現代社会の重要な技術と深く関わっている電気化学をわかりやすく解説!書籍『トコトンやさしい電気化学の本 新版』を発売
[23/04/27]
提供元:PRTIMES
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日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、書籍『今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい電気化学の本 新版』を4月28日に発売します。
「電気化学」は、多くの自然現象をはじめ、電池や腐食と防食、めっきなどの表面処理、水の電気分解による水素製造など、現代社会の重要な技術と深く関わっています。本書は、初版を全面改訂し、その電気化学の面白さと関わる現象の多様性、そこに潜む自然の原理をわかりやすく解説しました。
電気化学の原理原則が学べる
化学エネルギーから電気エネルギーを取り出すという、電気化学に特有の機能を発現させるためには、電極と電解質とその界面が重要になります。本書の前半(第1章〜第3章)は、電極と電解質の界面を横切る粒子、すなわちイオンと電子に注目し、そこから電気化学の原理原則を説明しています。電気化学的な現象のとらえ方と考え方が学べます。
具体的な製品や現象、技術も理解できる
後半(第4章、第5章)は、前半で説明した原理原則に基づいて、具体的な製品や現象、技術が理解できるようなっています。アルカリ乾電池やリチウムイオン電池、燃料電池などの各種電池、水の電気分解、腐食と防食などを、現象や技術的な側面から紹介しています。全体を通して読めば、電気化学の面白さと関わる現象や技術の多様性、そこに潜む自然の原理が感じとることができます。
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目次
第1章 電気エネルギーは電子のエネルギーから第2章 これが電気化学システムだ第3章 界面に注目する電気化学第4章 電気化学の原理を活用しよう第5章 こんなに役立つ電気化学
書籍情報
定価:(本体1,800円+税)仕様:A5判、並製、160頁ISBN:978-4-526-08274-0発行:日刊工業新聞社発行日:2023年4月28日
著者紹介
石原顕光(いしはら あきみつ)博士(工学)所属:横浜国立大学先端科学高等研究院 先進化学エネルギー研究センター1993年 横浜国立大学大学院工学研究科博士課程修了1993〜2006年 横浜国立大学工学部 非常勤講師1994年 有限会社テクノロジカルエンカレッジメントサービス 取締役2001〜2006年 科学技術振興事業団(現・科学技術振興機構) 研究員2006〜2015年 横浜国立大学グリーン水素研究センター 産学連携研究員2015年 横浜国立大学 特任教員(教授)
主な著書
「トコトンやさしいエントロピーの本 第2 版」、日刊工業新聞社「トコトンやさしい水素の本 第2 版」共著、日刊工業新聞社「トコトンやさしい元素の本」、日刊工業新聞社「トコトンやさしい再生可能エネルギーの本」太田健一郎監修 日刊工業新聞社「おもしろサイエンス 熱と温度の科学」、日刊工業新聞社「原理からとらえる電気化学」共著、裳華房「しっかり学ぶ 化学熱力学:エントロピーはなぜ増えるのか」、裳華房「再生可能エネルギーと大規模電力貯蔵」共著、日刊工業新聞社「CSJカレントレビュー第44 号・モビリティ用電池の化学」共著、化学同人
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