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Gentronix、興和と日本初のスクリーニング受託提携に署名

本日、Gentronix Ltd.は、日本の大手医薬品メーカーである興和株式会社から日本における初の(研究基礎)委託試験を受託したことを発表します。

Gentronixが特許権をもつGreenScreen HC試験技術は遺伝毒性識別方法の一部として、現在、17カ国の100を超える製薬会社及びファインケミカル会社で使用されています。
Gentronixは、興和との委受託契約に基づき、興和の研究開発中の医療用医薬品における化合物の遺伝毒性スクリーニングを行います。

「Gentronixは、日本市場において興和と取引できることをたいへん栄誉に思っております。Gentronix のGreenScreen試験は優れた特異性と高い検出感度を擁し、更に被験化合物の必要量は、通常に実施されるAmes試験、染色体異常試験と比較し、100分の1と極めて低量で済むことにより、理想の試験系であると信じております。本試験系は、製薬会社における創薬研究プロジェクトにおいて短期間で且つ研究開発初期段階で、メディシナル・ケミストがリード化合物の優劣を判断できる手助けとなります。拠って、医薬品開発における投資対効果、損耗率を大幅に改善し、薬剤候補の最終段階での失敗を回避します」。(John Nicholson (ジョン・ニコルソン)、Gentronix CEO)

Gentronix Ltd.は、マンチェスター大学から独立したベンチャー企業です。その目的は遺伝毒性に起因する医薬品開発の損耗率を下げ、広範囲にわたる化学産業界に対しより安全な製品を保証することによって、諸企業が医薬品や他の化学製品の開発を最適化するために役立つサービスや解決策を提供することにあります。主要な業務内容は、特許権を有するヒト細胞GADD45aレポーター試験・GreenScreen HCTM及びBlueScreen HCTMを使用し、遺伝毒性に関するより良い危険有害性物質特定試験を提供することです。また、広範囲なADME及び予測毒性エンドポイントや、Ames MPF、小核及びコメット試験等の関連試験に加えて、これらの試験に関するスクリーニングキットと遺伝毒性試験受託サービスも提供しております。
詳しくは、http://www.gentronix.co.uk/をご覧ください。

興和株式会社(KCL)は日本の名古屋に本社をおく、株式非公開の多国籍企業です。KCLは1894年に創業し、医薬品、ライフサイエンス、情報技術、繊維、機械、さまざまなコンシュマー製品を含む多くの分野で多岐に渡り、製造業及び商業活動に積極的に従事しています。KCLの医薬品部門は1947年に設立され、生活習慣病を始め、循環系治療薬に焦点を合わせています。同社の代表製品は、コレステロール低下薬であるピタバスタチン(他の市場ではリバロ、リバゾ、及びアリプザ等で知られています)で、日本における2011年の売上げは、合計500億円です。興和株式会社の詳細につきましては http://www.kowa.co.jp/をご覧ください。
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