【茨城高専】次世代AI教育モデルの構築へ
[24/08/30]
提供元:PRTIMES
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Cohere For AIの研究支援を受け、学生参加型プロジェクト始動
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-3f8523c5e2f9dedd3ca9dd69b3ee95f3-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
共同研究を行う教員とコアメンバーとなる学生の一部
茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市中根 校長:鈴木秋弘 以下「茨城高専」)は、令和6年8月5日(月)、カナダの先進的AI企業Cohere(※1)の非営利研究組織であるCohere for AIの支援を受け、高等専門学校におけるAI活用教育の新モデル構築に向けた研究プロジェクト(※2)「AI活用教育イノベーション」を開始しました。
本プロジェクトでは、最新のAIモデル(※3)を活用して、学生たちが共同研究者として積極的に参画し、創造的な貢献をします。AIチャットやAPI(※4)を用いた学習活動の効果を分析し、高等専門学校教育におけるAI活用の可能性を探ります。
■プロジェクトの特徴
- 学生の創造性を活かした参加型研究:学生たちが共同研究者として積極的に参画
- 最先端AI技術の教育利用:Cohere for AIの支援を受けて先進的AIモデルを活用
- 倫理的配慮と多様性の重視:AI利用における倫理教育を重視
- 国際的な教育AI開発への貢献:グローバルな視点でのAI教育モデル構築
- 段階的な参加者拡大:初期コアメンバーを中心に、随時参加学生を拡大
■プロジェクト体制
本プロジェクトは、教員の指導のもと、本科2年生から5年生までの各系(学科)を横断して慎重に選抜された21名の学生をコアメンバーとして、学生の創造性と主体性を重視しながら開始しました。これらのコアメンバーは、多様な専門分野と学年の視点を持ち寄っています。今後、プロジェクトの進展に伴い、参加学生を段階的に拡大していく予定です。9月末には公募を行い、より多くの学生にAI教育研究への参加機会を提供します。
■初回学生アンケート結果のハイライト
プロジェクト開始に際し、コアメンバー21名を対象に実施したアンケートでは、以下のような結果が得られました。
□ 95%の学生が「学習・研究補助」を目的としてAIツールを利用
□ 66%の学生が今後AIを「積極的に活用したい」と回答
□ 全学生がAI関連の教育・研究プロジェクトへの参加に前向きな姿勢を示す
これらの結果は、学生たちのAI技術に対する高い関心と、教育におけるAI活用の大きな可能性を示唆しています。
■学生の声
アンケートでは、以下のような興味深い意見が寄せられました。
・「AIを効果的に使用する能力が求められるようになると思います。」
・「学習効率が向上することを期待しています。」
・「資料作成やアイデア出しの手助けに使えるようになってほしいです。」
・「今まであまり積極的にAIを活用できていなかったので、これからは様々な分野で活用していきたいと思います。」
■プロジェクトリーダーからのメッセージ
茨城高専国際創造工学科 一般教養部 准教授 佐藤桂輔
「AIの急速な発展に伴い、次世代のエンジニアにはAIリテラシーと批判的思考力が不可欠です。Cohere For AIのAIモデルは、その優れた多言語処理能力と教育分野での性能が注目されています。実際、物理法則の説明において他社のAIモデルを凌ぐ良い結果を得ており、これは高等専門学校教育に革新をもたらす可能性を秘めています。
さらに、Cohere For AIの教育機関支援への積極的な姿勢も、本プロジェクトの実現に大きく寄与しました。このプロジェクトを通じて、学生たちがAI技術を深く理解し、倫理的な配慮をしながら革新的なソリューションを生み出す力を養うことを目指しています。初回アンケート結果からも、学生たちのAIへの高い関心が明らかになり、本プロジェクトの意義を再確認しました。今後、参加学生を拡大していくことで、創造性と主体性を最大限に引き出しながら、教員との協働によって革新的なAI教育モデルの構築を目指します。」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-2c0f85523ef8aab81ab6eeae9208ae47-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Cohere社との連携プロジェクトに熱心に取り組む教員と学生
■今後の展望
本プロジェクトは、次世代エンジニアのAIリテラシーと批判的思考力の育成を通じ、技術革新をリードする人材の輩出を目指します。同時に、その成果を広く共有し、汎用性の高いAI教育モデルの構築に貢献します。参加学生の拡大により、より包括的で多角的な研究成果の創出が期待されます。
■プロジェクトメンバー
教員:
佐藤 桂輔(茨城高専国際創造工学科 一般教養部 准教授)
神野河 彩子(同 専門共通教育部 准教授)
佐藤 秀昭(同 機械・制御系 准教授)
片岡 隆史(同 一般教養部 講師)
学生:
本科2年生から5年生までの各系(学科)を横断して選抜された21名のコアメンバー
|用語説明
※1…Cohereは、大規模言語モデルの開発で急速に注目を集めている企業です。特に、その高度な日本語処理能力と教育分野での優れた性能が注目されています。
※2…本プロジェクトは、Cohere For AI研究支援プログラムによるコンピューティングクレジットの支援を受けています。同プログラムは、科学的成果やデータを公開することを目的とした研究を行う学術パートナーを支援するために設計されています。
※3…大量のデータから学習し、パターンを認識・予測する人工知能システムのことです。機械学習やディープラーニング(深層学習)などの技術を用いて作られ、様々なタスクを自動化・効率化するために活用されています。
※4…「Application Programming Interface」の略語。ソフトウェアやプログラムをつなぐためのインターフェースのこと。
|茨城工業高等専門学校について
茨城工業高等専門学校は、国境を意識させない21世紀型グローバルスタンダードの教育内容と教育環境を内外の若者に提供します。また学生の知的好奇心の段階的成長を手助けし、科学技術や工学の社会との関わりを教授して、起業家精神を身につけることにより両者を結び付け、社会の成り立ちを理解できる基盤を育成します。職業選択だけでなく人生設計と自立する技術者としてたくましく生きるための準備はグローバルキャリア教育として実施します。これらを従来の専門技術教育に加味して、次世代を担うたくましい技術者人材を育成します。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
所在地:茨城県ひたちなか市中根866
校長名:鈴木 秋弘
設立:1964年
URL:https://www.ibaraki-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-62a529b6d5aed82298751f5d8291e447-1424x949.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
茨城高専外観
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-3f8523c5e2f9dedd3ca9dd69b3ee95f3-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
共同研究を行う教員とコアメンバーとなる学生の一部
茨城工業高等専門学校(茨城県ひたちなか市中根 校長:鈴木秋弘 以下「茨城高専」)は、令和6年8月5日(月)、カナダの先進的AI企業Cohere(※1)の非営利研究組織であるCohere for AIの支援を受け、高等専門学校におけるAI活用教育の新モデル構築に向けた研究プロジェクト(※2)「AI活用教育イノベーション」を開始しました。
本プロジェクトでは、最新のAIモデル(※3)を活用して、学生たちが共同研究者として積極的に参画し、創造的な貢献をします。AIチャットやAPI(※4)を用いた学習活動の効果を分析し、高等専門学校教育におけるAI活用の可能性を探ります。
■プロジェクトの特徴
- 学生の創造性を活かした参加型研究:学生たちが共同研究者として積極的に参画
- 最先端AI技術の教育利用:Cohere for AIの支援を受けて先進的AIモデルを活用
- 倫理的配慮と多様性の重視:AI利用における倫理教育を重視
- 国際的な教育AI開発への貢献:グローバルな視点でのAI教育モデル構築
- 段階的な参加者拡大:初期コアメンバーを中心に、随時参加学生を拡大
■プロジェクト体制
本プロジェクトは、教員の指導のもと、本科2年生から5年生までの各系(学科)を横断して慎重に選抜された21名の学生をコアメンバーとして、学生の創造性と主体性を重視しながら開始しました。これらのコアメンバーは、多様な専門分野と学年の視点を持ち寄っています。今後、プロジェクトの進展に伴い、参加学生を段階的に拡大していく予定です。9月末には公募を行い、より多くの学生にAI教育研究への参加機会を提供します。
■初回学生アンケート結果のハイライト
プロジェクト開始に際し、コアメンバー21名を対象に実施したアンケートでは、以下のような結果が得られました。
□ 95%の学生が「学習・研究補助」を目的としてAIツールを利用
□ 66%の学生が今後AIを「積極的に活用したい」と回答
□ 全学生がAI関連の教育・研究プロジェクトへの参加に前向きな姿勢を示す
これらの結果は、学生たちのAI技術に対する高い関心と、教育におけるAI活用の大きな可能性を示唆しています。
■学生の声
アンケートでは、以下のような興味深い意見が寄せられました。
・「AIを効果的に使用する能力が求められるようになると思います。」
・「学習効率が向上することを期待しています。」
・「資料作成やアイデア出しの手助けに使えるようになってほしいです。」
・「今まであまり積極的にAIを活用できていなかったので、これからは様々な分野で活用していきたいと思います。」
■プロジェクトリーダーからのメッセージ
茨城高専国際創造工学科 一般教養部 准教授 佐藤桂輔
「AIの急速な発展に伴い、次世代のエンジニアにはAIリテラシーと批判的思考力が不可欠です。Cohere For AIのAIモデルは、その優れた多言語処理能力と教育分野での性能が注目されています。実際、物理法則の説明において他社のAIモデルを凌ぐ良い結果を得ており、これは高等専門学校教育に革新をもたらす可能性を秘めています。
さらに、Cohere For AIの教育機関支援への積極的な姿勢も、本プロジェクトの実現に大きく寄与しました。このプロジェクトを通じて、学生たちがAI技術を深く理解し、倫理的な配慮をしながら革新的なソリューションを生み出す力を養うことを目指しています。初回アンケート結果からも、学生たちのAIへの高い関心が明らかになり、本プロジェクトの意義を再確認しました。今後、参加学生を拡大していくことで、創造性と主体性を最大限に引き出しながら、教員との協働によって革新的なAI教育モデルの構築を目指します。」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-2c0f85523ef8aab81ab6eeae9208ae47-1280x853.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Cohere社との連携プロジェクトに熱心に取り組む教員と学生
■今後の展望
本プロジェクトは、次世代エンジニアのAIリテラシーと批判的思考力の育成を通じ、技術革新をリードする人材の輩出を目指します。同時に、その成果を広く共有し、汎用性の高いAI教育モデルの構築に貢献します。参加学生の拡大により、より包括的で多角的な研究成果の創出が期待されます。
■プロジェクトメンバー
教員:
佐藤 桂輔(茨城高専国際創造工学科 一般教養部 准教授)
神野河 彩子(同 専門共通教育部 准教授)
佐藤 秀昭(同 機械・制御系 准教授)
片岡 隆史(同 一般教養部 講師)
学生:
本科2年生から5年生までの各系(学科)を横断して選抜された21名のコアメンバー
|用語説明
※1…Cohereは、大規模言語モデルの開発で急速に注目を集めている企業です。特に、その高度な日本語処理能力と教育分野での優れた性能が注目されています。
※2…本プロジェクトは、Cohere For AI研究支援プログラムによるコンピューティングクレジットの支援を受けています。同プログラムは、科学的成果やデータを公開することを目的とした研究を行う学術パートナーを支援するために設計されています。
※3…大量のデータから学習し、パターンを認識・予測する人工知能システムのことです。機械学習やディープラーニング(深層学習)などの技術を用いて作られ、様々なタスクを自動化・効率化するために活用されています。
※4…「Application Programming Interface」の略語。ソフトウェアやプログラムをつなぐためのインターフェースのこと。
|茨城工業高等専門学校について
茨城工業高等専門学校は、国境を意識させない21世紀型グローバルスタンダードの教育内容と教育環境を内外の若者に提供します。また学生の知的好奇心の段階的成長を手助けし、科学技術や工学の社会との関わりを教授して、起業家精神を身につけることにより両者を結び付け、社会の成り立ちを理解できる基盤を育成します。職業選択だけでなく人生設計と自立する技術者としてたくましく生きるための準備はグローバルキャリア教育として実施します。これらを従来の専門技術教育に加味して、次世代を担うたくましい技術者人材を育成します。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
所在地:茨城県ひたちなか市中根866
校長名:鈴木 秋弘
設立:1964年
URL:https://www.ibaraki-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75419/397/75419-397-62a529b6d5aed82298751f5d8291e447-1424x949.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
茨城高専外観