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鹿児島県教育委員会とライフイズテック、「誰一人取り残さない」ICT教育の実現に向け、連携協定を締結

鹿児島県教育委員会と、プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:水野雄介) は、「誰一人取り残さない」ICT教育の実現に向け、連携協定を締結しましたのでお知らせいたします。
なお、2024年4月23日に、鹿児島県教育委員会とライフイズテックの連携協定締結式ならびに共同記者会見を実施いたしました。




[画像: https://prtimes.jp/i/19771/255/resize/d19771-255-74e426b6a3a7ebe03376-0.png ]

鹿児島県では、情報化が急速に進展する社会において、県内のどの地域においても生徒がICTを積極的に活用した質の高い教育を受けられる環境整備を促進することを目的とし、「未来を創る鹿児島『教育の情報化』推進プラン」を策定しています。
特に離島・へき地を多く有する鹿児島県では、地域間・学校間でばらつきを解消し、「誰一人取り残さない」学びの実現に向け、これまでも ICTや情報・教育データを積極的に利活用した取組を進めてきました。

この取組をさらに推進すべく、今般の連携協定において鹿児島県とライフイズテックは、「情報I」に対応したプログラミング・データサイエンスの教員向け研修、公立高等学校全校へのプログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテック レッスン」の提供を行います。また、効果測定においてはプログラミングの知識・スキルの定着に加えて、社会課題への取り組み意欲や効力感など非認知能力に関する効果検証も行います。

さらに、中学校版の「ライフイズテック レッスン」は鹿児島県内の多くの市町村(中学校)でも導入されているため、本連携協定により中学校におけるプログラミング学習から、発展的な内容を扱う高校「情報I」に繋がる中高6年間の継続した学びの階段が実現します。これらの取組を通じ、ライフイズテックは「鹿児島の教育資源とICTのベストミックスにより生み出される、オール鹿児島による個別最適化された学びと協働的な学び」に貢献いたします。

?? 協定締結日
令和6年4月23日

?? 連携協力事項
? 県内公立高等学校教員の指導力向上及び授業実践方法の研究に関すること
? 県内公立高等学校における情報教育の実施及び教材の利用に関すること
? 情報教育の在り方の検討及び情報教育がもたらす生徒への教育効果の実証等を目的とした調査に関すること
? 前号までに掲げるもののほか、前条の目的を達成するために甲及び乙が必要と認める事項に関すること

具体的な取り組み内容


【連携内容1:教え手の育成】
より専門的な内容となる「情報I」に向け、指導力強化のための研修を実施
令和4年度から実施されている高等学校の新学習指導要領において、高校の普通科では「情報I」が必修となっています。県教育委員会と連携しながら、教員の方々向けにライフイズテック レッスンを用いた研修を実施し、教員自身がプログラミングやデータサイエンスを実習を通して学ぶ手触り感のある体験を通じて、「情報I」対応に向けた情報科教員の指導力強化を図ります。

【連携内容2:学習プログラムの提供】
県内全校へライフイズテックレッスンを提供
鹿児島県公立高等学校全校に、プログラミング学習用EdTech教材「ライフイズテックレッスン」を提供することで、個別最適な学習環境を格差なく提供することが可能です。全校提供による指導ノウハウの横展開を通じた、授業の質の向上も目指してまいります。

【連携内容3:効果測定】
プログラミング教育の学習効果測定による学びのアップデート
プログラミング教育による影響は、プログラミングスキルの向上に加えて、社会課題への取り組み意欲や効力感など非認知能力の向上にも資することが、これまでのライフイズテック レッスンの利活用を通じて見えてきています。鹿児島県の高校生においても、プログラミング学習を通じた意識変化を検証するとともに、検証結果を通じた、授業内容の振り返りや指導案の改善へと繋げて参ります。これらデータを通じた学習効果・成果の検証を通じて、鹿児島県のプログラミング教育をアップデートし続けることを目指します。


「Life is Tech! Lesson」の特長


「ライフイズテック レッスン」は2023年8月時点で、600自治体、4,000校の公立・私立学校に広がり、現在約120万人の中学・高校生に利用いただいています。本教材は、プログラミング教育未経験の先生でも簡単に導入可能で、一人一人の理解度に合わせて個別最適なプログラミング学習を実現できる教材です。

<「Life is Tech! Lesson 情報I全対応コース」の概要>
・「情報I」の全単元に対応:プログラミングやデータの活用はもちろん、情報デザインを含めた情報Iのすべての分野に対応したブラウザ完結型のEdTech教材。プログラミングの実習環境もシームレスに活用できます。
・個別最適な学習を実現:一斉授業ではなく、生徒がそれぞれのペースで学習可能。教員は各生徒の進捗や理解定着度をリアルタイムに把握でき、個別最適な指導を実現できます。
・共通テスト対策:授業ごとの内容を振り返る「チェックワーク」や、単元ごとに学習到達度をはかる「小テスト」により、頻度高く「学習定着」を促す仕組みを提供。また、共通テスト用プログラミング言語「DNCL」と構文が近しい、Pythonを用いたプロダクト制作を通じて、プログラミングの概念や構造を学べます。(VBAなど他言語との言語対照表も提供)
・充実した先生向けサポート:各種ワークシート、定期テストサンプル問題などの補助教材に加え、模擬授業動画や授業スライド、教科書別の指導案、観点別評価指標などの支援ツールやカスタマーサポートも提供。計画から実施、評価に至るまで、先生方をご支援します。
・卒業まで最大3年間活用可能:「情報I」でプログラミングやデータサイエンスを学んだ後、探究学習として身の回りの課題をデータ分析する、オリジナルWebサイトを制作し解決策を提案する、など応用・実践教材として、共通テストまでの「学びの空白」を埋める活用ができます。

お問い合わせ先


gakkou@lifeistech.co.jp
https://lifeistech-lesson.jp/

【ライフイズテック株式会社について】
次世代デジタル人材育成を手がけるライフイズテックは、「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」をミッションに2010年に創業したEdTech企業です。主力事業である中学校・高校向けクラウド教材「ライフイズテック レッスン」は、全国600以上の自治体で4,000校の公立・私立学校、約120万人が利用(*1)する、情報・プログラミング学習サービスへと成長しています。また、延べ5.9万人(*2)以上が参加する国内最大規模のプログラミング・AIキャンプ&スクール「Life is Tech ! 」をはじめ、全社員のDX化を目指す企業のデジタル人材研修なども支援し、これまで200万人以上(*2)にデジタルを活用したイノベーション教育を届けてきました。2022年には、社会・環境といった分野で高い公益性を実現している企業の国際的な認証であるB Corpを取得。今後もライフイズテックは、教育を通じて子どもたちの未来と社会課題へ取り組む企業として、ステークホルダーとともに次世代のための教育変革を推進してまいります。
(*1)=2023年8月時点
(*2)=2023年12月時点
サービスサイト:https://life-is-tech.com
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