医師に聞いた!「地域医療に貢献している」製薬企業ランキング 求めるのは「人や地域との連携支援」
[18/06/27]
提供元:PRTIMES
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全国1万6000人に調査
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢)は、全国の医師1万6000人を対象に、製薬企業のMR(※1)活動や取り組みを通じて感じている「地域医療における製薬企業の貢献度」や「製薬企業に期待すること」を調査しました。
【調査のポイント】
「地域医療に貢献している製薬会社トップ10」に内資系の製薬会社が8社ランクイン
製薬会社に期待しているのは「ネットワーキング機能」
大学病院に所属する50歳代以上のベテラン医師ほど、地域連携への関心が高い
分析担当: ファーマ・ソリューション事業部 室伏 俊昭
1.内資系企業8社がランクイン!「地域医療に貢献していると思う製薬企業トップ10」
[画像1: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-823828-0.jpg ]
「地域医療に対して貢献していると思う製薬企業」について質問したところ、1位は武田薬品工業でした。トップ10に内資系企業8社がランクインしており、国内での長い活動キャリアや生活習慣病や認知症といった国の重点疾患における医薬品開発、市民に向けた啓発活動など、実際の医療現場における具体的な取り組みが総合的に評価された結果ではないでしょうか。
自治体との連携や医療圏に合わせた組織への移行など、これから加速していく製薬企業の活動にも注目が集まります。
2.地域医療に関して製薬企業に期待することは、「医療従事者同士の連携」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-138349-1.jpg ]
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」について聞いたところ、1位は4割の医師が挙げている「医療従事者に向けた勉強会の実施」でした。次いで「地域における他施設の動向に関する情報提供」や、「医師会や他施設とタイアップした研究会の実施」となっています。
地域完結型の医療提供体制を整えるためには、医療従事者(※2)同士の連携が不可欠であり、情報収集やネットワーキングの機会を求める医師が非常に多いことがわかりました。
◆施設形態別に見られる特徴
・「大学病院」では、「地域における患者の特徴に関する情報提供」を望む割合が高いことがわかりました。5疾患・5事業(※3)および在宅医療の連携体制を構築することが、地域医療では最も重要です。「大学病院」では、患者それぞれの特性に基づいた情報を入手することによって、その地域とつながった診療や研究の実施を目指していると考えられます。
・「医院」では、「疾患領域における幅広い情報提供」を求める傾向が強くみられました。日常の診療に加えて、患者の生活指導や在宅療養・介護支援、専門医療機関への紹介など医療・保健・福祉に統合的に関わる「かかりつけ医機能」の中心を担う「医院」では、自身の専門分野のみならず、幅広い疾患に関わる情報を製薬企業から入手することで、その役割を果たそうとしています。
・「大学病院以外の病院」においては、「地域における他施設の動向に関する情報提供」のニーズが高い傾向にありました。病床が担う医療機能の分化が求められる「大学病院以外の病院」では、施設の役割の見直しが急務であり、他施設の動向に関心があることがうかがい知れます。
【ベテラン医師ほど地域連携への関心が高い】
[画像3: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-785510-2.jpg ]
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」について、年代別に見たところ、50歳代以上の医師は「医師会や他施設とタイアップした研究会の実施」への期待が高いことが明らかになりました。さらに、施設の形態別で比較すると、特に「大学病院」では全年代より10ポイント以上も高い結果となっています。50歳代以上の医師には、院長といった経営層や教授などの役職者が多いことが推察できます。このような医師は「大学病院」で実施している診療や研究に基づいて、地域での医療提供体制を構築すべく、他の施設との密な連携を図ろうとしています。
※1:製薬企業の医薬情報担当者。自社の医薬品の適正使用のために医師らを訪問し、医薬品に関する情報の提供、収集、伝達などを行う
※2:医師や看護師、薬剤師、臨床検査技師など医療業務に従事する者
※3:5疾病…がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患
5事業…救急医療、災害時における医療、へき地の医療、周産期医療、小児救急医療を含む小児医療(その他)
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調査概要
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[画像4: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-616717-3.jpg ]
【株式会社アンテリオ】 http://www.anterio.co.jp/
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 御茶ノ水ソラシティ 13階、設立年月:1994年12月、代表取締役社長:仁司与志矢)は、調査、企画、分析における高度なスキルと豊富な経験・知識をコア・コンピタンスとし、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチに精通したトップカンパニー。インテージグループの一員として健康食品から一般用医薬品、医療用医薬品まで幅広いヘルスケア領域のあらゆる課題に対して最適な意思決定をサポートしています。
【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社アンテリオ
経営企画部 林(はやし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:pr-ant@anterio.co.jp
【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社アンテリオ
ファーマ・ソリューション事業部
担当:室伏(むろふし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:ant-syndicated@anterio.co.jp
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:仁司与志矢)は、全国の医師1万6000人を対象に、製薬企業のMR(※1)活動や取り組みを通じて感じている「地域医療における製薬企業の貢献度」や「製薬企業に期待すること」を調査しました。
【調査のポイント】
「地域医療に貢献している製薬会社トップ10」に内資系の製薬会社が8社ランクイン
製薬会社に期待しているのは「ネットワーキング機能」
大学病院に所属する50歳代以上のベテラン医師ほど、地域連携への関心が高い
分析担当: ファーマ・ソリューション事業部 室伏 俊昭
1.内資系企業8社がランクイン!「地域医療に貢献していると思う製薬企業トップ10」
[画像1: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-823828-0.jpg ]
「地域医療に対して貢献していると思う製薬企業」について質問したところ、1位は武田薬品工業でした。トップ10に内資系企業8社がランクインしており、国内での長い活動キャリアや生活習慣病や認知症といった国の重点疾患における医薬品開発、市民に向けた啓発活動など、実際の医療現場における具体的な取り組みが総合的に評価された結果ではないでしょうか。
自治体との連携や医療圏に合わせた組織への移行など、これから加速していく製薬企業の活動にも注目が集まります。
2.地域医療に関して製薬企業に期待することは、「医療従事者同士の連携」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-138349-1.jpg ]
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」について聞いたところ、1位は4割の医師が挙げている「医療従事者に向けた勉強会の実施」でした。次いで「地域における他施設の動向に関する情報提供」や、「医師会や他施設とタイアップした研究会の実施」となっています。
地域完結型の医療提供体制を整えるためには、医療従事者(※2)同士の連携が不可欠であり、情報収集やネットワーキングの機会を求める医師が非常に多いことがわかりました。
◆施設形態別に見られる特徴
・「大学病院」では、「地域における患者の特徴に関する情報提供」を望む割合が高いことがわかりました。5疾患・5事業(※3)および在宅医療の連携体制を構築することが、地域医療では最も重要です。「大学病院」では、患者それぞれの特性に基づいた情報を入手することによって、その地域とつながった診療や研究の実施を目指していると考えられます。
・「医院」では、「疾患領域における幅広い情報提供」を求める傾向が強くみられました。日常の診療に加えて、患者の生活指導や在宅療養・介護支援、専門医療機関への紹介など医療・保健・福祉に統合的に関わる「かかりつけ医機能」の中心を担う「医院」では、自身の専門分野のみならず、幅広い疾患に関わる情報を製薬企業から入手することで、その役割を果たそうとしています。
・「大学病院以外の病院」においては、「地域における他施設の動向に関する情報提供」のニーズが高い傾向にありました。病床が担う医療機能の分化が求められる「大学病院以外の病院」では、施設の役割の見直しが急務であり、他施設の動向に関心があることがうかがい知れます。
【ベテラン医師ほど地域連携への関心が高い】
[画像3: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-785510-2.jpg ]
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」について、年代別に見たところ、50歳代以上の医師は「医師会や他施設とタイアップした研究会の実施」への期待が高いことが明らかになりました。さらに、施設の形態別で比較すると、特に「大学病院」では全年代より10ポイント以上も高い結果となっています。50歳代以上の医師には、院長といった経営層や教授などの役職者が多いことが推察できます。このような医師は「大学病院」で実施している診療や研究に基づいて、地域での医療提供体制を構築すべく、他の施設との密な連携を図ろうとしています。
※1:製薬企業の医薬情報担当者。自社の医薬品の適正使用のために医師らを訪問し、医薬品に関する情報の提供、収集、伝達などを行う
※2:医師や看護師、薬剤師、臨床検査技師など医療業務に従事する者
※3:5疾病…がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患
5事業…救急医療、災害時における医療、へき地の医療、周産期医療、小児救急医療を含む小児医療(その他)
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調査概要
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[画像4: https://prtimes.jp/i/1551/392/resize/d1551-392-616717-3.jpg ]
【株式会社アンテリオ】 http://www.anterio.co.jp/
株式会社アンテリオ(本社:東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 御茶ノ水ソラシティ 13階、設立年月:1994年12月、代表取締役社長:仁司与志矢)は、調査、企画、分析における高度なスキルと豊富な経験・知識をコア・コンピタンスとし、ヘルスケア領域のマーケティングリサーチに精通したトップカンパニー。インテージグループの一員として健康食品から一般用医薬品、医療用医薬品まで幅広いヘルスケア領域のあらゆる課題に対して最適な意思決定をサポートしています。
【報道関係のお問い合わせ先】
■株式会社アンテリオ
経営企画部 林(はやし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:pr-ant@anterio.co.jp
【本調査に関するお問い合せ先】
■株式会社アンテリオ
ファーマ・ソリューション事業部
担当:室伏(むろふし)
TEL:03-5294-8393(代) E-mail:ant-syndicated@anterio.co.jp