【岡山大学】複雑な意思決定における認知機能の役割-不確実性と待ち時間が変化するギャンブルで起こる方略の切り替え-
[22/01/30]
提供元:PRTIMES
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慶應義塾大学、岡山大学、高知工科大学の共同研究成果です!
2022(令和4)年 1月 29日
国立大学法人岡山大学
http://www.okayama-u.ac.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-ea9b4aaff426c15750b9-0.jpg ]
<発表のポイント>
不確実性と待ち時間が同時に変化する複雑なギャンブルをするときのヒト脳の活動を測定した。
複雑な状況で不確実性が低くなると、意思決定に時間がかかり、選択に偏りが生じた。
意思決定の方略の変化には認知の制御に関わる前頭・頭頂皮質の活動が関わっていた。
◆概 要
慶應義塾大学理工学部の地村弘二准教授(高知工科大学客員准教授)と岡山大学学術研究院自然科学学域(理)の松井鉄平准教授は、慶應義塾大学の服部芳輝(大学院理工学研究科修士課程1年)、高知工科大学の中原潔教授、竹田真己特任教授らとの共同研究で、ヒトが複雑な状況で意思決定をするとき、将来の不確実性が低いと、前頭・頭頂皮質の認知の制御機構により意思決定の方略が切り替わり、選択に偏りが生じることを発見しました。
今回の結果は、どのような要因を考慮して意思決定を行うかが、状況に応じて認知の制御機構により切り替わることを示しており、ヒトの意思決定と認知の柔軟性を例示しています。
この研究は学術論文誌 NeuroImage の速報版で2022年1月8日発表されました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-126db0e8f2cb0ea8feaa-1.jpg ]
◆論文情報
論 文 名: Executive control by fronto-parietal activity explains counterintuitive decision behavior in complex value-based decision-making.
掲 載 誌:NeuroImage
掲 載 号:Volume 249, 1 April 2022, 118892
著 者:Matsui T, Hattori Y, Tsumura K, Aoki R, Takeda M, Nakahara K, Jimura K
D O I:10.1016/j.neuroimage.2022.118892.
U R L:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053811922000222?via%3Dihub
◆詳しい研究内容について
複雑な意思決定における認知機能の役割-不確実性と待ち時間が変化するギャンブルで起こる方略の切り替え-
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20220128-2.pdf
◆本件お問い合わせ先
<研究内容についてのお問い合わせ先>
慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 准教授 地村 弘二(じむら こうじ)
TEL:045-566-1625
E-mail: jimura◎bio.keio.ac.jp
http://ja.jimuralab.org/
岡山大学 学術研究院 自然科学学域 准教授 松井 鉄平 (まつい てっぺい)
TEL:086-251-7860
E-mail: tematsui◎okayama-u.ac.jp
高知工科大学 脳コミュニケーション研究センター センター長・教授 中原 潔(なかはら きよし)
TEL:0887-57-2237
E-mail:nakahara.kiyoshi◎kochi-tech.ac.jp
<本リリースの配信元>
慶應義塾広報室(澤野)
TEL:03-5427-1541
FAX:03-5441-7640
E-mail:m-pr◎adst.keio.ac.jp
https://www.keio.ac.jp/
岡山大学 広報課
TEL:086-251-7292
E-mail:www-adm◎adm.okayama-u.ac.jp
高知工科大学 学生支援部 入試・広報課(濱田)
TEL:0887-53-1080
E-mail:kouhou◎ml.kochi-tech.ac.jp
https://www.kochi-tech.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8463
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
※ ◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2022年2月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021〜2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-b075584fd13c2abd2873-2.jpg ]
2022(令和4)年 1月 29日
国立大学法人岡山大学
http://www.okayama-u.ac.jp/
[画像1: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-ea9b4aaff426c15750b9-0.jpg ]
<発表のポイント>
不確実性と待ち時間が同時に変化する複雑なギャンブルをするときのヒト脳の活動を測定した。
複雑な状況で不確実性が低くなると、意思決定に時間がかかり、選択に偏りが生じた。
意思決定の方略の変化には認知の制御に関わる前頭・頭頂皮質の活動が関わっていた。
◆概 要
慶應義塾大学理工学部の地村弘二准教授(高知工科大学客員准教授)と岡山大学学術研究院自然科学学域(理)の松井鉄平准教授は、慶應義塾大学の服部芳輝(大学院理工学研究科修士課程1年)、高知工科大学の中原潔教授、竹田真己特任教授らとの共同研究で、ヒトが複雑な状況で意思決定をするとき、将来の不確実性が低いと、前頭・頭頂皮質の認知の制御機構により意思決定の方略が切り替わり、選択に偏りが生じることを発見しました。
今回の結果は、どのような要因を考慮して意思決定を行うかが、状況に応じて認知の制御機構により切り替わることを示しており、ヒトの意思決定と認知の柔軟性を例示しています。
この研究は学術論文誌 NeuroImage の速報版で2022年1月8日発表されました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-126db0e8f2cb0ea8feaa-1.jpg ]
◆論文情報
論 文 名: Executive control by fronto-parietal activity explains counterintuitive decision behavior in complex value-based decision-making.
掲 載 誌:NeuroImage
掲 載 号:Volume 249, 1 April 2022, 118892
著 者:Matsui T, Hattori Y, Tsumura K, Aoki R, Takeda M, Nakahara K, Jimura K
D O I:10.1016/j.neuroimage.2022.118892.
U R L:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1053811922000222?via%3Dihub
◆詳しい研究内容について
複雑な意思決定における認知機能の役割-不確実性と待ち時間が変化するギャンブルで起こる方略の切り替え-
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r3/press20220128-2.pdf
◆本件お問い合わせ先
<研究内容についてのお問い合わせ先>
慶應義塾大学 理工学部 生命情報学科 准教授 地村 弘二(じむら こうじ)
TEL:045-566-1625
E-mail: jimura◎bio.keio.ac.jp
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岡山大学 学術研究院 自然科学学域 准教授 松井 鉄平 (まつい てっぺい)
TEL:086-251-7860
E-mail: tematsui◎okayama-u.ac.jp
高知工科大学 脳コミュニケーション研究センター センター長・教授 中原 潔(なかはら きよし)
TEL:0887-57-2237
E-mail:nakahara.kiyoshi◎kochi-tech.ac.jp
<本リリースの配信元>
慶應義塾広報室(澤野)
TEL:03-5427-1541
FAX:03-5441-7640
E-mail:m-pr◎adst.keio.ac.jp
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岡山大学 広報課
TEL:086-251-7292
E-mail:www-adm◎adm.okayama-u.ac.jp
高知工科大学 学生支援部 入試・広報課(濱田)
TEL:0887-53-1080
E-mail:kouhou◎ml.kochi-tech.ac.jp
https://www.kochi-tech.ac.jp/
<岡山大学の産学連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8463
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
※ ◎を@に置き換えて下さい
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw
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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000474.000072793.html
岡山大学『THEインパクトランキング2021』総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021〜2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html
[画像3: https://prtimes.jp/i/72793/476/resize/d72793-476-b075584fd13c2abd2873-2.jpg ]