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遠隔業務支援サービス「VisualBrain」を提供開始

働く現場の映像をリアルタイムにオフィスと情報共有し、業務プロセスを変革

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤明、以下キヤノンITS)は、遠隔業務支援サービス「VisualBrain(ビジュアルブレイン)」を2020年7月1日より提供開始します。




[画像1: https://prtimes.jp/i/1375/541/resize/d1375-541-238486-0.png ]

あらゆる産業においてデジタルビジネスへの取り組みが本格化し、クラウド、IoTやAIなどの技術革新を背景としたデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが活発化しています。社会情勢が変わる中、ワークライフバランスや人手不足の解消方法の1つとして、テレワーク・リモートワークを導入する企業が増えるなど、より一層コミュニケーションツールの選択が重要になってきています。さらに今後、5Gの普及によりインターネットを経由した大容量データ通信も容易になることから、映像を活用したコミュニケーションの利便性はますます高まると考えられます。

このような状況を受け、キヤノンITSは自社独自の映像・通信技術とNTTコミュニケーションズ株式会社のWebRTCプラットフォーム「SkyWay」を活用した遠隔業務支援サービス「VisualBrain」の提供を開始します。
「VisualBrain」は、iPhoneから送られた映像と音声をPC上のブラウザでリアルタイムに受けとり、PCからもリアルタイムに音声をiPhoneに送れる双方向のコミュニケーションを可能にするクラウドサービスです。例えば、現場担当者と遠隔地にいる監督・オフィスが映像と音声を共有することで、現場に赴くことなく効率的に遠隔業務の支援ができます。
回線状況に応じた通信モード、高精細な写真/動画撮影が可能で、複数現場の同時視界共有を実現し、双方向でやり取りする中で撮影した写真および動画を共有参照することで、コミュニケーションを円滑に行うことが可能です。また、保存された写真・動画データの二次活用のため、他システム連携に必要となるAPIを備えています。

キヤノンITSは、これまで製造業や金融業などさまざまな業界に映像・画像通信処理技術の提供・導入支援を行い、お客さまの利便性を高める支援をしてきました。
今後、「VisualBrain」を活用した現場作業支援やリモートワーク支援などのソリューションを提供することで、2022年までに売上高3億円を目指します。加えて、キヤノンの映像ソリューション提供をはじめ、映像解析機能やデバイス連携強化を行っていくことで、お客さまとともに新しいビジネス価値を創出するDXソリューションパートナーを目指していきます。

<価格>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/1375/table/541_1.jpg ]


価格はお客さまが利用するルーム数、通信モード、デバイス数、録画オプションにより異なります。
詳細はお問合せください。

<「VisualBrain」の概要>
遠隔地で発生している事象をリアルタイムにオフィスと共有し、オフィス側からも状況に応じた適切な対応を行うことができる、双方向型の映像コミュニケーションサービスです。
コミュニケーション中に撮影した写真や動画を現場作業のナレッジや作業効率化・改善の検討として活用することも可能です。

VisualBrain概要図
[画像2: https://prtimes.jp/i/1375/541/resize/d1375-541-893275-1.png ]


利用シーン
・生損保会社の遠隔地からの査定業務
・高所等、危険個所における作業指示・監督
・遠隔地からの作業指示・監督
・機器故障対応、建設現場での進捗確認
・リアルタイム遠隔指導
・薬剤師かかりつけ説明の支援

●回線状況に応じた通信モード
滑らかな映像配信が特長の「ビデオモード」、低帯域でも画質の劣化を抑止する「イメージモード」、2タイプの通信モードで、モバイル環境でのスムーズなコミュニケーションをサポートします。

●イメージモード
キヤノンITS独自の画像転送処理を搭載し、ストリーミング方式で問題となる通信品質低下による画像劣化問題を解消しており、高精細な視界共有を必要とする業務に適応が可能です。


●高精細な写真撮影が可能
キヤノンITS独自の映像・画像処理技術により、双方向コミュニケーション中であっても、高精細な写真撮影が可能です。映像では分かりにくい定規の目盛りや部品の凹凸等も画像として保存し、細かいコミュニケーションを行うことが可能になります。
●複数現場の同時視界共有
一般的に視界共有は潤沢な通信帯域を必要とするため、回線品質の悪い場所や1:N利用において音声や映像の劣化が発生しやすい状況となります。「イメージモード」を利用いただくことで、帯域負荷を軽減した円滑なコミュニケーションを可能とします。
●ハンズフリー・ウェアラブル(MM100-WS連携)
小型・防塵防滴・高感度キヤノン製モバイルカメラ「MM100-WS」と連携し、現場担当者はコミュニケーション中でも、両手を利用した作業が可能です。
●お客さま個別のシステム環境へ柔軟に対応
お客さまシステムとの連携を個別開発により柔軟に対応します。視界共有サービスに保存された写真・動画データの二次活用のため、外部システムとの連携用WebAPIを備えています。

<「VisualBrain」のご利用開始までの流れ>
・ご要望の確認(必要ルーム数、通信モード、接続デバイス数、録画要否など)
・サービスの正式お申込み
・本番運用開始

■NTTコミュニケーションズ株式会社様からのエンドースメント
キヤノンITソリューションズ様がWebRTCを簡単に活用できるプラットフォーム「SkyWay」を利用し、遠隔業務支援サービス「VisualBrain」を提供開始されることを歓迎致します。
NTTコミュニケーションズは今後も、リアルタイム通信のオープン標準技術「WebRTC」のエキスパートとして通話安定性の向上を続け、VisualBrainを支えていきます。

NTTコミュニケーションズ株式会社
イノベーションセンター テクノロジー部門 担当部長
大津谷 亮祐

■関連Webサイト
NTTコミュニケーションズ株式会社
https://www.ntt.com/
SkyWay
https://webrtc.ecl.ntt.com/


● 報道関係者のお問い合わせ先
企画本部 事業推進部 コミュニケーション推進課
03-6701-3603(直通)

● 一般の方のお問い合わせ先
キヤノングループ事業部 営業本部 商品企画課
03-6701-3345(直通)
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