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通信インフラを支える「NTT東日本-南関東」がPlatioを導入独自アプリ「“匠の技”記録アプリ」で熟練技術者の技能伝承をDX

業務効率化で1000時間/年の工数削減&ノーコードにより僅か2日でアプリ完成

アステリア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:3853、以下 アステリア)は、ノーコード※1のモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」がNTT東日本グループ企業、株式会社NTT東日本-南関東(本社:東京都港区、代表取締役社長:熊谷敏昌、以下 NTT東日本-南関東)に導入され、経験者のノウハウの継承や現場状況報告の効率化等により年間1000時間の業務工数を削減したことを発表します。





NTT東日本-南関東が「Platio」を導入した背景と効果


[画像1: https://prtimes.jp/i/10008/262/resize/d10008-262-d3a9c65dc5ec3a00bf83-3.png ]

NTT東日本-南関東はネットワークサービスの提供や、電気通信設備の構築・管理・保守を手掛ける情報通信企業として私たちの通信インフラを支える企業です。日常的に行っている掘削工事への立会※2では、電線や光ケーブルが埋設されている管路※3の埋設位置を工事業者に正確に伝えて、電線等への干渉などの不慮な事故を防止する必要があります。
しかしながら、道路の拡張などさまざまな工事が繰り返された現場では、管路の埋設位置が図面と異なるケースが発生することがあります。こうした事態に対応するには、熟練技術者の経験による埋設位置の判定が重要視される一方で、技術者の高齢化に伴い技能伝承が切実な課題となっています。
従来の技能伝承では、ベテラン技術者から現場で聞いたポイントを帰社後にパワーポイントに入力するなど、口頭による引き継ぎが中心でした。そこで、効率をより高めるために、現場で手軽に記録できるアプリや、他の技術者とも簡単に共有できるツールの導入を検討していました。
検討の結果、NTT東日本-南関東は、熟練技術者の経験やノウハウを共有するツールとして、初期費用無料・月額2万円の低コストかつ短期間で現場のニーズに合わせたアプリを簡単に作成することができるPlatioの導入を決定。プログラミング経験のない設備部の社員が独自の「“匠の技”記録アプリ」を僅か2日で作成し、運用を開始しました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/10008/262/resize/d10008-262-04fa010c124cc8be41d8-4.jpg ]



<「“匠の技”記録アプリ」の概要>

[画像3: https://prtimes.jp/i/10008/262/resize/d10008-262-404efb8b8da728f16fcd-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/10008/262/resize/d10008-262-ef871c190dafb2dcd4b9-1.png ]

工事現場の状況の履歴確認から報告までをPlatioアプリで完結、現場対応力を向上。
・熟練技術者による現場対応時の注意点を現場ですぐに入力し、共有
・GPS情報や写真添付により情報の精度を向上
・地図から過去の工事履歴もアプリ上で検索可能


このアプリを使って、熟練技術者による各現場での“匠の技”や現場対応時の注意点をスマートフォンで入力。写真とコメントを組み合わせたすぐに役立つノウハウ集として、他の技術者とも即座に共有されます。登録内容はGPS情報と紐付けられ、高精度な位置情報も記録。Platioは、質の高い情報を確実に記録し手軽に共有する、匠の技能伝承のDXを実現しました。さらに、図面と現場の道路状況が異なるケースでも、アプリに蓄積された工事記録を活用することで、イレギュラーな事態への現場における対応力が強化されるだけでなく、若手技術者の育成強化にも役立っています。
「“匠の技”記録アプリ」は技能伝承にとどまらず、アプリ上で現場から工事状況の報告も完了することができます。従来までは、パワーポイントに必要事項を記録するなどパソコンによる作業が伴いましたが、報告業務がスマホ入力のみで完結したことで1年間で1000時間もの業務工数削減に成功しました。
NTT東日本-南関東では今後、地図データを軸に立ち合い指示や業務マニュアル、図面、工事履歴など、関連する情報を統合的に確認できるアプリへの改善を予定、さらなるノウハウの伝承を通じて若手の積極的な育成に取り組む方針です。

■NTT東日本-南関東によるユーザーコメント 

[表: https://prtimes.jp/data/corp/10008/table/262_1_7526176b8cd80b5c0a08f1a01211c27e.jpg ]



■「Platio』の今後の展開
Platioは、各企業独自の業務アプリをノーコードで作成し僅か3日間で運用開始することができることが高く評価され、幅広い業種の企業・団体で採用されています。現場業務のデジタル化とプロセス改善により、現場のDX推進にも大きく貢献しています。2020年度は対前年比約3倍の増収を記録しましたが今期もそのトレンドは継続中で、現場業務のアプリ化による業務プロセスの効率化を支援しています。Platioは、2022年度末までに500件の採用を目指しています。

<事例掲載URL:Platio> https://plat.io/ja/case/ntt-minamikanto
※1:ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み。ノーコードで開発することができるPlatioは、プログラミング言語に関する専門的な知識がなくても、必要とする機能の実装や現場の運用に合わせたアプリ仕様の調整等が可能。
※2:その場で起こる事実を見とどけるため同席すること
※3:光通信や電線などのケーブルを地下に埋設するためのパイプ

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■『株式会社NTT東日本-南関東』について( Webサイトhttp://www.minamikanto.ntt-east.co.jp/
東日本電信電話株式会社および他の会社などに対する受託業務、その他の業務など。

■『アステリア株式会社』について( Webサイト https://www.asteria.com/
アステリア株式会社(2018年10月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品のASTERIA Warpは、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に9,664社(2022年3月末現在)の企業に導入されています。また、Handbookは、営業資料や会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,647件(2022年3月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■『Platio』について( Webサイト https://plat.io
Platioは、誰でも簡単に自社の業務にフィットするモバイルアプリをノーコードで作成し、活用できるクラウドサービスです。誰もが自社の業務に合った最適なアプリを活用することで、ビジネスの現場におけるIT化を推進し、人手に頼っていた業務プロセスを効率化します。Platioで作成したアプリは、すぐに配信して現場で使い始められます。現場担当者がアプリから入力したデータはクラウド上に保管、管理者へリアルタイムに共有され、タイムリーに現場の状況を把握できます。また、入力データの変化を自動で検知し、管理者へ通知する検知機能により、異常にいち早く対応できます。複雑かつ高価格になりがちな業務用アプリを、手軽に作れるソリューションであることが評価され「2018年度 グッドデザイン賞」を受賞しています。
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アステリア、ASTERIA、Handbook、Platioはアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
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