凸版印刷、江戸時代の津和野城をVRで復元
[19/07/26]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
江戸時代に約250年続いた亀井氏の居城、津和野城をVRで再現、今はなき津和野城のありし日の姿が現地で体験可能に!
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、国宝をはじめ地域のさまざまな文化資産をデジタルで再現し、人々が誇りを持てる観光資源として活用できる「デジタル文化財」の提供を推進しています。
今回、島根県鹿足郡津和野町が推進する「津和野町歴史文化基本構想活用観光拠点形成推進協議会」の文化財活用による津和野活性化事業の一環として、現在は石垣しか残っていない津和野城の最も荘厳だった江戸時代初期の姿を楽しめるVRコンテンツ「VR津和野城」を制作しました。本VRコンテンツは、凸版印刷が2016年より展開する体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」(※1)にて、2019年7月26日から公開されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/260/resize/d33034-260-890895-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/260/resize/d33034-260-379395-0.jpg ]
VRコンテンツ『VR津和野城』は、日本遺産(※2)および日本100名城(※3)にも登録されている津和野城を、凸版印刷がこれまで培ってきたVR技術を活用し、高精細のVRコンテンツとして再現しました。津和野城内の天守や人質櫓などの様子を6か所と、津和野藩庁を津和野川の対岸から眺める1か所の計7か所をVRで再現。現地で実際の城跡を見ながら、当時の姿を体験できるコンテンツを製作しました。
また「ストリートミュージアム(R)」は、現代地図の上に古地図を重ねて見ることができ、江戸時代の町並みを確認しながら、実際の町めぐりが可能です。さらに、江戸時代の津和野を描いた「日本遺産・津和野百景図(※4)」も本アプリで見ることができるため、VR・古地図と組み合わせることで、より津和野城の魅力を感じることができます。
■津和野城について
津和野城は、吉見頼行が元寇に備えて永仁3年(1295)に築城したのが始まりで、約300年間吉見氏の居城として使用されました。その後、関ケ原の合戦で手柄を挙げた坂崎出羽守直盛が入城し津和野城の改修を開始。その後、鳥取県鹿野城を治めていた亀井政矩が入城し、改修を引き継ぎました。VRコンテンツ「VR津和野城」では、亀井政矩が入城した、天守閣がまだ存在している江戸時代初期の情景を再現しています。
■ VRコンテンツ「VR津和野城」体験イベント
VRコンテンツ「VR津和野城」をより楽しむため、本VRコンテンツを監修していただいた広島大学の三浦正幸名誉教授の講演が盛り込まれた現地体験イベントが9月22日(日)に津和野町で開催されます。
・実施日 :2019年9月22日(日)
・集合場所:津和野コミュニティセンター(津和野公民館)予定
・参加費 :参加費:無料(ただし津和野城リフト往復料金700円がかかります)
・応募方法:TEL:0856-72-1771(一社)津和野町観光協会 時間:9:00〜17:00(年中無休)
■ 凸版印刷のデジタル文化財を活用した地方創生支援への取り組み
近年、自治体や商業施設などにおいて、訪日外国人をはじめとする旅行者の誘致による地域経済の活性化や、市民意識の醸成などによる、地方創生への取り組みが本格化しています。こうした中、VRやARなどの技術を活用して地域の文化資産をデジタルアーカイブ化・コンテンツ化することで、歴史理解の促進や新たな観光資源として活用する取り組みが拡大しています。
凸版印刷では、VRコンテンツの制作はもちろんのこと、臨場感と没入感を体験できるVRシアターや、全地球測位システム(GPS)を組み合わせた体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」など、最新のデジタル表現技術を用い、文化資産を活用した地方創生支援を展開しています。
※1 体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」について
体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」は、バーチャルリアリティ(VR)と全地球測位システム(GPS)を組み合わせたプラットフォームアプリです。現存しない城郭などの史跡を高精細かつ色鮮やかにVRコンテンツで再現し、スマートフォンやタブレット端末で位置情報と連動してその土地その場所ならではの歴史体験ができます。旅行者は本アプリを利用することでVRコンテンツを通じてバーチャル観光が体験できるほか、音声による解説で理解を深めたり、現在の地図だけでなく当時の古地図を見ながら町歩きを楽しんだりすることができます。松本城(長野県)や福岡城(福岡県)など、全国各地の史跡を1つのアプリで楽しめる史跡観光アプリとして、26コンテンツを公開しています(※2019年6月末現在)。
iOS :https://itunes.apple.com/jp/app/id1151091144?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.toppan.streetmuseum.android
(※iOS 9以降、Android OS 5.0以降に対応、一部機種では正常に作動しないことがあります)
※2 日本遺産
2015年に文化庁が認定・推進している、各地域の魅力溢れる有形・無形の文化財を、地域が主体となり整備・活用し、日本の文化・伝統として国内外へ発信することで地域社会の活性化を図ることを目的とした取り組み。
※3 日本100名城
公益財団法人日本城郭協会が2006年に定めた日本100の名城。日本を代表する文化遺産であり、地域の歴史的シンボルでもある城郭や城跡を、多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらうことを目的に設定されました。
※4 日本遺産・津和野百景図
幕末の津和野藩の風景等を記録したもの。明治時代、亀井家14代当主の亀井茲常が、そば近くに使えた旧津和野藩士、栗本里治(号・格齋)に製作させました。名所や風俗、食文化などが詳細な解説とともに描かれています。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、国宝をはじめ地域のさまざまな文化資産をデジタルで再現し、人々が誇りを持てる観光資源として活用できる「デジタル文化財」の提供を推進しています。
今回、島根県鹿足郡津和野町が推進する「津和野町歴史文化基本構想活用観光拠点形成推進協議会」の文化財活用による津和野活性化事業の一環として、現在は石垣しか残っていない津和野城の最も荘厳だった江戸時代初期の姿を楽しめるVRコンテンツ「VR津和野城」を制作しました。本VRコンテンツは、凸版印刷が2016年より展開する体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」(※1)にて、2019年7月26日から公開されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33034/260/resize/d33034-260-890895-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/33034/260/resize/d33034-260-379395-0.jpg ]
VRコンテンツ『VR津和野城』は、日本遺産(※2)および日本100名城(※3)にも登録されている津和野城を、凸版印刷がこれまで培ってきたVR技術を活用し、高精細のVRコンテンツとして再現しました。津和野城内の天守や人質櫓などの様子を6か所と、津和野藩庁を津和野川の対岸から眺める1か所の計7か所をVRで再現。現地で実際の城跡を見ながら、当時の姿を体験できるコンテンツを製作しました。
また「ストリートミュージアム(R)」は、現代地図の上に古地図を重ねて見ることができ、江戸時代の町並みを確認しながら、実際の町めぐりが可能です。さらに、江戸時代の津和野を描いた「日本遺産・津和野百景図(※4)」も本アプリで見ることができるため、VR・古地図と組み合わせることで、より津和野城の魅力を感じることができます。
■津和野城について
津和野城は、吉見頼行が元寇に備えて永仁3年(1295)に築城したのが始まりで、約300年間吉見氏の居城として使用されました。その後、関ケ原の合戦で手柄を挙げた坂崎出羽守直盛が入城し津和野城の改修を開始。その後、鳥取県鹿野城を治めていた亀井政矩が入城し、改修を引き継ぎました。VRコンテンツ「VR津和野城」では、亀井政矩が入城した、天守閣がまだ存在している江戸時代初期の情景を再現しています。
■ VRコンテンツ「VR津和野城」体験イベント
VRコンテンツ「VR津和野城」をより楽しむため、本VRコンテンツを監修していただいた広島大学の三浦正幸名誉教授の講演が盛り込まれた現地体験イベントが9月22日(日)に津和野町で開催されます。
・実施日 :2019年9月22日(日)
・集合場所:津和野コミュニティセンター(津和野公民館)予定
・参加費 :参加費:無料(ただし津和野城リフト往復料金700円がかかります)
・応募方法:TEL:0856-72-1771(一社)津和野町観光協会 時間:9:00〜17:00(年中無休)
■ 凸版印刷のデジタル文化財を活用した地方創生支援への取り組み
近年、自治体や商業施設などにおいて、訪日外国人をはじめとする旅行者の誘致による地域経済の活性化や、市民意識の醸成などによる、地方創生への取り組みが本格化しています。こうした中、VRやARなどの技術を活用して地域の文化資産をデジタルアーカイブ化・コンテンツ化することで、歴史理解の促進や新たな観光資源として活用する取り組みが拡大しています。
凸版印刷では、VRコンテンツの制作はもちろんのこと、臨場感と没入感を体験できるVRシアターや、全地球測位システム(GPS)を組み合わせた体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」など、最新のデジタル表現技術を用い、文化資産を活用した地方創生支援を展開しています。
※1 体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」について
体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム(R)」は、バーチャルリアリティ(VR)と全地球測位システム(GPS)を組み合わせたプラットフォームアプリです。現存しない城郭などの史跡を高精細かつ色鮮やかにVRコンテンツで再現し、スマートフォンやタブレット端末で位置情報と連動してその土地その場所ならではの歴史体験ができます。旅行者は本アプリを利用することでVRコンテンツを通じてバーチャル観光が体験できるほか、音声による解説で理解を深めたり、現在の地図だけでなく当時の古地図を見ながら町歩きを楽しんだりすることができます。松本城(長野県)や福岡城(福岡県)など、全国各地の史跡を1つのアプリで楽しめる史跡観光アプリとして、26コンテンツを公開しています(※2019年6月末現在)。
iOS :https://itunes.apple.com/jp/app/id1151091144?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.toppan.streetmuseum.android
(※iOS 9以降、Android OS 5.0以降に対応、一部機種では正常に作動しないことがあります)
※2 日本遺産
2015年に文化庁が認定・推進している、各地域の魅力溢れる有形・無形の文化財を、地域が主体となり整備・活用し、日本の文化・伝統として国内外へ発信することで地域社会の活性化を図ることを目的とした取り組み。
※3 日本100名城
公益財団法人日本城郭協会が2006年に定めた日本100の名城。日本を代表する文化遺産であり、地域の歴史的シンボルでもある城郭や城跡を、多くの人に知ってもらい、関心を持ってもらうことを目的に設定されました。
※4 日本遺産・津和野百景図
幕末の津和野藩の風景等を記録したもの。明治時代、亀井家14代当主の亀井茲常が、そば近くに使えた旧津和野藩士、栗本里治(号・格齋)に製作させました。名所や風俗、食文化などが詳細な解説とともに描かれています。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上