ザイリンクス、デュアル コア版の Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリを拡大
[16/06/20]
提供元:PRTIMES
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Zynq UltraScale+ ファミリに新しいデバイスを追加し、スケーラビリティを拡大
[画像: http://prtimes.jp/i/5196/156/resize/d5196-156-780440-1.jpg ]
ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 6 月 15 日 (米国時間)、Zynq(R) UltraScale+™ MPSoC デバイス ファミリに、効率化されたデュアル コア製品を追加したと発表した。新しいデュアル コア「CG」ファミリ製品は、Zynq MPSoC ポートフォリオのスケーラビリティを拡大するものであり、デュアル アプリケーションおよびリアルタイム プロセッサがファミリに加わる。Zynq UltraScale+ ファミリでは現在、クアッド ARM(R) Cortex(R)-A53、デュアル Cortex-R5、グラフィックス プロセッシング ユニットおよびビデオ コーデック ユニットが提供されているが、新しいデュアル コア デバイスにより、低コストのラインナップが拡張されるため、より多くの選択肢と拡張性が提供される。拡張可能なプロセッサ ポートフォリオには 3 つのデバイス タイプがあり、設計者は最適なデバイスを選択することで、モーター制御、センサー フュージョン、医療内視鏡検査、ハンドヘルド ラジオをはじめとする、幅広い市場における処理要件に対応できる。
ザイリンクスの SoC 製品ライン担当シニア マネージャーであるシュミット シャー (Sumit Shah) は、「今回、ファミリに加わった新製品は、スケーラブルなハードウェア プラットフォームを求めるユーザーのニーズに応えるものです。これらの製品は、デュアル コア ARM Cortex-A53 プロセッサ ソリューションにより柔軟性が与えられています。これまで以上に広い市場分野やアプリケーションに対応し、低コストのエントリ ポイントを提供するだけでなく、Zynq UltraScale+ ポートフォリオ全体においてピン マイグレーションの互換性を備えています」と述べている。
ARM 社のグローバル マーケティングおよびストラテジック アライアンス担当バイス プレジデントであるイアン ファーガソン (Ian Ferguson) 氏は、「エンベデッド市場はさまざまなアプリケーションのセットで構成されており、幅広いプラットフォームや市場で展開できる効率的かつ拡張可能な技術が求められています。Zynq 製品ポートフォリオは、これまでになく幅広い製品を提供しています。さまざまな ARM プロセッサの提供により、あらゆるアプリケーションでコードや IP を再利用できるため、顧客が製品を市場に投入するまでの時間が大幅に短縮されるでしょう」と述べている。
供給体制
デュアル コア CG デバイスは、業界をリードする Vivado(R) Design Suite 2016.3 により、2016 年第 4 四半期からサポートされる。現在、既存の Zynq UltraScale+ デバイスを使用した設計を開始することが可能であり、2017 年上半期に予定されているデュアル コア CG の提供が開始された際には、設計の移行が可能になる。Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリの詳細については、http://japan.xilinx.com/products/silicon-devices/soc/zynq-ultrascale-mpsoc.html を参照されたい。
Zynq UltraScale+ MPSoC について
Zynq UltraScale+ MPSoC は、TSMC 社の 16FF+ プロセスを採用した業界初のヘテロジニアスなマルチプロセッサ SoC (MPSoC) である。Zynq UltraScale+ MPSoC は、単位ワット当たりのシステム性能を最大 5 倍に引き上げ、次世代システムに求められるセキュリティと安全性を備えた any-to-any コネクティビティを提供することにより、高い柔軟性を備えかつ標準規格に基づいたプラットフォームの開発を可能にする。Zynq UltraScale+ MPSoC は、デュアルまたはクアッド コア 64ビット ARM(R) Cortex™-A53 アプリケーション プロセッシング ユニット、デュアル コア 32ビット ARM(R) Cortex™-R5 リアルタイム プロセッシング ユニットおよび ARM(R) Mali™-400 グラフィックス プロセッシング ユニットを含む複数のユーザー プログラマブル プロセッサを組み合わせている。また、Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリは、統合ペリフェラル、安全 / セキュリティ機能および高度なパワー マネージメント機能も豊富に内蔵している。さらに、Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリと SDSoC™ 開発環境を組み合わせることで、ソフトウェア定義でかつハードウェア最適化されたシステムを実現できる。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA、SoC、MPSoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。ソフトウェア定義でハードウェアが最適化されたアプリケーションを可能にすることによって、クラウド コンピューティング、SDN/NFV、ビデオ / ビジョン、インダストリアル IoT および 5G ワイヤレスなどの分野に飛躍的進歩をもたらす。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Vivado、Zynq、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。ARM、Cortex、Mali は EU およびその他の国での ARM の登録商標および商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
■ 下記のザイリンクス株式会社ウェブサイトもご参照ください。
・トップページ : http://japan.xilinx.com/
・プレスリリース (日本語) : http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/
・このリリースの全文は次の URL を参照のこと :
http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/2016/add-dual-core-device-on-zynq-ultrascale-plus-mpsoc.html
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ザイリンクス社 (本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX) は 6 月 15 日 (米国時間)、Zynq(R) UltraScale+™ MPSoC デバイス ファミリに、効率化されたデュアル コア製品を追加したと発表した。新しいデュアル コア「CG」ファミリ製品は、Zynq MPSoC ポートフォリオのスケーラビリティを拡大するものであり、デュアル アプリケーションおよびリアルタイム プロセッサがファミリに加わる。Zynq UltraScale+ ファミリでは現在、クアッド ARM(R) Cortex(R)-A53、デュアル Cortex-R5、グラフィックス プロセッシング ユニットおよびビデオ コーデック ユニットが提供されているが、新しいデュアル コア デバイスにより、低コストのラインナップが拡張されるため、より多くの選択肢と拡張性が提供される。拡張可能なプロセッサ ポートフォリオには 3 つのデバイス タイプがあり、設計者は最適なデバイスを選択することで、モーター制御、センサー フュージョン、医療内視鏡検査、ハンドヘルド ラジオをはじめとする、幅広い市場における処理要件に対応できる。
ザイリンクスの SoC 製品ライン担当シニア マネージャーであるシュミット シャー (Sumit Shah) は、「今回、ファミリに加わった新製品は、スケーラブルなハードウェア プラットフォームを求めるユーザーのニーズに応えるものです。これらの製品は、デュアル コア ARM Cortex-A53 プロセッサ ソリューションにより柔軟性が与えられています。これまで以上に広い市場分野やアプリケーションに対応し、低コストのエントリ ポイントを提供するだけでなく、Zynq UltraScale+ ポートフォリオ全体においてピン マイグレーションの互換性を備えています」と述べている。
ARM 社のグローバル マーケティングおよびストラテジック アライアンス担当バイス プレジデントであるイアン ファーガソン (Ian Ferguson) 氏は、「エンベデッド市場はさまざまなアプリケーションのセットで構成されており、幅広いプラットフォームや市場で展開できる効率的かつ拡張可能な技術が求められています。Zynq 製品ポートフォリオは、これまでになく幅広い製品を提供しています。さまざまな ARM プロセッサの提供により、あらゆるアプリケーションでコードや IP を再利用できるため、顧客が製品を市場に投入するまでの時間が大幅に短縮されるでしょう」と述べている。
供給体制
デュアル コア CG デバイスは、業界をリードする Vivado(R) Design Suite 2016.3 により、2016 年第 4 四半期からサポートされる。現在、既存の Zynq UltraScale+ デバイスを使用した設計を開始することが可能であり、2017 年上半期に予定されているデュアル コア CG の提供が開始された際には、設計の移行が可能になる。Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリの詳細については、http://japan.xilinx.com/products/silicon-devices/soc/zynq-ultrascale-mpsoc.html を参照されたい。
Zynq UltraScale+ MPSoC について
Zynq UltraScale+ MPSoC は、TSMC 社の 16FF+ プロセスを採用した業界初のヘテロジニアスなマルチプロセッサ SoC (MPSoC) である。Zynq UltraScale+ MPSoC は、単位ワット当たりのシステム性能を最大 5 倍に引き上げ、次世代システムに求められるセキュリティと安全性を備えた any-to-any コネクティビティを提供することにより、高い柔軟性を備えかつ標準規格に基づいたプラットフォームの開発を可能にする。Zynq UltraScale+ MPSoC は、デュアルまたはクアッド コア 64ビット ARM(R) Cortex™-A53 アプリケーション プロセッシング ユニット、デュアル コア 32ビット ARM(R) Cortex™-R5 リアルタイム プロセッシング ユニットおよび ARM(R) Mali™-400 グラフィックス プロセッシング ユニットを含む複数のユーザー プログラマブル プロセッサを組み合わせている。また、Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリは、統合ペリフェラル、安全 / セキュリティ機能および高度なパワー マネージメント機能も豊富に内蔵している。さらに、Zynq UltraScale+ MPSoC ファミリと SDSoC™ 開発環境を組み合わせることで、ソフトウェア定義でかつハードウェア最適化されたシステムを実現できる。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA、SoC、MPSoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。ソフトウェア定義でハードウェアが最適化されたアプリケーションを可能にすることによって、クラウド コンピューティング、SDN/NFV、ビデオ / ビジョン、インダストリアル IoT および 5G ワイヤレスなどの分野に飛躍的進歩をもたらす。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Vivado、Zynq、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。ARM、Cortex、Mali は EU およびその他の国での ARM の登録商標および商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。
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・トップページ : http://japan.xilinx.com/
・プレスリリース (日本語) : http://japan.xilinx.com/japan/j_prs_rls/
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