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フォークリフト関連技術、特許総合力トップ3はニチユ三菱フォークリフト、豊田自動織機、コマツ

株式会社パテント・リザルトは2014年1月20日、日本に出願されたフォークリフト関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

フォークリフトは物流業務には欠かせない産業車両の一つです。日本では第二次世界大戦後から普及し始めましたが、現在では物流倉庫内での効率的な作動技術、省エネルギー技術、バッテリーの燃料電池化等、ハイテク化が進んでいます。また、近年では事業統合も相次いでおり、ニチユと三菱重工業が統合したニチユ三菱フォークリフト、TCMと日産フォークリフトが統合したユニキャリアと、業界再編が相次いでいます。本調査ではフォークリフト関連技術の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。

その結果、「総合力ランキング」では、1位 ニチユ三菱フォークリフト、2位 豊田自動織機、3位 コマツとなりました。

総合力1位のニチユ三菱フォークリフトはステアリング関連技術やトラクション制御技術が、2位の豊田自動織機はバッテリー式フォークリフトの省エネ技術や乗降性、作業性に関する技術が注目度の高い特許として挙げられ、この2社による2強状態となっています。

本分野における総合力上位5社の出願件数推移です。90年代後半に豊田自動織機が、2000年代前半にニチユ三菱フォークリフトが大量の出願をした以降は全体として大幅に出願件数が減少しましたが、2011年に豊田自動織機とユニキャリアの出願件数が大きく増加し、またニチユ三菱フォークリフトも増加傾向にあります。

次に総合力上位5社の外国出願状況を、パテントファミリー情報の集計をすることにより調査しました、パテントファミリーとしての日本とPCT出願は除く)。かつてはアメリカ、欧州が中心でしたが、近年ではユニキャリアを除き中国の割合が増加しています。特にコマツ、住友ナコマテリアルハンドリングの2社が顕著であり、なかでも住友ナコマテリアルハンドリングは2010年以降は中国のみという状況になっています。フォークリフト業界では新興国市場の拡大を狙うという話が聞かれますが、特許出願に関しては中国以外については未だ少ないことが分かります。

本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「特定技術分野の競合分析:フォークリフト関連技術」にてご覧いただけます。
■《コース1》税込99,800円
■《コース2》税込31万5000円
詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2014/01/forklift.html


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<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 営業部
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/
<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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