リッテルとスカイアーチが共同で「Hadoopコンサルティング」サービスを提供開始
[10/08/10]
提供元:DreamNews
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東京大学(中川研究室)との産学連携企業である株式会社リッテル(本社:東京都文京区、代表取締役社長:和田憲治、以下 リッテル)は、ITアウトソーシングを提供する株式会社スカイアーチネットワークス(本社:東京都港区南麻布、代表取締役社長:江戸 達博、以下 スカイアーチ)と共同で、2010年8月5日(木曜)より「Hadoopコンサルティング」サービスを開始したことを発表しました。HadoopはGoogleが実際に用いている情報処理技術MapReduceをオープンソースで実装したもので、海外ではYahoo社やThe New York Times社など多数の導入実績があります。
■背景
処理能力の高さとコストパフォーマンスにおける潜在能力の高さから、Hadoopは2008年頃からコアな技術者の間では話題になっていました。最近では雑誌などで取り上げられる機会も増えてきています。
日本では認知度の低さなどから普及が遅れているHadoopですが、海外での導入実績は多数あります。たとえば米国大手新聞社のThe New York Times社は、過去130年分の記事4TB分を、TIFFファイルからPDFファイルに変換しました。また、Yahoo社のクラウドシステムは25000台のコンピュータと、100000個のCPUでHadoopを稼動させています。
処理能力が高く海外では導入実績も多数あるHadoopは、最先端技術であるだけに国内では参考となる資料・データが不足しています。ましてや実装・稼働させている事例となると、残念ながらさらに情報が不十分というのが現状です。
■「Hadoopコンサルティング」サービス
「Hadoopコンサルティング」サービスは、巨大なデータ処理の時間短縮を課題に抱えるお客様に、「Hadoop」および関連技術の導入コンサルティングを行うサービスです。お客様のシステム概要と課題をお伺いし、Hadoopおよび関連技術(Hive, Pig Latin, Hbase, Mahout, Zookeeperなど)の検証を行ない、お客様に最適な技術を適用した情報処理システムをご提案します。その後、(1)ロジック開発 (MapReduce)、(2)Hadoop APIのご提供、(3)パフォーマンス測定を行ないます。
リッテルは東京大学の清田陽司助教を上席研究員とし、数多くのHadoop導入実績を積み重ねてきたほか、Hadoopセミナーを開催するなどHadoopの普及に努めてきました。清田助教は先日ヤフー株式会社(東京・六本木)にて行われたHadoop Hack Nigth Vol.2で講演したほか、Hadoopに関する記事を日経BP社の「クラウドマガジン」、技術評論社の「ソフトウェアデザイン」などにて寄稿し、インプレスビジネスメディア社のThink IT でも『企業で使われるHadoop』というテーマで連載しました。スカイアーチは、クラウドを含むITインフラの設計、構築、運用において約200社の実績があり、企業及びエンドユーザのニーズの吸い上げが可能です。本サービスでは、リッテルがコンサルティング、情報 処理システムの開発を担当し、スカイアーチが販路開拓、インフラ構築、運用管理(ご希望の場合のみ)を行ない、Hadoopを始めとする最先端の情報処理基盤を、身近なお客様のシステムに結びつけます。
スカイアーチとリッテルは、今回のサービス開始を機に、Hadoop分野での連携を強化します。コンサルティングで得られた市場のニーズを反映してサービス開発を進め、2010年中に新たなサービスを発表する計画です。
■Hadoop活用のメリット
・既存のRDBMSやバッチ処理システムでは扱えない規模のデータを処理できる
・時系列データ処理、地図データ処理などの複雑な集計処理が実現できる
・処理サーバー数の増減の自由度が高く、状況に合わせてインフラを柔軟に変更できる
■Hadoopと他の分散技術との違い
・分散ファイルシステムと分散バッチ処理システムが高度に連携しているため、巨大なデータを頻繁に処理する用途に向いている
・インハウス向けのクラスタシステム(注:コンピュータ複数台を連結し、1台のように振舞わせる技術)である
■Hadoopの導入実績(リッテル)
・Webのアクセスログ解析 ※マーケティング用途への活用
・ブログ解析による商品のレコメンデーションシステム
・ライフログデータからのマイニングシステム
・検索インデックスの生成システム(大規模図書館向け)
【リッテルについて】
リッテルは「情報リテラシー(Literacy)」「情報技術(Technology)」「自然言語処理(Language)」を軸とした事業展開を行っている企業です。東京大学(中川研究室)との産学連携で設立しており、同研究室で研究されてきた自然言語処理に関する技術を事業化しています。
会社名: 株式会社リッテル
設立 : 2007年(平成19年)4月2日
資本金: 1億円
代表者: 代表取締役社長 和田 憲治
URL : http://www.littel.co.jp/
【スカイアーチについて】
スカイアーチは、クラウドコンピューティングのリーディングカンパニーとして、「クラウド運用代行」、「プライベートクラウド構築」などのサービスを手掛 けるITアウトソーシング企業です。Webサービスや基幹システムのインフラを構築、運用しています。特に、オープンソースでの複数台構成の構築・運用 に、豊富な実績を有しています。
会社名: 株式会社スカイアーチネットワークス
設立 : 2001年(平成13年)7月12日
資本金: 5,000万円
代表者: 代表取締役社長 江戸 達博
URL : http://www.skyarch.net/
■背景
処理能力の高さとコストパフォーマンスにおける潜在能力の高さから、Hadoopは2008年頃からコアな技術者の間では話題になっていました。最近では雑誌などで取り上げられる機会も増えてきています。
日本では認知度の低さなどから普及が遅れているHadoopですが、海外での導入実績は多数あります。たとえば米国大手新聞社のThe New York Times社は、過去130年分の記事4TB分を、TIFFファイルからPDFファイルに変換しました。また、Yahoo社のクラウドシステムは25000台のコンピュータと、100000個のCPUでHadoopを稼動させています。
処理能力が高く海外では導入実績も多数あるHadoopは、最先端技術であるだけに国内では参考となる資料・データが不足しています。ましてや実装・稼働させている事例となると、残念ながらさらに情報が不十分というのが現状です。
■「Hadoopコンサルティング」サービス
「Hadoopコンサルティング」サービスは、巨大なデータ処理の時間短縮を課題に抱えるお客様に、「Hadoop」および関連技術の導入コンサルティングを行うサービスです。お客様のシステム概要と課題をお伺いし、Hadoopおよび関連技術(Hive, Pig Latin, Hbase, Mahout, Zookeeperなど)の検証を行ない、お客様に最適な技術を適用した情報処理システムをご提案します。その後、(1)ロジック開発 (MapReduce)、(2)Hadoop APIのご提供、(3)パフォーマンス測定を行ないます。
リッテルは東京大学の清田陽司助教を上席研究員とし、数多くのHadoop導入実績を積み重ねてきたほか、Hadoopセミナーを開催するなどHadoopの普及に努めてきました。清田助教は先日ヤフー株式会社(東京・六本木)にて行われたHadoop Hack Nigth Vol.2で講演したほか、Hadoopに関する記事を日経BP社の「クラウドマガジン」、技術評論社の「ソフトウェアデザイン」などにて寄稿し、インプレスビジネスメディア社のThink IT でも『企業で使われるHadoop』というテーマで連載しました。スカイアーチは、クラウドを含むITインフラの設計、構築、運用において約200社の実績があり、企業及びエンドユーザのニーズの吸い上げが可能です。本サービスでは、リッテルがコンサルティング、情報 処理システムの開発を担当し、スカイアーチが販路開拓、インフラ構築、運用管理(ご希望の場合のみ)を行ない、Hadoopを始めとする最先端の情報処理基盤を、身近なお客様のシステムに結びつけます。
スカイアーチとリッテルは、今回のサービス開始を機に、Hadoop分野での連携を強化します。コンサルティングで得られた市場のニーズを反映してサービス開発を進め、2010年中に新たなサービスを発表する計画です。
■Hadoop活用のメリット
・既存のRDBMSやバッチ処理システムでは扱えない規模のデータを処理できる
・時系列データ処理、地図データ処理などの複雑な集計処理が実現できる
・処理サーバー数の増減の自由度が高く、状況に合わせてインフラを柔軟に変更できる
■Hadoopと他の分散技術との違い
・分散ファイルシステムと分散バッチ処理システムが高度に連携しているため、巨大なデータを頻繁に処理する用途に向いている
・インハウス向けのクラスタシステム(注:コンピュータ複数台を連結し、1台のように振舞わせる技術)である
■Hadoopの導入実績(リッテル)
・Webのアクセスログ解析 ※マーケティング用途への活用
・ブログ解析による商品のレコメンデーションシステム
・ライフログデータからのマイニングシステム
・検索インデックスの生成システム(大規模図書館向け)
【リッテルについて】
リッテルは「情報リテラシー(Literacy)」「情報技術(Technology)」「自然言語処理(Language)」を軸とした事業展開を行っている企業です。東京大学(中川研究室)との産学連携で設立しており、同研究室で研究されてきた自然言語処理に関する技術を事業化しています。
会社名: 株式会社リッテル
設立 : 2007年(平成19年)4月2日
資本金: 1億円
代表者: 代表取締役社長 和田 憲治
URL : http://www.littel.co.jp/
【スカイアーチについて】
スカイアーチは、クラウドコンピューティングのリーディングカンパニーとして、「クラウド運用代行」、「プライベートクラウド構築」などのサービスを手掛 けるITアウトソーシング企業です。Webサービスや基幹システムのインフラを構築、運用しています。特に、オープンソースでの複数台構成の構築・運用 に、豊富な実績を有しています。
会社名: 株式会社スカイアーチネットワークス
設立 : 2001年(平成13年)7月12日
資本金: 5,000万円
代表者: 代表取締役社長 江戸 達博
URL : http://www.skyarch.net/