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ヘイズ採用動向レポート「インサイドストーリー」金融テクノロジー編を公開>日本経済の堅調な伸びに伴い、金融テクノロジー専門家の求人が増加

外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ)はこの度、採用動向レポート「インサイドストーリー」の金融テクノロジー編を公開しました。




[画像: https://prtimes.jp/i/8738/206/resize/d8738-206-843348-0.jpg ]

【2019年2月27日】
レポートでは、日本経済の活況に伴い、日本の金融サービス(FS)業界が今後もテクノロジー部門を拡大するためにより多くの投資を行っていくことから、今後も金融テクノロジースペシャリストへの需要が拡大すると指摘しています。

◆2019年に採用が見込まれる2つの分野

1. ITガバナンス

IT監査員
情報セキュリティ統括責任者
情報セキュリティ担当
リスク担当統括責任者



2. 投資銀行フロント/ミドルオフィス業務

開発者(Java、C++)
アプリケーション/プロダクションサポート
ITビジネスアナリスト/プロジェクトマネージャー



◆人材不足の金融テクノロジースペシャリスト
GDPの上昇により、金融サービス業務が活性化されているため、日本政府は国内の銀行業界を新しい規制改革で保護、整備することを目指しています。これに伴い、規制の変更に対応できるよう、金融機関はITガバナンス分野の金融テクノロジースペシャリストを求めており、主にIT監査員、情報セキュリティ統括責任者、マネージャーなどが不足しています。

金融機関はこれらの人材不足に対処するため、経験豊富なスタッフを昇進させることで社内異動を奨励し、その穴埋めとして若手の人材を新たに採用するなどの方策を実施しています。また、銀行や保険会社は技術的な職務で女性の人材を優先しようと是正に努めています。研修の追加や、産休のサポート、ワークライフバランス、勤務時間の柔軟性を改善するなど女性の採用に向けた動きもみられます。

また企業は人材不足の問題を解決するため、近年増加した海外発注のトレンドに伴い多くの金融テクノロジーのエキスパートが移住した香港とシンガポールなどを筆頭に海外にも目を向けています。特に投資銀行のアプリケーション開発部門においてはC++やJavaの言語が日本語の堪能さより重要となるためです。

一方で、IT業務の内省化への動きもみられます。日本の企業は最近まで、開発作業だけでなくインフラマネジメントやアプリケーションテストを外注していました。しかし多くの企業が、費用効率が悪いと考えるようになりプロジェクトの内省化を試みるようになりました。

この傾向についてヘイズ・ジャパンのマネージング・デレクターであるマーク・ブラジは次のように指摘しています。「培った知識をベンダーが保持するという方法では、プロジェクトが完了しても、そこで得た専門知識が社内で蓄積されず、拡散してしまいます。これを是正するため、企業はベンダーの役割を直接果たすことができる人材の採用を求めています。そうすれば専門知識を保持し、管理することができ、長期的にコストも削減できます」

金融テクノロジー分野は特に専門性が高いため、この市場の人材不足はなおも続いており、高い技術を持つ求職者の給与は非常に高くなっています。


◆日本の金融テクノロジー部門における他の傾向

フィンテック(金融テクノロジー)の新興企業が増加したことで、従来の金融機関の人材不足がさらに悪化している。こうした企業は、集約化されない仮想通貨取引やブロックチェーン取引の革新的なテクノロジーを通じて若い人材を惹きつけている。
これに対抗するため、金融サービスの大手企業は、社会的地位のある大企業で働くことのメリットを訴え、自社のテクノロジーを紹介するためのイベントを開催している。
投資銀行や保険会社の分析やビッグデータ戦略は既存のシステムとデジタルテクノロジーの開発発展に伴い強化されている。
金融テクノロジー部門の海外発注については、コストは削減できても提供されるサービスの質が低ければ利益を補えないと企業が気づいたことで、衰退している。

「日本のインサイドストーリー」金融テクノロジーレポートの全文は、https://www.hays.co.jp/TheInsideStory/HAYS_2014166 からご覧ください。

ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
以上

ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2018年6月30日現在、世界33カ国*、257 の拠点(総従業員10,978人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。(*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ)

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(日本本社、大阪支店、横浜支店)を有する外資系人材紹介会社です。15の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、オフィスプロフェッショナル、不動産、セールス・マーケティング、サプライチェーン、マニュファクチャリング)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。
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