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アクセンチュア、企業のAI基盤モデルのカスタマイズと管理を支援する新たな専門サービスの提供を開始

・ アクセンチュア独自の「スイッチボード」を活用することで、企業は運用コスト、回答精度やビジネスニーズを踏まえて、最適なAIモデルに柔軟に切り替えが可能
・ ユースケースと独自のデータソースに合わせて大規模言語モデル(LLM)をカスタマイズし、効果を最大化
・ 企業がバリューチェーン全体でLLMを効果的に活用し、管理するための研修とスキルを提供




【ニューヨーク発:2023年11月30日】アクセンチュアは、企業がジェネレーティブAI(生成AI)をカスタマイズし、その価値を最大化させる包括的な新サービスを発表します。

アクセンチュアの会長兼CEOであるジュリー・スウィート(Julie Sweet)は次のように述べています。「生成AIはビジネスの再創造を加速し、お客様に対してかつてないスピードで価値を提供しています。生成AIを実証実験ステージから本格的な運用へと移行させるためには、企業特有のビジネスニーズに最適化された大規模言語モデル(LLM)に基づく強固なデータとAIの基盤が不可欠です。さらに、LLMの活用と管理をするための人材育成も求められます。アクセンチュアが提供を開始する新たなサービスによって、お客様はデータへのアクセスを加速させることができ、生成AIから自社のビジネスニーズに合った具体的な価値を引き出すことが可能になります」

[画像: https://prtimes.jp/i/19290/392/resize/d19290-392-fcc36dca2c8879a6d2df-0.jpg ]


アクセンチュアの最新グローバル調査によると、経営幹部74%(日本では73%)は2024年にAI関連の投資を増やす計画であり、前年の50%(日本では56%)から増加しています。これは、企業は生成AIの実証実験ステージを脱し、自社データを用いた基盤モデルのカスタマイズを進めていることを示しています。
(最新グローバル調査「Accenture Pulse of Change」: https://www.accenture.com/pulseofchange *英語のみ)

アクセンチュアの執行役員で、AIセンター長である保科 学世は次のように述べています。「今回グローバル発表されたスイッチボードは、 2018年からサービス提供中のAI HUBプラットフォームにおける生成AI活用機能を大幅に強化するものです。労働力が不足する日本においては、生成AIの活用は不可欠です。今回提供する「スイッチボード」や、LLMカスタマイズサービス、包括的な研修プログラムで、人間、生成AI、それぞれの力を最大限引き出し、ビジネス変革に寄与できることを大変喜ばしく思います」

アクセンチュアが提供を開始する生成AIを含めた新たな専門サービスには、独自の生成AI基盤モデル「スイッチボード」、カスタマイズ手法、モデル管理サービス、およびこれら新サービス活用に向けた研修プログラムが含まれています。

・ アクセンチュア独自の「スイッチボード」では、自社のビジネスニーズやコスト、回答精度などを踏まえて、ユーザー自身で最適なLLMの組み合わせを選択できます。大手エンターテインメント企業では、スイッチボードの活用が始まっています。同じプロンプトに対し、モデル間で異なる解釈結果やパフォーマンスの差分を比較することで、最適なモデルの選定に役立てています。

・ アクセンチュアは、お客様の特定のビジネスニーズやデータソース、さまざまな手法に合わせたLLMのカスタマイズを支援します。また、プロンプトエンジニアリングと継続的なファインチューニングのためのマネージドサービスも提供します。

・ お客様におけるLLMの効果的な活用と管理スキルの向上に向けて、包括的な研修と認定プログラムを提供します。アクセンチュアでは、新たなAIスキルへの需要が顕在化することを見据えて、主要な学術機関との連携を継続しています。スタンフォード大学の「人間中心のAI研究所」(Stanford Institute for Human-Centered AI)と共に、大規模言語モデルに関連するスキルを認定するスカラープログラム( Foundation Model Scholar Program )を創設しました。
( Foundation Model Scholar Program: https://hai.stanford.edu/news/accenture-advances-ai-research-inaugural-member-corporate-affiliate-program-stanford-institute *英語のみ)

例えば、保険業界ではサービス提供において、膨大な書類の確認が欠かせません。アクセンチュアではこのような業界特有の課題に対しても生成AIが有益であると捉え、Hartford社と連携して生成AI活用に向けた取り組みを進めています。
(ビジネスにおけるジェネレーティブAI: https://www.accenture.com/jp-ja/insights/technology/generative-ai?c=acn_glb_largelanguagemomediarelations_13427684&n=mrl_0323

Hartford社の最高情報責任者であるディーパ・ソニ(Deepa Soni)氏は次のように述べています。「Hartford社は、先端技術を積極的に活用していくという企業方針の一環として、アクセンチュアの協力のもと、生成AIが持つ力を多分に引き出せることを嬉しく思います。当社は、すでにAIの持つ可能性を理解し、積極的な活用を進めています。責任あるAIの活用原則のもと、生成AIモデルをカスタマイズする能力と高度なアーキテクチャを駆使することで、バリューチェーン全体における従業員の業務を高度化し、こらからもお客様、代理店、ステークホルダーの皆さまに優れたサービスを提供してまいります」

アクセンチュアでは、AI関連事業に30億ドルの投資を行っています。この投資の一環として、アドバンストAIセンター(Center for Advanced AI)でAI基盤モデルサービスと独自のLLM関連資産を開発しました。アクセンチュアは、生成AIを含めAIに関する特許(ファインチューニング、プロンプトエンジニアリング、モデルアーキテクチャなど)を1,450件以上申請中または取得済みです。
(AI関連事業に30億ドルの投資: https://newsroom.accenture.jp/jp/news/release-20230619.htm

アクセンチュア テクノロジーのグループチーフエグゼクティブであるカーティク・ナライン(Karthik Narain)は次のように述べています。「生成AIが持つ可能性を引き出し、活用するためには、ニーズに合わせて特化したモデルを組み合わせる必要があります。アクセンチュアのスイッチボードは、コストやカーボンフットプリントまでも管理しながら、ビジネスの状況に合わせて適切なモデルを選択し、AIを幅広く導入できるよう設計されています。アクセンチュアの包括的なカスタマイズサービスには、企業が独自のニーズや文脈に合わせてAIモデルを組み合わせ選択し、バリューチェーン全体を変革するのに役立ちます」

アクセンチュアについて
アクセンチュアは、世界有数のプロフェッショナル サービス企業です。アクセンチュアは、世界をリードする企業や、行政機関をはじめとするさまざまな組織の中核にデジタル技術を実装することで、組織運営を最適化し、収益を拡大させ、また市民サービスの向上にも貢献するなど、お客様に対して目に見える成果を圧倒的な規模とスピードで創出しています。 アクセンチュアでは、優れた才能でイノベーションを主導する約733,000人もの社員が120カ国以上のお客様に対してサービスを提供しています。 また、テクノロジーが変革の成否を分ける時代において、世界中のエコシステム・パートナーとの緊密な連携を図りつつ、クラウド、データ、AIおよび業界ごとの比類のなき知見、専門知識や、グローバル規模のデリバリー能力を最適に組み合わせながらお客様の変革を支えています。アクセンチュアは、ストラテジー&コンサルティング、テクノロジー、オペレーションズ、インダストリーX、ソングの領域をまたぐ、幅広いサービス、ソリューションやアセットを活用して成果につなげています。アクセンチュアでは、成功を分かち合う文化や、360度でお客様の価値創造を図ることで、長期にわたる信頼関係を構築しています。またアクセンチュアは、お客様、社員、株主、パートナー企業、社会へ提供している360度での価値創造を、自らの成功の指標としています。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com/us-en を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp-ja をご覧ください。

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