freee AI OCRの機能を強化
[22/02/22]
提供元:PRTIMES
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電子帳簿保存法のスキャナ保存にかかる入力作業を大幅に削減
■マジ価値サマリー(このお知らせでお伝えしたいこと)
・freeeのAI OCRの機能を強化し、上位プランにご用意しました
・新たに領収書の発行元が自動推測できるようになりました。また3月ごろを目処に支払業務で必要となる請求書の自動読み取り機能も追加いたします
・電子帳簿保存法の検索要件もクリアしているため、強化されたOCRを利用するだけで、スキャナ保存の入力作業を大幅に簡素化できます
freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、OCR=Optical Character Recognition=光学文字認識※の強化版をリリースし、freee会計の上位プランに提供することとなりました。
電子帳簿保存法の改正への対応、来たる2023年10月のインボイス制度導入への準備を考えると、デジタル化によるバックオフィス業務の効率化は避けられない状況です。
そのため、入力作業を省くAI OCRは選択肢の一つとしてその重要性が増しており、freeeは、このたび電子帳簿保存法の検索要件をクリアした、機能強化したOCRを上位プランで提供することといたしました。
※OCRとは・・・手書きや印刷された書類の文字をデジタルカメラで撮影したり、スキャンしたりして読み取ることで、コンピュータが利用できるデジタル情報に変換する技術です。申請項目などの必要情報を抜き出し自動入力させることができ、手作業での入力を減らすことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-033813bff8cfb6b310f0-0.png ]
▼強化されたOCRでできること
・新たに領収書の発行元が自動推測できるようになりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-adcd7172e94464cff94a-1.png ]
従来のOCRでは、日付、金額、勘定科目の自動推測はできましたが、発行元は推測できていませんでした。
2022年1月に施行された電子帳簿保存法の改正では、日付、金額に加え、発行元の記入も必要となっており、従来のOCRを利用していると、一部手入力が発生することになってしまいます。
しかし、機能強化されたOCRなら、領収書のスキャナ保存に関しては、ファイルボックスにアップロードいただければ、必要項目の記入をほぼ自動化することができ、入力作業を大幅に簡素化できます。
個人プレミアムプランおよび法人ベーシックプラン以上でのご提供になります。
・支払業務に必要な請求書もOCRで読み取り自動入力できます
支払業務に必要な請求書をアップロードした際、必要な情報が自動で入力されます。
freee会計で支払依頼を申請すれば、請求書から読み取った会社名とfreee会計に登録されている取引先を自動でマッチングいたします。
ユーザーのみなさまは入力などの作業が簡素化され、支払依頼の申請業務が極めて手軽になり、経理担当のみなさまだけではなく、営業職などのみなさまの業務負担も軽減できます。
2022年3月ごろ、法人プロフェッショナルプラン以上での提供予定となります。
請求書の読み取り項目
[画像3: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-c25c36da11243e8da9bf-2.png ]
日付、取引先、金額、期日、振込先、源泉税が、強化されたOCRでは読み取られます。これらは、電子帳簿保存法の検索要件になりますので、強化されたOCRを利用いただければ、電子帳簿保存法のスキャナ保存が極めて簡単になり、完全ペーパーレスに近づくことができます。
▼OCR機能強化の背景
freeeがOCRの機能強化を行う背景には電子帳簿保存法の改正施行によって、ペーパーレス化がしやすい環境が整いつつあること、また2023年10月に導入されるインボイス制度によって、3万円未満の取引の証憑保管が必須になることがあります。
特にインボイス制度の導入にあたっては、freee会計のユーザー全体のうち、3万円未満の課税仕入れをインボイス対応で紙保存するとなると、約8000万枚との※試算があります。
これは、法人では1社平均で月53枚、個人事業主では月30枚近くも紙の保存量が増える試算となり、確認の作業や付随するコミュニケーションコストを考えても、経理担当者や経理をご自身で行っているスモールビジネス従事者のみなさまにとって大きな負担となります。
ペーパーレス化の重要性が増していく状況下ですが、ペーパーレス化をすると言っても、電子帳簿保存法の要件をクリアしていなければ、完遂することができません。
そのため今回、ご提供する強化されたOCRでは、電子帳簿保存法の検索要件全てが読み取れるようにいたしました。お使いいただくだけで、入力を簡素に、そして簡単にペーパーレス化へ進むことができます。
いかに電子化を進め、作業負担を減らせるかという点で、AI OCRの役割は選択肢の一つとして重要性が増しています。ぜひ、みなさまには強化されたOCRをご活用いただき、完全ペーパーレスを実現して、生産性を高めていただきたいと考えています。
※2020年の1年間に、freee会計に登録された3万未満の課税仕入れの取引数(法人および個人事業主の合計)からfreeeが試算
▼支払業務に使用しているOCRエンジンについて
freeeの支払業務で使用するOCRは、sweeep社のエンジンです。
OCRエンジンの評価を行った結果、下記の理由でsweeepを採用させていただきました。
・OCRの精度(98.5%-sweeep社の調査による。手書き文字にも対応)
・処理速度
対象:sweeep社サービス利用ユーザ93社
複数の製品を利用したことのあるユーザーのみなさま
調査:自社の請求書を複数製品で読み取り、最も処理速度の早い製品を回答
結果:93社中88社がsweeepを1位(同率含む)として回答
・座標やキーワードなどの事前設定が不要ですぐに使える利便性
・sweeep社についてはこちらをご参照ください
https://sweeep.ai/
※支払業務以外では、freee独自のAI OCRを使用しております。
■freee株式会社 概要
会社名 freee株式会社(登記名:フリー株式会社)
代表者 CEO 佐々木大輔
設立 2012年7月9日
所在地 東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル9F
https://corp.freee.co.jp/
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォームを実現します。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「マジ価値」を提供し続けます。
■マジ価値サマリー(このお知らせでお伝えしたいこと)
・freeeのAI OCRの機能を強化し、上位プランにご用意しました
・新たに領収書の発行元が自動推測できるようになりました。また3月ごろを目処に支払業務で必要となる請求書の自動読み取り機能も追加いたします
・電子帳簿保存法の検索要件もクリアしているため、強化されたOCRを利用するだけで、スキャナ保存の入力作業を大幅に簡素化できます
freee株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、OCR=Optical Character Recognition=光学文字認識※の強化版をリリースし、freee会計の上位プランに提供することとなりました。
電子帳簿保存法の改正への対応、来たる2023年10月のインボイス制度導入への準備を考えると、デジタル化によるバックオフィス業務の効率化は避けられない状況です。
そのため、入力作業を省くAI OCRは選択肢の一つとしてその重要性が増しており、freeeは、このたび電子帳簿保存法の検索要件をクリアした、機能強化したOCRを上位プランで提供することといたしました。
※OCRとは・・・手書きや印刷された書類の文字をデジタルカメラで撮影したり、スキャンしたりして読み取ることで、コンピュータが利用できるデジタル情報に変換する技術です。申請項目などの必要情報を抜き出し自動入力させることができ、手作業での入力を減らすことができます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-033813bff8cfb6b310f0-0.png ]
▼強化されたOCRでできること
・新たに領収書の発行元が自動推測できるようになりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-adcd7172e94464cff94a-1.png ]
従来のOCRでは、日付、金額、勘定科目の自動推測はできましたが、発行元は推測できていませんでした。
2022年1月に施行された電子帳簿保存法の改正では、日付、金額に加え、発行元の記入も必要となっており、従来のOCRを利用していると、一部手入力が発生することになってしまいます。
しかし、機能強化されたOCRなら、領収書のスキャナ保存に関しては、ファイルボックスにアップロードいただければ、必要項目の記入をほぼ自動化することができ、入力作業を大幅に簡素化できます。
個人プレミアムプランおよび法人ベーシックプラン以上でのご提供になります。
・支払業務に必要な請求書もOCRで読み取り自動入力できます
支払業務に必要な請求書をアップロードした際、必要な情報が自動で入力されます。
freee会計で支払依頼を申請すれば、請求書から読み取った会社名とfreee会計に登録されている取引先を自動でマッチングいたします。
ユーザーのみなさまは入力などの作業が簡素化され、支払依頼の申請業務が極めて手軽になり、経理担当のみなさまだけではなく、営業職などのみなさまの業務負担も軽減できます。
2022年3月ごろ、法人プロフェッショナルプラン以上での提供予定となります。
請求書の読み取り項目
[画像3: https://prtimes.jp/i/6428/829/resize/d6428-829-c25c36da11243e8da9bf-2.png ]
日付、取引先、金額、期日、振込先、源泉税が、強化されたOCRでは読み取られます。これらは、電子帳簿保存法の検索要件になりますので、強化されたOCRを利用いただければ、電子帳簿保存法のスキャナ保存が極めて簡単になり、完全ペーパーレスに近づくことができます。
▼OCR機能強化の背景
freeeがOCRの機能強化を行う背景には電子帳簿保存法の改正施行によって、ペーパーレス化がしやすい環境が整いつつあること、また2023年10月に導入されるインボイス制度によって、3万円未満の取引の証憑保管が必須になることがあります。
特にインボイス制度の導入にあたっては、freee会計のユーザー全体のうち、3万円未満の課税仕入れをインボイス対応で紙保存するとなると、約8000万枚との※試算があります。
これは、法人では1社平均で月53枚、個人事業主では月30枚近くも紙の保存量が増える試算となり、確認の作業や付随するコミュニケーションコストを考えても、経理担当者や経理をご自身で行っているスモールビジネス従事者のみなさまにとって大きな負担となります。
ペーパーレス化の重要性が増していく状況下ですが、ペーパーレス化をすると言っても、電子帳簿保存法の要件をクリアしていなければ、完遂することができません。
そのため今回、ご提供する強化されたOCRでは、電子帳簿保存法の検索要件全てが読み取れるようにいたしました。お使いいただくだけで、入力を簡素に、そして簡単にペーパーレス化へ進むことができます。
いかに電子化を進め、作業負担を減らせるかという点で、AI OCRの役割は選択肢の一つとして重要性が増しています。ぜひ、みなさまには強化されたOCRをご活用いただき、完全ペーパーレスを実現して、生産性を高めていただきたいと考えています。
※2020年の1年間に、freee会計に登録された3万未満の課税仕入れの取引数(法人および個人事業主の合計)からfreeeが試算
▼支払業務に使用しているOCRエンジンについて
freeeの支払業務で使用するOCRは、sweeep社のエンジンです。
OCRエンジンの評価を行った結果、下記の理由でsweeepを採用させていただきました。
・OCRの精度(98.5%-sweeep社の調査による。手書き文字にも対応)
・処理速度
対象:sweeep社サービス利用ユーザ93社
複数の製品を利用したことのあるユーザーのみなさま
調査:自社の請求書を複数製品で読み取り、最も処理速度の早い製品を回答
結果:93社中88社がsweeepを1位(同率含む)として回答
・座標やキーワードなどの事前設定が不要ですぐに使える利便性
・sweeep社についてはこちらをご参照ください
https://sweeep.ai/
※支払業務以外では、freee独自のAI OCRを使用しております。
■freee株式会社 概要
会社名 freee株式会社(登記名:フリー株式会社)
代表者 CEO 佐々木大輔
設立 2012年7月9日
所在地 東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル9F
https://corp.freee.co.jp/
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォームを実現します。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーや金融機関と連携することでオープンなプラットフォームを構築し、「マジ価値」を提供し続けます。