マンゾーニ家の人々』、A・タブッキ『インド夜想曲』、I・カルヴィーノ『なぜ古典を読むのか』など。没後、『須賀敦子全集』(全8巻・別巻1)刊行。