<活動レポート> パナソニック コネクト、ALLY(アライ)企業としてプライド月間にDEI推進 〜LGBTQ+をはじめとするマイノリティの方々にとって働きやすい環境作りを目指して〜
[24/08/30]
提供元:PRTIMES
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パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下、パナソニック コネクト)は、6月の「プライド月間(※1)(Pride Month)」にあたり、LGBTQ+をはじめとするマイノリティの方々にとって働きやすい環境作りを目指すための取り組みを3つ実施しました。
・20の企業・団体が連携する企業連合プロジェクト「Pride Action30」を展開
・“レインボービジネスネットワーク”第2回の勉強会イベントに参画
・DEI推進に向けた会議プログラム「Gemba Roundtable」を無償公開
※1 LGBTQ+などの性的マイノリティの権利を啓発するために、1ヵ月を通して世界各国で様々な活動・イベントが行われる月間です。
■「Pride Action30」を20の企業・団体と共に展開
LGBTQ+をはじめとするマイノリティの方々にとって働きやすい環境作りを目指した企業連合プロジェクト「Pride Action30」を、特定非営利活動法人プライドハウス東京と共に企画し、20の企業・団体で展開しました。
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LGBTQ+当事者の方々への理解と支援を示し、自身で行動を起こすことを促す30個のアクションを新聞広告で提案、特設サイトを公開し、ソーシャルメディア等でも6月の30日間にわたって毎日情報発信を行いました。
コネクト公式Xでは、表示回数が、通常では1投稿あたり数千回のところ、40万回を超えた投稿もあり、さらにリンククリックで詳細を表示するなどのリアクションも大幅に増加しました。さまざまな反応を喚起し、議論が活性化された結果ではないかと見ています。またサイレントマジョリティが関心を示した結果も反映されていると分析しています。
今回、本プロジェクトを多くの方々に知っていただくために、音声プラットフォーム「Voicy」をプロモーションに採用し、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さん、社会派ブロガーのちきりんさんに「Pride Action30」についてお話いただきました。リスナーの方々からは、「性的マイノリティについて簡単な知識しか持っていなかったため、知る機会を持ててよかった」、「知らず知らずのうちにやってしまっている人権侵害について気づきを得られるような情報を今後も知りたい。」などの感想や、「LGBTQ+に限らず、多様性を推進することで社会にとってどんなメリットがあるのかをもっと発信していくべきだと思う。」というような貴重なご意見を数多くいただきました。
■“レインボービジネスネットワーク”第2回勉強会イベントに参画
ALLY(アライ)(※2)企業が繋がり、交流し、学び合う場とすることを目的に発足した「レインボービジネスネットワーク」の第二回目となる勉強会が、2024年6月26日にパナソニック コネクト本社で開催されました。「レインボービジネスネットワーク」は、企業にできること・変えなければならないことについて一緒に考える、ALLY(アライ)企業のつながりの場です。パナソニック コネクトはその発足趣旨に賛同し、事務局メンバーとして参画しています。
前半のトークセッションには、EY Japanのチェアパーソン兼CEOの貴田 守亮さんが登壇、LGBTQ当事者であるご自身の経験談とLGBTQ+をめぐる世界の動きについてご講演いただきました。
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後半では、フリー株式会社で働く当事者2名が登壇し、トランスジェンダーとして働き先を見つけることの困難さや参加者へのメッセージを語っていただきました。イベントの最後には、「現在、企業や団体で抱えているハードル」をテーマとしたディスカッションを行い、企業・団体の参加者同士で意見交換を行いました。
当日は、75社120名に上る多くの方々にご参加いただき、参加者の方々からは、「実際に当事者の方の話を聞いて、当事者の方々を応援していくには、やはりアライの存在が重要だと感じた。」「企業や組織の中で様々な立場の人がいる中で、どのようにLGBTQ+の方々に向けた統一した制度を作っていくのか、という点を今後の課題に感じた」などのコメントをいただきました。
※2 LGBTQ+当事者の味方として共に行動する人々の総称
■働きやすさの未来会議プログラム「Gemba Roundtable」を無償公開
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パナソニック コネクトの人事総務本部 DEI推進室およびデザイン&マーケティング本部が連携して考案したDEI推進に向けた会議プログラム「Gemba Roundtable(ゲンバ・ラウンドテーブル)」を自社サイトにて無償公開しました。
他の企業や組織においても、企業における社員一人ひとりがDEIに対する理解を深め、より良い職場環境をつくり、そして企業から日本社会を変えていくために、具体的な施策や制度の検討・実現に活用していただくことを目指しています。
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▼ダウンロードはこちらから(12.5MB)
https://content.connect.panasonic.com/jp-ja/fai/file/58159
▼具体的な活用方法などはこちらから
https://note.connect.panasonic.com/n/nf927368216fd
■今後のDEI推進に向けて 〜“企業から変わる、企業から変える”〜
パナソニック コネクトは、今後も多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指し、LGBTQ+を含めた、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)への取り組みに注力していきます。2024年10月には、「コネクト DEI Month」としてDEIに関する取り組みを集中的に実施し、第3回目となる「レインボービジネスネットワーク」勉強会イベントも10月の開催を予定しています。
CMO兼DEI担当役員の山口有希子は、「DEIに対する理解を広げていくためには、周囲の人が行動を起こして意識してもらうことが必要になっています。そのためにも経営者が率先してアクションを示していくことが重要だと考えています。」と、企業、そして日本のDEIを推進していくには、経営者をはじめとする企業が主体となってムーブメントを起こしていくことの大切さをコメントしています。
【パナソニック コネクト株式会社について】
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei