TIS、官民データ活用共通プラットフォーム協議会(DPC)のデータ連携のための国際標準「NGSI」の接続実証に参画
[19/04/19]
提供元:PRTIMES
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スマートシティでの業務間データ連携のための接続を検証
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、一般社団法人官民データ活用共通プラットフォーム協議会(所在地:東京都港区、代表理事 奥井 規晶、以下 DPC)が実施したデータ連携のための国際標準「NGSI(Next Generation Service Interface)※1」による接続実証に参画したことを発表します。
※1:NGSIは、Open Mobile Allianceが2010年に初版を仕様策定した次世代サービスインタフェース。元々はキャリアの通信網内にある様々な機能や情報を利用するためのAPI群として仕様が提案されたが、その内のコンテキストデータの登録や参照、購読等に関するAPIをデータ連携のための仕様として採用している。これを活用することで、プラットフォーム間のデータ連携が可能となる。
本接続実証は、DPCが独自開発したテスト環境上で行われ、TISを含む接続実証に参画した各社は、「NGSI」のAPI(Application Programming Interface)を介してDPCテスト環境とデータ連携が可能な事を確認しました。
TISは、自社で構築した「Kubernetes※2」上の「FIWARE※3」のコンテキストブローカーを中心とした接続検証用の環境と、DPCが用意したテスト環境間で「NGSI」を介したデータの受け渡しを確認しました。これにより「NGSI」を採用したプラットフォーム間であれば、データ連携が容易に実現可能であることがわかりました。
<「NGSI」接続実証のイメージ>
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/612/resize/d11650-612-860500-0.png ]
TISは、今回の接続実証の成果をもとに、データの受け渡しに関する取り決めやルールなどをDPCと共に整備していくことで、スマートシティなどにおいて様々なプレーヤが同一規格で容易にデータ連携できるエコシステムの実現を目指します。
※2:Kubernetesはマイクロサービスのコンテナオーケストレーションツール。サービスを構成するコンテナのマネジメントの自動化が可能であり、様々なクラウドベンダーがサービスとして提供している
※3:FIWARE(Future Internet Ware/次世代インターネット基盤ソフトウェア)。FI-PPPが次世代インターネット技術における欧州の競争力強化と、社会・公共分野のスマートアプリケーション開発を支援するために、開発した基盤ソフトウェア。
参考URL:https://www.fiware.org/
■接続実証概要
【実証実験概要】
・期間:2019年1月〜2月
・概要:接続実証では、DPCが用意した「FIWARE」のコンテキストブローカーを中心としたテスト環境に対して、TISが「Kubernetes」上に準備した「FIWARE」のコンテキストブローカーを中心とした接続環境から「NGSI」に従ったデータの受け渡し手段によりプラットフォーム間でのデータ連携を確認。
■今後の構想
TISは、DPCが進めるテーマ別の分科会であるロボットワーキンググループに参加し、ロボットのデータモデルとAPIの標準化にも取り組んでいます。将来的にはロボットデータの受け渡しや異機種ロボット間の容易な連携を実現し、サービスロボットを統合的に管理・連携させるプラットフォーム「RoboticBase」に組み込んでいく予定です。
また、「NGSI」をベースとした様々な業務間でのデータ受け渡しを行うAPIの整備もDPCと実施していきます。その成果をスマートシティにおけるプラットフォームで活用することで、様々な業務間で容易にデータのやり取りが実現できるエコシステムの実現を目指していきます。
<スマートシティを実現するためのエコシステムイメージ>
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/612/resize/d11650-612-359699-1.png ]
■一般社団法人官民データ活用共通プラットフォーム協議会(DPC)について
日本の強みを発揮しつつ、低コストで相互連携や横展開が可能な官民データ活用を実現した社会課題解決を目的に、日本発の国際標準である「NGSI」等のオープンAPIを活用したエコシステムの形成や、官民データ活用共通プラットフォームと、そのプラットフォーム上で稼働する各種サービスを構築し、国内外での横展開をはかることを目的とした民間組織です。国内主要IT企業及びスマートシティ先進自治体が参加しています。詳細は以下をご参照ください。https://dpc-japan.org/
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
TIS株式会社 テクノロジー&イノベーション本部
戦略技術センター
TEL:03-5909-4501 E-mail:fiware@ml.tis.co.jp
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:桑野 徹、以下 TIS)は、一般社団法人官民データ活用共通プラットフォーム協議会(所在地:東京都港区、代表理事 奥井 規晶、以下 DPC)が実施したデータ連携のための国際標準「NGSI(Next Generation Service Interface)※1」による接続実証に参画したことを発表します。
※1:NGSIは、Open Mobile Allianceが2010年に初版を仕様策定した次世代サービスインタフェース。元々はキャリアの通信網内にある様々な機能や情報を利用するためのAPI群として仕様が提案されたが、その内のコンテキストデータの登録や参照、購読等に関するAPIをデータ連携のための仕様として採用している。これを活用することで、プラットフォーム間のデータ連携が可能となる。
本接続実証は、DPCが独自開発したテスト環境上で行われ、TISを含む接続実証に参画した各社は、「NGSI」のAPI(Application Programming Interface)を介してDPCテスト環境とデータ連携が可能な事を確認しました。
TISは、自社で構築した「Kubernetes※2」上の「FIWARE※3」のコンテキストブローカーを中心とした接続検証用の環境と、DPCが用意したテスト環境間で「NGSI」を介したデータの受け渡しを確認しました。これにより「NGSI」を採用したプラットフォーム間であれば、データ連携が容易に実現可能であることがわかりました。
<「NGSI」接続実証のイメージ>
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/612/resize/d11650-612-860500-0.png ]
TISは、今回の接続実証の成果をもとに、データの受け渡しに関する取り決めやルールなどをDPCと共に整備していくことで、スマートシティなどにおいて様々なプレーヤが同一規格で容易にデータ連携できるエコシステムの実現を目指します。
※2:Kubernetesはマイクロサービスのコンテナオーケストレーションツール。サービスを構成するコンテナのマネジメントの自動化が可能であり、様々なクラウドベンダーがサービスとして提供している
※3:FIWARE(Future Internet Ware/次世代インターネット基盤ソフトウェア)。FI-PPPが次世代インターネット技術における欧州の競争力強化と、社会・公共分野のスマートアプリケーション開発を支援するために、開発した基盤ソフトウェア。
参考URL:https://www.fiware.org/
■接続実証概要
【実証実験概要】
・期間:2019年1月〜2月
・概要:接続実証では、DPCが用意した「FIWARE」のコンテキストブローカーを中心としたテスト環境に対して、TISが「Kubernetes」上に準備した「FIWARE」のコンテキストブローカーを中心とした接続環境から「NGSI」に従ったデータの受け渡し手段によりプラットフォーム間でのデータ連携を確認。
■今後の構想
TISは、DPCが進めるテーマ別の分科会であるロボットワーキンググループに参加し、ロボットのデータモデルとAPIの標準化にも取り組んでいます。将来的にはロボットデータの受け渡しや異機種ロボット間の容易な連携を実現し、サービスロボットを統合的に管理・連携させるプラットフォーム「RoboticBase」に組み込んでいく予定です。
また、「NGSI」をベースとした様々な業務間でのデータ受け渡しを行うAPIの整備もDPCと実施していきます。その成果をスマートシティにおけるプラットフォームで活用することで、様々な業務間で容易にデータのやり取りが実現できるエコシステムの実現を目指していきます。
<スマートシティを実現するためのエコシステムイメージ>
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/612/resize/d11650-612-359699-1.png ]
■一般社団法人官民データ活用共通プラットフォーム協議会(DPC)について
日本の強みを発揮しつつ、低コストで相互連携や横展開が可能な官民データ活用を実現した社会課題解決を目的に、日本発の国際標準である「NGSI」等のオープンAPIを活用したエコシステムの形成や、官民データ活用共通プラットフォームと、そのプラットフォーム上で稼働する各種サービスを構築し、国内外での横展開をはかることを目的とした民間組織です。国内主要IT企業及びスマートシティ先進自治体が参加しています。詳細は以下をご参照ください。https://dpc-japan.org/
TIS株式会社について
TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問合わせ先】
TIS株式会社 テクノロジー&イノベーション本部
戦略技術センター
TEL:03-5909-4501 E-mail:fiware@ml.tis.co.jp