14分野、48の素材で「読む」「書く」「話す」力を身に付ける! 『上級学習者のための日本語読解ワークブック』 ― ベトナム人日本語学習者の増加につき、ベトナム語訳も掲載
[10/11/12]
提供元:PRTIMES
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株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表:平本照麿)より、新刊『上級学習者のための日本語読解ワークブック』のご案内を申し上げます。
<語彙リストは英語、中国語、韓国語、ベトナム語に対応>
本書は上級学習者を対象に、「読む」「書く」「話す」力を養成することを目的とした読解総合問題集で、日本語能力試験のN1レベル、もしくはそれ以上の日本語学習者を対象としています。日本語能力試験、日本留学試験、大学入試の際の校内試験などによく出題される14の分野を取り上げ、48の読解素材を収録しました。
いずれの読解素材も1000〜1600字程度の文章で、すべてに「選択式問題」「記述式問題」「口述式問題」があります。各大学が入学試験の際に実施する校内試験では、受験生に一定量の文書を読ませたあと、その文書の内容に関して口頭で質疑応答がなされる場合があります。「口述式問題」は入試対策としても役立ちます。
別冊の語彙リストには、専門用語や難易度が高いと思われる語彙を収録し、英語、中国語、韓国語、ベトナム語の訳を付けていますので、教室での使用はもちろん、独習教材としても使用可能です。
【本書で扱う14分野】
日本語の世界、日本の文化、日本人の行動様式、言語とコミュニケーション、異文化理解、環境と人間、ITと情報社会、生物と自然、心理と哲学、教育と学び、報道とマスコミ、科学と技術、現代の社会、余暇と娯楽
<商品情報>
【タイトル】『上級学習者のための日本語読解ワークブック』
http://shop.alc.co.jp/spg/v/-/-/-/7010115
【価格】2,400円(税込2,520円)
【ISBN】978-4-7574-1929-2
【サイズ】B5判
【頁数】204ページ+別冊66ページ
【発売日】10月8日
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<ベトナム人日本語学習者が増加しています>
近年、日本とベトナムとの関係は、経済・文化交流の拡大や日本企業のベトナム進出、EPA(経済連携協定)成立などにより、ますます強まってきています。政治・経済分野での両国関係の緊密化は、日本語教育の発展を強く後押ししていると考えられます。
ベトナム人日本語学習者数は年々増え続け、日本国内での学習者数は、平成21年度には中国、韓国に次ぐ第3位になりました。今後、ベトナム人学習者はますます増えると予想されます。
■ベトナムでの日本語学習者数
2006年 初・中等教育学習者数1888 高等教育学習者数10446 学校教育以外学習者数17648
2009年 初・中等教育学習者数3238 高等教育学習者数14677 学校教育以外学習者数26357
増加率 初・中等教育学習者数171.5% 高等教育学習者数140.5% 学校教育以外学習者数149.3%
*国際交流基金 海外日本語教育機関調査より (2009年については速報値)
■日本国内のベトナム人日本語学習者数の推移
平成14年度1600人(11位)
→平成17年度3287人(6位)
→平成21年度7553人(3位)
*文化庁 日本語教育実態調査より
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[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を掲げ、実践的な語学力を身につける教材の開発をすすめてきた出版社です。語学情報ポータルサイト「SPACE ALC」をはじめ、『ENGLISH JOURNAL』などの学習情報誌、受講者数100万人を超える通信講座「ヒアリングマラソン」、eラーニング教材、書籍、各種デジタルコンテンツの提供など、語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。