Nordic Semiconductor、ウェアラブルやPC周辺機器など幅広いアプリケーションに対応した、非常に安価なBluetooth 5 SoCの提供を開始
[17/06/07]
提供元:DreamNews
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2017年6月7日 (参考日本語訳)
2017年6月7日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、クラスをリードする高性能のnRF52シリーズBluetooth low energy System-on-Chip(SoC)の製品として、ペリフェラルやメモリを最適化した、今日の市場において非常に安価なシングルチップのBluetooth 5ソリューションであるnRF52810を発表しました。
このnRF52810 SoCにより、Bluetooth 5の優位性を価格重視の大量生産アプリケーションにもたらします。このような優位性には、Bluetooth 4.2のBluetooth low energy通信と比較して2倍のデータ帯域幅(2Mbps)、およびアドバタイジング・パケットペイロードのサイズを251バイトに拡大するアドバタイジングエクステンションを使うことにより、ブロードキャスティング能力を8倍に拡大し、特にビーコンアプリケーションにおいてさらに効率的なデータ伝送を実現したことが含まれます。
このターゲットとなるアプリケーションには、たとえばIoTを構成するネットワーク接続のセンサーとビーコン、ローコストのウェアラブル機器、コンピュータやタブレットに接続するローコストのマウスとキーボード、おもちゃ、ディスポーザブルの医療モニター機器、およびベーシックな無線リモートコントロールなどが含まれます。
nRF52810 SoCはNordicの高性能nRF52(nRF52810とのピン互換性を備えた実績のあるnRF52832 SoC、およびnRF52シリーズの最高峰であるnRF52840 SoCを含む)の「機能制限版」です。このSoCはnRF52832 SoCと同じ100dBmリンクバジェット2.4GHzマルチプロトコル無線を使い、また64MHz、32ビットのARM Cortex M4 MCUを通じて同様の無線性能と計算能力を提供すると共に、Txでは0dBm、Rxでは1Mbpsにて無線エネルギー消費を4.6mAに抑えています。nRF52810は最も下位のBluetooth 5 SoCですが、一般的な周辺機器への利用が可能です。nRF52810 SoCには196kBのFlashと24kBのRAMが組み込まれ(nRF52832 SoCでは512kBのFlashと64kBのRAM)、大量生産のローコストなアプリケーションに一般的なアプリケーションコード実行をするのに十分な容量を備えています。ターゲットアプリケーションへのOTA-DFU(Over-The-Air Device Firmware Updates)もサポートされています。
Nordicのセールス&マーケテイング担当ディレクターであるGeir Langelandは次のように述べています。
「アプリケーションがいかにシンプルであっても、無線で接続された機器ならBluetooth 5によるパフォーマンス向上から大きな恩恵を受けます。しかし初期のBluetooth 5 SoCは、ローエンドなアプリケーションには高価すぎました。Nordicはこの課題にnRF52810 SoCによって応え、これはnRF52シリーズを完成するローコストの機種であると共に、コスト面での制約を受けるシンプルなBluetooth low energyアプリケーションにまったく新しい可能性をもたらすものです。」
「数十億台の互いに接続されたセンサーから構成されるIoTというビジョンを実現するためには、このようなセンサーには十分な通信範囲、スループット、およびセキュリティと共に、購入、設置、および維持にあたって安価であることが求められます。nRF52810 SoCによってこのビジョンの実現に一歩近づきました。」
nRF52810 SoCはnRF52 Development Kit(DK)と互換性を持ち、nRF52810を対象としてコンパイルされたアプリケーションコードはnRF52シリーズのすべてのSoCに移植可能です。アプリケーション開発は、どのようなロールの組み合わせにおいても最大20までの同時リンクに対応するS132 SoftDeviceに加え、nRF5 SDKによってサポートされます。
nRF52810 SoCはすでに一部のお客様へのサンプル出荷が開始されています。32 GPIOの6x6mm 48ピンQFN、および16 GPIOの5x5mm 32ピンQFNパッケージが用意されています。主な仕様には64MHz、32ビットARM Cortex M4 MCU、感度96dBm(1Mbpsにて)の2.4GHzマルチプロトコル無線、1系統のPDMデジタルマイク入力、1系統の4チャンネルPWM、1系統のSPI、1系統のI2C、1個のUART; 1系統のQDEC、+4 dBm(最大値)の出力、Tx:4.6mAピーク電流(0dBm)、Rx:4.6mAピーク電流 となります。
nRF52810について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/Products/nRF52810
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com
2017年6月7日、ノルウェー・オスロ発 -超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下Nordic)は本日、クラスをリードする高性能のnRF52シリーズBluetooth low energy System-on-Chip(SoC)の製品として、ペリフェラルやメモリを最適化した、今日の市場において非常に安価なシングルチップのBluetooth 5ソリューションであるnRF52810を発表しました。
このnRF52810 SoCにより、Bluetooth 5の優位性を価格重視の大量生産アプリケーションにもたらします。このような優位性には、Bluetooth 4.2のBluetooth low energy通信と比較して2倍のデータ帯域幅(2Mbps)、およびアドバタイジング・パケットペイロードのサイズを251バイトに拡大するアドバタイジングエクステンションを使うことにより、ブロードキャスティング能力を8倍に拡大し、特にビーコンアプリケーションにおいてさらに効率的なデータ伝送を実現したことが含まれます。
このターゲットとなるアプリケーションには、たとえばIoTを構成するネットワーク接続のセンサーとビーコン、ローコストのウェアラブル機器、コンピュータやタブレットに接続するローコストのマウスとキーボード、おもちゃ、ディスポーザブルの医療モニター機器、およびベーシックな無線リモートコントロールなどが含まれます。
nRF52810 SoCはNordicの高性能nRF52(nRF52810とのピン互換性を備えた実績のあるnRF52832 SoC、およびnRF52シリーズの最高峰であるnRF52840 SoCを含む)の「機能制限版」です。このSoCはnRF52832 SoCと同じ100dBmリンクバジェット2.4GHzマルチプロトコル無線を使い、また64MHz、32ビットのARM Cortex M4 MCUを通じて同様の無線性能と計算能力を提供すると共に、Txでは0dBm、Rxでは1Mbpsにて無線エネルギー消費を4.6mAに抑えています。nRF52810は最も下位のBluetooth 5 SoCですが、一般的な周辺機器への利用が可能です。nRF52810 SoCには196kBのFlashと24kBのRAMが組み込まれ(nRF52832 SoCでは512kBのFlashと64kBのRAM)、大量生産のローコストなアプリケーションに一般的なアプリケーションコード実行をするのに十分な容量を備えています。ターゲットアプリケーションへのOTA-DFU(Over-The-Air Device Firmware Updates)もサポートされています。
Nordicのセールス&マーケテイング担当ディレクターであるGeir Langelandは次のように述べています。
「アプリケーションがいかにシンプルであっても、無線で接続された機器ならBluetooth 5によるパフォーマンス向上から大きな恩恵を受けます。しかし初期のBluetooth 5 SoCは、ローエンドなアプリケーションには高価すぎました。Nordicはこの課題にnRF52810 SoCによって応え、これはnRF52シリーズを完成するローコストの機種であると共に、コスト面での制約を受けるシンプルなBluetooth low energyアプリケーションにまったく新しい可能性をもたらすものです。」
「数十億台の互いに接続されたセンサーから構成されるIoTというビジョンを実現するためには、このようなセンサーには十分な通信範囲、スループット、およびセキュリティと共に、購入、設置、および維持にあたって安価であることが求められます。nRF52810 SoCによってこのビジョンの実現に一歩近づきました。」
nRF52810 SoCはnRF52 Development Kit(DK)と互換性を持ち、nRF52810を対象としてコンパイルされたアプリケーションコードはnRF52シリーズのすべてのSoCに移植可能です。アプリケーション開発は、どのようなロールの組み合わせにおいても最大20までの同時リンクに対応するS132 SoftDeviceに加え、nRF5 SDKによってサポートされます。
nRF52810 SoCはすでに一部のお客様へのサンプル出荷が開始されています。32 GPIOの6x6mm 48ピンQFN、および16 GPIOの5x5mm 32ピンQFNパッケージが用意されています。主な仕様には64MHz、32ビットARM Cortex M4 MCU、感度96dBm(1Mbpsにて)の2.4GHzマルチプロトコル無線、1系統のPDMデジタルマイク入力、1系統の4チャンネルPWM、1系統のSPI、1系統のI2C、1個のUART; 1系統のQDEC、+4 dBm(最大値)の出力、Tx:4.6mAピーク電流(0dBm)、Rx:4.6mAピーク電流 となります。
nRF52810について(英語サイト)
http://www.nordicsemi.com/Products/nRF52810
Nordic Semiconductorについて
http://tinyurl.com/NordicSemi-jp
【本リリースに関する報道関係からのお問い合わせは下記にお願いいたします】
Nordic Semiconductor PRエージェンシー(日本国内)
株式会社ブラッド・スウェット アンド ビアーズ
早田 真由美 (ハヤタ マユミ)
TEL: 03-6809-2301
E-mail: hayata@bsbeers.com