千葉大学で中古自転車61台、卒業生から新入生へ 4500円均一のリユース販売
[22/06/22]
提供元:PRTIMES
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〜SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」〜
千葉大学環境ISO学生委員会では、4月26日〜6月16日に、 卒業する学生などから回収し、専門業者に修理してもらった中古自転車61台を格安価格で新入生や留学生などに販売する活動を行いました。
中古自転車回収・譲渡活動について
千葉大学には遠方地域から下宿して通う学生も多く、在学中に使用した自転車が卒業するときに不要になるケースがあります。そうした自転車が学内に放置され問題になったことから、環境ISO学生委員会では2007年度から、中古自転車の回収・譲渡活動を実施しています。
この活動では、卒業する学生などから不要になった自転車を年度末に無償で回収し、状態の良い自転車について修理費用の上限を決めて専門業者に修理してもらい、ほぼ修理費用のみの格安価格で、年度初めに新入生や留学生などの学内関係者に販売しています。
譲渡方法
[画像1: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-61499aacba4be7b9fe73-1.jpg ]
コロナ前は屋外に自転車を並べて、購入希望者が先着順に試乗して購入する即売会形式で実施していました。しかし、2020年度からは密になることを避けるため、譲渡する自転車のリスト(自転車の写真、色、カゴ・鍵の有無や状態を記したもの)をWeb上に公開し、購入希望者が希望の自転車と希望引取日時をwebフォームで申し込み、締切後に抽選を行いました。その上で、当選者には引取日時を指定して来場してもらい、試乗後に購入するという方法をとりました。
4500円均一で61台の自転車を販売
2022年3月に西千葉・亥鼻の両キャンパスで、卒業生などから中古自転車を134台(西千葉98台、亥鼻36台)回収しました。その中で、比較的状態が良いものについて、修理費用の上限を設定して、自転車修理業者に修理・点検をしてもらい、修理が完了した自転車を一律4500円で販売しました。なお、修理の上限費用や販売価格は毎年の回収状況によって変わります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-3a88456d88145c579239-2.jpg ]
2022年4月に譲渡自転車のリストを公開して募集したところ、新入生や留学生を含む248名(西千葉188名、亥鼻60名)の学生・教職員から購入の申し込みがありました。抽選後に、個別に譲渡日の調整を行い、4月26日〜6月16日の譲渡期間内で、61台(西千葉36台、亥鼻25台)の自転車を譲渡することができました。なお、自転車は回収時に提供者に防犯登録を解除してもらっているため、購入者には防犯登録をしてもらうように案内しています。
企画を担当した学生の声
<西千葉地区担当:文学部 2年 日下部朱音さん>
今年もコロナ禍での開催となりました。昨年度の方法をそのまま続けるのではなく、昨年の反省を活かして同じ時間帯での譲渡人数を増やすことで譲渡の効率化をはかるなど、現在の状況に適応した方法に変更して行いました。そのように工夫できた点があった一方、今年度は防犯登録や自転車保険に関して知識不足によるトラブルもありました。ただ企画を行うだけでなく、周辺情報の綿密な下調べと、その情報をメンバーに共有・周知することの大切さを痛感しました。今回得られた反省点は、来年度に引き継ぐとともに、自分自身がこれから他の企画に関わる際にも活かしていきたいです。
<亥鼻地区担当:薬学部 2年 三原悠慎さん>
今年度も昨年度と同じくコロナ禍での活動でしたが、昨年度よりも多くの自転車を回収・譲渡できました。たくさんの準備が必要な上、イレギュラーなこともあり大変でしたが、班員や先生方の協力のおかげで無事に完了することができました。また、多くの参加者の方から「助かりました」など感謝の声をいただいたので、委員会として来年度以降もこの活動を継続していきたいと思います。
千葉大学環境ISO学生委員会について
[画像3: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-7a86d889ba6d9235e030-4.png ]
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1〜3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
◆近年の受賞歴
・International Green Gown Awards 2017-2018 学生関与部門賞
・International Green Gown Awards 2019 学生関与部門 奨励賞
・ISCN Sustainable Campus Excellence Awards 2017 学生リーダーシップ部門賞
・ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞
・第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞
・平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
・第1回・第3回・第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
本件に関するお問い合わせ
[画像4: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-54a23a5abd14cc2a2c63-3.png ]
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html
千葉大学環境ISO学生委員会では、4月26日〜6月16日に、 卒業する学生などから回収し、専門業者に修理してもらった中古自転車61台を格安価格で新入生や留学生などに販売する活動を行いました。
中古自転車回収・譲渡活動について
千葉大学には遠方地域から下宿して通う学生も多く、在学中に使用した自転車が卒業するときに不要になるケースがあります。そうした自転車が学内に放置され問題になったことから、環境ISO学生委員会では2007年度から、中古自転車の回収・譲渡活動を実施しています。
この活動では、卒業する学生などから不要になった自転車を年度末に無償で回収し、状態の良い自転車について修理費用の上限を決めて専門業者に修理してもらい、ほぼ修理費用のみの格安価格で、年度初めに新入生や留学生などの学内関係者に販売しています。
譲渡方法
[画像1: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-61499aacba4be7b9fe73-1.jpg ]
コロナ前は屋外に自転車を並べて、購入希望者が先着順に試乗して購入する即売会形式で実施していました。しかし、2020年度からは密になることを避けるため、譲渡する自転車のリスト(自転車の写真、色、カゴ・鍵の有無や状態を記したもの)をWeb上に公開し、購入希望者が希望の自転車と希望引取日時をwebフォームで申し込み、締切後に抽選を行いました。その上で、当選者には引取日時を指定して来場してもらい、試乗後に購入するという方法をとりました。
4500円均一で61台の自転車を販売
2022年3月に西千葉・亥鼻の両キャンパスで、卒業生などから中古自転車を134台(西千葉98台、亥鼻36台)回収しました。その中で、比較的状態が良いものについて、修理費用の上限を設定して、自転車修理業者に修理・点検をしてもらい、修理が完了した自転車を一律4500円で販売しました。なお、修理の上限費用や販売価格は毎年の回収状況によって変わります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-3a88456d88145c579239-2.jpg ]
2022年4月に譲渡自転車のリストを公開して募集したところ、新入生や留学生を含む248名(西千葉188名、亥鼻60名)の学生・教職員から購入の申し込みがありました。抽選後に、個別に譲渡日の調整を行い、4月26日〜6月16日の譲渡期間内で、61台(西千葉36台、亥鼻25台)の自転車を譲渡することができました。なお、自転車は回収時に提供者に防犯登録を解除してもらっているため、購入者には防犯登録をしてもらうように案内しています。
企画を担当した学生の声
<西千葉地区担当:文学部 2年 日下部朱音さん>
今年もコロナ禍での開催となりました。昨年度の方法をそのまま続けるのではなく、昨年の反省を活かして同じ時間帯での譲渡人数を増やすことで譲渡の効率化をはかるなど、現在の状況に適応した方法に変更して行いました。そのように工夫できた点があった一方、今年度は防犯登録や自転車保険に関して知識不足によるトラブルもありました。ただ企画を行うだけでなく、周辺情報の綿密な下調べと、その情報をメンバーに共有・周知することの大切さを痛感しました。今回得られた反省点は、来年度に引き継ぐとともに、自分自身がこれから他の企画に関わる際にも活かしていきたいです。
<亥鼻地区担当:薬学部 2年 三原悠慎さん>
今年度も昨年度と同じくコロナ禍での活動でしたが、昨年度よりも多くの自転車を回収・譲渡できました。たくさんの準備が必要な上、イレギュラーなこともあり大変でしたが、班員や先生方の協力のおかげで無事に完了することができました。また、多くの参加者の方から「助かりました」など感謝の声をいただいたので、委員会として来年度以降もこの活動を継続していきたいと思います。
千葉大学環境ISO学生委員会について
[画像3: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-7a86d889ba6d9235e030-4.png ]
千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしています。千葉大学ではEMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立された「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施しています。
毎年1〜3年生まで約300名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班、地域交流班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っています。
近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトも複数実施しています。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしています。
◆公式サイト http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
◆千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
◆近年の受賞歴
・International Green Gown Awards 2017-2018 学生関与部門賞
・International Green Gown Awards 2019 学生関与部門 奨励賞
・ISCN Sustainable Campus Excellence Awards 2017 学生リーダーシップ部門賞
・ASCN(アジアサステイナブルキャンパスネットワーク)2019年次大会 最優秀学生活動賞
・第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞
・平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰
・第1回・第3回・第7回 サステイナブルキャンパス賞 学生活動部門
本件に関するお問い合わせ
[画像4: https://prtimes.jp/i/15177/600/resize/d15177-600-54a23a5abd14cc2a2c63-3.png ]
千葉大学環境ISO事務局
kankyo-iso@office.chiba-u.jp
Tel:043-290-3572
◆千葉大学の環境への取り組み
https://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html