【台湾情報】〜エネルギー自給率わずか2%〜「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」<ワイズ機械業界ジャーナル2023年8月第5週号発行>
[23/09/01]
提供元:PRTIMES
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〜台湾電子・半導体・ロボット・自動車・エネルギー業界の最新動向を分析する〜
ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2023年8月第5週号を発行しました。今週号では半導体業界、電子業界、自動車部品メーカー、エネルギー業界の動向を紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-65cdb425ce803117178e-0.png ]
<最新刊目次>
2023年上半期台湾電子・半導体生産用機械設備製造業の主要メーカーの動向と今後の展望
台湾の産業用ロボット市場概況と主要メーカー・輸出シェア
北米向け自動車ブレーキ大手永新、BYDサプライチェーン入り
エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」
〜エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金〜
「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」
台湾では2023年4月、電力料金が2年連続で引き上げられ、産業用大口使用者の電力料金は値上げ幅が累計30%を上回った。一方、エネルギー政策の転換が進められる台湾では今後2年に発電所の退役ピークを迎える。電力料金の上昇と電力不足の懸念という課題に直面している企業は、省エネや自家発電、エネルギー貯蔵などの対策を余儀なくされている。
台湾は石炭、石油、天然ガスの全てを輸入に依存しており、21年のエネルギー輸入率は97.7%に上った。しかし、台湾では長年、電力料金が抑えられていたため、企業が省エネに取り組むインセンティブが弱く、台湾の電力使用量は年々増加し、産業用電力の使用量が過半を占めている。本記事では5つの図表を基に、台湾の電力料金の低さと産業用電力の使用実態を紹介する。
台湾産業用の電力料金は1キロワット時(kWh)当たり2.58台湾元で、 世界4番目に安いことに、産業用電力の使用量全体の6割程度を占める。
[画像2: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-38484647188955bc4811-0.png ]
営業支出に占める電力料金の割合は、台湾の全産業平均で2.98%。支出割合上位3産業は▽セメント、ガラスなどの非金属鉱物製品業、▽紡織業、▽プラスチック製品業。このうち、セメント、ガラスなどの非金属鉱物製品業の営業支出に占める電力料金の割合は4%に近い。
[画像3: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-7dc9c0615e4848c111f0-0.png ]
台湾の部門別電力消費量は産業用が約60%を占める。産業用のうち、電力消費量が多い上位3業種は▽電子、▽化学材料、▽金属だ。
[画像4: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-3db4ff4154b8b31a35e0-0.png ]
工場の電力消費の内訳は、動力設備が55.2%、次いで空調が13.3%、エアコンプレッサーが10.2%だ。
[画像5: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-ce3ec5526e801c0164ea-0.png ]
公共電力料金は17年の1キロワット時(kWh)当たり平均2.55台湾元から23年に1キロワット時当たり平均3.12元に上昇した。23年の数字は経済部の電価費率審議会が決定した4〜9月の平均料金。
[画像6: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-baec193218cb5788d4b7-0.png ]
その他記事:https://www.ys-consulting.com.tw/service/marketing/index.html(会員限定)
ワイズ機械業界ジャーナル
[画像7: https://prtimes.jp/i/59899/212/resize/d59899-212-28d4797b8430fe7161fa-6.png ]
1. 日本語で台湾の情報収集が可能
機械業界に特化した日本語情報誌です。
2. 個々の分野の情報が満載
工作機械、機械設備、機械制御装置、手工具、動力工具、ねじ・ナット・リベット、ファスナー、金型、自動車、航空宇宙、自動化・ロボット、再生エネルギー等などの情報が満載です。
3. 多種多様な情報を提供
業界トレンド、企業動向、統計資料、法改正情報を全て網羅しています。
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豊富な写真と図表、パソコンでの閲覧に配慮された横型の読みやすいPDF形式にて提供します。
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●詳細
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【会社概要】
会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
URL:https://www.ys-consulting.com.tw/
事業内容:
・経営コンサルティング(人事労務・マーケティング・経営戦略・情報セキュリティ)
・人材トレーニング(階層別研修・職種別研修)
・日本語台湾経済ニュース、機械業界ジャーナル配信
・市場調査・業界調査・顧客調査
・クラウドサービスの販売
台湾の市場調査・リサーチに関するご相談・お問い合わせ
ワイズリサーチ(威志総研)
e-mail:research@ys-consulting.com
TEL:+886-22381-9711(日本時間10:00〜19:00)
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エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」
〜エネルギー自給率2%だが世界で4番目に安い台湾の電力料金〜
「台湾の電力料金と産業用電力の使用実態」
台湾では2023年4月、電力料金が2年連続で引き上げられ、産業用大口使用者の電力料金は値上げ幅が累計30%を上回った。一方、エネルギー政策の転換が進められる台湾では今後2年に発電所の退役ピークを迎える。電力料金の上昇と電力不足の懸念という課題に直面している企業は、省エネや自家発電、エネルギー貯蔵などの対策を余儀なくされている。
台湾は石炭、石油、天然ガスの全てを輸入に依存しており、21年のエネルギー輸入率は97.7%に上った。しかし、台湾では長年、電力料金が抑えられていたため、企業が省エネに取り組むインセンティブが弱く、台湾の電力使用量は年々増加し、産業用電力の使用量が過半を占めている。本記事では5つの図表を基に、台湾の電力料金の低さと産業用電力の使用実態を紹介する。
台湾産業用の電力料金は1キロワット時(kWh)当たり2.58台湾元で、 世界4番目に安いことに、産業用電力の使用量全体の6割程度を占める。
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台湾の部門別電力消費量は産業用が約60%を占める。産業用のうち、電力消費量が多い上位3業種は▽電子、▽化学材料、▽金属だ。
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公共電力料金は17年の1キロワット時(kWh)当たり平均2.55台湾元から23年に1キロワット時当たり平均3.12元に上昇した。23年の数字は経済部の電価費率審議会が決定した4〜9月の平均料金。
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会社名:ワイズコンサルティング グループ
所在地:中華民国台北市襄陽路9號8F
代表者:吉本康志
設立:1996年11月
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