【京都 蔦屋書店】「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志」展を12月1日(金)より開催。江上越×北方謙三、アートと書籍の交接点
[23/11/27]
提供元:PRTIMES
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本展示にて発表の最新作を収録する作品集を、来年以降に刊行決定
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋S.C.[T8]5F・6F)は、2023年12月1日(金)〜12月19日(火)の期間に5F エキシビションスペースにて、江上越 個展「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志」を開催します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-93e65c6975c751ef70e9-1.jpg ]
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
概要
江上越は日本生まれ、近年では国内だけでなく国際的に注目されている現代アーティストです。日本国内だけではなく、パリ、ロンドン、ニューヨークなどグローバルに個展を開催。近年ではForbes Asia が選ぶ世界を変える30才未満の30人( Forbes 30 UNDER 30)、美術界を変革する女性6名(Net a porter)や中国のART雑誌、BBARTのbest artist prize を受賞しています。
今回は作家・北方謙三の歴史小説『三国志』にインスピレーションを受けた大作を中心に、新作を展示。展覧会初日には北方氏を迎えてのトークイベントを開催いたします。
また、本展にて発表する最新作については、来年以降の刊行を予定している、江上越の作品集にも収録される予定です。江上が見据えるアートと書籍の交接点を会場でぜひ体感ください。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
トークイベント「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志 北方謙三×江上越」
[画像2: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-39954099cf75f32c8cc2-2.jpg ]
本展の開催を記念して、北方謙三氏をゲストに迎えトークイベントを行います。会場では北方氏が本展に寄せた約2000字のテキストもご覧いただけます。北方氏から見た江上越とは、また江上越が考えるアート×文学とは。分野や世代を超えた2名のセッションをお楽しみください。
日時:2023年12月1日(金)15時〜16時
登壇者:江上越、北方謙三
お申込み:下記WEBサイトから事前申し込み、または会場当日受付(残席ありの場合)
https://eventmanager-plus.jp/get/784276d96e1e816952176e839c6e880e25dcc30983547a9da229742411816a54
■ 本展に寄せて
江上越は、色で、世界を人を描出しようとする。そこにはもともとの色が持つ気配がしっかりとあるが、それ以上の不思議な主張を、絵たちはしているのである。江上の感情そのものなのであろうか。それこそが、江上が言うコミュニケーションなのか。色以上になった色はなった色は私を翻弄し、傷つけ、感動させ、怯えさせる。そして気づくと、江上の心の中の無限の広がりの中に放りこまれているのである。
三国志は、その物語の読む人の数だけ、登場人物の顔がある。それを否定することもなく、しかし無数の顔を越えた、ひとつだけの顔を江上は創出している。その絵のすべてについて、私はいまだ解析できずにいる。
ただ若い想像力の圧倒的な力の前に、立ち竦むだけなのだ。
立ち竦んだその先に、絵を観る愉楽の感覚がほのかに滲み出してくるのも、すぐれた創造物の本来のありようが、違いなく示されているからと言えまいか。
北方謙三
アーティストステートメント
北方謙三氏の書籍「三国志」は万世一系思想と易姓革命思想の対決を根幹としている。
三国志は、中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代の約100年に亘る興亡史であり、蜀・魏・呉の三国が争覇した三国時代の歴史を述べた歴史書でもある。
三国時代は群雄割拠の時代であり、天下大乱と英雄輩出の時代である。王朝の力も弱まったからこそ、混沌と激変と交錯する舞台で大きな人間ドラマを書き残すこともできた。主人公の劉備、天才軍師としての孔明、神格化された関羽、剛勇の持ち主の張飛、有能な政治家の曹操、晩年に魏を実質的に乗っ取った司馬懿、呉の皇帝孫権、知略・武略に優れていた周瑜、武勇では並ぶものがいないものの呂布、等々。挙げればきりがないほど多彩で個性的な人物は三国志の最大の魅力とも言えるのだろう。
世界の歴史を見ても、永久に一つの系統が続く秩序と王朝交代の革命的な思想をもつ人間の本能との対決は時間軸の中で繰り返してきた。歴史は伝承され続け、歴史とのコミュニケーションから、イメージを紡ぎだす。人間の本能と社会の秩序のはざまから、人間の営みが、その時代が私たちに問いかけてくるのではないだろうか。
江上 越
販売について
会場作品について
店頭にて12月1日(金)11:00より販売します。オンライン販売はいたしません。
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
作品集の先行受付について
会期中、作品集の先行受付を店頭にて開始します。お申込みいただいた方には、販売価格や内容などの詳細が決定次第、こちらよりご連絡いたします。
アーティスト・プロフィール
江上越(えがみ・えつ)
[画像3: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-8fed47eadf247458a93e-3.jpg ]
日本生まれ、アメリカ、中国、ヨーロッパを中心に国際的に活躍する戦後第三世代の代表的なアーティスト。Forbesにて、2020年と2021年に連続して、世界を変える30歳以下の30人に選ばれる。2021年文化庁新進芸術家選出、ニューヨーク派遣。アジアンアートプライズ2019ファイナリスト、2022年Net a Porter が選ぶアート界を変える世界の女性6名に選出、2023年The Best Artist Prize 2023受賞。 ドイツHFG(The Karlsruhe University of Arts and Design)、北京・中央美術学院へ留学。近年の個展・プログラムでは「江上越展」(シンガポール)、「Facebook」(ニューヨーク)「Venus code」(パリ)、「Oriental Mystery」(上海昊美術館)、「This is not a Mis-hearing game」(北京)、「エントランスギャラリーVol.1 :江上越」 (千葉市美術館)、主なグループ展に「VOCA展2020」(上野の森美術館)、「第1回AIR展」(群馬県立近代美術館)、「The power of painting」(新澤美術館、北京)、CAF展(現代芸術振興財団)。現在最も注目されている若手現代アーティストの一人。
展覧会詳細
「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志」 展
会期|2023年12月1日(金)〜12月19日(火)
時間|11:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
京都 蔦屋書店
[画像4: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-df87da51d88fcdf4bf2e-0.jpg ]
京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東入?丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00〜22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
X|@KYOTO_TSUTAYA(https://twitter.com/KYOTO_TSUTAYA)
Instagram |@kyoto_tsutayabooks (https://www.instagram.com/kyoto_tsutayabooks)
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TTC LIFESTYLE株式会社
TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、高島屋、東神開発が設立したアート販売における相互チャネルの活用、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を行う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや文化の発信・提案」に関わる合弁事業を行うことで、シナジーの最大化を目ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅力的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋S.C.[T8]5F・6F)は、2023年12月1日(金)〜12月19日(火)の期間に5F エキシビションスペースにて、江上越 個展「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志」を開催します。
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特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
概要
江上越は日本生まれ、近年では国内だけでなく国際的に注目されている現代アーティストです。日本国内だけではなく、パリ、ロンドン、ニューヨークなどグローバルに個展を開催。近年ではForbes Asia が選ぶ世界を変える30才未満の30人( Forbes 30 UNDER 30)、美術界を変革する女性6名(Net a porter)や中国のART雑誌、BBARTのbest artist prize を受賞しています。
今回は作家・北方謙三の歴史小説『三国志』にインスピレーションを受けた大作を中心に、新作を展示。展覧会初日には北方氏を迎えてのトークイベントを開催いたします。
また、本展にて発表する最新作については、来年以降の刊行を予定している、江上越の作品集にも収録される予定です。江上が見据えるアートと書籍の交接点を会場でぜひ体感ください。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
トークイベント「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志 北方謙三×江上越」
[画像2: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-39954099cf75f32c8cc2-2.jpg ]
本展の開催を記念して、北方謙三氏をゲストに迎えトークイベントを行います。会場では北方氏が本展に寄せた約2000字のテキストもご覧いただけます。北方氏から見た江上越とは、また江上越が考えるアート×文学とは。分野や世代を超えた2名のセッションをお楽しみください。
日時:2023年12月1日(金)15時〜16時
登壇者:江上越、北方謙三
お申込み:下記WEBサイトから事前申し込み、または会場当日受付(残席ありの場合)
https://eventmanager-plus.jp/get/784276d96e1e816952176e839c6e880e25dcc30983547a9da229742411816a54
■ 本展に寄せて
江上越は、色で、世界を人を描出しようとする。そこにはもともとの色が持つ気配がしっかりとあるが、それ以上の不思議な主張を、絵たちはしているのである。江上の感情そのものなのであろうか。それこそが、江上が言うコミュニケーションなのか。色以上になった色はなった色は私を翻弄し、傷つけ、感動させ、怯えさせる。そして気づくと、江上の心の中の無限の広がりの中に放りこまれているのである。
三国志は、その物語の読む人の数だけ、登場人物の顔がある。それを否定することもなく、しかし無数の顔を越えた、ひとつだけの顔を江上は創出している。その絵のすべてについて、私はいまだ解析できずにいる。
ただ若い想像力の圧倒的な力の前に、立ち竦むだけなのだ。
立ち竦んだその先に、絵を観る愉楽の感覚がほのかに滲み出してくるのも、すぐれた創造物の本来のありようが、違いなく示されているからと言えまいか。
北方謙三
アーティストステートメント
北方謙三氏の書籍「三国志」は万世一系思想と易姓革命思想の対決を根幹としている。
三国志は、中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代の約100年に亘る興亡史であり、蜀・魏・呉の三国が争覇した三国時代の歴史を述べた歴史書でもある。
三国時代は群雄割拠の時代であり、天下大乱と英雄輩出の時代である。王朝の力も弱まったからこそ、混沌と激変と交錯する舞台で大きな人間ドラマを書き残すこともできた。主人公の劉備、天才軍師としての孔明、神格化された関羽、剛勇の持ち主の張飛、有能な政治家の曹操、晩年に魏を実質的に乗っ取った司馬懿、呉の皇帝孫権、知略・武略に優れていた周瑜、武勇では並ぶものがいないものの呂布、等々。挙げればきりがないほど多彩で個性的な人物は三国志の最大の魅力とも言えるのだろう。
世界の歴史を見ても、永久に一つの系統が続く秩序と王朝交代の革命的な思想をもつ人間の本能との対決は時間軸の中で繰り返してきた。歴史は伝承され続け、歴史とのコミュニケーションから、イメージを紡ぎだす。人間の本能と社会の秩序のはざまから、人間の営みが、その時代が私たちに問いかけてくるのではないだろうか。
江上 越
販売について
会場作品について
店頭にて12月1日(金)11:00より販売します。オンライン販売はいたしません。
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
作品集の先行受付について
会期中、作品集の先行受付を店頭にて開始します。お申込みいただいた方には、販売価格や内容などの詳細が決定次第、こちらよりご連絡いたします。
アーティスト・プロフィール
江上越(えがみ・えつ)
[画像3: https://prtimes.jp/i/58854/699/resize/d58854-699-8fed47eadf247458a93e-3.jpg ]
日本生まれ、アメリカ、中国、ヨーロッパを中心に国際的に活躍する戦後第三世代の代表的なアーティスト。Forbesにて、2020年と2021年に連続して、世界を変える30歳以下の30人に選ばれる。2021年文化庁新進芸術家選出、ニューヨーク派遣。アジアンアートプライズ2019ファイナリスト、2022年Net a Porter が選ぶアート界を変える世界の女性6名に選出、2023年The Best Artist Prize 2023受賞。 ドイツHFG(The Karlsruhe University of Arts and Design)、北京・中央美術学院へ留学。近年の個展・プログラムでは「江上越展」(シンガポール)、「Facebook」(ニューヨーク)「Venus code」(パリ)、「Oriental Mystery」(上海昊美術館)、「This is not a Mis-hearing game」(北京)、「エントランスギャラリーVol.1 :江上越」 (千葉市美術館)、主なグループ展に「VOCA展2020」(上野の森美術館)、「第1回AIR展」(群馬県立近代美術館)、「The power of painting」(新澤美術館、北京)、CAF展(現代芸術振興財団)。現在最も注目されている若手現代アーティストの一人。
展覧会詳細
「本能と秩序の対決 ―― 江上越が描く三国志」 展
会期|2023年12月1日(金)〜12月19日(火)
時間|11:00〜20:00 ※最終日のみ18時閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/37330-1207231121.html
京都 蔦屋書店
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京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8001 京都府京都市下京区四条通寺町東入?丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00〜22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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TTC LIFESTYLE株式会社
TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、高島屋、東神開発が設立したアート販売における相互チャネルの活用、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を行う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや文化の発信・提案」に関わる合弁事業を行うことで、シナジーの最大化を目ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅力的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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