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ACCESSとEKT、次世代のテレビ・動画サービスの提供を簡素化する統合ソリューションの提供で協業拡大

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 執行役員:大石 清恭、以下ACCESS)とEagle Kingdom Technologies(EKT)(https://www.ekt-digital.com/)は本日、協業領域を拡大し、ACCESSの子会社であるNetRange(http://netrange.com/)(本社:ドイツ・ハンブルグ)の、世界的な作品など数千のアプリケーションを提供するスマートテレビ向けストア「NetRange Application Store」(http://netrange.com/smart-tv)を、次世代テレビおよびOTT(Over the Top、動画・音声などのコンテンツ)へ統合し、消費者へ新たな視聴体験を提供していくことで合意しました。本ソリューションは、IBC2019展示会(https://show.ibc.org/)(於:オランダ・アムステルダム、日時:9月13日〜17日)のEKTブース(1.D11)にて初披露される予定です。




テレビ番組をいつでもどこでも視聴できる「TV Everywhere」時代における事業者の主要課題は、ユーザーエクスペリエンスです。使い勝手の悪いインターフェース、様々な利用制約、ロードに時間のかかる電子番組表は、もはやデジタルネイティブ世代には歓迎されません。こうした市場ニーズに対応するため、ACCESSとEKTは昨年協業を発表し、DTVKit(https://www.dtvkit.org)およびHiSilicon(http://www.hisilicon.com/)と共に、カスタマイズ可能なコンテンツ配信プラットフォームの提供を開始しました。この度の協業拡大に基づき、去る4月にACCESSが買収を発表したNetRangeの運営するアプリケーションストアを、ACCESSのハイパフォーマンスChromium Blinkブラウザ「NetFront(R) Browser BE」およびEKTのデバイスやセットトップボックス(STB)に統合していきます。本統合ソリューションにより、事業者は、様々な国の異なるプラットフォーム向けに複数のソリューションを設計する手間がなくなります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11476/216/resize/d11476-216-824841-0.jpg ]

EKT最高経営責任者(CEO)のRichard Smith氏は、
「デジタル時代とは、消費者が様々なデバイス上で多数の動画やエンターテインメントサービスを利用することに慣れ親しみ、そのいずれにおいても高度にパーソナライズされた体験が期待される時代を指します。こうした消費者ニーズに応えるため、事業者は異なるソリューションを複数構築するという大きなプレッシャーに直面していますが、これには時間も費用もかかります。ACCESSとの協業を拡大することで、当社はクオリティを損なうことなくコストを削減する柔軟なソリューションを事業者に提供し、事業者が抱えるコンテンツ配信における課題を解決していきます」と述べています。

本統合ソリューションは、EKTのSTB、並びにACCESSのブラウザ/HbbTV(欧州の放送・通信ハイブリッド規格)/DLNA(コンテンツ共有機能)ソリューションとフル装備のアプリケーションストア(2,500以上のリニアチャンネル、1,000のアプリケーション、100カ国以上における100以上のVODサービスに対応)を基盤としています。本ソリューションは、高性能で柔軟なテクノロジープラットフォームを提供するために開発されたもので、Android TVに替わる選択肢を事業者に提供します。また、あらゆるミドルウェア、コンテンツ、デバイスに向けたサービスの開発・運用を簡素化することで、事業者の規模によらず最高レベルのサービス品質を保証します。共同ソリューションにより、事業者は、次世代のSTBやデバイス向けに統一性を確保しながらも高度にカスタマイズされたサービスの構築に必要な要素ときめ細かな独自ノウハウを手に入れることが出来ます。

ACCESS Europe 最高経営責任者(CEO) Dr. Neale Fosterは、
「EKTとの協業により、利用端末にかかわらず、何百ものインタラクティブな新動画サービスを容易に実現できる手段を事業者へ提供していきます。現在、膨大な数のアプリケーションが動画に対応しており、事業者が各デバイスやプラットフォームに合わせてソリューションを構築し、同品質の視聴体験を実現することはほぼ不可能になっています。我々の共同ソリューションは、事業者のこうしたプレッシャーを解消し、消費者が期待する、それぞれにパーソナライズされた視聴体験を得られるようにします」と述べています。

ACCESSは創業以来、業界標準に準拠した製品開発に取り組んでいます。現在、数々の受賞歴を誇る「NetFront(R) Browser」シリーズおよび「ACCESS Twine(TM)」ソリューションは、HTML5、HbbTV 1.5、HbbTV 2.0.1、BML、Hybridcast、UK Freeview Play、YouTube on TV、UPnPに加え、Linux、iOS、AndroidなどのOSをサポートしています。自動車およびIoTの分野でも開発を進めているACCESSは、絶えず変化するコネクテッドエンターテインメント業界に向けたソリューションの開発を今後も続けていきます。

関連する報道発表資料:
・2018年9月11日付「ACCESS、DTVKit、EKT、HiSilicon、コンテンツ配信の課題を解決するカスタマイズ性に優れたプラットフォームを提供開始」(https://www.access-company.com/news_event/archives/2018/0911/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカーへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/11476/216/resize/d11476-216-709502-1.png ]

■EKTについて
「You can trust us to be better!」
ETKのグローバルチームは、STBおよびODM設計において高い競合優位性を提供しています。EKTはパートナー企業と共に、あらゆるお客様に向け、より少ない環境負荷で、より良いサービスとより高い価値を創出しています。
将来に亘り価値あるSTB向けザッパー(リモコン)、コネクテッドデバイス、ODM設計など、お客様が真に求めているものを、直接あるいはパートナー企業として提供しています。
ザッパーから先進的ハイブリッドボックスに至るまで広範にわたる製品を提供するEKTは、事業者にワンストップソリューションを提供する数少ないビジネスパートナーです。EKTは、数多くのCA(Conditional Access)、デジタル著作権管理(DRM)、ミドルウェア、ライセンスに認定・統合されており、数々の世界的な大手企業からパートナーに選定されています。
https://www.ekt-digital.com/

※ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Twineは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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