【夏季のエアコン利用に関する意識調査】男女395人アンケート
[23/08/28]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
夏季のエアコン利用に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、男女395人を対象に「夏季のエアコン利用に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「夏ってこんなに暑かったっけ?」
そんな風に感じている人も多いのではないでしょうか?ここ30年間における猛暑日(35度以上)の年間日数は、統計開始時点からの30年に比べ、およそ3.3倍に増加しているそう。
エアコンのありがたみを日々実感している方も多いかもしれませんね。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、株式会社エムフロ( https://www.mfro.net/ )が提供するクラウドソーシングサービス「クラウディア(https://www.craudia.com/ )」と共同で、男女395人を対象に「夏季のエアコン利用」に関する調査を実施しました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )」と「クラウディア(https://www.craudia.com/ )」へのリンク設置をお願い致します。
調査対象
調査対象:夏季にエアコンを利用している方
調査期間:2023年7月19日〜8月18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネット調査(クラウディア)
有効回答数:395人(女性235人/男性153人)
回答者の年代:10代 9.9%/20代 25.1%/30代 27.2%/40代 21.8%/50代 11.9%/60代以上 4.1%
調査結果サマリー
・夏季のエアコンの平均設定温度で最も多いのは「26度」
・夏季のエアコンの温度設定をする際に考慮するのは「節電と体調」
・エアコンのフィルター掃除は「夏季になる前にする」が4割
・就寝中のエアコンは「つけっぱなし」が55.9%
夏季のエアコンの平均設定温度
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-12a4a92d28ab54a9c08c-0.png ]
夏季にエアコンを利用している395人に設定温度を聞いたところ、26度が最も多く、僅差で「27度」「28度」という結果に。26度〜28度と回答した人が全体の68.3%を占めました。
環境省では「快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すための室温」として、夏季は室温28度を推奨しています。エアコンの性能や室内環境にもよりますが、上記室温を保つには「26度〜28度」がエアコンの適正な温度設定と言えそうです。
夏季のエアコンの温度設定をする際に考慮するのは「節電と体調」
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-0ab1676e824eef06af82-4.png ]
次に、夏季のエアコンの設定温度は「どのようなことを考慮して決めているか」を聞きました。
最も多かった回答は「節電と体調の両方(41.6%)」で、全体の4割を超えました。2位は「快適さ(27.1%)」、3位は「体調(19.7%)」、4位「節電(9.6%)」と続きます。
なお、考慮すること別の設定温度は下記の通りです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-000d5f76b9516ae0ae69-0.png ]
「快適さ」「体調」を考慮して温度設定をしている人は、それぞれ「26度」が最も多くなっています。一方、節電を考慮している人は、「27〜28度」と比較的高めに設定する傾向に。
冷房の設定温度を1度上げると、約10%の節電効果があると言われています。節電を意識している人は、快適さを損なわず、体調を崩さない範囲内で「ベストな設定温度」よりも1〜2度高めに設定していると推測できます。
就寝中のエアコンは「つけっぱなし」が55.9%
[画像4: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-eefb9592aafd12894bd2-0.png ]
就寝中のエアコンの利用状況に関しては、「つけっぱなし(55.9%)」が5割を超えました。次に多かったのが「タイマーを設定して切る(27.1%)」となっています。
エアコンを付けずに寝る人は全体のわずか15%ほどでした。
近年、夏場は熱帯夜が続く地域も少なくありません。また気密性の高い住宅の場合、日中に温まった空気が部屋のなかに溜まり、「夜になって気温が下がっても部屋のなかは暑い」ということも。
「寝苦しい」「夜でも熱中症の心配がある」という理由から、就寝中もエアコンを活用している人が多いとわかりました。
<つけっぱなしにしている理由>
・暑くて途中で起きるのがいやだから(10代 男性)
・以前は就寝前に切っていましたが、ここ最近の猛暑で、熱帯夜が続いているため(50代 女性)
・快適に寝るため。タイマーにしても、暑さで起きたり寝苦しくなるため(30代 女性)
・子供たちが体調を崩さないため(30代 男性)
・質の良い睡眠には、快適な温度を保つことが大切と聞いたため(40代 女性)
・寝ているときも熱中症になると聞いたことがある為(30代 男性)
「気持ちよく眠るため」また「しっかり熟睡するため」にエアコンをつけっぱなしにしている人が多数。
暑くて寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりすると、熟睡できず体調を崩してしまう原因になります。エアコンで快適な室温を保てば、気持ちよく眠ることができますね。
また、就寝中の熱中症が怖くてつけっぱなしにしている人も。体温調節が難しい子どもやペットが暑さで体調を崩すことを危惧し、一晩中つけたままにしている人も目立ちました。
<タイマーを設定して切る理由>
・タイマー機能を利用することで、涼しい快適な状況で寝ることができ、その後自動で消してくれるため電気代削減ができるから(20代 女性)
・起床時に喉の不快感が生じるのを回避するため(20代 男性)
・長時間つけていると体調が悪くなるから(20代 女性)
・節電のためと、朝は比較的涼しいため(30代 男性)
・就寝中に体が冷えすぎないバランスを探したら、「1.5時間の除湿」だったため(40代 女性)
「暑いと寝つけない。でもつけっぱなしだと体調が悪くなる」という理由で、タイマーを活用している人が多数。
小さい頃から「寝るときにエアコンをつけるのは体に良くない」と言われてきた人も多いのではないでしょうか。実際つけっぱなしで寝たことにより「朝、体がだるい」「喉を痛めた」という経験をしたことから、一晩中つけることは避けている人も。
一方、「深夜や朝方は涼しいので寝入りばなだけつける」という人もいました。
<就寝前に切る理由>
・つけっぱなしだと寒くなりすぎるため、また節電のため(30代 男性)
・就寝中にエアコンを利用すると、体が冷えてしまい、途中で目が覚めてしまうため(20代 女性)
・電気代を抑えるため(20代 男性)
・母も私も冷房をつけて寝ると、必ずといっていいほど喉が痛くなり、風邪をひくのでつけていない(60代 女性)
・エアコンをつけたまま寝るとだるくなるのと、田舎なので窓を開ければ夜は涼しいから(40代 女性)
・就寝後は幾分暑くなろうが夜中に暑さで起きることは滅多にないので、電気代節約のため就寝直前に切るようにしている(40代 男性)
タイマー設定をしている人と同様に、「エアコンをつけて寝ると体調が悪くなるから」という声が多く寄せられました。
また、就寝前に切る人のうち3割は「電気代を節約するため」と回答しています。昨今は光熱費が値上がりしているため、「一晩中つけておくと電気代が高額になりそうで不安」「少しでも節約したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
「扇風機」「氷枕」「窓を開ける」など、エアコンを使わずに快適な睡眠をとる方法を試みている人もいました。
エアコンのフィルター掃除は「夏季になる前にする」が4割
[画像5: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-63686d55695b148f1a98-4.png ]
最後に「エアコンのフィルター掃除はいつするか」を複数回答で聞いたところ、1位は「夏季になる前(40.3%)」でした。本格的にエアコンを使い始める前に掃除をして、気持ちよく使いたいと考える人が多いようです。
次ぐ2位は「年に数回(30.4%)」、3位「夏季が終わってから(15.9%)」、4位「ほぼしない(14.7%)」と続きます。
<1位 夏季になる前>
・エアコンを使う前にカビなどの掃除をして清潔に使いたいから(30代 女性)
・使いはじめはカビやホコリの臭いが気になるため(50代 男性)
・使用前に掃除をすれば涼しい風が出るから節約になる(20代 女性)
夏のエアコンシーズン前にフィルター掃除をするという人が1位。
フィルターが目詰まりしているとエアコンの効きが悪くなりますし、付着しているホコリやカビは空気中に舞ってしまいます。シーズンの使い始めには、エアコンの臭いが気になる人もいるのではないでしょうか。
そのため、フィルターに付着したホコリやカビをキレイに取り除いて、気持ちよく使い始めたいという声が多数寄せられました。
<2位 年に数回>
・暖房でも使用するため、数ヶ月に1回程度行っている(50代 男性)
・気が付いたときに気まぐれにやっている(20代 女性)
・定期的に掃除しないとカビが繁殖しそうだから(50代 女性)
・犬の健康管理と妻が喘息持ちの為、なるべく清潔にするよう心がけています(30代 男性)
エアコンを使用する人のうち3割ほどは、年に複数回フィルター掃除をしていることがわかりました。
掃除のタイミングは「冷房を使う前後」や「暖房を使う前後」など。シーズン後に汚れをしっかり落とし、シーズン前にもう一度キレイにすれば、清潔に使えますね。
掃除のタイミングは決めず、「臭いや汚れが気になったとき」「エアコンの効きが悪いと感じたとき」などに掃除している人もいました。
<3位 夏季が終わってから>
・冬場は使わないので、しまう時に清掃しています(40代 女性)
・季節ごとのけじめで(60代 男性)
・暑い中、フィルター掃除をするのが辛いから(20代 女性)
夏が終わると、「翌年の夏」または「暖房を入れるまで」はエアコンを使わない人も多いのではないでしょうか。そのため「使用後はキレイにしたい」という思いで、冷房を使わなくなったタイミングで掃除する人が目立ちました。使用後、あまり時間を空けずに掃除することで、汚れのこびりつきをも防げますね。
また、暑い中エアコンを止めて掃除するのはつらいので、夏が終わり涼しくなってから掃除するという声も寄せられています。
<4位 ほぼしない>
・面倒だから(40代 男性)
・掃除が難しそうなので手を付けられていない(20代 女性)
・今のところ問題を感じないので(30代 男性)
・エアコンの自動洗浄に任せているため(60代 女性)
「ほぼしない」が4位で、全体の約15%を占めました。
多かった理由は「掃除が面倒」と「掃除の仕方がわからない」。エアコンは、「取り外していい部分」や「触っていはいけない部分」があるため、どのように掃除していいかわからない人も少なくないようです。
また最近のエアコンには「自動洗浄」がついているため、自分では掃除しないという人も。ほかには「ほこりや汚れが気にならない」など、掃除の必要性を感じない人も目立ちました。
<5位 月に1回>
・フイルターが詰まると、エアコンの効きが悪くなるので(60代 女性)
・犬がいて24時間つけっぱなしなので、自動掃除機能に加えて月1回自身で掃除をし、年1回プロに掃除を頼んでいます(40代 女性)
・こまめにしているとメンテナンスが楽だから(30代 女性)
・フィルターが汚れると風が弱くなったり、臭くなったりする(40代 女性)
月に1回という高頻度でフィルター掃除をしているが全体の1割ほどいました。
面倒に感じるフィルター掃除ですが、「フィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸い、シャワーで流す」と作業自体は意外と簡単。ホコリや汚れが蓄積していなければ、お手入れにそれほど手間はかかりません。
エアコンを新しく買い替えた人や、プロにエアコンクリーニングを依頼してキレイにした後などは、こまめにフィルターを掃除する習慣をつけるのもいいかもしれません。フィルターの目詰まりがなければエアコンの効きが良くなり、節電効果も期待できます。
<6位 数年に1回>
・なかなか目に付かないので忘れがちになります(30代 女性)
・つい後回しにしがちになり、結局していない(30代 女性)
・夏・冬は基本的にエアコンをつけっぱなしなので掃除できるタイミングがあまりない。シーズン前に掃除しておこうと思うが、間に合わないことが多い(30代 男性)
エアコンは、水周りやキッチンほど汚れが目につきません。そのため、掃除を忘れがちになったり、後回しになったりするという人も。
ただ何年も掃除をしていないと、ホコリやカビがこびりついて、ますます掃除が面倒になるかもしれません。
<7位 夏季になってから>
・夏に入って一応掃除をしておこうかという気分(20代 女性)
・夏になりエアコンを使用し始めたときに、効きが悪いと感じることがあるから(30代 女性)
・春はエアコンをつけることが無く、暑くなると急いで掃除をします(40代 女性)
夏季になり、エアコンを使い始めてから掃除する人も。冷房を使わない季節はエアコンの存在自体を忘れており、暑くなってから「掃除しなきゃ」と思い出す人も少なくないようです。
また、使い始めてから効きが悪いと感じて掃除する人もいました。
まとめ
真夏日や猛暑日を超える日も多い昨今。電気代は気になるものの、暑さを我慢して体調を崩しては元も子もありません。そのため、快適さや体調を考慮しつつ、節電も意識した温度設定でエアコンを使用している人が多い印象でした。
また、一昔前は「夜間はエアコンをつけっぱなしにしないほうがいい」とも言われていましたが、当アンケートでは「つけっぱなし」「タイマー設定」などで、夜間もエアコンを利用している人が8割を超えています。
エアコンのフィルター掃除に関しては、「夏季になる前」と回答した人がもっとも多かったものの、「年に数回する」という人も3割ほどいました。
エアコンの節電効果を高めるには、こまめなフィルター掃除はとても有効。目詰まりを防ぐと冷房効率が上がり、高めの設定温度でも十分涼しくなりますよ。
また室外機に直射日光が当たることも、エアコンの効きが悪くなったり電力の消費量が増えたりする原因になります。日除けカバーなどを活用して、直射日光が当たらないようにするのもおすすめです。
無理のない方法で節電対策を取りつつ、エアコンを上手に活用しましょう。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )」と「クラウディア(https://www.craudia.com/ )」へのリンク設置をお願い致します。
■クラウディアについて
株式会社エムフロが運営する総合型クラウドソーシングサービスです。
働き方改革が謳われる昨今、個の働き方やライフスタイルが多様化する中で、フリーランス、副業、兼業などそれぞれの生活に寄り添うサービスの一つとして展開しています。
クライアントの手数料は0円。また、キャンセル料やお仕事への参加依頼を促す一括招待、特定のワーカーへのお仕事依頼を行う非公開設定なども無料でご利用いただけます。
ワーカーの手数料は3%〜と業界最低水準。依頼する方、お仕事をする方双方にとって優しいプラットフォームを提供しています。
▼公式サイトはこちら
https://www.craudia.com/
上記とあわせて以下のサービスも運営しています。
・スキルシェアマーケット
知識や経験、スキルを売り買いできるスキルシェアマーケット
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・クラウディアPRO
業務の中で培ってきた専門性を活用していただくプロ人材としての副業サービス
https://app.craudia.com/lp/professional
■株式会社ビズヒッツについて
当社では、社名と同じ「Biz Hits」という名の仕事・転職・求人情報サイト( https://bizhits.co.jp/work/ )と、ビジネスの問題解決を考えるメディア( https://bizhits.co.jp/media/ )を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■Biz Hits編集長:伊藤陽介のプロフィール
株式会社ビズヒッツ代表取締役。
2011年から東京〜鈴鹿間でリモートワークによる遠隔経営を10年以上続けており、スタッフの8割以上がリモートワーカーによる複数のWebメディア、求人サイト運営を行う。
その知識と経験を元に、中日新聞の専門家ガイド「中日教えてナビ」に『在宅ワーカーマネジメントの専門家( https://oshiete.chunichi.co.jp/tokai/pro/387/column/1585/ )』として登録。その後はクラウドソーシング「クラウディア( https://www.craudia.com/ )」や「RS MEDIA( https://www.rise-square.jp/contents/ )」のアドバイザーに就任。
※プロフィール詳細はこちら
https://bizhits.co.jp/itoyosuke_profile/
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/company/
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、男女395人を対象に「夏季のエアコン利用に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「夏ってこんなに暑かったっけ?」
そんな風に感じている人も多いのではないでしょうか?ここ30年間における猛暑日(35度以上)の年間日数は、統計開始時点からの30年に比べ、およそ3.3倍に増加しているそう。
エアコンのありがたみを日々実感している方も多いかもしれませんね。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、株式会社エムフロ( https://www.mfro.net/ )が提供するクラウドソーシングサービス「クラウディア(https://www.craudia.com/ )」と共同で、男女395人を対象に「夏季のエアコン利用」に関する調査を実施しました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )」と「クラウディア(https://www.craudia.com/ )」へのリンク設置をお願い致します。
調査対象
調査対象:夏季にエアコンを利用している方
調査期間:2023年7月19日〜8月18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネット調査(クラウディア)
有効回答数:395人(女性235人/男性153人)
回答者の年代:10代 9.9%/20代 25.1%/30代 27.2%/40代 21.8%/50代 11.9%/60代以上 4.1%
調査結果サマリー
・夏季のエアコンの平均設定温度で最も多いのは「26度」
・夏季のエアコンの温度設定をする際に考慮するのは「節電と体調」
・エアコンのフィルター掃除は「夏季になる前にする」が4割
・就寝中のエアコンは「つけっぱなし」が55.9%
夏季のエアコンの平均設定温度
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-12a4a92d28ab54a9c08c-0.png ]
夏季にエアコンを利用している395人に設定温度を聞いたところ、26度が最も多く、僅差で「27度」「28度」という結果に。26度〜28度と回答した人が全体の68.3%を占めました。
環境省では「快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すための室温」として、夏季は室温28度を推奨しています。エアコンの性能や室内環境にもよりますが、上記室温を保つには「26度〜28度」がエアコンの適正な温度設定と言えそうです。
夏季のエアコンの温度設定をする際に考慮するのは「節電と体調」
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-0ab1676e824eef06af82-4.png ]
次に、夏季のエアコンの設定温度は「どのようなことを考慮して決めているか」を聞きました。
最も多かった回答は「節電と体調の両方(41.6%)」で、全体の4割を超えました。2位は「快適さ(27.1%)」、3位は「体調(19.7%)」、4位「節電(9.6%)」と続きます。
なお、考慮すること別の設定温度は下記の通りです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-000d5f76b9516ae0ae69-0.png ]
「快適さ」「体調」を考慮して温度設定をしている人は、それぞれ「26度」が最も多くなっています。一方、節電を考慮している人は、「27〜28度」と比較的高めに設定する傾向に。
冷房の設定温度を1度上げると、約10%の節電効果があると言われています。節電を意識している人は、快適さを損なわず、体調を崩さない範囲内で「ベストな設定温度」よりも1〜2度高めに設定していると推測できます。
就寝中のエアコンは「つけっぱなし」が55.9%
[画像4: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-eefb9592aafd12894bd2-0.png ]
就寝中のエアコンの利用状況に関しては、「つけっぱなし(55.9%)」が5割を超えました。次に多かったのが「タイマーを設定して切る(27.1%)」となっています。
エアコンを付けずに寝る人は全体のわずか15%ほどでした。
近年、夏場は熱帯夜が続く地域も少なくありません。また気密性の高い住宅の場合、日中に温まった空気が部屋のなかに溜まり、「夜になって気温が下がっても部屋のなかは暑い」ということも。
「寝苦しい」「夜でも熱中症の心配がある」という理由から、就寝中もエアコンを活用している人が多いとわかりました。
<つけっぱなしにしている理由>
・暑くて途中で起きるのがいやだから(10代 男性)
・以前は就寝前に切っていましたが、ここ最近の猛暑で、熱帯夜が続いているため(50代 女性)
・快適に寝るため。タイマーにしても、暑さで起きたり寝苦しくなるため(30代 女性)
・子供たちが体調を崩さないため(30代 男性)
・質の良い睡眠には、快適な温度を保つことが大切と聞いたため(40代 女性)
・寝ているときも熱中症になると聞いたことがある為(30代 男性)
「気持ちよく眠るため」また「しっかり熟睡するため」にエアコンをつけっぱなしにしている人が多数。
暑くて寝つけなかったり、夜中に何度も目が覚めたりすると、熟睡できず体調を崩してしまう原因になります。エアコンで快適な室温を保てば、気持ちよく眠ることができますね。
また、就寝中の熱中症が怖くてつけっぱなしにしている人も。体温調節が難しい子どもやペットが暑さで体調を崩すことを危惧し、一晩中つけたままにしている人も目立ちました。
<タイマーを設定して切る理由>
・タイマー機能を利用することで、涼しい快適な状況で寝ることができ、その後自動で消してくれるため電気代削減ができるから(20代 女性)
・起床時に喉の不快感が生じるのを回避するため(20代 男性)
・長時間つけていると体調が悪くなるから(20代 女性)
・節電のためと、朝は比較的涼しいため(30代 男性)
・就寝中に体が冷えすぎないバランスを探したら、「1.5時間の除湿」だったため(40代 女性)
「暑いと寝つけない。でもつけっぱなしだと体調が悪くなる」という理由で、タイマーを活用している人が多数。
小さい頃から「寝るときにエアコンをつけるのは体に良くない」と言われてきた人も多いのではないでしょうか。実際つけっぱなしで寝たことにより「朝、体がだるい」「喉を痛めた」という経験をしたことから、一晩中つけることは避けている人も。
一方、「深夜や朝方は涼しいので寝入りばなだけつける」という人もいました。
<就寝前に切る理由>
・つけっぱなしだと寒くなりすぎるため、また節電のため(30代 男性)
・就寝中にエアコンを利用すると、体が冷えてしまい、途中で目が覚めてしまうため(20代 女性)
・電気代を抑えるため(20代 男性)
・母も私も冷房をつけて寝ると、必ずといっていいほど喉が痛くなり、風邪をひくのでつけていない(60代 女性)
・エアコンをつけたまま寝るとだるくなるのと、田舎なので窓を開ければ夜は涼しいから(40代 女性)
・就寝後は幾分暑くなろうが夜中に暑さで起きることは滅多にないので、電気代節約のため就寝直前に切るようにしている(40代 男性)
タイマー設定をしている人と同様に、「エアコンをつけて寝ると体調が悪くなるから」という声が多く寄せられました。
また、就寝前に切る人のうち3割は「電気代を節約するため」と回答しています。昨今は光熱費が値上がりしているため、「一晩中つけておくと電気代が高額になりそうで不安」「少しでも節約したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
「扇風機」「氷枕」「窓を開ける」など、エアコンを使わずに快適な睡眠をとる方法を試みている人もいました。
エアコンのフィルター掃除は「夏季になる前にする」が4割
[画像5: https://prtimes.jp/i/41309/206/resize/d41309-206-63686d55695b148f1a98-4.png ]
最後に「エアコンのフィルター掃除はいつするか」を複数回答で聞いたところ、1位は「夏季になる前(40.3%)」でした。本格的にエアコンを使い始める前に掃除をして、気持ちよく使いたいと考える人が多いようです。
次ぐ2位は「年に数回(30.4%)」、3位「夏季が終わってから(15.9%)」、4位「ほぼしない(14.7%)」と続きます。
<1位 夏季になる前>
・エアコンを使う前にカビなどの掃除をして清潔に使いたいから(30代 女性)
・使いはじめはカビやホコリの臭いが気になるため(50代 男性)
・使用前に掃除をすれば涼しい風が出るから節約になる(20代 女性)
夏のエアコンシーズン前にフィルター掃除をするという人が1位。
フィルターが目詰まりしているとエアコンの効きが悪くなりますし、付着しているホコリやカビは空気中に舞ってしまいます。シーズンの使い始めには、エアコンの臭いが気になる人もいるのではないでしょうか。
そのため、フィルターに付着したホコリやカビをキレイに取り除いて、気持ちよく使い始めたいという声が多数寄せられました。
<2位 年に数回>
・暖房でも使用するため、数ヶ月に1回程度行っている(50代 男性)
・気が付いたときに気まぐれにやっている(20代 女性)
・定期的に掃除しないとカビが繁殖しそうだから(50代 女性)
・犬の健康管理と妻が喘息持ちの為、なるべく清潔にするよう心がけています(30代 男性)
エアコンを使用する人のうち3割ほどは、年に複数回フィルター掃除をしていることがわかりました。
掃除のタイミングは「冷房を使う前後」や「暖房を使う前後」など。シーズン後に汚れをしっかり落とし、シーズン前にもう一度キレイにすれば、清潔に使えますね。
掃除のタイミングは決めず、「臭いや汚れが気になったとき」「エアコンの効きが悪いと感じたとき」などに掃除している人もいました。
<3位 夏季が終わってから>
・冬場は使わないので、しまう時に清掃しています(40代 女性)
・季節ごとのけじめで(60代 男性)
・暑い中、フィルター掃除をするのが辛いから(20代 女性)
夏が終わると、「翌年の夏」または「暖房を入れるまで」はエアコンを使わない人も多いのではないでしょうか。そのため「使用後はキレイにしたい」という思いで、冷房を使わなくなったタイミングで掃除する人が目立ちました。使用後、あまり時間を空けずに掃除することで、汚れのこびりつきをも防げますね。
また、暑い中エアコンを止めて掃除するのはつらいので、夏が終わり涼しくなってから掃除するという声も寄せられています。
<4位 ほぼしない>
・面倒だから(40代 男性)
・掃除が難しそうなので手を付けられていない(20代 女性)
・今のところ問題を感じないので(30代 男性)
・エアコンの自動洗浄に任せているため(60代 女性)
「ほぼしない」が4位で、全体の約15%を占めました。
多かった理由は「掃除が面倒」と「掃除の仕方がわからない」。エアコンは、「取り外していい部分」や「触っていはいけない部分」があるため、どのように掃除していいかわからない人も少なくないようです。
また最近のエアコンには「自動洗浄」がついているため、自分では掃除しないという人も。ほかには「ほこりや汚れが気にならない」など、掃除の必要性を感じない人も目立ちました。
<5位 月に1回>
・フイルターが詰まると、エアコンの効きが悪くなるので(60代 女性)
・犬がいて24時間つけっぱなしなので、自動掃除機能に加えて月1回自身で掃除をし、年1回プロに掃除を頼んでいます(40代 女性)
・こまめにしているとメンテナンスが楽だから(30代 女性)
・フィルターが汚れると風が弱くなったり、臭くなったりする(40代 女性)
月に1回という高頻度でフィルター掃除をしているが全体の1割ほどいました。
面倒に感じるフィルター掃除ですが、「フィルターを取り外して、掃除機でホコリを吸い、シャワーで流す」と作業自体は意外と簡単。ホコリや汚れが蓄積していなければ、お手入れにそれほど手間はかかりません。
エアコンを新しく買い替えた人や、プロにエアコンクリーニングを依頼してキレイにした後などは、こまめにフィルターを掃除する習慣をつけるのもいいかもしれません。フィルターの目詰まりがなければエアコンの効きが良くなり、節電効果も期待できます。
<6位 数年に1回>
・なかなか目に付かないので忘れがちになります(30代 女性)
・つい後回しにしがちになり、結局していない(30代 女性)
・夏・冬は基本的にエアコンをつけっぱなしなので掃除できるタイミングがあまりない。シーズン前に掃除しておこうと思うが、間に合わないことが多い(30代 男性)
エアコンは、水周りやキッチンほど汚れが目につきません。そのため、掃除を忘れがちになったり、後回しになったりするという人も。
ただ何年も掃除をしていないと、ホコリやカビがこびりついて、ますます掃除が面倒になるかもしれません。
<7位 夏季になってから>
・夏に入って一応掃除をしておこうかという気分(20代 女性)
・夏になりエアコンを使用し始めたときに、効きが悪いと感じることがあるから(30代 女性)
・春はエアコンをつけることが無く、暑くなると急いで掃除をします(40代 女性)
夏季になり、エアコンを使い始めてから掃除する人も。冷房を使わない季節はエアコンの存在自体を忘れており、暑くなってから「掃除しなきゃ」と思い出す人も少なくないようです。
また、使い始めてから効きが悪いと感じて掃除する人もいました。
まとめ
真夏日や猛暑日を超える日も多い昨今。電気代は気になるものの、暑さを我慢して体調を崩しては元も子もありません。そのため、快適さや体調を考慮しつつ、節電も意識した温度設定でエアコンを使用している人が多い印象でした。
また、一昔前は「夜間はエアコンをつけっぱなしにしないほうがいい」とも言われていましたが、当アンケートでは「つけっぱなし」「タイマー設定」などで、夜間もエアコンを利用している人が8割を超えています。
エアコンのフィルター掃除に関しては、「夏季になる前」と回答した人がもっとも多かったものの、「年に数回する」という人も3割ほどいました。
エアコンの節電効果を高めるには、こまめなフィルター掃除はとても有効。目詰まりを防ぐと冷房効率が上がり、高めの設定温度でも十分涼しくなりますよ。
また室外機に直射日光が当たることも、エアコンの効きが悪くなったり電力の消費量が増えたりする原因になります。日除けカバーなどを活用して、直射日光が当たらないようにするのもおすすめです。
無理のない方法で節電対策を取りつつ、エアコンを上手に活用しましょう。
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