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カメラ用非球面レンズ関連技術 特許総合力ランキングトップ3はキヤノン、オリンパス、富士フイルム

株式会社パテント・リザルトは2015年7月2日、日本に出願されたカメラ用非球面レンズ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

本調査では、高性能でコンパクトなカメラに広く用いられる非球面レンズに着目し、1993年から2015年5月末までに日本の特許庁で公開された関連特許8,033件を対象としています。特許の質と量から総合的に参入企業の競争力を見た「特許総合力ランキング」を集計した結果、1位 キヤノン、2位 オリンパス、3位 富士フイルムとなりました。

1位キヤノンの注目度の高い特許には、「高いズーム比により広角と望遠いずれにも対応し、小型で高い光学性能をもつズームレンズと撮像装置」などが挙げられます。

2位オリンパスの注目度の高い特許には、「不可視光による画質の劣化を抑制し、簡易な構成で光学性能にも優れた撮像装置」などが挙げられます。

そのほか、3位富士フイルムは、「3枚構成のレンズ系であるものの光学性能が良好で、小型であるため特にPCのWEBカメラや携帯端末のカメラなどに適した撮像レンズ」などが、4位コニカミノルタは、「絞り値が小さいものの、諸収差を良好に補正し、高解像力を備えた5枚構成による小型撮像レンズ」などが、5位 ニコンは、「高い倍率と広画角を備え、防振機能と高い光学性能をもつズームレンズ」などが注目度の高い特許として挙げられます。

6位以下では、エンプラス、ソニー、パナソニック、マイルストーン、リコーなどの企業がそれぞれ上位にランクインしています。

総合力上位5社の海外出願状況について、パテントファミリー情報を用いて調査を行いました。5社全体では、アメリカが全期間を通して最も多いものの、2000年以降に中国やWIPOなどの件数が増加しています。

キヤノンとオリンパスは、2001-2002年以降に中国やWIPOなどの割合が増加するものの、アメリカの割合は依然半数以上を占めています。一方、富士フイルム、コニカミノルタ、ニコンの3社は、2003-2004年頃からアメリカ以外の国・機関が顕著に増加しています。WIPOを除くと、富士フイルムは中国や台湾など、コニカミノルタは中国や欧州特許庁など、ニコンは中国や欧州特許庁などの件数をそれぞれ伸ばしています。

本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「カメラ用非球面レンズ関連技術」にてご覧いただけます。


■価格:100,000円〜(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
http://www.patentresult.co.jp/news/2015/07/cal.html


<<特許・技術調査レポートについて>>
http://www.patentresult.co.jp/report/index.html


<<特許分析セミナー情報>>
http://www.patentresult.co.jp/seminar/


<< 本件に関するお問い合せ先 >>
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
Tel:03-5835-5644、Fax:03-5835-5699
ホームページURL:http://www.patentresult.co.jp/


<< 会社概要 >>
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-3-2 秋葉原スクエアビル4 階
事業内容:特許分析ソフトウェア、技術力評価指標の開発・販売、情報提供など
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