福祉実験ユニット「ヘラルボニー」が‘違うこと’の価値を問う美術展「The Colours!」を7月16日よりANB Tokyoにて開催
[22/06/29]
提供元:PRTIMES
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〜金沢21世紀美術館キュレーターの黒澤浩美氏が企画監修、13名の作家による原画を展示〜
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、アートコンプレックス ANB Tokyo(東京・六本木)にて『ヘラルボニー4周年記念 The Colours!』を2022年7月16日(土)から8月7日(日)の期間に開催いたします。
ヘラルボニーの企画アドバイザーである黒澤浩美氏(金沢21世紀美術館キュレーター)が手がける本展は、個々の「違い」そのものが価値となって社会を彩るというメッセージを13名の作家とともに発信します。7月18日(月)にはスペシャルトークセッションを開催し、オンライン配信を予定しています。
「異彩を、放て。」のミッションのもと、アートシーンにおける彼らの作品の価値を見直すことで、異彩あふれるカラフルな「違い」こそが尊重される社会の実現を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-9c817215f8a14abb3e60-0.jpg ]
■展覧会コンセプト「The Colours!」
福祉実験ユニット「ヘラルボニー」がライセンス契約を結ぶ作家の中から、「色」のパワーを持つ作品を中心にセレクトした展覧会。アートは「違い」にこそ存在価値がある。「同じ」や「普通」よりも、個人の「個性」こそが認められる。違いこそが大切な価値だ。世界中を見渡してみても、ひとつとして同じものがないのは、あらゆる存在に言えること。人間の存在も、「違い」そのものが価値となって社会を彩る。違いこそが多様性を支え多様性こそが生存の力になる。そして何よりも「違い」は美しい。例えば、絵の具や色鉛筆のカラーパレットは、使う人たちが足したり混ぜたり、薄めたり伸ばしたりすることで、無限に自分だけの色を作り出すことができる。色の知覚も人によって違う。視覚と脳の関係で識別するので、複数の人間が同一の色覚を共有できない。あなたが赤というものも、私には赤とは呼べないこともあるかもしれない。この「違い」こそが尊重されるべき価値だ。地球は青いと言われるが、実はたくさんの色が混じり合っている。生きとし生けるもの、創造したもの、生み出したもの。遠い過去から、すでにそこに在るもの。全ての色が異なり、あるがままの色が美しい。「私」の色を大切に、「私」の力を信じて、「私」の好きな色を見つけよう!「私」の居場所を知らせよう!「私」の色に、力を与えよう!
黒澤 浩美
■作家・作品紹介(※一部紹介)
[画像2: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-732f71f446b008a143d4-1.jpg ]
作品名:「無題」
作家:井口 直人氏
街のコンビニと施設のコピー機を使って、自分の顔とその時々の気に入ったものを写し取ることを毎日の日課としている。ガラス面に顔を押し付け自分でボタン操作し、センサー光の動きと共に身体を動かすことで、画面に独特の歪みを作り出す。作品中に多用されるシールは、施設でのアルミ缶作業中に剥がした景品応募シールで、これまで何度も当選している。近所のコンビニには20年あまり毎日通っており、終わると店員が手際よくガラス面についた顔の脂を拭いてくれる。
■代表コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-bf9343f8d6468c9c7dbf-3.jpg ]
株式会社ヘラルボニー代表取締役社長 松田 崇弥
代表取締役副社長 松田 文登
“ヘラルボニー“という言葉は、私たち双子の兄・翔太が小学校時代、複数の自由帳に記していた言葉だ。母親に聞いても、え?知らないよ。兄・翔太本人も、分からない!と食い気味で。その言葉は、世に放たれてから4周年が経ち、グーグル検索で260,000件ヒットする言葉となった。
意味を与えることは簡単だけど、意味を与えることで簡単に世界は構造化されてしまう。意味が多すぎるこの時代に「分からない」をていねいに届けたい。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-b7a8088c28c960e79785-4.jpg ]
金沢21世紀美術館キュレーター/
株式会社ヘラルボニー企画アドバイザー 黒澤 浩美氏
The Colours!は、それぞれの作家に障害があるということを問われるまで説明しなくていい展覧会にしたいです。つまり、自分にとっていいものはいい!好きなものは好き!という価値観を信じることに、見る側も挑戦してほしいわけです。障害がある「にもかかわらず」とか、障害がある「ことによって」という理由じゃない、「私」が描きたいと思うものを描くという作家たちのように、あなた自身で見つけてほしいです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-4e4dc3ac085bb0b338b2-5.jpg ]
一般財団法人東京アートアクセラレーション
ANB Tokyo アソシエイト・ディレクター 三木 茜氏
ANB Tokyoは、アートと社会の接続点を作り出すことを目指しています。これまでにさまざまなバックグラウンドを持つ作家、クリエイター、学生たちの表現活動を紹介してきました。株式会社ヘラルボニーの真摯で意欲的な活動と、黒澤浩美さんのキュレーションという、新しい切り口から紹介によって社会をかたち作るひとりひとりの想像力がより一層刺激されることを願っています。
■展覧会概要
展覧会名:ヘラルボニー4周年記念「The Colours!」
会 期:2022年7月16日(土)〜2022年8月7日(日)
会 場:ANB Tokyo(2F : ポップアップショップ / 3・4F:展覧会 )
主 催:株式会社ヘラルボニー、一般財団法人東京アートアクセラレーション
企 画:黒澤浩美(金沢21世紀美術館キュレーター/ヘラルボニー企画アドバイザー)
会場施工:株式会社スーパーファクトリー
デザイン:株式会社Paper Prade
開館時間:11:00-19:00 ※7月18日はトーク配信のため15:00に閉館いたします(最終入場14:30)
休館日 :月曜 ※月曜祝日の場合は翌日に振替
入場料 :無料
出展作家:13作家
井口直人、伊藤大貴、岩瀬俊一、岡部志士、川上建次、衣笠泰介、木村全彦、
国保幸宏、Juri、高田祐、中尾涼、早川拓馬、森啓輔
公式サイト:https://taa-fdn.org/events/2311/
【一般財団法人東京アートアクセラレーション[TAA] 概要】
[画像6: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-ecec0952f02a2bd65786-6.png ]
一般財団法人東京アートアクセラレーション(Tokyo Art Acclereration [TAA])は、アートを介して文化が息づくエコシステムを社会に醸成していくことを目指して設立されました。
六本木に新しくオープンしたコンプレックスビル「ANB Tokyo」はその拠点です。意欲的に表現活動と向き合うアーティストのサポート、アートを軸にしたコミュニティの形成、展覧会やトークイベントなどの企画・運営などを行なっていきます。
また、これらの活動を通して構築される多様なジャンルの方々とのネットワークを活かし、ANB Tokyoの外でもアートと社会の新しい接続点づくりに取り組んで参ります。
法人名:一般財団法人東京アートアクセラレーション
所在地:東京都港区六本木5-2-4 ANB Tokyo 2F
代表者:代表理事 香田 哲朗、共同代表 山峰 潤也
公式サイト:
https://taa-fdn.org/
【株式会社ヘラルボニー概要】
[画像7: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-77f170324d8dbd5119e0-2.png ]
ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。
日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉です。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、アートコンプレックス ANB Tokyo(東京・六本木)にて『ヘラルボニー4周年記念 The Colours!』を2022年7月16日(土)から8月7日(日)の期間に開催いたします。
ヘラルボニーの企画アドバイザーである黒澤浩美氏(金沢21世紀美術館キュレーター)が手がける本展は、個々の「違い」そのものが価値となって社会を彩るというメッセージを13名の作家とともに発信します。7月18日(月)にはスペシャルトークセッションを開催し、オンライン配信を予定しています。
「異彩を、放て。」のミッションのもと、アートシーンにおける彼らの作品の価値を見直すことで、異彩あふれるカラフルな「違い」こそが尊重される社会の実現を目指します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-9c817215f8a14abb3e60-0.jpg ]
■展覧会コンセプト「The Colours!」
福祉実験ユニット「ヘラルボニー」がライセンス契約を結ぶ作家の中から、「色」のパワーを持つ作品を中心にセレクトした展覧会。アートは「違い」にこそ存在価値がある。「同じ」や「普通」よりも、個人の「個性」こそが認められる。違いこそが大切な価値だ。世界中を見渡してみても、ひとつとして同じものがないのは、あらゆる存在に言えること。人間の存在も、「違い」そのものが価値となって社会を彩る。違いこそが多様性を支え多様性こそが生存の力になる。そして何よりも「違い」は美しい。例えば、絵の具や色鉛筆のカラーパレットは、使う人たちが足したり混ぜたり、薄めたり伸ばしたりすることで、無限に自分だけの色を作り出すことができる。色の知覚も人によって違う。視覚と脳の関係で識別するので、複数の人間が同一の色覚を共有できない。あなたが赤というものも、私には赤とは呼べないこともあるかもしれない。この「違い」こそが尊重されるべき価値だ。地球は青いと言われるが、実はたくさんの色が混じり合っている。生きとし生けるもの、創造したもの、生み出したもの。遠い過去から、すでにそこに在るもの。全ての色が異なり、あるがままの色が美しい。「私」の色を大切に、「私」の力を信じて、「私」の好きな色を見つけよう!「私」の居場所を知らせよう!「私」の色に、力を与えよう!
黒澤 浩美
■作家・作品紹介(※一部紹介)
[画像2: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-732f71f446b008a143d4-1.jpg ]
作品名:「無題」
作家:井口 直人氏
街のコンビニと施設のコピー機を使って、自分の顔とその時々の気に入ったものを写し取ることを毎日の日課としている。ガラス面に顔を押し付け自分でボタン操作し、センサー光の動きと共に身体を動かすことで、画面に独特の歪みを作り出す。作品中に多用されるシールは、施設でのアルミ缶作業中に剥がした景品応募シールで、これまで何度も当選している。近所のコンビニには20年あまり毎日通っており、終わると店員が手際よくガラス面についた顔の脂を拭いてくれる。
■代表コメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-bf9343f8d6468c9c7dbf-3.jpg ]
株式会社ヘラルボニー代表取締役社長 松田 崇弥
代表取締役副社長 松田 文登
“ヘラルボニー“という言葉は、私たち双子の兄・翔太が小学校時代、複数の自由帳に記していた言葉だ。母親に聞いても、え?知らないよ。兄・翔太本人も、分からない!と食い気味で。その言葉は、世に放たれてから4周年が経ち、グーグル検索で260,000件ヒットする言葉となった。
意味を与えることは簡単だけど、意味を与えることで簡単に世界は構造化されてしまう。意味が多すぎるこの時代に「分からない」をていねいに届けたい。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-b7a8088c28c960e79785-4.jpg ]
金沢21世紀美術館キュレーター/
株式会社ヘラルボニー企画アドバイザー 黒澤 浩美氏
The Colours!は、それぞれの作家に障害があるということを問われるまで説明しなくていい展覧会にしたいです。つまり、自分にとっていいものはいい!好きなものは好き!という価値観を信じることに、見る側も挑戦してほしいわけです。障害がある「にもかかわらず」とか、障害がある「ことによって」という理由じゃない、「私」が描きたいと思うものを描くという作家たちのように、あなた自身で見つけてほしいです。
[画像5: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-4e4dc3ac085bb0b338b2-5.jpg ]
一般財団法人東京アートアクセラレーション
ANB Tokyo アソシエイト・ディレクター 三木 茜氏
ANB Tokyoは、アートと社会の接続点を作り出すことを目指しています。これまでにさまざまなバックグラウンドを持つ作家、クリエイター、学生たちの表現活動を紹介してきました。株式会社ヘラルボニーの真摯で意欲的な活動と、黒澤浩美さんのキュレーションという、新しい切り口から紹介によって社会をかたち作るひとりひとりの想像力がより一層刺激されることを願っています。
■展覧会概要
展覧会名:ヘラルボニー4周年記念「The Colours!」
会 期:2022年7月16日(土)〜2022年8月7日(日)
会 場:ANB Tokyo(2F : ポップアップショップ / 3・4F:展覧会 )
主 催:株式会社ヘラルボニー、一般財団法人東京アートアクセラレーション
企 画:黒澤浩美(金沢21世紀美術館キュレーター/ヘラルボニー企画アドバイザー)
会場施工:株式会社スーパーファクトリー
デザイン:株式会社Paper Prade
開館時間:11:00-19:00 ※7月18日はトーク配信のため15:00に閉館いたします(最終入場14:30)
休館日 :月曜 ※月曜祝日の場合は翌日に振替
入場料 :無料
出展作家:13作家
井口直人、伊藤大貴、岩瀬俊一、岡部志士、川上建次、衣笠泰介、木村全彦、
国保幸宏、Juri、高田祐、中尾涼、早川拓馬、森啓輔
公式サイト:https://taa-fdn.org/events/2311/
【一般財団法人東京アートアクセラレーション[TAA] 概要】
[画像6: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-ecec0952f02a2bd65786-6.png ]
一般財団法人東京アートアクセラレーション(Tokyo Art Acclereration [TAA])は、アートを介して文化が息づくエコシステムを社会に醸成していくことを目指して設立されました。
六本木に新しくオープンしたコンプレックスビル「ANB Tokyo」はその拠点です。意欲的に表現活動と向き合うアーティストのサポート、アートを軸にしたコミュニティの形成、展覧会やトークイベントなどの企画・運営などを行なっていきます。
また、これらの活動を通して構築される多様なジャンルの方々とのネットワークを活かし、ANB Tokyoの外でもアートと社会の新しい接続点づくりに取り組んで参ります。
法人名:一般財団法人東京アートアクセラレーション
所在地:東京都港区六本木5-2-4 ANB Tokyo 2F
代表者:代表理事 香田 哲朗、共同代表 山峰 潤也
公式サイト:
https://taa-fdn.org/
【株式会社ヘラルボニー概要】
[画像7: https://prtimes.jp/i/39365/155/resize/d39365-155-77f170324d8dbd5119e0-2.png ]
ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。
日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃自由帳に記した謎の言葉です。「一見意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com