神東塗料株式会社が25年ぶりのホスト基幹システム刷新に伴いBIツールを導入 〜600種類の紙資料をなくし、データ活用基盤を構築〜
[14/10/23]
提供元:DreamNews
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ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、神東塗料株式会社(以下、神東塗料)が、2009年から開始した基幹システム刷新プロジェクトにおいて、BI・データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を導入し、営業情報や・製造・購買実績などを分析するデータ活用基盤を構築したことを、本日お知らせします。
【神東塗料について】
神東塗料は、明治34年の創業以来、総合塗料メーカーとし、各種工業用から建築用、道路用、さらには防食用まで、水系塗料の高い開発技術力で事業を拡大しています。近年では、アジアに販売会社を相次ぎ開設し、従来からあるタイ、台湾などの拠点に続いて、2014年秋にはインドネシアに工場が完成する予定です。
【導入の背景】
神東塗料は、売上情報や生産情報など、情報システム部門が約600種類の紙ベースの帳票を作成して全社配布をするほか、情報システム部門がユーザー部門の要望をヒアリングのうえExcelなどから作表し情報を提供するなど、データ提供を積極的に実践していました。しかし、ビジネス環境が変化する中で、システム部門以外のスタッフがデータ集計や加工を行うのが困難な仕組みでは、スピーディな提供や人的な限界が生じてきました。
そんな中、「業務変革に対応し、競争力に打ち勝つシステム」として25年ぶりに基幹システムを刷新することとなり、「情報を活用して、多角で分析して、いい商売をする」ためのデータ活用基盤の構築を目指し、2010年に生産管理・原価アプリケーション「MCFrame」※1と親和性が高い「Dr.Sum EA」を導入しました。
【導入の効果】
約4カ月間の構築を経て、2011年に公開した新分析システムは、受注や出荷、売上請求などの販売管理データや生産管理データ、原価管理データなど、月あたり数万件のデータを集計しています。
営業部門に加えて、生産部門や物流部門、検査部門などにも活用が広がり、2013年には、データの集計回数も7万回におよび、現場での利用が促進されています。
営業部門は予算と実績を確認する「予実管理」の必須ツールとして、煩雑な作業が必要だった倉庫における在庫管理など、各集計作業を短期化でき、きめ細やかな意思決定が行われています。また、役職別のアクセス制限はあるものの、全国に展開する拠点や販売会社のデータを、全社員に公開することにより、同一の社内データを基にした意思疎通の円滑化も実現しています。
【今後の展開】
約3年間にわたって「Dr.Sum EA」を活用してきた実績を踏まえつつ、同社はデータ活用を進めていく考えです。今後は、営業部門のタブレット端末との連携や、データ活用が進んでいない生産部門での活用に力をいれるなど、深堀りできるデータ活用を推進していく予定です。
<企画・経理室(情報システム) 課長 窪田 雅明 様のコメント>
「以前は、違う部門や地域のデータを一社員が把握することは困難でしたが、例えば営業部門がお客様からのクレームに対して製品の検査データを取得し確認する、といったことも可能になりました。同一の社内データを基にした意思疎通の円滑化も実現しています」
■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=162
※1 開発元:東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300 FAX:03-5962-7301 E-mail:tsales@wingarc.com
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