若者は無意識にスマホを触ることで、 表情が見えない相手への不安を紛らわす - IMJ開発「感情曲線インタビュー」でユーザーのありのままを調査-
[16/09/16]
提供元:DreamNews
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デジタルマーケティングを支援する、株式会社アイ・エム・ジェイ(本社:東京都目黒区 上席執行役員社長兼CEO:竹内 真二 以下、IMJ)は、定性調査・デザインリサーチのための手法「感情曲線インタビュー」を用い、デジタルハリウッド大学(駿河台キャンパス:東京都千代田区神田駿河台4-6 学長:杉山知之 以下、デジタルハリウッド大学)と共に若者を“ありのまま“の姿を理解する調査を実施しました。
今回は若者の「休みの日にしている行動」について調査し、結果「表情の見えない相手への不安を紛らわすために、相手からの返信などのアクションがない中でも、スマホを無意識に触ってしまう傾向が高い」ことがわかりました。
■調査概要
調査方法 : 「感情曲線インタビュー」
調査対象 : 19〜35歳の男女 ※デジタルハリウッド大学企業ゼミ10名
調査期間 : 2015年7月6日〜7月20日
調査担当 : 株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 杉田・赤石
■調査結果
本調査の結果、若者は相手が何を考えているのか分からないことに対する不安から耐え切れずに、無意識にスマートフォンを使用し、相手と繋がり続けようとすることがわかりました。その理由としては、下記2点があげられます。
(1) 直接的に興味がないことでも、相手に好かれたいという思いや何かしらの見返りを求めて、他社との関係をよい状態で保とうとすることが習慣化されている。
・友人がスマホケースを買いたいと言ったから、とりあえずついて行った。
・興味はないが友人から先輩のガレージへ行かないかと誘われて行くことにした。
・友人が好きなクラフトショップへ付き合う。嫌いではないのでテンションはキープされたまま。
・付き合わされても見返りを求めていってみようかと思う
(2) よい状態を保つことが習慣的になっていることから、相手の表情が見えないことに対する不安から紛らわすために、無意識にスマホを使用する頻度が多くなる。
・授業中や話し途中などの場所や時を構わずに、通知がくると無意識にスマホを起動してしまう。
・朝起きるとすぐにLINEの通知を確認するのが日課となっている。
・時間があると通知がきていなくてもたびたびスマホを無意識に開いて確認していた。
・プロジェクトメンバーから謝罪のメールが届いてほっとし、急激にテンションが上がった。
これらのことから、「若者がスマートフォンを使用する頻度が高いからといって、すべてのシーンにおいて注意が向いているわけではない」といえます。また、「企業主体のメッセージではなく、友人・知人との関係性の中で伝達されるソーシャル上のプロモーションが、若者にとってはより効果が高いこと」が類推されます。
■「感情曲線インタビュー」とは
「感情曲線インタビュー」は、定性調査の「デプスインタビュー※」をベースに「感情」「時間の流れ」の軸を加え、特殊なフォーマット上への記録を行うことにより、無意識に回答していない意識・記憶も取得可能にする、IMJ独自で開発した手法です。
従来、志向性の高い買い物や、長期間・高価なものの買い物のことは記憶が残りやすい一方で、興味のないものや安価なものは記憶が残りにくく、インタビュー結果として上がりにくい傾向があります。そのような「興味のないもの・安価なもの」といった断片的な記憶の収集を可能にします。
これにより本調査の対象である、行動と言語が伴わない若者に対しても、精緻なデータの取得を可能にしました。
※デプスインタビューとは 師匠に教えを乞うように、相手の話に合わせて根堀り葉掘り質問をしていき、深い返答を引き出すインタビュー手法。単なる行動や表面的な説明だけではなく、なぜそうしたのか?やどのようにそうしたのか?といったところを聞き出す。非構造化インタビューの手法の一つ。
■「感情曲線インタビューTM」をはじめとする研究開発の協力パートナーを募集
現在、IMJでは「感情曲線インタビューTM」をはじめとするサービスデザイン手技法の研究開発及び実証実験にご協力いただけるパートナー様、クライアント企業様を募集しております。お気軽にお問い合わせください。
※ 文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。
※ この情報は発表日現在の情報です。検索日と異なる可能性がございますのであらかじめご了承ください。
※ 画面写真データ等ご用意いたしております。お気軽にお問い合わせください。
株式会社アイ・エム・ジェイについて (http://www.imjp.co.jp/)
デジタルマーケティング領域において、戦略策定、集客・分析(データ解析・効果検証等)からウェブインテグレーション事業における豊富な知見・実績を強みに「ストラテジープランニング」「アナリティクス」「クリエイティブ」「エグゼキューション」という様々なソリューションをワンストップで提供し「デジタルの力で生活者の体験を豊かにする」という企業ミッションの実現に取り組んでいます。
■お問合せ先
サービスに関するお問合せ先
株式会社アイ・エム・ジェイ
アカウント統括本部 マーケティング&セールス部
TEL:03-6415-4268 E-mail:sl-info@imjp.co.jp
報道機関からのお問合せ先
株式会社アイ・エム・ジェイ 広報室
TEL:03-6415-4257 E-mail:irpr@imjp.co.jp
今回は若者の「休みの日にしている行動」について調査し、結果「表情の見えない相手への不安を紛らわすために、相手からの返信などのアクションがない中でも、スマホを無意識に触ってしまう傾向が高い」ことがわかりました。
■調査概要
調査方法 : 「感情曲線インタビュー」
調査対象 : 19〜35歳の男女 ※デジタルハリウッド大学企業ゼミ10名
調査期間 : 2015年7月6日〜7月20日
調査担当 : 株式会社アイ・エム・ジェイ R&D室 杉田・赤石
■調査結果
本調査の結果、若者は相手が何を考えているのか分からないことに対する不安から耐え切れずに、無意識にスマートフォンを使用し、相手と繋がり続けようとすることがわかりました。その理由としては、下記2点があげられます。
(1) 直接的に興味がないことでも、相手に好かれたいという思いや何かしらの見返りを求めて、他社との関係をよい状態で保とうとすることが習慣化されている。
・友人がスマホケースを買いたいと言ったから、とりあえずついて行った。
・興味はないが友人から先輩のガレージへ行かないかと誘われて行くことにした。
・友人が好きなクラフトショップへ付き合う。嫌いではないのでテンションはキープされたまま。
・付き合わされても見返りを求めていってみようかと思う
(2) よい状態を保つことが習慣的になっていることから、相手の表情が見えないことに対する不安から紛らわすために、無意識にスマホを使用する頻度が多くなる。
・授業中や話し途中などの場所や時を構わずに、通知がくると無意識にスマホを起動してしまう。
・朝起きるとすぐにLINEの通知を確認するのが日課となっている。
・時間があると通知がきていなくてもたびたびスマホを無意識に開いて確認していた。
・プロジェクトメンバーから謝罪のメールが届いてほっとし、急激にテンションが上がった。
これらのことから、「若者がスマートフォンを使用する頻度が高いからといって、すべてのシーンにおいて注意が向いているわけではない」といえます。また、「企業主体のメッセージではなく、友人・知人との関係性の中で伝達されるソーシャル上のプロモーションが、若者にとってはより効果が高いこと」が類推されます。
■「感情曲線インタビュー」とは
「感情曲線インタビュー」は、定性調査の「デプスインタビュー※」をベースに「感情」「時間の流れ」の軸を加え、特殊なフォーマット上への記録を行うことにより、無意識に回答していない意識・記憶も取得可能にする、IMJ独自で開発した手法です。
従来、志向性の高い買い物や、長期間・高価なものの買い物のことは記憶が残りやすい一方で、興味のないものや安価なものは記憶が残りにくく、インタビュー結果として上がりにくい傾向があります。そのような「興味のないもの・安価なもの」といった断片的な記憶の収集を可能にします。
これにより本調査の対象である、行動と言語が伴わない若者に対しても、精緻なデータの取得を可能にしました。
※デプスインタビューとは 師匠に教えを乞うように、相手の話に合わせて根堀り葉掘り質問をしていき、深い返答を引き出すインタビュー手法。単なる行動や表面的な説明だけではなく、なぜそうしたのか?やどのようにそうしたのか?といったところを聞き出す。非構造化インタビューの手法の一つ。
■「感情曲線インタビューTM」をはじめとする研究開発の協力パートナーを募集
現在、IMJでは「感情曲線インタビューTM」をはじめとするサービスデザイン手技法の研究開発及び実証実験にご協力いただけるパートナー様、クライアント企業様を募集しております。お気軽にお問い合わせください。
※ 文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または、登録商標です。
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株式会社アイ・エム・ジェイについて (http://www.imjp.co.jp/)
デジタルマーケティング領域において、戦略策定、集客・分析(データ解析・効果検証等)からウェブインテグレーション事業における豊富な知見・実績を強みに「ストラテジープランニング」「アナリティクス」「クリエイティブ」「エグゼキューション」という様々なソリューションをワンストップで提供し「デジタルの力で生活者の体験を豊かにする」という企業ミッションの実現に取り組んでいます。
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サービスに関するお問合せ先
株式会社アイ・エム・ジェイ
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TEL:03-6415-4268 E-mail:sl-info@imjp.co.jp
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TEL:03-6415-4257 E-mail:irpr@imjp.co.jp