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【CCCマーケティング総研】『定点調査~2021年の社会や世の中は”何色”だった?~』〜「グレー」や「黒」に集中した2020年と比べ、「水色」「金色」など明るい兆しの色が登場〜

CCCマーケティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北村和彦)にて、『暮らす人と共に歩み、共に考えるシンクタンク』をコンセプトとする「CCCマーケティング総合研究所」(所長:新橋実、以下「CCCマーケティング総研」)は、昨年に引き続き、「定点調査 ~2021年の社会や世の中は”何色”だった?~」(https://www.cccmk.co.jp/thinktanks/column-33)を実施しまとめましたので、お知らせいたします。




[画像1: https://prtimes.jp/i/983/719/resize/d983-719-a9dfcaddbda69b82407e-0.jpg ]


2021年も、私たちは前年に引き続き新型コロナウイルス感染症対策を続けながら生活する1年となりました。そのような中でも、新型コロナウイルス感染症対策としてワクチン接種が進んだことや、東京オリンピック・パラリンピックの開催、大リーグ・大谷翔平選手の活躍など印象に残ったできごとも多かったのではないでしょうか。

T会員のみなさまに2021年の社会や世の中を『色』に例えていただきました。みなさまが選んだ『色』には、何が反映されているのでしょうか。背景となったできごとや想いを、昨年の結果と比較しながらご紹介したいと思います。なお、本アンケートの調査期間は2021年11月18日(木)〜11月21日(日)、集計対象数は2,085サンプルです。

 ※アンケート内で『色』の選択肢として提示したものは次の16種類となります。 
  白、グレー(灰色)、黒、赤、ピンク、オレンジ、茶、黄、黄緑、緑、水色、青、藍、紫、金色、銀色


【期待通りでなかった今年の『色』】

最初に今年(2021年)の社会や世の中を表す『色』を見ていきましょう。図1は2021年の色(図右)と2020年の色(図左)上位8色を比較した結果です(2021年は8位が同スコアのため、9色を表示)。2021年は「グレー」と「黒」で過半数となったものの比率は減少し、「水色」「金色」などの色が登場しました。「グレー」や「黒」に集中した2020年と比べ、選択された色にばらつきが出ているのがわかります。

下のグラフは昨年調査時に2021年にどのような世の中になっていてほしいか、色に例えて回答してもらった結果です。「金色」が最も多く、他に「白」や「オレンジ」など明るめの色が選ばれていますが。2021年の結果を見ると色が大きく異なり、期待通りではなかったことがうかがえます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/983/719/resize/d983-719-a44eeb3f0171bb64e78f-1.png ]



【「水色」は明るい兆しを表現】

2021年の『色』にはどのようなことが反映されているのでしょう。図2では、上位に選ばれた色ごとにその理由を表示しています。「グレー」や「黒」は新型コロナウイルスの「流行」「医療現場の逼迫」など、危機的な側面が表現されているようですが、「水色」は同じ新型コロナウイルスに関わることでも「ワクチン接種が進行」や「新しい生活様式の浸透」、「経済活動」や「イベント等の再開の動き」など、明るい兆しを表しているようです。

「金色」は東京オリンピック・パラリンピックの影響が大きく出ています。開催年ならではの色と言えるでしょう。新型コロナウイルスの影響で、無観客での試合など制限の多い中で開催された大会となりましたが、通常開催であればもっと今年を「金色」で表現する人が増えたかもしれません。
[画像3: https://prtimes.jp/i/983/719/resize/d983-719-5cb2f784e12e68c9d022-2.png ]




【新たな変化への進展にも期待】

最後に、来年中の実現や進展に期待することを、昨年の調査結果と比較しながらご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の収束や治療薬への期待、経済低迷からの回復への期待は今年も多くの方が期待することとして挙げていますが、特に新型コロナウイルス感染症の収束や治療薬への期待は昨年よりも増加しています。また、コロナの影響を受けるコンサートやスポーツイベントの開催にも期待が高まっており、元の生活に戻ってほしいという気持ちが強まっているようです。一方で、新しい生活様式やテレワークの継続も昨年より上昇しています。新型コロナウイルス感染症の流行により発生した変化は、よいものであれば取り入れていきたいという動きにより、より浸透していきそうです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/983/719/resize/d983-719-315cf13a1a789459ad9a-3.png ]


2021年も昨年と同様「グレー」と「黒」で過半数となりましたが、さまざまな『色』が挙げられる結果となりました。2022年の世の中はどのような『色』になっていくのでしょうか。明るい話題が『色』に表現されることに期待したいと思います。

【調査設計】
調査地域 :全国
調査対象者:20代〜60代のT会員男女
サンプル数:2,085サンプル(性年代を日本の人口構成比に合わせて回収)
調査期間 :2021年11月18日(木)〜11月21日(日)
実査機関 :CCCマーケティング株式会社(Tアンケートによる実施)

本調査の集計表を販売しております。詳しくは、下記をご確認の上、お問い合わせください。

【調査内容】
質問数:全10問
内容:
・今年(2021年)の社会や世の中について「色」に例えると
・今年(2021年)にあった出来事や現象、トレンドなどについて、印象や記憶に残った/ご自身にとって良いことだった/ご自身にとって良くないことだったもの
・今年その色を選んだ理由や原因となったもの
・暮らし向きや世の中について、昨年(2020年)と現在(2021年)の比較
・今年の色を選んだ理由や原因として関係が深いと思うもの
・来年(2022年)の社会や世の中への期待を「色」に例えると
・来年(2022年)中の実現や進展への期待度(「新型コロナウイルス感染症の収束」や「経済低迷からの回復」など8項目)
・2021年現在の社会の位置(「ジェンダー間の格差がある」「デジタル化が進んでいる」など16項目)

【集計内容】
・単純集計
・性年代別クロス集計

【注意事項】
・クロス集計において、集計対象数が極端に少なくなる質問は出力していません。



■CCCマーケティング総合研究所の概要

名称:CCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)
URL:https://www.cccmk.co.jp/thinktanks
設立:2020年7月21日
生活者の消費データ、インサイトや心の変化、さらには社会環境や経済情勢などを踏まえ、生活者のみなさまの「ちょっといいな」を実現するために、2020年に発足しました。我々は『生活者の皆さまと共に歩み、共に考えるシンクタンク』として生活者の意識把握に努め、その声をもとに「データ」×「クリエイティブ」×「コンサルティング」のチカラによって皆さまの未来創造に伴走します。
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