パナソニックが「HEARTHEARTプロジェクト」を通してマレーシアの子どもたちに1万6千冊の絵本を寄贈
[16/02/18]
提供元:PRTIMES
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パナソニック株式会社は2016年1月26日、マレーシア教育省の協力のもと、同国の小学校約7,800校に合計で16,000冊の絵本を寄贈することを発表しました。これは世界の子どもたちに絵本を届ける「HEARTHEART〜心と心でつながる地球」プロジェクトのもとで実施されます。同プロジェクトは、2011年の東日本大震災の際に世界から日本に寄せられた激励や支援に対する感謝の気持ちを伝えるために、NPO法人 クロスワイズが世界各地で展開しているものです。絵本を通して、次世代を担う子どもたちがお互いを尊重し、協力しながら生きていくことの尊さを学んでもらうことを目指しています。
同プロジェクトは外務省の「日・ASEAN友好協力40周年記念事業」に認定されており、1匹のアリと動物たちとの友情を描いた絵本「ひとりぼっちじゃないんだよ」を制作。日本語・英語・マレー語の3カ国語で表記されたこの絵本は、主人公のアリがさまざまな出会いを通して、お互いがかけがえのない唯一無二の存在であることを理解し、地球に生きる仲間として支え合って生きていくことの大切さを伝えるストーリーになっています。
NPO法人 クロスワイズの創設者、横井惠子理事長は次のように語っています。「“HEART”(心)と“HEART”(心)の文字をつなげて描くと、その真ん中には“EARTH”(地球)という言葉が見えてきます。地球上に生きる私たちの心と心がつながることで一人ひとりの夢や希望が形になっていく、それが『言葉の力』だと考えています」
パナソニック マネジメント マレーシア株式会社の井水 啓之(いみず ひろゆき)副社長は次のように語りました。「社会への貢献は、『A Better Life, A Better World』の実現を目指すパナソニックの経営理念の一つです。本プロジェクトへの協賛を通じ、この絵本に描かれているような相互理解・尊重、チームワークの重要性といった大切な価値観を、子どもたちに育んでもらえることを期待しています。またこの絵本は、読書を習慣化し、語学スキルの向上といった面でも、役立つことでしょう」
マレーシア教育省の副大臣 チョン・シン・ウーン上院議員は次のように語っています。「すべての人の建設的かつクリエイティブ、そして想像力あふれるアイディアが、我が国の教育システムの質の向上に貢献していくと信じています。今回の『HEARTHEARTプロジェクト』は、パナソニックのような企業とNPO・NGOが協力し、次世代の育成に向けた活動の好事例と言えるでしょう」
<関連情報>
・パナソニック マレーシア(英語)
http://www.panasonic.com/my
・パナソニック 企業市民活動
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship.html
・NPO法人 クロスワイズ「HEARTHEARTプロジェクト」
http://xyz.or.jp/