【2024年4月】男性版『白鳥の湖』の熱狂から5年。全英を虜にした鬼才マシュー・ボーンの野心作『ロミオ+ジュリエット』ついに日本初上演!
[23/08/25]
提供元:PRTIMES
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英国で最も人気があり、最も成功した演出家、振付家の一人として名高いマシュー・ボーン。バレエの興行史上最長ロングラン記録を持つ代表作『白鳥の湖』が2019年に東京公演を行ってから5年ぶりに、マシュー・ボーンのカンパニー、ニュー・アドベンチャーズが待望の来日を果たす。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28143/841/resize/d28143-841-7b1ffe02040734cc1b2c-0.jpg ]
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=_-iuyGOjt2g ]
最も残酷で痛ましく、そして最もセクシーな「ロミオとジュリエット」
白鳥を男性ダンサーたちが演じた『白鳥の湖』など、古典を大胆な解釈で再構築してきた英国の鬼才マシュー・ボーンが2019年世に放ったのは、言わずとしれたシェイクスピア悲劇の名作「ロミオとジュリエット」。ストレートプレイはもちろん、ケネス・マクミラン振付によるクラシックバレエの名作、そしてミュージカルも人気を博した「ロミオとジュリエット」は“マシュー・ボーン・マジック”によって人々の期待を裏切らないスリリングでスタイリッシュな作品として大ヒットとなった。
クラシックバレエ版と同じくプロコフィエフの音楽を使いながら、もちろんただの「ロミオとジュリエット」ではない。舞台は14世紀のイタリアではなく、近未来。反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。対立するモンタギュー家とキャピュレット家という存在は無いが、理不尽な抑圧の中で若者たちが抱える生きづらさは共通のテーマだ。
原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、二人の恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみの一つかもしれない。
2022年秋、ダンスの殿堂として知られるロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場との共同製作作品として本作の新たな始動が発表された。2023年夏に開始される英国内ツアー、アメリカ、フランスツアーを経て2024年春、待望の来日が実現する。マシュー・ボーン作品の日本での上演は、2019年の“新演出版”『白鳥の湖』以来5年ぶりとなる。
これまでのニュー・アドベンチャーズ来日公演でおなじみの顔ぶれも多いキャスト陣による本作はマシュー・ボーンファンにとって必見といえるだろう。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28143/841/resize/d28143-841-d110f430cddafae9cebd-1.jpg ]
公演は2024年4月10日(水)〜21日(日)まで東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階にて上演。上演時間は1時間50分 (休憩含む)予定。チケットは2023年12月発売予定。
マシュー・ボーン(演出・振付)からのコメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/28143/841/resize/d28143-841-4708c74f2df949e2d752-2.jpg ]
?マシュー・ボーン(演出・振付)
新作として「ロミオとジュリエット」に取り組むことには長年ためらいがありました。これほど多くのバージョンが上演されている原作からこれ以上新しいことができるのだろうか?と考えたからです。
しかし、2019年に始まった英国全土の若い才能を育成するプロジェクトの中にインスピレーションを得ることになりました。私がいつも仕事をしている世界的なクリエイティブ・チームに、新進気鋭のクリエイターやキャストを迎えて、素晴らしい作品を創ることができました。そして、それは予想外の大ヒット作となったのです!
この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています。
○Sir Matthew Bourne OBE マシュー・ボーン
1960年、ロンドン生まれ。英国で最も人気があり、成功している振付家、演出家として名高い。代表作『白鳥の湖』はバレエの興行史上最長のロングランを記録し、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞をはじめ30以上もの賞に輝いた。
ラバン・センター(現在のトリニティ・ラバン)でダンスを学んだ後、1987年、最初のカンパニーであるアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(AMP)を設立した。2002年、AMPを発展させた形でニュー・アドベンチャーズを立ち上げ、国内外で人気を博す作品を発表し続けている。
代表作は『白鳥の湖』の他、『ザ・カー・マン』『くるみ割り人形』『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』『愛と幻想のシルフィード(原題:ハイランド・フリング)』『シザー・ハンズ』『ドリアン・グレイ』『眠れる森の美女』『シンデレラ』『赤い靴』など。
2020年コロナ禍の中来日が中止となった『赤い靴』を除いて、いずれも日本公演を行っており、国内に多くの根強いファンが存在している。また、『オリバー!』、『マイ・フェア・レディ』(オリヴィエ賞受賞)、『南太平洋』、『メリー・ポピンズ』(オリヴィエ賞受賞)、など名作ミュージカルのリバイバル上演でも振付を手掛けている。
2001年には英国王室よりOBE(大英帝国四等勲士)を叙勲。2016年にはナイトの称号を授与され、ダンス界への多大なる貢献によりエリザベス女王戴冠賞を受賞している。
マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』に寄せた各界からのコメント(五十音順)
?鎌田真梨(元ニュー・アドベンチャーズ ダンサー)
〜2016年『眠れる森の美女』、2019年『白鳥の湖』来日公演に出演〜
待望のマシュー・ボーン版『ロミジュリ』ついに日本初上演! 支配しようとする大人と社会、対して若者の情熱的な愛や自由をダイナミックかつ情緒的に表現した本作。フレッシュさ、爆発的なエネルギー、狂気、そして悲劇…。プロコフィエフの音楽とストーリー展開が見事に相まって、誰もが胸が高鳴るはずです。この貴重な日本公演、ぜひ肌で感じて下さい!
?河合祥一郎(シェイクスピア学者、東京大学教授)
舞台を若者の矯正施設に設定して絶対的な社会的制約を視覚化した現代版。仮死状態のジュリエットを相手にロミオが躍るのがこれまでバレエだったが、そこを逆転させたのもマシュー・ボーンならではの革新だ。奔放でダイナミックで、強く求め合う愛を新たに表現した現代版「ロミオとジュリエット」の傑作である。
?佐藤友紀(ジャーナリスト)
当初は『白鳥の湖』のように男性ダンサーによるキャスティングが噂されていたマシュー・ボーン版『ロミオとジュリエット』。フタを開けてびっくり!!舞台は中世ではなく、近未来の矯正施設で、“反抗的”と決めつけられた若者たちのマグマは爆発寸前だ。そこで許されない恋に落ちた運命の二人の激しくも切ないデュエット。悪役ティボルトの妖しい魅力を含め、こんな衝撃的な舞台こそ近未来!?
?桜沢エリカ(漫画家)
『ロミジュリ』と言えばプロコフィエフの美しい音楽と恋人たちのバルコニー・シーン!出会ったふたりの思いが愛へと変わっていく過程が丁寧に踊られるパ・ド・ドゥからは目が離せません。
またクラシック版からは舞台設定やキャラクターを大胆に再構築するのがマシュー版の醍醐味ですが、今回はこんなことになっていたなんて! 涙なしでは劇場を出られないことを請け合います。
公演概要
<公演スケジュール>
期間:2024年4月10日(水)〜21日(日)
会場:東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階
主催・企画制作:ホリプロ
<キャスト>
ニュー・アドベンチャーズ
<スタッフ>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
演出・振付:マシュー・ボーン
美術・衣裳:レズ・ブラザーストン
照明:ポール・コンスタブル
音響:ポール・グルースイス
オーケストレーション:テリー・デイヴィス
<ストーリー>
近未来、反抗的な若者を矯正する教育施設“ヴェローナ・インスティテユート”。そこでは厳しい監視下で自由を奪われた若者たちが男女の接触を禁じられて暮らしていた。暴力的な看守ティボルトのハラスメントにおびえるジュリエット、有力政治家の両親から見放されて施設に入れられたロミオ。施設で出会った2人は瞬く間に恋に落ち、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら愛を誓いあうのだった。しかし幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘のあげく仲間の一人マキューシオが命を落としてしまう。怒りに燃えるロミオとジュリエットたちはティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていた…。
マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/mbrj2024/
公式X(Twitter)=https://twitter.com/mbna_japan
公式Instagram=https://www.instagram.com/mbna_jp/
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[動画: https://www.youtube.com/watch?v=_-iuyGOjt2g ]
最も残酷で痛ましく、そして最もセクシーな「ロミオとジュリエット」
白鳥を男性ダンサーたちが演じた『白鳥の湖』など、古典を大胆な解釈で再構築してきた英国の鬼才マシュー・ボーンが2019年世に放ったのは、言わずとしれたシェイクスピア悲劇の名作「ロミオとジュリエット」。ストレートプレイはもちろん、ケネス・マクミラン振付によるクラシックバレエの名作、そしてミュージカルも人気を博した「ロミオとジュリエット」は“マシュー・ボーン・マジック”によって人々の期待を裏切らないスリリングでスタイリッシュな作品として大ヒットとなった。
クラシックバレエ版と同じくプロコフィエフの音楽を使いながら、もちろんただの「ロミオとジュリエット」ではない。舞台は14世紀のイタリアではなく、近未来。反抗的な若者たちの矯正施設“ヴェローナ・インスティテュート”で物語は繰り広げられる。対立するモンタギュー家とキャピュレット家という存在は無いが、理不尽な抑圧の中で若者たちが抱える生きづらさは共通のテーマだ。
原作ではジュリエットに密かに想いを寄せる従兄のティボルトは、ここではジュリエットを蹂躙する看守であり、二人の恋人たちを支援するローレンス神父は女性に変わっているものの頼れる存在のまま、そしてロミオの親友であるマキューシオはゲイとして描かれていたりと、マシュー・ボーンならではの“ずらし”を発見するのも楽しみの一つかもしれない。
2022年秋、ダンスの殿堂として知られるロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場との共同製作作品として本作の新たな始動が発表された。2023年夏に開始される英国内ツアー、アメリカ、フランスツアーを経て2024年春、待望の来日が実現する。マシュー・ボーン作品の日本での上演は、2019年の“新演出版”『白鳥の湖』以来5年ぶりとなる。
これまでのニュー・アドベンチャーズ来日公演でおなじみの顔ぶれも多いキャスト陣による本作はマシュー・ボーンファンにとって必見といえるだろう。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28143/841/resize/d28143-841-d110f430cddafae9cebd-1.jpg ]
公演は2024年4月10日(水)〜21日(日)まで東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階にて上演。上演時間は1時間50分 (休憩含む)予定。チケットは2023年12月発売予定。
マシュー・ボーン(演出・振付)からのコメント
[画像3: https://prtimes.jp/i/28143/841/resize/d28143-841-4708c74f2df949e2d752-2.jpg ]
?マシュー・ボーン(演出・振付)
新作として「ロミオとジュリエット」に取り組むことには長年ためらいがありました。これほど多くのバージョンが上演されている原作からこれ以上新しいことができるのだろうか?と考えたからです。
しかし、2019年に始まった英国全土の若い才能を育成するプロジェクトの中にインスピレーションを得ることになりました。私がいつも仕事をしている世界的なクリエイティブ・チームに、新進気鋭のクリエイターやキャストを迎えて、素晴らしい作品を創ることができました。そして、それは予想外の大ヒット作となったのです!
この作品がニュー・アドベンチャーズのレパートリーとして再演を果たし、若者たちの力強い愛の物語を皆さまにお届けできることを大変楽しみにしています。
○Sir Matthew Bourne OBE マシュー・ボーン
1960年、ロンドン生まれ。英国で最も人気があり、成功している振付家、演出家として名高い。代表作『白鳥の湖』はバレエの興行史上最長のロングランを記録し、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞をはじめ30以上もの賞に輝いた。
ラバン・センター(現在のトリニティ・ラバン)でダンスを学んだ後、1987年、最初のカンパニーであるアドベンチャーズ・イン・モーション・ピクチャーズ(AMP)を設立した。2002年、AMPを発展させた形でニュー・アドベンチャーズを立ち上げ、国内外で人気を博す作品を発表し続けている。
代表作は『白鳥の湖』の他、『ザ・カー・マン』『くるみ割り人形』『プレイ・ウィズアウト・ワーズ』『愛と幻想のシルフィード(原題:ハイランド・フリング)』『シザー・ハンズ』『ドリアン・グレイ』『眠れる森の美女』『シンデレラ』『赤い靴』など。
2020年コロナ禍の中来日が中止となった『赤い靴』を除いて、いずれも日本公演を行っており、国内に多くの根強いファンが存在している。また、『オリバー!』、『マイ・フェア・レディ』(オリヴィエ賞受賞)、『南太平洋』、『メリー・ポピンズ』(オリヴィエ賞受賞)、など名作ミュージカルのリバイバル上演でも振付を手掛けている。
2001年には英国王室よりOBE(大英帝国四等勲士)を叙勲。2016年にはナイトの称号を授与され、ダンス界への多大なる貢献によりエリザベス女王戴冠賞を受賞している。
マシュー・ボーンの『ロミオ+ジュリエット』に寄せた各界からのコメント(五十音順)
?鎌田真梨(元ニュー・アドベンチャーズ ダンサー)
〜2016年『眠れる森の美女』、2019年『白鳥の湖』来日公演に出演〜
待望のマシュー・ボーン版『ロミジュリ』ついに日本初上演! 支配しようとする大人と社会、対して若者の情熱的な愛や自由をダイナミックかつ情緒的に表現した本作。フレッシュさ、爆発的なエネルギー、狂気、そして悲劇…。プロコフィエフの音楽とストーリー展開が見事に相まって、誰もが胸が高鳴るはずです。この貴重な日本公演、ぜひ肌で感じて下さい!
?河合祥一郎(シェイクスピア学者、東京大学教授)
舞台を若者の矯正施設に設定して絶対的な社会的制約を視覚化した現代版。仮死状態のジュリエットを相手にロミオが躍るのがこれまでバレエだったが、そこを逆転させたのもマシュー・ボーンならではの革新だ。奔放でダイナミックで、強く求め合う愛を新たに表現した現代版「ロミオとジュリエット」の傑作である。
?佐藤友紀(ジャーナリスト)
当初は『白鳥の湖』のように男性ダンサーによるキャスティングが噂されていたマシュー・ボーン版『ロミオとジュリエット』。フタを開けてびっくり!!舞台は中世ではなく、近未来の矯正施設で、“反抗的”と決めつけられた若者たちのマグマは爆発寸前だ。そこで許されない恋に落ちた運命の二人の激しくも切ないデュエット。悪役ティボルトの妖しい魅力を含め、こんな衝撃的な舞台こそ近未来!?
?桜沢エリカ(漫画家)
『ロミジュリ』と言えばプロコフィエフの美しい音楽と恋人たちのバルコニー・シーン!出会ったふたりの思いが愛へと変わっていく過程が丁寧に踊られるパ・ド・ドゥからは目が離せません。
またクラシック版からは舞台設定やキャラクターを大胆に再構築するのがマシュー版の醍醐味ですが、今回はこんなことになっていたなんて! 涙なしでは劇場を出られないことを請け合います。
公演概要
<公演スケジュール>
期間:2024年4月10日(水)〜21日(日)
会場:東急シアターオーブ 渋谷ヒカリエ11階
主催・企画制作:ホリプロ
<キャスト>
ニュー・アドベンチャーズ
<スタッフ>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
演出・振付:マシュー・ボーン
美術・衣裳:レズ・ブラザーストン
照明:ポール・コンスタブル
音響:ポール・グルースイス
オーケストレーション:テリー・デイヴィス
<ストーリー>
近未来、反抗的な若者を矯正する教育施設“ヴェローナ・インスティテユート”。そこでは厳しい監視下で自由を奪われた若者たちが男女の接触を禁じられて暮らしていた。暴力的な看守ティボルトのハラスメントにおびえるジュリエット、有力政治家の両親から見放されて施設に入れられたロミオ。施設で出会った2人は瞬く間に恋に落ち、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら愛を誓いあうのだった。しかし幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘のあげく仲間の一人マキューシオが命を落としてしまう。怒りに燃えるロミオとジュリエットたちはティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていた…。
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