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ヴイエムウェア、新しいクラウドネイティブ アプリのモダナイゼーションとクラウド管理機能でプラットフォーム チームのクラウド スマート化をサポート

【2022年11月15日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山中 直)は、クラウドネイティブ アプリのモダナイゼーションを支援するVMware Tanzu(R)およびマルチクラウド管理プラットフォームのVMware Ariaの機能強化を発表しました。これにより、クラウドネイティブ アプリの開発/デリバリ/管理にクラウド スマートなアプローチを取り入れ、Kubernetesやクラウドへの移行の各段階をサポートします。今日、企業の成功にはマルチクラウド戦略を採用し、必要なセキュリティとコンプライアンス要件に対応しながら、柔軟性を高め、成長とイノベーションを促進させることが不可欠です。同時に、パブリッククラウドとプライベートクラウド全体やエッジ ロケーションで、一貫性のあるアプリケーションのデリバリ、運用、管理の必要性が高まっています。今回の機能拡張はこのようなニーズに応えるものになります。

開発者がセキュリティとコンプライアンス要件に対応するためのアプリケーションのビルディングブロックを提供
企業におけるイノベーションの中心として、開発工程におけるオープンソースソフトウェアの使用は急速に広がっていますが、セキュリティおよびライフサイクル管理への対応に関する懸念から、本番環境での使用は停滞しています*1。企業のソフトウェア サプライチェーンに流入するコンテンツの管理に関するニーズの高まりに対応するために、VMware Image Builderベータ版( https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2022/11/vmware-image-builder-beta.html )を発表しました。これは2019年に買収したBitnamiのエンジンを用いてVMware Application Catalog™の成果物をパッケージ化、検証、公開を自動化するサービスです。VMware Image Builderは、企業のコンプライアンス標準に対応した安全で信頼できるソフトウェア成果物の作成と維持を自動化し、開発プロセスの構成要素として開発者に公開する、APIファーストのSaaSソリューションです。VMware Image Builderにより、成果物をコンテナやHelm、Carvel、OVAといった様々な形式にパッケージ化した後、すべての主要なクラウド プラットフォーム上で、多様なKubernetesディストリビューションやVMware vSphere(R)のコンプライアンス チェックや機能/性能テスト、脆弱性スキャンなど、さまざまな検証テストをトリガーすることが可能です。

VMware Tanzu(R) for Kubernetes OperationsによりあらゆるクラウドでKubernetesを活用
VMwareが行ったKubernetes の現状の調査結果*2によると、回答者の40%以上がハイブリッドクラウド モデルを使用し、52%が複数のパブリッククラウド ベンダを採用するなど、多くの企業がクラウド カオスの状態への対応に取り組んでいることが明らかになりました。VMware Tanzu for Kubernetes Operations は、企業が適切なKubernetes環境を実現し、アプリケーションおよび環境の管理とセキュリティの標準化/簡素化をサポートします。

またVMwareは今回、VMware Tanzu(R) Kubernetes Grid™、VMware Tanzu(R) Mission Control™、VMware Tanzu(R) Service Mesh™ Advanced Editionなど、Tanzu for Kubernetes Operationsの主要なコンポーネントのアップデートを発表しました。これらにより、あらゆるクラウドやエッジで実行されるKubernetesの運用を大幅に最適化でき、ビジネスが依存するワークロードに対して、開発サイクルの迅速化、市場投入までの時間短縮をサポートします。今回のVMware Tanzuの機能強化により、Kubernetesは環境に最適化され、オンプレミスやエアギャップ環境に対して一貫性のあるKubernetes管理を提供するとともに、Kubernetes 運用のパブリッククラウドへの移行を促進します。

VMwareはまた、Tanzu Kubernetes Grid 2.1を発表し、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、vSphereのサポートに加え、Oracle Cloud Infrastructureのサポートを提供し、マルチクラウドへの移行におけるより柔軟で一貫性のあるデプロイを実現します。また、VMware Tanzu Mission Controlのセルフマネージドでプライベートな展開を設計/提供する新しい取り組みも発表し、Kubernetesクラスタ環境を拡張する際に、自動化されたポリシーベースの管理およびセキュリティ サポートを提供します。オンプレミスやエアギャップ環境での運用では、すべてのクラスタとネットワーク インフラの接続性を完全に制御できます。これらのアップデートに加え、Tanzu Service Mesh Advancedの追加機能により、運用担当者は自動的に検出されたKubernetesクラスタをオンボーディングしてセキュアな接続を確立し、GitOpsの新たなサポートを活用してKubernetesクラスタとさらに統合的な運用を行えるようになります。

VMware Aria Hub™、VMware Aria Graph™によるマルチクラウド管理の刷新
IT部門がアプリ開発を加速させ、マルチクラウド環境を活用するにつれ、プラットフォーム チームは構築中のアプリケーションの特性を完全に理解する上で、さまざまなツールに分散されているコスト/パフォーマンス/セキュリティ/構成データへの依存を高めています。VMware Tanzuポートフォリオの新たな機能強化は、クラウドネイティブ アプリおよびマルチクラウド管理に対するVMware Ariaの拡張機能によって補完されます。

今年、米国で開催されたVMware Exploreで発表されたVMware Aria Graphは、グラフベースのデータ ストア テクノロジで、既存のVMware Areaソリューションおよび連携するサードパーティ製の管理ツールから得られる管理情報を用いて、アプリケーションとクラウドのマッピングをほぼリアルタイムで提供します。VMware Aria Graphは、マルチクラウド全体の一元的なビューと管理を提供する新しいプラットフォームであるVMware Aria Hub内で利用できます。VMware Aria HubとVMware Aria Graphを含むVMware Ariaのポートフォリオは、ネイティブ パブリッククラウドおよびハイブリッドクラウドにアプリケーションを意識した管理を実現し、規律やツール、チームを超えた問題への対応をサポートします。

VMwareは本日、VMware Aria Graphを搭載したVMware Aria Hubの無料サービスの初期限定提供(Initial Availability)を発表( https://blogs.vmware.com/vmware-japan/2022/11/announcing-vmware-aria-hub-free-tier.html )しました。この新しい無料サービスでは、AWSまたはAzureのいずれかのネイティブ パブリッククラウドの最大2つのアカウントから、リソースをリストアップ/マッピング/フィルタリング/検索できます。この無料サービスにより、ユーザは自身のクラウド環境において、自身のリソースと他のリソース、ポリシー、その他の主要コンポーネントとの関係を把握できます。さらに、VMware Aria Automation™ for Secure Cloudsから取得したCISベンチマーク違反データ、およびVMware Aria Cost™ Powered by CloudHealth(R)から取得したリソースの標準原価計算の可視化も無料の機能に含まれます。この無料サービスにより、アプリケーションを手動で整理し、ビジネス アプリケーションの依存関係を把握することもできます。この無料サービスの初期限定提供は2023年度第4四半期を予定しています。さらに、VMware Aria Migration™ベータ版の提供も発表しました。VMware Aria Migrationは、今年米国で開催されたVMware Exploreでテックプレビューとして発表され、VMware Aria HubおよびVMware Aria Graphを利用して評価/計画/実行を自動化し、マルチクラウドへの移行を加速/簡素化できるエンドツーエンドのサービスです。

VMware, Inc. モダン アプリケーションおよびマネジメント ビジネス グループ上級副社長兼ゼネラルマネジャー、アジャイ・パテル(Ajay Patel)コメント:
「アプリケーションのモダナイゼーション プロセスには2つとして同じものはないため、個々のアプリケーションのニーズに基づき、適切なアプリケーションに対して適切なクラウドやソフトウェア成果物、サービスを自由に選択することが求められます。一方、企業が新しいクラウドの利用を拡大し、独自のサービスを利用する上で大きな問題としてよく挙げられる点が、開発者、Kubernetesの知識、セキュリティ、コンプライアンスのスキル不足、およびクラウド全体の運用管理の複雑性です。プラットフォーム チームは、可視性と管理を統合してマルチクラウドのメリットを十分に生かしながらスピーディな開発を可能にし、標準的なガードレールを構築、セキュアなソフトウェア パイプラインを実装して迅速に価値を提供できるソリューションを求めています。今回のVMware Tanzu、VMware Image Builder™、VMware Ariaポートフォリオの強化は、優れた柔軟性/一貫性/選択肢を提供するインテリジェントで包括的なツールによる顧客独自の変革をサポートするというVMwareのコミットメントの最新の成果です」


ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。


出典:
*1 『The State of the Software Supply Chain: Open Source Edition 2022』(2022年10月)
*2 『State of Kubernetes Report 2022』(2022年4月)


VMware、VMware Explore、Tanzuは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。VMwareは、プレビューまたはプライベート・ベータで発表されたサービスが、将来の時点で利用可能になることを保証するものではありません。このプレスリリースに記載されている情報は、情報提供のみを目的としており、いかなる契約にも組み入れることはできません。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。
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