【新国立劇場】世界のバレエ団で活躍する日本人ダンサーが集結!「バレエ・アステラス 2023」
[23/07/28]
提供元:PRTIMES
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プログラムは人気の古典作品から日本初演の現代作品まで!
世界のバレエ団で活躍する注目の日本人ダンサーを迎えてお贈りするガラ公演「バレエ・アステラス」は、彼らを母国日本とつなぐプラットフォームとして 2009 年より開催されています。
海外のバレエ団に所属する日本人ダンサーとそのパートナー、新国立劇場バレエ団 ダンサー 、さらに新国立劇場バレエ研修所や世界の著名なバレエ学校も登場し、華やかな舞台を創り出してきました。
13回目の開催となる今回の公演の見どころを、バレエ評論家の守山実花による解説でご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-9626cc30ab25b120bf62-5.jpg ]
「バレエ・アステラス 2023」への期待 (文:守山実花(バレエ評論家))
世界で活躍する日本人ダンサーと母国をつなぐプラットフォームとして、定着したバレエ・アステラス。古典や定番作品に加えて、ダンサーたちが所属するカンパニーの新しいレパートリーが披露されることも多く、現在のダンス界をリードする振付家たちの作品をいち早く鑑賞できる貴重なチャンスにもなっている。例えば、2023年1月新国立劇場初演が大きな話題となった『A Million Kisses to my Skin』の振付家 デヴィッド・ドウソンの作品は早くも2010年のバレエ・アステラスで踊られている。
<世界をリードする振付家の話題作を観る絶好のチャンス>
[画像2: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-3f1fffa49249024cf6ca-0.jpg ]
ゲスト出演はカナダ国立バレエの石原古都とチューリヒ・バレエの吉山シャール ルイ。石原は16年のアステラス公演に出演、久しぶりにアステラスに戻ってくる。一方吉山はヒューストン・バレエで活躍、22年にはカンパニーと共に来日し『白鳥の湖』に主演、男性的な包容力とダイナミックな踊りで観客を魅了したのも記憶に新しい。この二人が踊るのは、『ザ・チェリスト』などで複雑な人間関係を鮮やかに浮かび上がらせた気鋭の振付家キャシー・マーストンの『In Our Wishes』。20年10月に初演された話題作だ。マーストンは23/24シーズンからチューリッヒ・バレエ芸術監督に就任予定。チューリッヒ・バレエに移籍し一層の飛躍が期待される吉山が踊るマーストン作品、大いに期待したい。このペアは『眠れる森の美女』では様式美を見せてくれる。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=WL9NLMnw8lM ]
アトランタ・バレエの五十嵐愛梨、セルジオ・マセロは、ブラジル出身のリカルド・アマランテがエディット・ピアフにインスパイアされ創作した『Love Fear Loss』 より、ドラマティックなLossのパ・ド・ドゥ(日本初演)を踊る。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-5963bb87676c9843d187-1.jpg ]
イリ・キリアンの後継者と呼ばれることも多いメディ・ワレルスキーの『SOON』(日本初演)を踊るのは、ネザーランド・ダンス・シアター1の刈谷円香とパクストン・リケッツ。22年はマルコ・ゲッケ独特の世界観を見せてくれた刈谷、今年はまた一味違う彼女に出会えそうだ。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルの水谷実喜とロックラン・モナハンは、前芸術監督デヴィット・ビントレー振付の2作品を披露。私たちもなじみ深い振付家ビントレー、日本初演、デューク・エリントンの音楽を使った『Shakespeare Suite』に期待が高まる。
吉田合々香とジョール・ウォールナーはクイーンズランド・バレエのプリンシパル。21年に惜しまれながら早世したリアム・スカーレットの2作品を踊る。その中の一つ『No Man's Land』は戦争による別離をテーマに、希望と喪失、身体や心に残る記憶を描く。二人が思いを込めて踊るパ・ド・ドゥは心の深いところに語りかけてくれるに違いない。
<多彩なダンサーの魅力を古典で堪能する>
[画像4: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-8bae9b25e564eba3c0f1-2.jpg ]
古典作品も見どころの多い作品が並んだ。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ所属の栗原ゆうとマイルス・ギリバーが踊る『ドン・キホーテ』は同団芸術監督でバジル役を得意としたカルロス・アコスタによる版。昨年キトリ役で注目を集めた栗原のエネルギッシュなダンスが楽しみだ。
後藤絢美と三宅啄未は、アメリカン・バレエ・シアター スタジオカンパニー所属の若いペア。ガラ公演でおなじみの『サタネラ』を踊る。技巧が散りばめられ見せ場の多いパ・ド・ドゥでフレッシュな魅力を振りまいてくれることに期待したい。
[画像5: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-58dbc62dad9f83a4e4f5-3.jpg ]
世界中からダンサーが集まり注目度も高いオランダ国立バレエからは、ジェシカ・シュアンと山田 翔。『コッペリア』より第3幕結婚式の場面、幸福感がにじみだすの平和のパ・ド・ドゥを踊る。新国立劇場バレエ団から出演する木村優里、中家正博は『ジゼル』を踊り、幽玄の世界に私たちを誘い込んでくれる。
このほかミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー、新国立劇場バレエ研修所も出演、13回目となる今回も多彩な出演者とプログラムで「バレエ往来のクロスロード」としてこの夏のバレエ・シーンを彩るに違いない。
公演概要
バレエ・アステラス 2023
〜世界で活躍する日本人ダンサーを迎えて世界とつなぐ〜
【公演日程】
2023年 8 月 5 日(土) 14:00
2023年 8 月 6 日(日) 14:00
*開場は開演45 分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【ウェブサイト】https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2023/
【出演】
石原古都 & 吉山シャールルイ
五十嵐愛梨 & セルジオ・マセロ/刈谷円香 & パクストン・リケッツ/栗原ゆう & マイルス・ギリバー/後藤絢美 & 三宅啄未/ジェシカ・シュアン & 山田 翔/水谷実喜 & ロックラン・モナハン/吉田合々香 & ジョール・ウォールナー
木村優里 & 中家正博
ミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー/新国立劇場バレエ研修所 作品ゲスト:京當侑一籠
【指揮】デヴィッド・ガルフォース
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 【ピアノ演奏】中野翔太 【チェロ演奏】上村文乃
【チケット料金(10 %税込)】
S席 8,800 円 A 席 7,700 円 B 席 6,600 円 C 席 4,950 円 D 席 3,300 円 S 席セット券 16,000 円
Z席 (当日のみ) 1,650 円
チケット好評発売中
【チケットのお求め・お問い合わせ】
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/ (PC 、携帯共通)
チケットぴあ http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通) 【 P コード: 519 377 】
イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)
ローソンチケット http://l tike.com/ PC、携帯共通 ) 【 L コード: 31957 】
<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL 03 5352 9999 10:00 〜 18:00
チケットぴあ TEL 0570 02 9999
新国立劇場について
[画像6: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-75c52244d68a7fff5f49-4.jpg ]
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間約300ステージの世界水準の主催公演を行っています。
2022年10月、新国立劇場は開場25周年を迎えました。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
新国立劇場公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/
「バレエ・アステラス 2023」公演情報ページ:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2023/
「バレエ・アステラス」サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-asteras/
「バレエ・アステラス」Instagram:https://www.instagram.com/ballet_asteras/
世界のバレエ団で活躍する注目の日本人ダンサーを迎えてお贈りするガラ公演「バレエ・アステラス」は、彼らを母国日本とつなぐプラットフォームとして 2009 年より開催されています。
海外のバレエ団に所属する日本人ダンサーとそのパートナー、新国立劇場バレエ団 ダンサー 、さらに新国立劇場バレエ研修所や世界の著名なバレエ学校も登場し、華やかな舞台を創り出してきました。
13回目の開催となる今回の公演の見どころを、バレエ評論家の守山実花による解説でご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-9626cc30ab25b120bf62-5.jpg ]
「バレエ・アステラス 2023」への期待 (文:守山実花(バレエ評論家))
世界で活躍する日本人ダンサーと母国をつなぐプラットフォームとして、定着したバレエ・アステラス。古典や定番作品に加えて、ダンサーたちが所属するカンパニーの新しいレパートリーが披露されることも多く、現在のダンス界をリードする振付家たちの作品をいち早く鑑賞できる貴重なチャンスにもなっている。例えば、2023年1月新国立劇場初演が大きな話題となった『A Million Kisses to my Skin』の振付家 デヴィッド・ドウソンの作品は早くも2010年のバレエ・アステラスで踊られている。
<世界をリードする振付家の話題作を観る絶好のチャンス>
[画像2: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-3f1fffa49249024cf6ca-0.jpg ]
ゲスト出演はカナダ国立バレエの石原古都とチューリヒ・バレエの吉山シャール ルイ。石原は16年のアステラス公演に出演、久しぶりにアステラスに戻ってくる。一方吉山はヒューストン・バレエで活躍、22年にはカンパニーと共に来日し『白鳥の湖』に主演、男性的な包容力とダイナミックな踊りで観客を魅了したのも記憶に新しい。この二人が踊るのは、『ザ・チェリスト』などで複雑な人間関係を鮮やかに浮かび上がらせた気鋭の振付家キャシー・マーストンの『In Our Wishes』。20年10月に初演された話題作だ。マーストンは23/24シーズンからチューリッヒ・バレエ芸術監督に就任予定。チューリッヒ・バレエに移籍し一層の飛躍が期待される吉山が踊るマーストン作品、大いに期待したい。このペアは『眠れる森の美女』では様式美を見せてくれる。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=WL9NLMnw8lM ]
アトランタ・バレエの五十嵐愛梨、セルジオ・マセロは、ブラジル出身のリカルド・アマランテがエディット・ピアフにインスパイアされ創作した『Love Fear Loss』 より、ドラマティックなLossのパ・ド・ドゥ(日本初演)を踊る。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-5963bb87676c9843d187-1.jpg ]
イリ・キリアンの後継者と呼ばれることも多いメディ・ワレルスキーの『SOON』(日本初演)を踊るのは、ネザーランド・ダンス・シアター1の刈谷円香とパクストン・リケッツ。22年はマルコ・ゲッケ独特の世界観を見せてくれた刈谷、今年はまた一味違う彼女に出会えそうだ。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルの水谷実喜とロックラン・モナハンは、前芸術監督デヴィット・ビントレー振付の2作品を披露。私たちもなじみ深い振付家ビントレー、日本初演、デューク・エリントンの音楽を使った『Shakespeare Suite』に期待が高まる。
吉田合々香とジョール・ウォールナーはクイーンズランド・バレエのプリンシパル。21年に惜しまれながら早世したリアム・スカーレットの2作品を踊る。その中の一つ『No Man's Land』は戦争による別離をテーマに、希望と喪失、身体や心に残る記憶を描く。二人が思いを込めて踊るパ・ド・ドゥは心の深いところに語りかけてくれるに違いない。
<多彩なダンサーの魅力を古典で堪能する>
[画像4: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-8bae9b25e564eba3c0f1-2.jpg ]
古典作品も見どころの多い作品が並んだ。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ所属の栗原ゆうとマイルス・ギリバーが踊る『ドン・キホーテ』は同団芸術監督でバジル役を得意としたカルロス・アコスタによる版。昨年キトリ役で注目を集めた栗原のエネルギッシュなダンスが楽しみだ。
後藤絢美と三宅啄未は、アメリカン・バレエ・シアター スタジオカンパニー所属の若いペア。ガラ公演でおなじみの『サタネラ』を踊る。技巧が散りばめられ見せ場の多いパ・ド・ドゥでフレッシュな魅力を振りまいてくれることに期待したい。
[画像5: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-58dbc62dad9f83a4e4f5-3.jpg ]
世界中からダンサーが集まり注目度も高いオランダ国立バレエからは、ジェシカ・シュアンと山田 翔。『コッペリア』より第3幕結婚式の場面、幸福感がにじみだすの平和のパ・ド・ドゥを踊る。新国立劇場バレエ団から出演する木村優里、中家正博は『ジゼル』を踊り、幽玄の世界に私たちを誘い込んでくれる。
このほかミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー、新国立劇場バレエ研修所も出演、13回目となる今回も多彩な出演者とプログラムで「バレエ往来のクロスロード」としてこの夏のバレエ・シーンを彩るに違いない。
公演概要
バレエ・アステラス 2023
〜世界で活躍する日本人ダンサーを迎えて世界とつなぐ〜
【公演日程】
2023年 8 月 5 日(土) 14:00
2023年 8 月 6 日(日) 14:00
*開場は開演45 分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
【会場】新国立劇場 オペラパレス
【ウェブサイト】https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2023/
【出演】
石原古都 & 吉山シャールルイ
五十嵐愛梨 & セルジオ・マセロ/刈谷円香 & パクストン・リケッツ/栗原ゆう & マイルス・ギリバー/後藤絢美 & 三宅啄未/ジェシカ・シュアン & 山田 翔/水谷実喜 & ロックラン・モナハン/吉田合々香 & ジョール・ウォールナー
木村優里 & 中家正博
ミラノ・スカラ座バレエ・アカデミー/新国立劇場バレエ研修所 作品ゲスト:京當侑一籠
【指揮】デヴィッド・ガルフォース
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団 【ピアノ演奏】中野翔太 【チェロ演奏】上村文乃
【チケット料金(10 %税込)】
S席 8,800 円 A 席 7,700 円 B 席 6,600 円 C 席 4,950 円 D 席 3,300 円 S 席セット券 16,000 円
Z席 (当日のみ) 1,650 円
チケット好評発売中
【チケットのお求め・お問い合わせ】
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/ (PC 、携帯共通)
チケットぴあ http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通) 【 P コード: 519 377 】
イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)
ローソンチケット http://l tike.com/ PC、携帯共通 ) 【 L コード: 31957 】
<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL 03 5352 9999 10:00 〜 18:00
チケットぴあ TEL 0570 02 9999
新国立劇場について
[画像6: https://prtimes.jp/i/47048/636/resize/d47048-636-75c52244d68a7fff5f49-4.jpg ]
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間約300ステージの世界水準の主催公演を行っています。
2022年10月、新国立劇場は開場25周年を迎えました。
所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
https://www.nntt.jac.go.jp/
新国立劇場公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/
「バレエ・アステラス 2023」公演情報ページ:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/asteras2023/
「バレエ・アステラス」サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet-asteras/
「バレエ・アステラス」Instagram:https://www.instagram.com/ballet_asteras/