化粧品における動物実験完全廃止に向けて動物を犠牲にしない毒性学の研究や代替法の開発を目指す個人や団体を称えるLush Prize(ラッシュプライズ) 2015年受賞者が決定
[15/11/20]
提供元:PRTIMES
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フレッシュハンドメイドコスメブランドLUSH(ラッシュ)は、動物実験の廃止を目指し、2012年にエシカルコンシューマー・リサーチアソシエーション(ECRA)と共同で「Lush Prize(ラッシュプライズ)」を設立致しました。
この度、4回目の開催となるLUSH Prizeの授賞式を2015年11月20日(金)に英国・ロンドンにて開催するに先立ち、受賞者を本プレスリリースにて発表いたします。
[画像: http://prtimes.jp/i/6160/219/resize/d6160-219-403380-1.jpg ]
【動物を使用しない実験分野における世界最大規模の賞】
「Lush Prize(ラッシュプライズ)」は、動物実験代替法に関する研究・開発を行う研究者や研究機関に贈られる「サイエンス部門」、動物実験に代わる実験方法に関する研究者、研究機関等 へのトレーニングを施す活動に贈られる「トレーニング部門」、行政等に対して動物実験廃止を求める活動を行った人物・団体に贈られる「ロビー活動部門」、動物実験に関して社会の認知・認識を高める活動を行った人物・団体に贈られる「世論喚起部門」に加え、動物代替法の研究開発を行う35歳以下の研究者に贈られる「若手研究者部門」の5部門で構成されており、研究内容や活動に応じて、総額25万ポンド(約4,500万円)が5部門の受賞者に授与されます。
また、かぶれを引き起こす遅延性過敏反応の一つである皮膚感作性研究における飛躍的な進展に貢献した個人および団体に対して、総額25万ポンド(4,500万円)を授与する「ブラックボックス賞」 も併せて発表致します。
【先進国を中心に化粧品の動物実験禁止に伴う代替法開発のフェイズに】
欧州連合(EU)では、1993年に欧州議会の決議により、化粧品の動物実験が段階的に禁止になり、2013年には、化粧品(完成品・原材料・原材料の組み合わせ)動物実験の実施、動物実験がされた商品の販売が例外なく完全禁止となりました。また、EUに続くようにイスラエル、インドにて、動物実験を行った化粧品の製造・販売が法律により禁止されました。ニュージーランドでは、2015年3月に改正動物福祉法が可決され、国内の化粧品とその原料の開発のための動物実験が禁止になり、同月には韓国でも2017年までに政府に受け入れられている代替法がある箇所においては化粧品や原材料の動物実験を禁止する法案が提出されました。さらに、2015年6月にはアメリカとカナダでも動物実験の実施と新たに動物実験された化粧品の販売を禁止する法案が議会に提出されています。
先進国を中心に、動物実験を行った化粧品の製造・販売が法律により禁止されたことを受け、商品の安全性を立証する方法として、最新のコンピューターテクノロジーを用いた安全性テストの開発など、代替法の開発が進むと共に、消費者の化粧品における動物実験反対に対する関心が、各国での法案提出につながっております。
しかし、2013年2月に株式会社ラッシュジャパンが実施した調査によると、化粧品開発における動物実験の認知率は30%であると共に、代替法開発における研究は積極的に開発されていない状況です。
このような状況の中で、「特定非営利活動法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)」が2009年より実施している「ウサギを救え!化粧品の動物実験反対キャンペーン」の実績および、本キャンペーンにおいて日本国内の大手化粧品メーカーの動物実験廃止決定に関する活動が評価され、2012年度の「Lush Prize(ラッシュプライズ)」において、「世論喚起部門」を受賞しており、今後、動物実験の代替法開発に関する研究・開発における日本の台頭が期待されております。
【Lush Prize(ラッシュプライズ)2015年受賞者リスト】
1.「サイエンス部門」
受賞者名:Christophe Mas
所属組織:Oncotheis
所属国:スイス
授与金額:2.5万ポンド
受賞者名:Michael L. Shuler & Team
所属組織:
・Cornell University
・Hesperos
・Syracuse University
・SUNY Binghampton University
・University of Central Florida
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
2.「トレーニング部門」
受賞者名:Gilly Stoddart
所属組織:PETA International Science Consortium Ltd.
所属国:イギリス
授与金額:2.5万ポンド
受賞者名:Dmitry Lepeorsky
所属国:ウクライナ
授与金額:2.5万ポンド
【受賞理由- Dmitry Lepeorsky-】
大学で実施されている動物実験において、代替法を紹介したことで、何万匹[丸田1] もの実験動物の生命を守ったことが評価され本部門の受賞となりました。
3.「ロビー活動部門」
受賞者名:Mojo Mathers
所属組織:Green Party MP
所属国:ニュージーランド
授与金額:授与金辞退(※)
【受賞理由- Mojo Mathers-】
2015年3月にニュージーランド議会にて改正動物福祉法が可決され、ニュージーランド国内の[S1] 化粧品とその原料の開発のための動物実験が禁止されました。本件において、受賞者が本キャンペーンを先導し、法案成立に影響を与えたことが評価され本部門の受賞となりました。
※授与金辞退の申し入れがあり、協議の上「若手研究者部門」に授与金を使用しました。
4.「世論喚起部門」
受賞者名:SOKO Tierschutz e.V
所属国:ドイツ
授与金額:2万ポンド
受賞者名:Beagle Freedom Project
所属国:アメリカ
授与金額:2万ポンド
【受賞理由- Beagle Freedom Project-】
各種研究時に使用される実験動物は、通常使用後に殺処分されますが、本部門の受賞者である「Beagle Freedom Project」は、実験終了後の実験動物を保護し、新しい飼い主に引き取られ、安全な環境に戻す活動が評価され受賞となりました。
5.「若手研究者部門」
受賞者名:Bianca Marigliani
所属組織:Federal University of Sao Paulo
所属国:ブラジル
授与金額:1万ポンド
受賞者名:IIKA Maschmeyer
所属組織:Technical University of Berlin and TissUse
所属国:ドイツ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Elena Kummer
所属組織:The University of Milan
所属国:イタリア
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Jeremy Caplin
所属組織:Iowa State University
所属国:アメリカ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Lena Smirnova
所属組織:Center for Alternative ti Animal Testing
所属国:アメリカ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Laura Bray
所属組織:Leibniz Institute for Polymer Research
所属国:フランス
授与金額:1万ポンド
6.「ブラックボックス賞」
【「ブラックボックス賞」の背景】
21世紀の遺伝子工学および、コンピューターテクノロジーの発達により、哺乳類を用いた曖昧な試験から、分子レベルで人体に入り混んだ毒素が引き起こすアレルギー反応、化学物質によりかぶれを引き起こす遅延性過敏反応の一つである皮膚感作性等を調べることが出来るようになると考えられております。
この度の「Lush Prize(ラッシュプライズ)」において、20年以上に渡る皮膚感作性研究において、飛躍的な進展に貢献した4名および、1団体に対して「ブラックボックス賞」を授与致します。これは、動物実験に代わる代替法が完全に実行可能となったことを意味します。
【「ブラックボックス賞」受賞者】
受賞者名:David Basketter
所属組織:DABMEB Consultancy Ltd
所属国:イギリス
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
化学物質がアレルギーを引き起こす原因として分子構造が関係していることを予測し、産業分野と学術分野の間に存在した皮膚感作性に関する研究結果の差異を300以上の論文を通して訂正したことに加え、ヨーロッパの代表として動物実験を行わない研究において重要な働きをしたことから表彰致します。
受賞者名:Frank Gerberick
所属組織:Proctor & Gamble(P&G)
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
皮膚アレルギーに関する研究と同テーマにおける170冊以上の書籍を出版すると共に、「Toxicology of Contact Dermatitis-皮膚炎と毒物学」を共同執筆しました。動物実験を行わない皮膚感作性経路の初期ステージの毒性テストが彼の研究施設において開発され、広く利用されていることから表彰致します。
受賞者名:Andreas Natsch
所属組織:Givaudan
所属国:スイス
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
Andrea Natschと彼の同僚であるRoger Emterは「KeratinoSens’ method」を開発し、皮膚感作性経路における有毒性を突き止めることに成功しました。また、「KeratinoSens’ method」はその後、試験管で人間の細胞株を使い、特定の遺伝子情報伝達を見つける手法がスイスで発明されましたことから表彰致します。
受賞者名:Terry Schultz
所属組織:University of Tennessee
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
テネシー大学の名誉教授として、生物学的活性試験を指揮。また、動物実験を行わない化学物質の毒性試験やコンピューターのデータベースを活用した予測結果開発などを実施していることから表彰致します。
受賞者名:Bob Diderich
所属組織:The OECD's Adverse Outcome Pathway Programme
所属国:フランス
授与金額:15万ポンド
受賞理由:
フランス・パリに本部を構える「The OECD 」は、政府と共に共通の問題を解決するフォーラムの提供を掲げており、Bod Diderich指揮を執る「The Programme」は、
・動物実験を行わない試験方法を世界的なガイドラインとする
・オンライン上のプラットフォームである「AOP knowledge Base」を活用して、化学物質の有害性に関する知識の共有を管理する
上記2点を中心とした活動を行っており、活動内容が評価され今回の表彰に至りました。
株式会社ラッシュジャパンでは、本リリースに記載され、11月20日に発表される受賞者に対する個別インタビューおよび、日本国内の代替法研究者、動物実験に反対する活動家などをご紹介させて頂いております。
また、Lush Prize(ラッシュプライズ)の過去の受賞者等へのインタビュー手配などもご対応させて頂いておりますので、本件に限らず、ご連絡をお待ちしております。
<<参考>>
LUSH Prize 2014の授賞式の様子は下記URLにてご確認頂けます。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=48KrxSzsBeo&feature=youtu.be
LUSH Prize 2015に関しての日本語ページは下記URLよりご確認頂けます。
https://www.lushjapan.com/article/lushprize2015
この度、4回目の開催となるLUSH Prizeの授賞式を2015年11月20日(金)に英国・ロンドンにて開催するに先立ち、受賞者を本プレスリリースにて発表いたします。
[画像: http://prtimes.jp/i/6160/219/resize/d6160-219-403380-1.jpg ]
【動物を使用しない実験分野における世界最大規模の賞】
「Lush Prize(ラッシュプライズ)」は、動物実験代替法に関する研究・開発を行う研究者や研究機関に贈られる「サイエンス部門」、動物実験に代わる実験方法に関する研究者、研究機関等 へのトレーニングを施す活動に贈られる「トレーニング部門」、行政等に対して動物実験廃止を求める活動を行った人物・団体に贈られる「ロビー活動部門」、動物実験に関して社会の認知・認識を高める活動を行った人物・団体に贈られる「世論喚起部門」に加え、動物代替法の研究開発を行う35歳以下の研究者に贈られる「若手研究者部門」の5部門で構成されており、研究内容や活動に応じて、総額25万ポンド(約4,500万円)が5部門の受賞者に授与されます。
また、かぶれを引き起こす遅延性過敏反応の一つである皮膚感作性研究における飛躍的な進展に貢献した個人および団体に対して、総額25万ポンド(4,500万円)を授与する「ブラックボックス賞」 も併せて発表致します。
【先進国を中心に化粧品の動物実験禁止に伴う代替法開発のフェイズに】
欧州連合(EU)では、1993年に欧州議会の決議により、化粧品の動物実験が段階的に禁止になり、2013年には、化粧品(完成品・原材料・原材料の組み合わせ)動物実験の実施、動物実験がされた商品の販売が例外なく完全禁止となりました。また、EUに続くようにイスラエル、インドにて、動物実験を行った化粧品の製造・販売が法律により禁止されました。ニュージーランドでは、2015年3月に改正動物福祉法が可決され、国内の化粧品とその原料の開発のための動物実験が禁止になり、同月には韓国でも2017年までに政府に受け入れられている代替法がある箇所においては化粧品や原材料の動物実験を禁止する法案が提出されました。さらに、2015年6月にはアメリカとカナダでも動物実験の実施と新たに動物実験された化粧品の販売を禁止する法案が議会に提出されています。
先進国を中心に、動物実験を行った化粧品の製造・販売が法律により禁止されたことを受け、商品の安全性を立証する方法として、最新のコンピューターテクノロジーを用いた安全性テストの開発など、代替法の開発が進むと共に、消費者の化粧品における動物実験反対に対する関心が、各国での法案提出につながっております。
しかし、2013年2月に株式会社ラッシュジャパンが実施した調査によると、化粧品開発における動物実験の認知率は30%であると共に、代替法開発における研究は積極的に開発されていない状況です。
このような状況の中で、「特定非営利活動法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)」が2009年より実施している「ウサギを救え!化粧品の動物実験反対キャンペーン」の実績および、本キャンペーンにおいて日本国内の大手化粧品メーカーの動物実験廃止決定に関する活動が評価され、2012年度の「Lush Prize(ラッシュプライズ)」において、「世論喚起部門」を受賞しており、今後、動物実験の代替法開発に関する研究・開発における日本の台頭が期待されております。
【Lush Prize(ラッシュプライズ)2015年受賞者リスト】
1.「サイエンス部門」
受賞者名:Christophe Mas
所属組織:Oncotheis
所属国:スイス
授与金額:2.5万ポンド
受賞者名:Michael L. Shuler & Team
所属組織:
・Cornell University
・Hesperos
・Syracuse University
・SUNY Binghampton University
・University of Central Florida
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
2.「トレーニング部門」
受賞者名:Gilly Stoddart
所属組織:PETA International Science Consortium Ltd.
所属国:イギリス
授与金額:2.5万ポンド
受賞者名:Dmitry Lepeorsky
所属国:ウクライナ
授与金額:2.5万ポンド
【受賞理由- Dmitry Lepeorsky-】
大学で実施されている動物実験において、代替法を紹介したことで、何万匹[丸田1] もの実験動物の生命を守ったことが評価され本部門の受賞となりました。
3.「ロビー活動部門」
受賞者名:Mojo Mathers
所属組織:Green Party MP
所属国:ニュージーランド
授与金額:授与金辞退(※)
【受賞理由- Mojo Mathers-】
2015年3月にニュージーランド議会にて改正動物福祉法が可決され、ニュージーランド国内の[S1] 化粧品とその原料の開発のための動物実験が禁止されました。本件において、受賞者が本キャンペーンを先導し、法案成立に影響を与えたことが評価され本部門の受賞となりました。
※授与金辞退の申し入れがあり、協議の上「若手研究者部門」に授与金を使用しました。
4.「世論喚起部門」
受賞者名:SOKO Tierschutz e.V
所属国:ドイツ
授与金額:2万ポンド
受賞者名:Beagle Freedom Project
所属国:アメリカ
授与金額:2万ポンド
【受賞理由- Beagle Freedom Project-】
各種研究時に使用される実験動物は、通常使用後に殺処分されますが、本部門の受賞者である「Beagle Freedom Project」は、実験終了後の実験動物を保護し、新しい飼い主に引き取られ、安全な環境に戻す活動が評価され受賞となりました。
5.「若手研究者部門」
受賞者名:Bianca Marigliani
所属組織:Federal University of Sao Paulo
所属国:ブラジル
授与金額:1万ポンド
受賞者名:IIKA Maschmeyer
所属組織:Technical University of Berlin and TissUse
所属国:ドイツ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Elena Kummer
所属組織:The University of Milan
所属国:イタリア
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Jeremy Caplin
所属組織:Iowa State University
所属国:アメリカ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Lena Smirnova
所属組織:Center for Alternative ti Animal Testing
所属国:アメリカ
授与金額:1万ポンド
受賞者名:Laura Bray
所属組織:Leibniz Institute for Polymer Research
所属国:フランス
授与金額:1万ポンド
6.「ブラックボックス賞」
【「ブラックボックス賞」の背景】
21世紀の遺伝子工学および、コンピューターテクノロジーの発達により、哺乳類を用いた曖昧な試験から、分子レベルで人体に入り混んだ毒素が引き起こすアレルギー反応、化学物質によりかぶれを引き起こす遅延性過敏反応の一つである皮膚感作性等を調べることが出来るようになると考えられております。
この度の「Lush Prize(ラッシュプライズ)」において、20年以上に渡る皮膚感作性研究において、飛躍的な進展に貢献した4名および、1団体に対して「ブラックボックス賞」を授与致します。これは、動物実験に代わる代替法が完全に実行可能となったことを意味します。
【「ブラックボックス賞」受賞者】
受賞者名:David Basketter
所属組織:DABMEB Consultancy Ltd
所属国:イギリス
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
化学物質がアレルギーを引き起こす原因として分子構造が関係していることを予測し、産業分野と学術分野の間に存在した皮膚感作性に関する研究結果の差異を300以上の論文を通して訂正したことに加え、ヨーロッパの代表として動物実験を行わない研究において重要な働きをしたことから表彰致します。
受賞者名:Frank Gerberick
所属組織:Proctor & Gamble(P&G)
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
皮膚アレルギーに関する研究と同テーマにおける170冊以上の書籍を出版すると共に、「Toxicology of Contact Dermatitis-皮膚炎と毒物学」を共同執筆しました。動物実験を行わない皮膚感作性経路の初期ステージの毒性テストが彼の研究施設において開発され、広く利用されていることから表彰致します。
受賞者名:Andreas Natsch
所属組織:Givaudan
所属国:スイス
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
Andrea Natschと彼の同僚であるRoger Emterは「KeratinoSens’ method」を開発し、皮膚感作性経路における有毒性を突き止めることに成功しました。また、「KeratinoSens’ method」はその後、試験管で人間の細胞株を使い、特定の遺伝子情報伝達を見つける手法がスイスで発明されましたことから表彰致します。
受賞者名:Terry Schultz
所属組織:University of Tennessee
所属国:アメリカ
授与金額:2.5万ポンド
受賞理由:
テネシー大学の名誉教授として、生物学的活性試験を指揮。また、動物実験を行わない化学物質の毒性試験やコンピューターのデータベースを活用した予測結果開発などを実施していることから表彰致します。
受賞者名:Bob Diderich
所属組織:The OECD's Adverse Outcome Pathway Programme
所属国:フランス
授与金額:15万ポンド
受賞理由:
フランス・パリに本部を構える「The OECD 」は、政府と共に共通の問題を解決するフォーラムの提供を掲げており、Bod Diderich指揮を執る「The Programme」は、
・動物実験を行わない試験方法を世界的なガイドラインとする
・オンライン上のプラットフォームである「AOP knowledge Base」を活用して、化学物質の有害性に関する知識の共有を管理する
上記2点を中心とした活動を行っており、活動内容が評価され今回の表彰に至りました。
株式会社ラッシュジャパンでは、本リリースに記載され、11月20日に発表される受賞者に対する個別インタビューおよび、日本国内の代替法研究者、動物実験に反対する活動家などをご紹介させて頂いております。
また、Lush Prize(ラッシュプライズ)の過去の受賞者等へのインタビュー手配などもご対応させて頂いておりますので、本件に限らず、ご連絡をお待ちしております。
<<参考>>
LUSH Prize 2014の授賞式の様子は下記URLにてご確認頂けます。
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=48KrxSzsBeo&feature=youtu.be
LUSH Prize 2015に関しての日本語ページは下記URLよりご確認頂けます。
https://www.lushjapan.com/article/lushprize2015