STの電力制御用IC、Kingston社がHyperX(R) Savage SSDに採用
[15/07/21]
提供元:PRTIMES
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コンパクトかつシンプルな基板設計により、高効率化を実現
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、5チャネル対応電力制御用IC(L7292)が、メモリ製品の世界的メーカーであるKingston Technology Company, Inc社のHyperX Savage SSD(Solid-State Drive)に採用されたことを発表しました。STのL7292は、LDO(ロー・ドロップアウト・レギュレータ)やその他のマルチチャネル対応電力制御用ICを使用した設計よりも、高い集積度、柔軟性およびプログラミング性を特徴としており、コンパクトかつシンプルな基板設計が高効率化を可能にします。
HyperX Savage SSDは、超高速な読込み・書込み速度と、強力なマルチタスク機能を薄型パッケージ(7mm)で実現しており、多くのノートPC、デスクトップPCおよびホームシアター用PCに適合します。HyperX Savage SSDに搭載されているSTの電力制御用ICは、最先端のBCD(1) プロセス技術(0.16μm)を採用し、全ての外付け部品を完全に集積することで部材コストを最小化します。L7292の設計とIPは、最高レベルのDC-DC電力変換効率と超低静止電流を実現しています。また、プログラミング性に非常に優れているため、あらゆる応用機器のニーズに対するリアルタイム制御と迅速な適応が可能です。
STのグレーターチャイナ・南アジア地区 インダストリアル & パワー・ディスクリート製品グループのマーケティング・アプリケーション担当バイスプレジデントであるPatrick Boulaudは、次の様にコメントしています。「従来のSSDは、スタンドアロン型のスイッチングDC-DCコンバータを採用しているのに対し、STはSSDに電力制御用ICを統合する道を切り開きました。STは、HDD・SSD向け電力制御用ICの大手サプライヤで、ストレージ分野への投資を継続的に行うことで、SSD市場のニーズに最適な製品ポートフォリオを提供していく予定です。」
Kingston Technology社のエンジニアリング・ディレクターであるDavid Chen氏は、次の様にコメントしています。「当社は、最新製品のHyperX Savage SSDにSTの電力制御用ICであるL7292を採用したことを誇りに思っています。当社のエンジニアは、STとの緊密な協力を通して、市場最速のSATA IIIベースSSDの1つであるHyperX SavageにSTソリューションを完璧に統合することに成功しました。」
L7292は、5チャネルのスイッチング・バックに対応した電力制御用ICです。5個のスイッチング・バック・パワー・レールを搭載しており、I2Cインタフェースを使用したプログラミングに完全に対応しています。これにより、5チャネルの電源切替(オン / オフ)の順序と遅延時間、および出力電圧・電流範囲をプログラムすることが可能です。また、EEPROM(128bit)の他、各種保護機能(ULVO、OCP、OVP、OTP等)も内蔵しています。同製品は、VQFN40Lパッケージ(5 x 5mm)で提供されます。
(1)STが開発したBCD(BIPOLAR-CMOS-DMOS)プロセスは、パワー半導体分野における主要な製造技術です。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
インダストリアル&パワーディスクリート製品グループ
TEL: 03-5783-8270 FAX: 03-5783-8216
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、5チャネル対応電力制御用IC(L7292)が、メモリ製品の世界的メーカーであるKingston Technology Company, Inc社のHyperX Savage SSD(Solid-State Drive)に採用されたことを発表しました。STのL7292は、LDO(ロー・ドロップアウト・レギュレータ)やその他のマルチチャネル対応電力制御用ICを使用した設計よりも、高い集積度、柔軟性およびプログラミング性を特徴としており、コンパクトかつシンプルな基板設計が高効率化を可能にします。
HyperX Savage SSDは、超高速な読込み・書込み速度と、強力なマルチタスク機能を薄型パッケージ(7mm)で実現しており、多くのノートPC、デスクトップPCおよびホームシアター用PCに適合します。HyperX Savage SSDに搭載されているSTの電力制御用ICは、最先端のBCD(1) プロセス技術(0.16μm)を採用し、全ての外付け部品を完全に集積することで部材コストを最小化します。L7292の設計とIPは、最高レベルのDC-DC電力変換効率と超低静止電流を実現しています。また、プログラミング性に非常に優れているため、あらゆる応用機器のニーズに対するリアルタイム制御と迅速な適応が可能です。
STのグレーターチャイナ・南アジア地区 インダストリアル & パワー・ディスクリート製品グループのマーケティング・アプリケーション担当バイスプレジデントであるPatrick Boulaudは、次の様にコメントしています。「従来のSSDは、スタンドアロン型のスイッチングDC-DCコンバータを採用しているのに対し、STはSSDに電力制御用ICを統合する道を切り開きました。STは、HDD・SSD向け電力制御用ICの大手サプライヤで、ストレージ分野への投資を継続的に行うことで、SSD市場のニーズに最適な製品ポートフォリオを提供していく予定です。」
Kingston Technology社のエンジニアリング・ディレクターであるDavid Chen氏は、次の様にコメントしています。「当社は、最新製品のHyperX Savage SSDにSTの電力制御用ICであるL7292を採用したことを誇りに思っています。当社のエンジニアは、STとの緊密な協力を通して、市場最速のSATA IIIベースSSDの1つであるHyperX SavageにSTソリューションを完璧に統合することに成功しました。」
L7292は、5チャネルのスイッチング・バックに対応した電力制御用ICです。5個のスイッチング・バック・パワー・レールを搭載しており、I2Cインタフェースを使用したプログラミングに完全に対応しています。これにより、5チャネルの電源切替(オン / オフ)の順序と遅延時間、および出力電圧・電流範囲をプログラムすることが可能です。また、EEPROM(128bit)の他、各種保護機能(ULVO、OCP、OVP、OTP等)も内蔵しています。同製品は、VQFN40Lパッケージ(5 x 5mm)で提供されます。
(1)STが開発したBCD(BIPOLAR-CMOS-DMOS)プロセスは、パワー半導体分野における主要な製造技術です。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2014年の売上は74.0億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
インダストリアル&パワーディスクリート製品グループ
TEL: 03-5783-8270 FAX: 03-5783-8216