2023年 あじさいの見ごろの時期の人流調査 〜 鎌倉市内 〜
[23/07/01]
提供元:PRTIMES
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ライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」を提供する、レイ・フロンティア株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:田村建士 以下、レイ・フロンティア)は、「2023年 あじさいの見ごろの時期の人流調査 〜 鎌倉市内 〜」に関するデータを公開した事をお知らせします。
※本プレスリリースはレイ・フロンティアが運営する「Rei Frontier Tech Blog」の転載となります。
Rei Frontier Tech Blog:https://tech-blog.rei-frontier.jp/entry/2023/06/30/181159
レイ・フロンティア株式会社では「人間の無意識を、行動データで見える化する」事業を展開しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-e7e3564544fa73d8c32c-0.png ]
6 月は初夏の風物詩であるあじさいの季節でした。
色彩豊かなあじさいが梅雨の沈みがちになる気分を和らげてくれます。
コロナ禍が落ち着き、外出する人も増えてきている近頃、旬を迎えるあじさいを見に行こうという人もいるかもしれません。
そこで今回は、鎌倉市内のあじさいの観光スポットを訪れている人を調査してみました。
調査元データ
※ 弊社アプリ日々の歩数や移動などの位置情報と写真を自動的に記録するアプリ「SilentLog」より収集したデータに匿名化処理を施したもの
※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます
【データ概要】
鎌倉の対象エリアを訪れた人の人流データと推定属性情報
【期間】
2023 年 5 月 15 日(月)〜 6 月 25 日(日)
【対象エリア】
鎌倉の紫陽花観光スポット
(明月院、長谷寺、浄智寺、建長寺、御霊神社)
【調査対象者】
期間内にログがある方
分析調査
今回は 5 月 15 日から 6 月 25 日までの期間を 7 日間刻みで調査をしました。
鎌倉市観光協会のあじさい開花状況※1と合わせて、日にち順に見ていきたいと思います。
図は 7 日間刻みでの、鎌倉市内の抜粋したあじさい観光スポットの滞在数を示しています。
※1 https://trip-kamakura.com/article/12265.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-269ad7ac0840dc6e96e3-0.png ]
この段階では記載されている観光スポットの開花情報は伝えられていませんが、訪れている人を確認できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-b24149e3a4d34d8c46d4-0.png ]
23 日に明月院で色づき始めが、26 日に長谷寺では一部見ごろと御霊神社では色づき始めが伝えられました。
1 週間前よりも情報が伝えられた 3 箇所で訪れている人が増加していることが確認できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-86aead4e76717f99dc59-0.png ]
この週には今回見ているエリアでは開花の情報は伝えられていませんが、その他のエリアでは開花の情報が伝えられていました。
1 週間前に人数が増えていた 3 箇所には状況に差がないように見えます。
新たに建長寺に訪れる人が増えていることが確認できます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-af753764dd1d1c1378c4-0.png ]
この週には建長寺の見ごろになっている場所があると情報が伝えられていました。
ただ今回のデータでは建長寺を訪れる人が増加している傾向は確認できませんでした。
残りの 4 箇所は先週と変わらない傾向が見えています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-258b7649ce61c661bb38-0.png ]
この週には明月院、長谷寺、御霊神社で見ごろの情報が伝えられました。
その結果、長谷寺、御霊神社以外の 3 箇所で訪れている人が増加傾向があることが示されています。
長谷寺、御霊神社に関しては、そこまで増加しているとは言い難い傾向です。
近くまとまったところで済ませていたのでしょうか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-d1fa9e3e498d3796259b-0.png ]
この週には鎌倉市内各地で見ごろになっているとの情報が伝えられていました。
ただ 1 週間前より訪れている人は少ないように見えます。
今度は長谷寺、御霊神社の方では増加している傾向が見えます。
長谷寺の鑑賞券の事前販売の締切の影響でしょうか。
ここまでは人流データで見てきました。
次は訪れていた人がどこから来ていたのかを見ていきたいと思います。
次の図は推定した居住都道府県の図になります。
5 月 15 日〜21 日の神奈川県居住の人の滞在数を 100 とした時の、訪れた人の居住都道府県の人数を示しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-efacad8db83f172f39df-0.png ]
最初は神奈川、東京、千葉と鎌倉に近い県から訪れています。
その後、開花が進むにつれ、訪れている県が増えていることがわかります。
神奈川、東京、千葉は上位 3 で変わりなく推移しています。
6 月に入ってからの方が訪れている人が増えていると言えます。
その中でも 6 月の中旬に最も訪れている人が多かったことが示されています。
まとめ
・開花状況・情報に合わせて訪れている人が増加、他県から訪れている人も増加
・6 月から訪れる人が増加し、6 月中旬が最も多く訪れている
※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます
今回は、開花状況に合わせて訪れる人が増加するという当然の結果と言えるものでしたが、実際のデータで確認することができました。
興味のある人が情報チェックして訪れていると言えるかもしれません。
当たり前だと言えることを実際にデータで確認できるのは良いことですね。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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レイ・フロンティア株式会社について
個人向けスマートフォンアプリの開発運用、及び、法人向けに独自の移動データの収集・推定技術を強みとした、サービスの企画提案コンサルティング、アプリケーションデザイン・開発、運用中のカスタマーサクセス支援(開発・技術支援等)を行っております。
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https://www.rei-frontier.jp/case/
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[画像1: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-e7e3564544fa73d8c32c-0.png ]
6 月は初夏の風物詩であるあじさいの季節でした。
色彩豊かなあじさいが梅雨の沈みがちになる気分を和らげてくれます。
コロナ禍が落ち着き、外出する人も増えてきている近頃、旬を迎えるあじさいを見に行こうという人もいるかもしれません。
そこで今回は、鎌倉市内のあじさいの観光スポットを訪れている人を調査してみました。
調査元データ
※ 弊社アプリ日々の歩数や移動などの位置情報と写真を自動的に記録するアプリ「SilentLog」より収集したデータに匿名化処理を施したもの
※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます
【データ概要】
鎌倉の対象エリアを訪れた人の人流データと推定属性情報
【期間】
2023 年 5 月 15 日(月)〜 6 月 25 日(日)
【対象エリア】
鎌倉の紫陽花観光スポット
(明月院、長谷寺、浄智寺、建長寺、御霊神社)
【調査対象者】
期間内にログがある方
分析調査
今回は 5 月 15 日から 6 月 25 日までの期間を 7 日間刻みで調査をしました。
鎌倉市観光協会のあじさい開花状況※1と合わせて、日にち順に見ていきたいと思います。
図は 7 日間刻みでの、鎌倉市内の抜粋したあじさい観光スポットの滞在数を示しています。
※1 https://trip-kamakura.com/article/12265.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-269ad7ac0840dc6e96e3-0.png ]
この段階では記載されている観光スポットの開花情報は伝えられていませんが、訪れている人を確認できます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-b24149e3a4d34d8c46d4-0.png ]
23 日に明月院で色づき始めが、26 日に長谷寺では一部見ごろと御霊神社では色づき始めが伝えられました。
1 週間前よりも情報が伝えられた 3 箇所で訪れている人が増加していることが確認できます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-86aead4e76717f99dc59-0.png ]
この週には今回見ているエリアでは開花の情報は伝えられていませんが、その他のエリアでは開花の情報が伝えられていました。
1 週間前に人数が増えていた 3 箇所には状況に差がないように見えます。
新たに建長寺に訪れる人が増えていることが確認できます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-af753764dd1d1c1378c4-0.png ]
この週には建長寺の見ごろになっている場所があると情報が伝えられていました。
ただ今回のデータでは建長寺を訪れる人が増加している傾向は確認できませんでした。
残りの 4 箇所は先週と変わらない傾向が見えています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-258b7649ce61c661bb38-0.png ]
この週には明月院、長谷寺、御霊神社で見ごろの情報が伝えられました。
その結果、長谷寺、御霊神社以外の 3 箇所で訪れている人が増加傾向があることが示されています。
長谷寺、御霊神社に関しては、そこまで増加しているとは言い難い傾向です。
近くまとまったところで済ませていたのでしょうか。
[画像7: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-d1fa9e3e498d3796259b-0.png ]
この週には鎌倉市内各地で見ごろになっているとの情報が伝えられていました。
ただ 1 週間前より訪れている人は少ないように見えます。
今度は長谷寺、御霊神社の方では増加している傾向が見えます。
長谷寺の鑑賞券の事前販売の締切の影響でしょうか。
ここまでは人流データで見てきました。
次は訪れていた人がどこから来ていたのかを見ていきたいと思います。
次の図は推定した居住都道府県の図になります。
5 月 15 日〜21 日の神奈川県居住の人の滞在数を 100 とした時の、訪れた人の居住都道府県の人数を示しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/11357/155/resize/d11357-155-efacad8db83f172f39df-0.png ]
最初は神奈川、東京、千葉と鎌倉に近い県から訪れています。
その後、開花が進むにつれ、訪れている県が増えていることがわかります。
神奈川、東京、千葉は上位 3 で変わりなく推移しています。
6 月に入ってからの方が訪れている人が増えていると言えます。
その中でも 6 月の中旬に最も訪れている人が多かったことが示されています。
まとめ
・開花状況・情報に合わせて訪れている人が増加、他県から訪れている人も増加
・6 月から訪れる人が増加し、6 月中旬が最も多く訪れている
※ データはあくまで弊社サービスで収集したもので、実際とは異なる場合がございます
今回は、開花状況に合わせて訪れる人が増加するという当然の結果と言えるものでしたが、実際のデータで確認することができました。
興味のある人が情報チェックして訪れていると言えるかもしれません。
当たり前だと言えることを実際にデータで確認できるのは良いことですね。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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