BSIジャパン、FSSC 22000(食品安全システム)認証を株式会社EM研究機構に実施
[13/05/15]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、株式会社EM研究機構(沖縄県中頭郡 代表取締役社長 安里 勝之、以下EM研究機構)へFSSC 22000(食品安全システム)認証を実施しました。(認証登録日:2013年3月13日)
EM研究機構は、EM技術の開発者である名桜大学 比嘉 照夫教授(琉球大学名誉教授)が提唱している、「安全、快適、ローコスト、ハイクオリティー持続可能な高度情報型の共存共栄社会」を実現することを目的に設立された会社です。
EM(TM)とは、乳酸菌、酵母、光合成細菌を主体とし、安全で有用な微生物を共生させた多目的微生物資材です。“人と地球にやさしい技術”として信頼ある研究機関より確認され、農業、畜産、水産、環境浄化、食品加工、土木建築、健康など様々な分野で応用されています。また、EM(TM)は現在世界55ヶ国で製造されており、南極を除く全ての大陸に生産拠点を有します。そのグローバルネットワークを通して、世界中に広く供給され、環境や農業など様々な分野で問題解決に役立っています。
EM研究機構は、世界中にEM(TM)を供給し、また日本国内のみならず海外の研究機関とも提携し、EM(TM)技術に関する研究開発をリードしています。そしてこの度、さらなる製品の安全とお客様への安心を提供するため、FSSC 22000をBSIジャパンより認証取得しました。
FSSC 22000は、Food Safety System Certification 22000の略であり、食品製造組織に向けた、新しい食品安全システムの規格です。EU食品・飲料産業連合(CIAA)の支援の元、FFSC (Foundation for Food Safety Certification)によって開発されました。FSSC 22000は、2010年2月、国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)(*1)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認されました。GFSI承認のFSSC 22000は、飲料メーカーや大手流通業者が、その取引条件として用いるなど、現在、最も大きな注目を集めている規格です。
EM研究機構 代表取締役社長 安里 勝之 様より、FSSC 22000認証取得についてのコメント
■FSSC 22000認証取得の目的
ISO22000の認証を受け運用を続けてきましたが、これまで以上に国内外で高まる食の安全に関する要求事項を満たすべく、より高度なシステムの構築が必要と感じ、FSSC22000の認証取得を目指しました。
■FSSC 22000の構築・認証で良かった点
ISO22000取得時には曖昧だった基準をより明確にできたことにより、品質や安全面に対して自信を持ってお客様へ情報発信することが可能になったこと。また、システム構築の過程で職員の意識や知識が向上し、体系的に物事を判断する基礎ができたことです。
■FSSC 22000の今後の活用について
効果的に運用する事で、国内はもとより海外にむけて広く販路を拡大したい。また、本システムの活用により職員の更なるレベルアップを目指すとともに、安全で高品質な商品の開発に取り組みたいと思います。
BSIジャパンは、下記の日程で「FSSC22000 & PAS223(*1)概要解説セミナー(無料)」を開催し、食品安全を目指される組織の活動をサポートいたします。
「FSSC22000 & PAS223 概要解説セミナー(無料)」
【日程・場所】 6月7日(金)<大阪>
【時間】 14:00〜16:30 (受付 13:45〜)
【詳細・お申込】 http://www.bsigroup.jp/fssc22000-SPSeminar-TOP
*1 国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)について
GFSIとは、消費者の信頼の強化の必要性を認識し、グローバルレベルで食品安全規格を統一し、フードサプラ
イチェーン全体の費用効率向上などを目指し発足した、CIES フード・ビジネス・フォーラムが運営する非営利団
体のこと。
*2 PAS223
PAS223は、食品包装材に関しての前提条件プログラムを規定しており、2011年7月1日に、BSI(英国規
格協会)から発行された。 BSI(英国規格協会)は、ダノン、クラフト、ネスレ、テトラ・パック、コカ・コーラ、ユニリーバなどからの依頼を受け、食品包装材メーカー向けPAS223を策定した。 PAS223は、食品包装材メーカーが、FSSC22000の認証を取得する際の前提条件プログラムとして利用される。
BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパン株式会社について
BSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、1901年の設立以来、世界初の国家規格協会として、そして、ISOの設立メンバーとして活動する、規格策定のプロフェッショナルである。現在、147カ国で64,000組織以上のお客様の活動に貢献している。BSIが開発した多くのBS規格(英国国家規格)は、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)などのISO規格の原案として採用されており、その実績は世界随一を誇る。
BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人である。マネジメントシステム・医療機器の認証サービスとトレーニングコースの提供をメインとし、規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供している。
マネジメントシステムの認証サービスに関しては、国内に60社以上ある審査機関の中で、最も多くの規格の認証サービスを提供している審査機関の一つであり、数多くの規格の認証件数において国内No.1の実績を誇る、業界をリードする審査機関である。
URL:http://www.bsigroup.jp/
株式会社EM研究機構について
EM研究機構は、安全で有用な微生物技術であるEM(TM)を通して社会貢献することを目的に、EM(TM)技術の研究開発や農業・環境・建築・健康分野を中心とした各種関連事業を国内外に展開しています。
URL: http://www.emro.co.jp/
■ お客様からのお問い合わせ先
BSIグループジャパン株式会社(英国規格協会) マーケティング本部
東京都港区北青山2-12-28 青山ビル5階
TEL: 03-6890-1174
FAX: 03-6890-1181
Email: Japan.Marketing@bsigroup.com