東京国立博物館と凸版印刷、国宝「三日月宗近」「岡田切吉房」VR初公開
[19/07/02]
提供元:PRTIMES
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国宝刀剣の真の美しさに迫る『VR刀剣』を製作、TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで7月3日より上演開始
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷眞美、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:旭充、以下 文化財活用センター)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、東京国立博物館が所蔵する国宝「太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)」(以下、三日月宗近)「太刀 銘 吉房(号 岡田切)」(以下、岡田切吉房)の二口を紹介する、VR作品『VR刀剣』を製作しました。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=7VtmQQ74dQE&feature=youtu.be ]
東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2019年7月3日(水)から10月6日(日)まで初公開します。
本作品は、東京国立博物館が所蔵する名刀の中でも際立った特徴を持つ二口を、凸版印刷のVR技術によって再現を試みました。展示室では見ることが難しい刀剣のディテールを、世界で初めて4K品質で高精細VR化。刀剣のもつ独特の魅力に、VRならではの新しい表現方法で迫ります。
また、VR作品で紹介する国宝刀剣二口が同館本館13室に7月23日(火)から9月29日(日)まで展示され、実物とVR双方を鑑賞することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-549380-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-997975-0.jpg ]
■ VR作品『VR刀剣』について
刀剣は長きにわたり大切に守られてきた文化財です。千年に及ぶ歴史の中で形作られた刀剣の技と美しさは、現在も伝承されています。本作品では、東京国立博物館が所蔵する選りすぐりの名品の中から、国宝の太刀「三日月宗近」「岡田切吉房」の二口を比較しながら鑑賞できます。
・展示室では見ることのできない、VRならではの刀剣鑑賞が可能に
本作品の製作にあたり、「三日月宗近」「岡田切吉房」を対象に新規で高精細なデジタルアーカイブを実施。取得したデータを用い、VRで刀剣の持つ美しさの再現を試みました。VR上で刀剣を自由に動かしたり、刀剣を大画面いっぱいに拡大して鑑賞したりすることで、刃文の煌めきや地鉄(じがね)の模様など、展示室では見ることができない部分も鑑賞できます。
■国宝「三日月宗近」「岡田切吉房」について
国宝 太刀 銘 三条(名物 三日月宗近) 東京国立博物館所蔵
[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-614298-16.jpg ]
作者の宗近は、平安時代、京都の三条に住んだと伝えられる刀工で、日本刀成立初期の名工として名高い。
刃文に三日月の形が見えるので「三日月宗近」の号をもつ。豊臣秀吉の正室、高台院が所持し、その遺品として徳川秀忠に贈られ、徳川家に伝来した。
国宝 太刀 銘 吉房(号 岡田切) 東京国立博物館所蔵
[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-626400-15.jpg ]
作者の吉房は、備前国(岡山県東南部)福岡一文字派の刀工。鎌倉時代中期に活躍した。この太刀は吉房の作刀の中で最も華やかな作風の代表作。
織田信長の次男 織田信雄がこの刀で家臣の岡田助三郎重孝を斬ったということから「岡田切」の号で知られる。
■ 上演案内
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_1.jpg ]
■ 東京国立博物館内限定デザインのチラシ配布
今回、VR作品『VR刀剣』初公開を記念し、東京国立博物館内では限定デザインのチラシを配布します。二口の刀剣をクローズアップした3種類のチラシを縦につなげると、刀身全体が現れます。なお、限定デザインのチラシは、無くなり次第終了となります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-395809-12.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-447374-14.jpg ]
■ 高品位ポストカード「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」販売
本作品の上演に合わせてミュージアムシアターオリジナルの「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」を販売します。凸版印刷が取得した高精細アーカイブデータを使用し、特殊印刷を施すことで、刀剣の鑑賞ポイント「姿」「鋒(きっさき)」「地鉄(じがね)」「茎(なかご)」の美しさを再現。三日月宗近の名前の由来となった三日月の「打ちのけ」や、展示室では鑑賞の難しい地鉄の模様も見ることができます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-712305-6.jpg ]
「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」について
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_2.jpg ]
※販売の詳細については、ミュージアムシアターHP(http://www.toppan-vr.jp/mt/)をご覧ください。
■ SNSハッシュタグ投稿でステッカープレゼント
上演終了後、高精細なデータを活用した本作品ならではの画像をスクリーンに投影し、記念撮影会を実施。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR刀剣2019」または「#VRJapaneseSwords2019」をつけてSNSに投稿した方には、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
[画像8: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-959026-4.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_3.jpg ]
■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属のナビゲーターのライブ上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・超高精細4KプロジェクタによるVR映像投映
・スクリーンサイズ: 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
・シアターHP: http://www.toppan-vr.jp/mt/
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷眞美、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:旭充、以下 文化財活用センター)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、東京国立博物館が所蔵する国宝「太刀 銘 三条(名物 三日月宗近)」(以下、三日月宗近)「太刀 銘 吉房(号 岡田切)」(以下、岡田切吉房)の二口を紹介する、VR作品『VR刀剣』を製作しました。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=7VtmQQ74dQE&feature=youtu.be ]
東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2019年7月3日(水)から10月6日(日)まで初公開します。
本作品は、東京国立博物館が所蔵する名刀の中でも際立った特徴を持つ二口を、凸版印刷のVR技術によって再現を試みました。展示室では見ることが難しい刀剣のディテールを、世界で初めて4K品質で高精細VR化。刀剣のもつ独特の魅力に、VRならではの新しい表現方法で迫ります。
また、VR作品で紹介する国宝刀剣二口が同館本館13室に7月23日(火)から9月29日(日)まで展示され、実物とVR双方を鑑賞することができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-549380-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-997975-0.jpg ]
■ VR作品『VR刀剣』について
刀剣は長きにわたり大切に守られてきた文化財です。千年に及ぶ歴史の中で形作られた刀剣の技と美しさは、現在も伝承されています。本作品では、東京国立博物館が所蔵する選りすぐりの名品の中から、国宝の太刀「三日月宗近」「岡田切吉房」の二口を比較しながら鑑賞できます。
・展示室では見ることのできない、VRならではの刀剣鑑賞が可能に
本作品の製作にあたり、「三日月宗近」「岡田切吉房」を対象に新規で高精細なデジタルアーカイブを実施。取得したデータを用い、VRで刀剣の持つ美しさの再現を試みました。VR上で刀剣を自由に動かしたり、刀剣を大画面いっぱいに拡大して鑑賞したりすることで、刃文の煌めきや地鉄(じがね)の模様など、展示室では見ることができない部分も鑑賞できます。
■国宝「三日月宗近」「岡田切吉房」について
国宝 太刀 銘 三条(名物 三日月宗近) 東京国立博物館所蔵
[画像3: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-614298-16.jpg ]
作者の宗近は、平安時代、京都の三条に住んだと伝えられる刀工で、日本刀成立初期の名工として名高い。
刃文に三日月の形が見えるので「三日月宗近」の号をもつ。豊臣秀吉の正室、高台院が所持し、その遺品として徳川秀忠に贈られ、徳川家に伝来した。
国宝 太刀 銘 吉房(号 岡田切) 東京国立博物館所蔵
[画像4: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-626400-15.jpg ]
作者の吉房は、備前国(岡山県東南部)福岡一文字派の刀工。鎌倉時代中期に活躍した。この太刀は吉房の作刀の中で最も華やかな作風の代表作。
織田信長の次男 織田信雄がこの刀で家臣の岡田助三郎重孝を斬ったということから「岡田切」の号で知られる。
■ 上演案内
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_1.jpg ]
■ 東京国立博物館内限定デザインのチラシ配布
今回、VR作品『VR刀剣』初公開を記念し、東京国立博物館内では限定デザインのチラシを配布します。二口の刀剣をクローズアップした3種類のチラシを縦につなげると、刀身全体が現れます。なお、限定デザインのチラシは、無くなり次第終了となります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-395809-12.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-447374-14.jpg ]
■ 高品位ポストカード「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」販売
本作品の上演に合わせてミュージアムシアターオリジナルの「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」を販売します。凸版印刷が取得した高精細アーカイブデータを使用し、特殊印刷を施すことで、刀剣の鑑賞ポイント「姿」「鋒(きっさき)」「地鉄(じがね)」「茎(なかご)」の美しさを再現。三日月宗近の名前の由来となった三日月の「打ちのけ」や、展示室では鑑賞の難しい地鉄の模様も見ることができます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-712305-6.jpg ]
「VR刀剣プレミアムポストカードセット 三日月宗近」について
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_2.jpg ]
※販売の詳細については、ミュージアムシアターHP(http://www.toppan-vr.jp/mt/)をご覧ください。
■ SNSハッシュタグ投稿でステッカープレゼント
上演終了後、高精細なデータを活用した本作品ならではの画像をスクリーンに投影し、記念撮影会を実施。撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR刀剣2019」または「#VRJapaneseSwords2019」をつけてSNSに投稿した方には、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
[画像8: https://prtimes.jp/i/33034/248/resize/d33034-248-959026-4.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/248_3.jpg ]
■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属のナビゲーターのライブ上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・超高精細4KプロジェクタによるVR映像投映
・スクリーンサイズ: 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
・シアターHP: http://www.toppan-vr.jp/mt/
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上